G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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やってしまった…


ミッション3(コラボ回)

1時間後荷物をブラックウォッチのチヌークに積み終わりティス達は地上ヘリポートに向かう

 

「あのロリはいつかシメた方が良い気がするんだが」

 

「取り敢えず落ち着けば?尻尾が危ないわよ」

 

45の言う通り、ティスの尻尾はブンブンと縦横無尽に暴れていた

床や壁の当たった部分が抉れる位に強くだ

 

「尻尾が、というか床や壁が、ね」

 

416も言うがティスは聞いてない

 

「そういえばG地区だけど輸送ヘリ大丈夫だっけ?」

 

そんな中9が話を変える

G地区の鉄血はヘリを使うしジュピターこそ無いが対空兵器も使う

ブラックウォッチの輸送ヘリ、チヌークにはドアガン等でM2とM134ミニガン、ミサイル対策にフレアが搭載されているもののあくまでも自衛用で基本は護衛機が居る事を前提にしている

ハインドが居るが一機だけ、護れる保証は一切無い

 

「ラグーンに丸投げ」

 

「異議なし」

 

ラグーンはブラックウォッチ所属のヘリパイロットでブラックウォッチ随一の操縦テクニックをもつ

 

「それに輸送ヘリには全機にEMPミサイル積んでんだろ、それも飛びっきり強いヤツ」

 

「あれって本当の意味で最終兵器じゃ無かった?」

 

ブラックウォッチが開発したEMPミサイル

元々は追尾ミサイルや無人機用に開発された物だが出来たのはかなりの高威力で人形にも危険な代物だ

 

「キルゾーンは発生地点から100mだ、この中に居なければ問題ない、因みに俺にも効く」

 

何やかんや話していたらヘリポートについた

ヘリポートにはスーパーハインドがとまっており近付くと後部ドアが開き中から2人降りてきた

降りてきたのは謎多き戦術人形、アリスと唯一のグレネードランチャーの戦術人形、BLM37だ

 

「ここに居るってことは…!」

 

「はい!正式にフェンリル隊に配属となりました!」

 

「社長ガ胃痛デ倒レカケタヨ」

 

機械音声でアリスが言うが

 

「ご愁傷さまね」

 

「相手が悪かったわね」

 

「眠い…」

 

「んなもん知るか、これで戦術の幅が広がるぞぉ」

 

誰一人気にしなかった、哀れブラックウォッチ社長

フェンリル隊は正式配属されたBLM37を祝いつつヘリに乗り込みティスはコックピットに向かう

 

タンデム形状のコックピットは操縦士と攻撃手に別れているが有事の際には1人で両方を行える様に再設計されている

操縦士席にはラグーンのコンビであるレッサーが座っていた

 

「よろしくお願いします!」

 

レッサーは近付いてきたティスに敬礼する

軽く手を上げコックピットに乗り込む

 

「軽く指示を飛ばすかもしれんが何も無ければお前に任せる」

 

「はっ!お任せ下さい!」

 

ブラックウォッチにはいってそれなりに長い筈だが未だ堅苦しいレッサーに溜息をつくティス

レッサーはそれに気付かずにヘリを起動させる

 

『そんじゃ出るぞ〜』

 

ティスの間の抜けた声と共にヘリは飛び出す

少し間を置いてチヌークも飛び出した

チヌークには荷物と業者の人形が乗っているがチヌークの最大積載量には程遠いのでスピードは問題ない

ハインドとチヌークは速度を合わせG地区へと飛行する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリフィン本部から2時間ほど飛んだ所でヘリの地上レーダーが反応した事にレッサーはいち早く気付いた

 

『ティスさん、地上に反応があるのですが…これは?』

 

『ハッキリしろ、ラグーン、何時でもEMP撃てるようにしとけ』

 

『了解、こちらのレーダーも探知した……鉄血の反応なんだが鉄血じゃない?』

 

『裏切った鉄血か、全員戦闘準備』

 

