万能者との戦闘が始まる少し前
百式の後方100m程離れたビルに特戦隊の4人は合流していた
グリズリーとベクターは双眼鏡で百式と万能者の動きを見てKSGは周囲の警戒
そしてドラグノフは構えていつでも万能者を撃てるようにしていたがスコープを遮られ顔を上げる
見るとグリズリーが双眼鏡を覗きながらスコープを遮っている
「やめた方がいいわよ、この状況で手出ししたら「…ちょっと、誰か万能者撃つ気よ」……」
グリズリーが慌てて確認と百式達の近くのビルからバルカンの砲身が突き出していた
2人はまだ気付いてない
「……知らないとはいえ馬鹿でしょ…自殺志願者なの?」
グリズリーが無線を入れるよりも速くバルカンから弾が打ち出された
弾は万能者へ撃たれるが万能者の装甲を突破する事は無かった
そしてバルカンが撃つのをやめた時AC-130からの25mmバルカンがそのビルへ向けて発射された
「あ〜ぁ、死んだわね」
ドラグノフの感情のこもってない言葉が響くがグリズリーには聞こえていなかった
「……さっきのって16LABのバルカンじゃなかった…?」
「まぁそうでしょうね、あんなの持ってる人形なんて他に居ないでしょ」
「確かEA小隊でしたよね、そこのマーダーも確かガトリングレールガンなんて物を使ってるって話だった気がします」
「そんな事はどうでもいいわよ、問題はまた面倒事が出来るって事よ!」
「いつもの事だろう?」
ドラグノフの言葉にため息をつきつつグリズリーは双眼鏡でビルを見る
ビルは粉塵等であまり見えないがとりあえず半壊している事はわかった
『次何かしたら105mmと40mmです』
百式のオープンチャンネルの無線を聞きながらしばらく見ていると粉塵の中からバルカンが出てきてグリズリーは安堵する
その奥ももう1人見える
2人とも直撃弾は貰ってないようだが軽傷だ
グリズリーはこれなら大丈夫と思った
双眼鏡から目を離し一息入れ再び双眼鏡を覗きこみ思考が停止した
バルカンが百式に何か言ったようだがこの距離では聞こえない
それだけなら良かったがバルカンがM61を百式へ向けて構えた
「?!!馬ッ鹿!何やってんのよ!」
グリズリーが叫ぶが既に遅い
バルカンが撃つよりも早く百式は万能者へ駆け出した
一瞬遅れてバルカンが撃つが百式には当たらない
百式は万能者へジャンプし万能者の肩へ飛び乗りそこからバルカン達の方へ更にジャンプした
バルカンが驚いて撃つのをやめた事で百式はバルカン達のいる階層に着地した
グリズリーは百式へ無線を飛ばす
『絶対に殺さないでよ!後々面倒なんだから!!』
『殺しませんよ、まぁ腕の一本や二本落としますが』
無線は切られた
書かれていませんが実は百式がバルカン達の方へ行く前に万能者へ一言入れています
答えは聞いていませんが…
百式VSバルカンorマーダー(ポロリ(腕)もあるよ)
…絶対にヤバい事になる