ある特殊な任務を与えられた青年ナルトが、久々に集まった七班(カカシは除く)で問題を解決しに行く。
ところがどっこい、なんと驚く事に時空の歪みに巻き込まれて、気が付きゃ空から真っ逆さまに落ちてて?!
無事になんとか着地できたものの、そこは己の知る木の葉の里ではなく…?さらに険悪なムード。
「ここってば、どこだ?」
n番煎じでも何度でもナルトのタイムスリップ物語書いてみたい!
もっと読みたいのに圧倒的に少なすぎる!なので!!自分で!!書いてみた!!!!
本当に降ってくるアイデアさんには毎度毎度、小躍りさせられるんだから(⋈◍>◡<◍)。✧♡
お休みの前のひと時に。コーヒーを飲みながらお手に取ったり。はたまた電車の中etc…好きな時にお読みくださいな。
ただし、歩きスマホは断じて許しません。反対です。前をしっかり向いて歩きましょう。
よぉみんな!俺はうずまきナルト。今年で18歳。背はなかなかに伸びてきたぜ。
忍びの世界に色んなことが起こった後、世界は順調に平和になりつつあった。
いつものごとく、俺たちはカカシ先生…六代目火影さまの指示で、色んなことを調査しにいったり、敵を倒したり、困ってる人たちを助けたりしていた。
そんな矢先、カカシせん…六代目が真剣な顔で、俺とサクラちゃんを呼び出して、ある任務に就かせた。道中合流するっていってたサスケも参加する事を聞いて嬉しい反面、相当難しくて危険な任務だって理解した。
俺とサスケは言わずもがなだし、サクラちゃんだって今や戦える医療忍者だ。俺たち三人が揃えば地形が変わっちまう事もある。だから相当な出来事でもない限りは、この三人は集まらなくなった。
それが寂しいと思う日もあるけど、無いと言う事は平和だっていう事だ。けど、今回は相当のレベルだ。
だからもちろん、ヤマト隊長も一緒。
俺たち七班全員でかからなきゃなんねぇ任務。何なんだと思ってヤマト隊長に聞いてみた。
「今回の任務は、時空の歪みの調査らしい」
「時空の歪み?」
「ああ。どうやら旅先で行方不明者が多数出ていて、サスケが調べていたそうだ」
「サスケ君が?!」
ここで知らされたサスケの極秘任務。どうやらサスケの話によると、一定のチャクラに反応して時空の歪みは出現し、一定の時間が経つと消えてしまうらしい。
この事から、一般人が消えているのではないとわかったと言う。チャクラを扱える者、すなわち忍びか、抜け忍…忍びになりきれなかった者たちが消えている事が判明した。
「だけど、おかしいよな?」
そこで疑問に思ってた事を口に出す。
「何がよナルト?」
「だって、それだったらもっと被害出て、大事になってるってばよ?」
任務中の忍びはもちろん、数は少なくなったけど、抜け忍も居るには居る。そいつら全員が対象ならば、もっと被害は大きくなって、里中に知らせが届いているはず。それがなんであまり知られてない?
「たしかに、ナルトの言う事には一理あるよ。じつは火影様もそのことについて調査してほしくって第七班に行かせたってわけさ」
六代目…カカシ先生の勘はよく当たる。きっとこの事態は俺らでしか対応できない事なんだ。
「もしかしたら、その消えた人たちって…歪みを作ってる張本人たち?」
そこで黙っていたサクラちゃんがポツリ呟いた。
「なんでそう思うんだ?」
「だって、そうじゃない?空間の歪みなんて代物、下手したら世界全部巻き込むのに…一部の人間しか飲み込まれてなくて、私たちも知らなかった…」
「そうだね。サスケが色々と裏で調べておいてくれたからこそ、僕らは動ける」
そう言えばそうだな。あいつには感謝しねぇと。裏方から世界を守ろうとふんばるサスケ。今思うとアイツも随分と丸くなったよな~。
色んな思いに馳せてから、俺はこんな状況でも胸躍る気分だった。
「つーかさ、久々に、あいつに会えるんだなー!」
うししと笑えば、サクラちゃんの拳が飛んできた。馬鹿ナルト。何嬉しそうにしてんのよ。とか言ってるけど…サクラちゃんのほうが顔、ニヤけてるってばよ?
「結局君ら、久々にサスケに会えるのが嬉しいんだろう?」
そうヤマト隊長に言われれば俺たちは、しし!と笑うしかなかった。そうして、目的地にそろそろつくかと言うときに、俺は背中にゾワリと、嫌な感覚を感じ取った。
「サクラちゃん!ヤマト隊長!!何かこのへんで大変な事が起こってるってばよ!」
俺のその掛け声と同時に戦闘態勢に入る二人。俺はと言えば仙人モードになって気配や少しの変化を探る。すぐに何カ所か空気が割れている所を察知した。どことなく、誰かの悲鳴も聞こえる。
それがとても痛々しくって、悲しくって。魂の奥底から震えあがるような、そんな声で───…
「ナルト?!どうしたの?!凄い汗…」
「!」
サクラちゃんのその言葉を聞いて我に返った。あぶねぇ…感知能力高いせいで、誰かと共鳴して悲しみに飲み込まれちまうとこだった。
「なんでもねぇ…そんな事より、ここの近くに数カ所、歪みが発生してる。そのうちにサスケのチャクラを感じ取った。」
「わかった。まずはサスケと合流しよう」
そこで俺が先にサスケと合流することになった。このまま他の奴が行けば、歪みに巻き込まれる可能性が高いってヤマト隊長が判断したからだ。方向をサクラちゃんに伝えて、そこへ俺を投げてくれるように頼んだ。
チャクラを使ったら、もしかしたら反応しちまって俺も飲み込まれるかもしれねぇから。
「よし、サクラちゃんは俺をそっと、なげとばs「よし!歯ぁ食いしばってなさいナルト!」ちょっとサクラちゃん?!そっとだってばよ?!そっとなげt」
俺のそっと投げ飛ばしてと言う言葉は、サクラちゃんに届いてなかったみてぇで。
「しゃぁああああああんなろぉぉぉおおおおおおお!!!!」
「『全力で』なんて言ってないってばよぉおおおおおお?!?!?!」
そのまま、一直線にサスケのいるであろう歪みの近くへと投げ飛ばされた。ただ予想できなかったのは……途中、俺の目の前に歪みが現れて…俺を飲み込んだことだった。
「うわぁぁあああああああ?!?!?!」
ナルト…哀れ(笑)