『すまん、こっちに戦闘員は居ないんだ』

 

『fuck、お前ら聞いたな?チヌークはフレアとEMPしか撃てない邪魔者とかした…なんか反応でかくね?』

 

指示を出しながらレーダーを見たティスはそのデカさに疑問しか浮かばなかった

その規模はジュピターよりも遥かにデカい

最初は近距離に密集してるのかと思ったがそうでも無い

少なくともハインドだけでどうにかなる大きさでは無い

 

『ハウンドよりHQ!恐らく鉄血と思われる巨大兵器を確認した、ポイントを送るのでそこにAC-130で攻撃してくれ』

 

『HQ了解、A-10及びF-22を出します、其方の護衛は入りますか?』

 

『問題ない』

 

『了解、ご武運を』

 

通信が切れると同時にティスは指示を出す

 

『ラグーン、距離2000でEMP発射しろその後は最高高度にてこの距離を維持しEMPの次弾をを発射可能にしておけ』

 

『了解』

 

『フェンリル隊は40mmと20mmにつけ、規模的に小火器は効かない、37は自前ので応戦だ』

 

『了解よ』

 

『レッサーは戦闘開始と共に回避に専念しろ、攻撃の事は考えるな』

 

『了解です!』

 

目標の距離は12200

対空兵器があれば攻撃されているはずだがまだアクションは無い

余裕からなのか何なのかは分からないが巡航速度を維持しつつも最大限の警戒をして近付く

 

 

目標との距離が5000を切った時それは動き出した、いや、正確には浮かび始めた

それを見た瞬間、ティスは動き出した

 

『ラグーン!EMP発射!』

 

チヌークからEMPミサイルが5発連続発射された

それ、空中要塞は迎撃する為に機銃を撃つが迎撃出来たのは1発だけで残りは着弾と同時に強力なEMPを発生させた

EMP対策があったのか空中要塞は傾くだけだった

 

ティスは様子見で30mmチェーンガンを撃ち出す

撃ち出された徹甲榴弾は着弾と同時に小さく爆発し表面を少し破壊する

 

『ちっ、硬ぇな!だが無敵って訳ではなさそ…fuck!回避だ!』

 

要塞から突如としてジュピターが出て来た、それも4機もだ、要塞はそれ等を一斉に撃ち出した

レッサーは直ぐに回避行動を取り交わすが今度は一機ずつ撃ち出す

ハインドは回避しつつ高度を上げる

そこで回り込んだチヌークからEMPの援護射撃が入った

ジュピターはEMPで動かなくなったが本体は相変わらず傾くだけ

要塞は地上に降りてジュピターをしまい対空砲を撃ち出す

2機のヘリは何とか回避しハインドは反撃するが空対地ミサイルでは歯が立たない

 

『せめて対戦車ミサイルがあれば…』

 

『無いもの強請ってもいみないわよ!』

 

無線越しに416が怒鳴るがティスは聞いておらずニヤリと笑った

 

『ラグーン!レッサー!高度を落とせ!対空レーダーが使えない高度だ、急げ!』

 

『え?!りょ、了解!』

 

突然の指示に困惑する2人

戦闘区域は廃都市で高度を下げればビルが邪魔して見えずらいがこちらは攻撃出来ない

ビルの間に入ったヘリに攻撃では無く無線が飛んでくる

 

『ちょっと!何でブラックウォッチがおるんねん!グリフィンと対立してるんちゃうの?!』

 

『誰だテメェ、てか対立してねぇよ』

 

『うちは改造者(リホーマー)言うもんや!よろしゅうな!』

 

『自分、ハウンド言う者です、以後よろしゅう』

 

『あっ、これはどうもご丁寧に…ってちゃうは!なんでブラックウォッチがおるんか聞いとんねん!』

 

『ピクニックの最中に変なのが居たのでやばいと思い攻撃した、反省はした事ない』

 

