作戦本部
基地内では銃声と悲鳴が響き渡っていた
軍の者は手持ちの銃でゴーストに応戦しているが大半の者はハンドガンのみで少数だけがサブマシンガンがアサルトライフルを使っている
手榴弾を持っている者も居るが味方の多い基地内で使う者はいなかった
武器庫から銃を取り出そうにも武器庫の電子ロックはハズレず人形はハッキングされて動かないか正規軍を攻撃している
ある者はゴーストやハッキングされた人形を攻撃し
ある者はハッキングを解こうとし
ある者は他の基地へ応援要請するも無線は繋がらず
正規軍の状況は最悪だった
そんな中ゴーストはべリネM4をメインにショットガンのみで正規軍の数を減らしていく
ゴーストが通った後にはかなりの数の軍人の死体があった
顔面が無くなっているものや四肢が取れかけているもの
胴に風穴が空いている者等がある
中には頭が無くなっているものもいる
横の通路から兵士が出て来てライフルを構えようとするがゴーストは兵士が構えるよりも速くべリネM4を撃つ
喉を撃たれた兵士の頭が落ちていく
頭が落ちると同時に兵士の体は後ろに倒れる
ゴーストは頭が落ちたのを確認すると近くの兵士の死体から手榴弾を拝借する
ピンがヒモに結ばれていたらしく死体が少し浮くがゴーストは死体を踏んずけて手榴弾をとるとピンが抜け安全レバーが外れる
ゴーストはそのまま兵士が出て来た通路に手榴弾を投げ込む
爆発する寸前に小さい悲鳴が聞こえたが爆発音に掻き消された
ゴーストはべリネM4にショットシェルをスピードローダーで装填する
カシャカシャとショットシェルが入っていく
装填し終えるとローダーをケースに戻しショットガンのボルトを引く
目的の物はまだ見つからない
その頃
偵察と言って1人単独行動をする百式は万能者とアサルターの戦ってるすぐ近くのビルに居た
万能者はアサルターと戦いながらBLACKWATCHの戦車を破壊していく
「………」
百式はそれを見ながらため息をつく
特攻に使おうとしたが先に破壊されてしまった
他にも幾つか特攻案はあるがそれよりも万能者の戦い方が気になった
今はただの見世物の戦闘だが万能者の戦い方はそれ以前だ
「……戦い方がまるで素人ですね…」
万能者がどういう経緯で生まれたのか、はたまた造られたのかは知らないが戦い方が素人同然だった
まるで異世界転生しチート能力を持った一般人だ
チート能力を持って俺TUEEEE、的な感じの
どんな最強武器を持っていようと素人には変わりない
強いのは武器であってそいつ自信が強い訳ではない
能力で強くなっても戦闘童貞が戦えば隙しか生まない
「…正直、鎧の方が何倍も面白そうですが…任務ですし仕方ないですね」
百式は特攻案を全部消しビルを降りて行く
考えが合っているかいないかは戦えば解る
百式は持って来た黒い軍刀、黒桜を左腰にヒモで止め外へと出た
万能者とアサルターは戦闘をやめ百式を見る
「どうも、ちょっと確認の為に横槍を入れに来ました」
百式は2人に頭を下げた
百式はガバメントを抜くがすぐにそこらに投げ捨てる
2人は動かない
百式はアサルターの前に来て
「少し交代して下さい、本心を言えば貴方と戦いたかったのですが…次回に取っておきます」
百式はアサルターの返答を待たずに万能者を見る
黒桜を抜いた
「どんなに強くても…」
2人からは一瞬百式が消えた様に見えた
万能者が反応した時には百式は万能者の目の前におりいくつかの武装を切り落とした
装甲は傷付いただけで切れなかったが
「……!?!!??」
「戦い方を知らなければ素人同然です…貴方が私を殺すのが速いか私が満足出来るか速いか……来なさい、伊達に幹部直属部隊の隊長はやっていませんよ?」
百式は化け物揃いの幹部達から直接戦闘指導を受けている
そして百式の実力はかなり高く幹部を除くBLACKWATCH全体で見ても上位に位置する
そして刀の扱いに関しては人形トップクラスを誇る
百式は一呼吸し黒桜を構える
百式が本気を出す
軍刀(黒桜)
百式が使う黒い軍刀
通常の刀とは違い刃は少し短く少し肉厚になっている
刃の部分は何で出来ているのかは不明だが刀身は黒くかなり丈夫な上に切れ味もいい
たまにしか持ち出さず使わないが使った場合は自身の分身とも言える百式短機関銃よりも使いこなしかなり強くなる