BLACKWATCH本部、会議室
ユーリ「…それでビーストを調べたいのですが、どこに居ますか?」
話を終えたユーリはビーストの居場所を聞く
調べれば何かしら分かるかも知れない
そう思い聞いてみたのだがブランが頭を抱えため息をついて答えた
ブラン「……アイツはクオンが持っている筈だ…」
ユーリ「クオン?」
初めて聞く名前に疑問を持つユーリ
ブランが頭を抱える程なので恐らく問題児なのだろう
ブラン「ビーストがどっからか連れて来た黒い半透明の狐みたいな兎みたいな奴だ、理由は知らんがそいつがビーストを飲み込んだ、おかげで調べる事も現状を知ることも出来ない、生きているのは分かってはいるがな」
ユーリ「飲み込んだって……」
ノーツ「調べたければやってみろ、まだ病棟の屋上にいる筈だ、もっともアイツには一切の接触は出来ないし触ろうとしてもすり抜ける、まともに触れるのはビースト位だ、言ってしまえば本当にソコに居るのかすら分からない」
ユーリ「…とりあえず会ってみます」
そう言ってユーリは会議室を後にする
チーフ「我々はどうしますか?」
口にしたチーフにインセクトが答える
インセクト「情報収集と殲滅、サツキはキフスと話し合ってあの話を進めて、ノーツは世界各所から概念系の症例を探して、ブランはUNMPと共に情報の解析よ、部隊と艦隊はもう動かしているからチーフはそっちの指揮を任せる、あのゴミ共の拠点はどんなに小さかろうと徹底的に潰せ、連中からは全て聞き出せ方法は一切問わない」
ブラン「お前はどうするんだ?」
インセクト「使える全てを総動員させるから獣共を放って来る、問題ある?」
ブラン「……勝手にしろ」
簡単に言うがインセクトの言う獣共は幹部達でもまともに制御出来ない悩みの種だ
獣共の殆どはビーストが連れて来たのでビースト関連であればある程度は制御出来るはずではあるが…
ブランの回答を聴くとインセクトは出て行く
それを見送る他のメンバーは大きくため息をついた
幹部会が終わって少し
東シベリア海
沖合で過激派の船四隻、今は三隻の船が正体不明の敵と交戦していた
「第三護衛艦エンジン停止!火災止められません!」
「艦を放棄!第二護衛艦に救出さs「魚雷3接近!」全員捕まれ!」
鼓膜を破る様な爆発音と共に船が大きく揺れる
「状況報告!」
「船底に穴があき浸水しています!排水間に合いません!」
「だ、第二、第三護衛艦魚雷直撃!通信ロスト!?」
「目視で第二、第三護衛艦沈んでいるのを確認!」
状況は最悪だった
突如としてソレは襲ってきた
レーダーに一切の反応も無く複数の砲弾が第一護衛艦を襲い沈めた
その後も未知の何かからの爆撃に海底からの魚雷攻撃
それにより護衛艦は全滅
本艦は一応武装は積んではいるものの大口径の銃座に150mmの艦砲だけだ
それに対して向こうは第二次大戦頃の大きさの艦砲に爆撃機、そして恐らく潜水艦までいる
「爆撃来ます!」
「海底より魚雷接近!」
「……クソったれ」
艦長の毒づきと共に船は大爆発を起こし数分で暗く冷たい海底へと姿を消した
?「…敵艦殲滅を確認」
?「生き残りはいるっぽい?」
?「ふんっ、いたとしてもいたとしても凍死だろうな」
?「…同士を傷付けたんだ、これ位はやらないとね」
何とか生き残った過激派メンバーは海面に浮いている少女達を目撃し驚く
だが海中から何かに海の中に引きずり込まれ二度と浮いてくる事はなかった
?「……しかしよくもまぁあんな奴を味方に出来たものだ」
?「ビースト曰く、化け物同士気があった、らしいよ」
?「……ハラショー」
白いセーラー服を着た少女は白い帽子を抑えながら言う
言葉と表情が合ってないが気にする者はいない
だってビーストだから
その一言で全て終わる
?「とりあえず空母達と合流するっぽい!」
黒いセーラー服を着た犬耳みたいなくせっ毛の少女の言葉に全員が頷き海面を滑るように移動して行った
静まり返った海に残ったのは船の1部と死体だけだった
BLACKWATCH動き出す!
先ずは前哨戦として過激派の艦隊を軽く潰したBLACKWATCH
災害は止まらない
敵が絶滅するまで