G&Kの猟犬   作:試作型機龍

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アウターミッション31(コラボ回ラスト)

「…ホント今日は厄日ですね」

 

百式は隠れたビルの中で呟く

マーダーの不意打ちの薬から始まり

万能者の攻撃で左手と左目を無くし逃げる途中でアサルターの襲撃と来た

 

「誰かにお祓いでもしてもらいますか…?」

 

そんな中通信が入る

 

『生きとるか〜』

 

アヅチだ

 

「……今死ぬか死なないかのいい所なんですが」

 

『何が良いのかはともかくそっちに何か行ったようだがなんだったんじゃ?』

 

「アサルターですよ、全く今日は最高の日ですよ」

 

『なら最高の知らせじゃ、作戦本部の救出活動に出していたヘリが全て落雷で落とされた、恐らくアサルターとやらの仕業で間違いなかろう、なのでタイラントを向かわせられん』

 

「ホント、最高ですね」

 

『落ち着かんか、まだクリサリスは射程範囲内じゃ』

 

「向こうは磁力やら雷ですよ?」

 

『……是非も無いね!』

 

「ちっ!」

 

百式は無線を切る

正直何故このタイミングなのかが分からない

だがすぐに思い出す

 

「…そう言えば万能者とアサルターの戦闘は八百長でしたね、アサルターの援護ですかね…」

 

川まで逃げればなんとかなるがゴーストが来なければ話にならない

 

「…っ?!」

 

策を考えていた百式だが雷に気付き窓から飛び降りる

百式がさっきまでいた場所に複数の雷が落ちる

 

「……貴方とやり合う理由は無いのですが?」

 

百式は離れた所にいるアサルターに言うが喋れないアサルターからは声の代わりに雷が帰ってくる

 

「……面倒ですね、目前でコレはキツイです」

 

(川まで1kmは切っています、問題はそこまでどう逃げるか…前門のアサルター後門の万能者…笑えてきますね)

 

百式は近くのビルに入り逃げる

ビルからビルへと出来る限り外に出ないように

 

(……あっ、これってフラグじゃぁ…)

 

百式が思った時壁を破壊し万能者が現れた

 

見つけたぞぉ!腕返しやがれぇ!!

 

「しつこいとモテませんよ?」

 

言いながら位置を調整する

万能者が色々と撃って来るが百式は全て避け窓から飛び出す

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

万能者が追いかけようとするが百式のいた場所の壁を破壊しアサルターが入って来る

 

「え?!」

 

間の抜けた声を出す万能者だがアサルターの削岩槍が万能者を襲う

 

(今のうちに)

 

百式は2人が戦い始めたうちに逃げる

途中見つけたコードで万能者の腕と自身の体を固定し走る

 

2分ほど走りビルを曲がると橋が見えた

 

「!かなり近かった様ですね……これでいなかったら怨みますよ、リヴァイアサン…」

 

川までは100mもない

百式は走るがすぐに後ろから破壊音が聞こえ振り返ると百式へアサルターが飛んで来た、正確には投げられて来た

 

(?!、避けられない!)

 

通常なら避けられるが万能者との戦闘で限界に近い上に気付くのが遅れた

万能者はアサルターを百式狙って投げた

タイミング的にも直撃する

 

そう思っていたが百式に当たる直前、アサルターが消えた

 

「…………は?」

 

代わりに百式の前にはパーカーわ着た少女、ゴーストがいる

万能者が疑問に思う間もなく後ろからアサルターに突っ込まれた

 

「……ヒーローは遅れて登場するらしいですが随分と疲労したヒーローですね」

 

「ゼェ…ゼェ……アレが…最後だ……急ぐぞ…」

 

万能者はアサルターに潰され動けない様だ

2人は走る

 

すぐに川に着き2人は橋を渡る

だが少し行ったところで後ろからの攻撃が橋の中央が崩れ落ちた

 

「……いつまで少女を追いかけ回してるんですか?変態なんですか?」

 

振り返ったところで目の前に雷が落ちる

上にはアサルターがいる

 

「……ボートとか潜水艇とかありますか?」

 

「ある訳ねぇだろ、戻れないなら進むだけだ」

 

「…泳ぎは得意ですが片手では初めてですね」

 

「問題ない事に掛けとけ、ベットは自分の命な」

 

「ですね……少女の尻追いかけた変態ストーカーやろう〜(笑)」

 

「くたばれ!」

 