『うちはあんなブラック企業抜けたんや!なのになんでやねん!しかもハウンドとか!ブラックウォッチとは関わりとうないねん!見逃すからどっか行ってぇな!』

 

『なら攻撃された時お前は逃げるんだったな、後、俺らが敵認定した奴を逃がすとでも?』

 

言い終わった瞬間、要塞、もといリホーマーの上部が爆発した

 

『な、砲撃!?何処から!』

 

リホーマーは地上レーダーを全開にするがレーダーにはヘリ以外に何も写っていない

探いている間にも砲撃は続く

 

『砲撃=地上とか(笑)』

 

ティスの言葉にリホーマーは疑問を浮かべたが直ぐに気付き対空レーダーを見た

高度8500にそれはいた、かつてアメリカが保有した攻撃機が

 

『AC-130!?何でこんなんあるんや!』

 

AC-130、かつて絶対的制空権を持っていたアメリカがのみが持つ対地専用攻撃機で世界唯一のガンシップ

その武装は25mmガトリング砲、40mm砲、そして105mm砲だ

現在はブラックウォッチのみが保有している

 

流石にリホーマーも焦った

通常の砲撃ならともかくAC-130は不味い

 

(アカンアカン!あんなのあるとかアカン!高高度からの砲撃とか流石に防げへん!しかも徹甲榴弾とか!)

 

考えてる間にも攻撃は止まない

一定間隔で撃たれる弾はまるで嵐だ

雨のように降る25mm弾

雷の如く撃ち込まれる105mm砲弾

40mmは弾が無いのか撃たれないがそれに意味は無い

 

(逃げられへんやん!コイツを囮にしてもサーマルで直ぐにバレる!攻撃しようにも砲撃で武器が使えへんし、降参したところで…?)

 

リホーマーはレーダーが反応したのに気付いた

レーダーには新たな機影が写ってる

しかも高速で移動している

 

「もう堪忍してよ…」

 

誰に言う訳でもなく呟く

そしてカメラに写ったのはA-10サンダーボルト、そしてF-22ラプターだ

完全に逃げ場は無くなった

 

A-10とラプターは対戦車ミサイルを発射した

複数発発射されたミサイルはリホーマーに直撃し爆発する

それを確認しAC-130は後部ハッチを開きそこからバンカーバスターを落とす

バンカーバスターはリホーマーに向かって落ちていきリホーマーの上空で爆発した

その爆発は要塞を貫き地面を崩した

どうやら地下があったらしい

AC-130は念の為に105mm砲を1発だけ撃った

弾は直撃したがリホーマーに反応は無い

 

『こちらイーグル、対象の沈黙を確認』

 

『ハウンドだ支援に感謝する、近くに居たのか?』

 

『ああ、F地区で演習してたんだ』

 

『道理で早かった訳だ、ラプターはイーグルと一緒に帰投しろ、A-10は俺らを頼む、ほぼ弾切れだ』

 

『アドラー了解、これより帰投する』

 

『レイブン了解、先行する』

 

全機が飛び去って行った

 

 

 

 

その数分後リホーマーはゆっくりと動き出した

まだ破壊せれてなかったのだ

 

「…生きてるって素晴らしい…」

 

リホーマーはバン位の大きさまで身体を削り取ってバレないようにその場から逃げ去って行った




改造者(リホーマー)はoldsnakeさんの破壊の嵐を巻き起こせ!とのコラボです
ギロチンの覚悟は出来ています<(_ _)>〈 ゴン!〕

フリー素材です
ご自由にお使いください(一言かけてくれると嬉しいです)

BLACKWATCH
第三次世界大戦中に設立されたPMC
元少年兵や傭兵で構成されており実力は高く他のPMCや正規軍が依頼してくる程

世界中の武器兵器を持っており特に航空戦力は正規軍を凌ぐほど
自社内に工場を持ちオリジナル兵器や戦術人形を開発しているがそれらは絶対に出回らない
だがレーションは販売しておりその美味さから正規軍が契約販売するほど
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