ブレイン「……メンバー間違えましたかね?」
そんな声が聞こえたがタイラントはショベルカーになった腕からの攻撃に集中しているので無視する
無視されたサイバーブレインだが実際の所頑張っていたりする
というのも先程から連中がタイラントをハッキングしようとしておりそれの対応をしていた
コピーとはいえタイラントをハッキングされてはサイバーブレインの名が腐る、というもの
幸いにもジャミングされてはいないのでBLACKWATCHのネットワークであるラビリンスに送って本体に丸投げしている、名が腐るとは一体……
頑張り?つつタイラントを通して状況を見る
タイラントは頑張れば何とかなるかも知れないがブリッツの方が少しヤバい
まさかガチガチに電気対策して来るとは思わなかった
ブリッツは存在が存在なだけにある程度隠されてはいたが…
情報が漏れている、かと思ったが向こうの会話的に全くの偶然の様だ
どうするか考えているとタイラントが連中の1人をアッパー見たく下から腹を楯の先端で殴る
重さかタイラントが手加減したのか向こうは吹き飛ばされず楯の先端でくの字になっている
タイラントはそのまま楯を上に掲げ
ブレイン「逝ってこい」
サイバーブレインの言葉と共にパイルバンカーが打ち出され真上に打上げられた
「ウオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ??!?」
間抜けな声を上げ打上げられた奴は10m程飛びそのままタイラントへと落ちて行く
落ちながら何とか体制を立て直そうとするが真下ではタイラントが大鉈をバットの如く持っていた
「ちょっ?!」
攻撃やガードよりも早く大鉈で打たれた
打たれた者はブリッツと戦闘していた者とその近くに居たのを巻き込み吹き飛ばされた
ブレイン「ヒット一塁、って所ですかね」
ブリッツはタイラントの横まで下がる
連中を見ると全員が生きていた
巻き込まれた連中はともかく打たれた奴もだ
ブレイン「まぁ大鉈の切れ味はお察しレベr…おや?」
音声を切ったサイバーブレインに疑問を持ちつつ敵を観察する2人
「ヤッベェ!腰の痛みが無くなったんだけど!」
「マジかよwwあれか?確かタイとかにあるめっちゃ痛いらしい整体みたいなやつかw?」
「あのデカいのも捕まえるか?このまま戦い続けたら俺らの身体が癒されそうなんだが(笑)」
「さっきからハッキングしてるんだけどなんか妨害されたり別の所に飛ばされたりしてるんだよな…それはそうとちょっと変われ、俺も腰が痛いから癒したいんだ!」
「巫山戯んな!次は俺だ!」
「「…………」」
親近感があり過ぎて逆にやりずらい、2人の心境はそんな感じだった
連中がBLACKWATCHにいてもやって行けるだろう
寧ろ天職かもしれない
ブリッツは連中から感じた恐怖を空腹状態のインセクトに三日三晩襲われ続けた恐怖を思い出し打ち消していた
あれ程の恐怖は他にはない
ヨダレを垂らしたインセクトが腹の音をBGMに「ちょっとだけ!先っぽだけだから!」と言いながら迫ってくるのはやばかった……
ブレイン「何を思っているのかは知りませんが連中の正体がわかりました」
未だに言い合っている連中を後目にサイバーブレインが言う
ブレイン「連中はレギオーナーリウス、言ってしまえば頭のネジを入れ間違えた建設業?の連中です、タイラントは負ければ建設材料に生まれ変わりますよ、ヤバいかどうかで言われれば幹部達の劣化版、つまり勝てるかもしれないがかなり面倒、という感じです」
2人同時にゲンナリする
ただでさえ色んな意味でやりずらいのに面倒ときた
そんな2人を無視してサイバーブレインは音量を下げて話を続ける
ブレイン「因みにこの後爆撃があります、通常兵器の爆撃かは知りm…………」
サイバーブレインが急に黙った
疑問に思ったがすぐに理由が分かった
???『はっははははははははッ!!』
急に笑いが聞こえレギオーナーリウスの面々は2人を見る
そしてその2人は固まった
サイバーブレインでは無い男の笑い声
声の人物はすぐに分かった
この声の主はビーストだ
ビースト『いや〜笑った笑ったwやっぱ馬鹿ってどこにでも居るんだな(笑)』
「誰だお前?」
ビースト『聞く時は先に名乗るのが礼儀らしいが…まぁどうでもいいか、BLACKWATCHで幹部やっているビーストだ』
名乗りを上げたビーストにレギオーナーリウスの面々は止まる
ビースト『おや?俺も有名になったな(笑)、それは兎も角だ、お前らBLACKWATCHに来ないか?』
「「「「……は?」」」」
ビースト『戦闘員かはともかく戦闘には問題ないレベルだし、お前らはなんか建設関係出来るっぽいし?うちは本部にその辺出来るのが少なくてな、ああ、ちゃんと給料は出すし手当も出すぞ、うちは給料分働けばその月は働かなくても良いしそれ以上働けばプラスして給料出すぞ』
置いてけぼりの2人は頭を抱えた
ビーストはたまに気に入ると敵だろうが何だろうが勧誘するのだ
それこそ相手がこちらに恨みがあろうとも相手が味方を殺した奴でもだ
後者は滅多にないが勧誘自体はかなり多い
中には今でもビーストを殺そうとする者もいる
ビースト『それに建設関係の材料はこちらで要望があれば可能な限り作るか調達するし道具やらも製作調達可能だ、お前らくらいのバカ連中も揃ってるし、まぁお前らが裏切らない限りは多分お前らにとっても良い話の筈だ、裏切った場合は……それはいいか、そんで?どうする?急がないとこの辺り一帯は爆撃されるぞ?』
普通に情報を流したビーストだが誰も気にしない
「お前ら馬鹿だろw?」
ビースト『馬鹿やってなんぼだ、因みにうちの敷地は廃都市を占拠して得た場所だから造るも治すも改装も許可さえ取ればやり放題だ、因みに許可は基本俺が出す、デメリットとしては…お前ら以上の馬鹿が幾らでもいる事だ、頭のネジが溶けた連中なんて両手でも数えられない程度にはいるぞ(笑)、因みにお前らの今の雇い主の情報は出すも出さないもお前らが決めろ』
2人は溜息をつきレギオーナーリウスを見る
彼らの出した答えは……
ビースト、ま さ か の 敵 勧 誘 !
建設系のメンバーが少ないんだし仕方ないよね?
レギオーナーリウスがビーストの話に乗るかは任せます!(展開を丸投げする主)(試作型機龍様すいません焼き土下座の準備は出来ていますので(白目))
長くてすいません、書いてて楽しかったです