2人が飛び降りると同時に万能者が撃つ

だが撃たれたレーザーは2人に当たるよりも早く2人を川から出て来て喰った巨大生物に当たる

しかも当たった場所がほんの少しだけ焦げただけだった

それは食った百式とゴーストを咀嚼しているのか口が動いている

 

「……おいおいおい、なんなんだよ…」

 

万能者はそれを見上げる

細長い胴体に細かな鱗が隈無く付いている

口はワニの様に長く巨大な牙が見え鼻の下辺りには長いヒゲの様なもの

そして小さな手が頭から少し離れた場所にある

その姿は龍にそっくりだった

 

万能者、そしてアサルターも固まる

この非現実的な生き物に

そして龍は大きく息を吸い

 

 

「■■■■■■■■■ッ!!!!」

 

 

巨大な咆哮として吐き出す

たったそれだけで万能者は後ろへと押されアサルターは飛行ユニットが止まり地面に落ちる

 

「…………!!?」

 

落ちたアサルターは龍に雷を当てるが全く効いていない

龍はお返しと言わんばかりに高音の炎を吐き出す

2人は難なく避けるが炎の当たった建物はすぐに溶け崩れ落ちた

 

「……シャレにならねぇーぞ!?」

 

避ける2人へ龍は首を動かし炎を当てようとする

そして炎の熱で橋が燃え、すぐに溶けだし橋が落ちる

 

2人は龍に近付こうとすると炎を止め咆哮を上げる

 

 

「■■■■■■■■ッ!!!」

 

 

先程よりも近くでくらった2人は吹き飛ばされる

 

「………?!!」

 

「うぉぁ!??」

 

2人を吹き飛ばした龍はまた大きく息を吸う

 

「っ!?…させねぇよ!」

 

万能者は様々な武器を撃ちながら龍に近付こうとする

アサルターも同様に雷を龍落としながら近付く

だが龍は止まらない

2人が後3mの所まで来た時龍は咆哮とは別の音を出した

 

「  」

 

それは聞こえなかった

2人はそれをモロに承け少し飛ばされ動けなくなる

 

「………??!??!」

 

「がっ?!…あ、ぐっ!?!」

 

それは超音波

それもかなり高いものだ

それは反対岸に残っている橋のボルト等の固定具を壊し橋を崩落させた

それをモロに承けている2人にもなんかしらの事が起きているだろう

アサルターは分からないが万能者はアームに付けられている武器が外れ傷だらけの装甲に大きなヒビを作り出していた

 

このままだったら確実に2人は終わっていただろう

しかし龍は超音波を止めると川へ潜り姿を消した

 

「はぁ…はぁ…なんだったんだよ…2人を喰って…あんなのが存在しているのかよ……」

 

万能者とアサルターが動ける様になったのはそれから数分後だった




百式及びゴースト撤退に成功
但しアサルターと万能者は2人が食い殺されたと思っています
BLACKWATCHは作戦本部で何か起きない限り戦闘終了です


リヴァイアサン

BLACKWATCHにいるELIDの1種
BLACKWATCHはELIDの上位種と考えている
元の生物は不明
海に居たらしく海水と淡水両方で生きていられる
昔ビーストと戦うも全敗しその後ビーストに従いBLACKWATCHの味方になる
無限に進化する化け物で生きている限り無限に耐性を創り無限に攻撃手段を増やす
雷やレーザー等が効かない理由はビーストと戦った時に使われた為
全長約160mとかなり大きい
喋る事が出来る等知能は高め
見た目は龍っぽいが飛ぶことは無い
陸上には上がれなくはないが長時間は居られない
一応手足はあるが使われることは無い

攻撃手段は尻尾等巨大な体格での肉弾戦の他
超高温の炎(鉄やコンクリート等がすぐに溶ける程)
超音波(上限は不明だが少なくとも橋が崩落するレベル)
水圧カッター(直径3m程で水の中には石や鉄クズ等が混じっており通常よりもかなり危険、しかし短時間しか使えず使った後は水を飲まなければいけない)
咆哮(攻撃手段では無いが至近距離で食らうと吹き飛ばされたり生物の場合は鼓膜が破れる事がある、また機械系に何か干渉する事がある)
咆哮は他に殺気や怒気を乗せたものがありそれを食らうとほぼ全ての生物は動けなくなる
等があり他にも出来るらしいが詳細は不明
食べる物は肉だがこだわりがあり腐り始めたの肉、膨れ上がった水死体等を好む

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