「RPGっ!」
そんな誰かの声が聞こえた気がし目を開けると乗っていた車両が倒れているのがわかった
微妙に困惑しながら呆れていると45が俺の顔を覗いた
「説明いる?」
「何となく分かるが一応聞いておこう」
「RPGが車の横っ腹を直撃して倒れた、幸い貫通しなかったけどね、だけどM2に付いてた416が頭打ったらしく寝てる」
「叩き起こせ、先に出てる」
自分の銃が問題ない事を確認し近くに転がっているソフトガンケースを取り出口を見て溜息をつく
この車は元はただのトラックでそこに装甲を付けたりして使われている
出口は後続車が突っ込んだらしくひしゃげている、しかもそのままなのかライトが隙間から見える
見上げるとそこにスライドドアがあるがそこに丁度RPGが直撃したのか大きく凹んでいる
溜息をつきつつ37をみる
それに気づいた37が疑問を持ちながら俺を見るがドアを指差すと分かったらしくBML37をドアに向けて構え37mmグレネード弾を撃ち出す
グレネード弾は直撃すると爆発しドアを吹き飛ばす
その爆発音で耳がイカれそうになる
なんでブリーチング弾を使わなかったのかはとりあえず後にする
抗議の声が聞こえた気がしたが無視し外に出る
外に出ると同時にHK416を構え警戒する
少し待つと中から声が聞こえる
それを聞いて中に手をのばす
その手を掴んで45が上がってきた
上がってきた45は残りを上げるために手をのばす
俺はその間警戒する
最後に416が上がると45はトラックから降りる
416は見た感じ大丈夫そうだ
416と一緒に降り60連のドラムマガジンを投げ渡す
416はそれをキャッチし自身の銃に装填しチャージングハンドルを引く
「目標はこっから1000m!今から徒歩だ!行くぞ!」
任務は戦闘中の街中に鉄血が設置した広域型ジャマーの破壊だ
戦闘中と言っても各地で起きている小規模のモノではなく街全体で起きている、殆ど戦争と変わりない
動き出し道の左右に別れる
道にはどちらが設置したのかは分からないがバリケードが設置されている
それ等を無視しビルの影から攻撃する
隙が出来たと同時にHK416を指切りでバースト射撃をしながら前に出る
別のビルの影に入り後ろを見ると45がここの部隊長と思われるトンプソンと話していた
二、三話すと45から合図が出る
それを見て俺は37に指示を出す、声は出さずにハンドサインで
指示を見た37はエアバースト弾を撃ち出しバリケードに隠れている敵を攻撃する
バリケードに隠れている敵の真上でグレネード弾が爆発し隠れていたリッパーが吹き飛ばされる
鉄血は何が起きたのか分からない様だがフェンリル隊は気にせずに出て来た人形に弾を当てて行く
ここにいる鉄血はリッパー、スズメバチ、イェーガー、ストライカーの4種
だが数はこちらよりも多くこっちが俺ら含めて20人ちょっとに対し鉄血は3倍以上の60オーバーいる
だが関係ない
全て食い殺す!
ティスがテンションを上げているさなかトンプソンは考えていた
交代の部隊と共に援軍が来るとは聞いていたものの来たのはたったの7人
彼らの乗ったトラックが攻撃された時は焦ったが直ぐに出て来たので大丈夫なのだろう
出て来た彼らは直ぐに道の左右に展開し自分達よりも前に出た
何も言わず聞かずに勝手に前に出た彼等だったが1人だけ自分の所にやって来た
確かUMP45だったはず
彼女はトンプソンが話すよりも早く言った
「こっちが前に出るから援護して」
確認とかでは無く指示を出して来た
は?と思うがいこちらが言葉を出すより早く前に出た仲間にハンドサインを送り仲間の所に向かって行った
自分勝手すぎる
無線で文句を言おうにも鉄血のジャマーの所為で出来ない、そもそも周波数も何も知らないのだが
だがトンプソンが戦線を見ると彼等がどんどん押し上げていた
言うだけあって実力は確かみたいだ
トンプソンは自分の部隊に指示を出しながらそう思った
この状況になった経緯は次回にやります