あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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幻想郷に馴染み始めた主人公‘S
そろそろ存在を全体に知ってもらってもいい頃合い。


本編どうぞ!


10 仕事しないものは食うべからず!

 寺子屋で寝泊まりしているから、必然的に子供達と触れ合うことになる。

 

 

 ???「やい!妖怪!あたいと勝負しろ!」

 

 ???「ダメだよ!チルノちゃん!!男性の方に失礼なことしちゃ!!」

 

 ???「か、かっこいい人///」

 

 ???「噂に聞いていたけど、本当だったんだ……!」

 

 ???「そーなのかー?」

 

 

 この世界では妖怪や妖精も寺子屋に通っているらしい。

 

 

 慧音「お前達、シン殿に自己紹介しろ」

 

 チルノ「アタイは チルノ だ!アタイは幻想郷で最強なんだからな!」

 

 大妖精「わ、わたしは 大妖精 です。みんなからは大ちゃんって呼ばれてます」

 

 ミスティア「私は ミスティア・ローレライ よ。よろしくカッコイイお兄さん♪」

 

 リグル「リグル・ナイトバグ です。よろしくお願いします」

 

 ルーミア「ルーミア なのだ。お兄さんは食べていいの?」

 

 シン「ロリッ子に食べられる(意味深)……イイネ♪」

 

 妹紅「……」

 

 

 俺は慧音先生にお願いして、先生をやることになった。仕事しないとニートになっちまうし、にとり達に頼んだ家もまだ時間がかかりそうだ。俺はロリッ子の諸君にお勉強を教えることにした。

 男が先生をやると言うだけで、さっきまで寺子屋の前には女達が群がっていたぐらいだ。ミナトには妹紅を通じて当分ここで世話になることを伝えてあるから問題はない。さて、慧音先生はわかるが、もこたんも一緒にいるのは、俺が子供たちに変なことを教えないか見張ってるらしい……もこたんに見られながらだなんて興奮するぞ!

 

 

 妹紅「あいつ絶対ろくなこと考えてねぇ……」

 

 慧音「もう仲が良くなったのか。羨ましいぞ……」

 

 妹紅「そんなんじゃねぇよ!まったく、慧音もなんで、あいつが教師なんかになるのを許可したんだ?」

 

 慧音「正直な話、殿方の教え方も学んでおく必要があると思ってな。それに、シン殿の力量も知ることができるからな。寺子屋は私しか教師がいないからな」

 

 妹紅「そういうことか……あいつがちゃんと教えられるかだな」

 

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 

 チルノ「ええっと……9×8=72で、9×9=……81だ!」

 

 シン「よくやったぞ!偉いぞチルノ!」

 

 チルノ「えへへ///」

 

 大妖精「すごいよチルノちゃん!」

 

 チルノ「アタイにかかればこんなものよ!」

 

 リグル「チルノにわかりやすく教えたのはシン先生だけどね」

 

 ミスティア「チルノに合わせてくれたお兄さんに感謝することね」

 

 チルノ「なにぃ!!」

 

 慧音:妹紅「「……」」

 

 

 慧音と妹紅は驚いた。あの(チルノ) には正直手を焼いていた。何回教えても、その回答は珍妙な回答しか帰ってこなかった。だが、シンの奴は難なく教えた。掛け算など前まで出来なかったのが、今日で九々まで言えるようになった。

 慧音は授業風景を見ていてわかったことがあった。シン殿は子供目線で物事の例えや考えを教えているだけでなく、正解したときはとことん褒めていた。頭を撫でられている生徒たちが羨ましく感じていた。殿方に褒められれば女性なら誰だって嬉しいが、それを抜きにしても、シン殿の教え方はためになった。私は彼に教師を続けてもらえればいいと思った。

 

 

 ミスティア「お兄さん♪ここがわからないのですが……」

 

 シン「どれどれ……」

 

 ミスティア「(あん❤お兄さんの匂い……そそられる❤)」

 

 リグル「(みすちーったら……でも、シン先生に撫でられるとなんだかいけない気持ちになるのは……)」

 

 ルーミア「(襲いたい!子供を演じてる場合じゃねぇ!早く食べたい(意味深)!!)」

 

 チルノ「シン!アタイはもっと最強になるからアタイにもっと教えろ!!」

 

 大妖精「わ、わたしにも教えてください!」

 

 シン「一人ずつ見ていってやるから待ってろ」

 

 

 こいつは料理が上手いだけじゃなかった。勉強の教え方も上手だ。本当にわからねぇ奴だよ。あいつらがここまで勉強したがってるのは、見たことがない。数名は何か変な気配を感じるが……。

 

 

 こうして、寺子屋での時間は過ぎていき……。

 

 

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 シン「気をつけて帰るんだぞ」

 

 チルノ「アタイなら大丈夫よ!」

 

 大妖精「すみません!チルノちゃんが何からなにまで!」

 

 リグル「シン先生、また教えてください///」

 

 ミスティア「お兄さん、私の屋台に来たらサービスするよ♪」

 

 ルーミア「ふぅー///ふぅー///(絶対襲ってやる///)」

 

 シン「ああ、また教えてやるよ」

 

 

 授業は午前中までで、ロリッ子達は帰って行った。チルノ達が思った以上に覚えが良くて楽できたぜ。やればできる子だったんだよ。

 

 

 慧音「お見事でした。まさか、問題児のチルノに九々まで教えるなんて……」

 

 シン「なに、やればできる子だったんだ。俺じゃなくてもそのうちできていたさ」

 

 慧音「それだけじゃない。チルノだけじゃなく、ルーミアやミスティアやリグルにもいい影響が出た。大妖精に限っては、更に向上したと言える。シン殿の教師としての腕前はとてもいいと私は判断したぞ」

 

 シン「もこたんもそう思ったのか?」

 

 妹紅「ああ、あの連中(特に⑨)には手を焼いていたからな。お前がここまで有能だとは思わなかったぞ」

 

 シン「そうだろう?もこたん!もっと褒めて♪」

 

 妹紅「それがなければいい男なんだが……

 

 慧音「どうした妹紅?」

 

 妹紅「いや、なにも……」

 

 

 すると風が俺達の前を横切った。この感覚は……!

 

 

 シン「文だな」

 

 文「お待たせしました!新聞出来上がりましたよ!」

 

 慧音「今度のはまともな記事なんだな?」

 

 文「当然です!今回のは力作ですよ!」

 

 妹紅「なら、見てみようか……」

 

 シン「(本物の「文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)」か!東方ファンとしてこれほどの幸福はないぞ!!気が高まる!!溢れる!!)」

 

 

 三人は新聞の中身を見た。

 

 

 <幻想郷に男妖怪現る!?>

 

 

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 藍「紫様大変です!」

 

 紫「なによ藍……折角寝ていたのに……」

 

 藍「例の妖怪達の正体がわかりました!とにかくこれを―!」

 

 紫「これって天狗の新聞じゃないの?」

 

 藍「いいから読んでみてください!」

 

 紫「わかったから急がさないで……」

 

 

 私は渋々新聞の中身を見た……そして、私は重大なミスを犯していたことに気が付いた!

 

 

 紫「……藍、橙を人里へ、私達は霊夢のところに向かうわよ……」

 

 藍「は、はい!」

 

 

 私は急いで()()()()にスキマを(つな)げるのであった。

 

 

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 ???「これは……」

 

 ???「如何なされましたか?お嬢様?」

 

 

 メイド服の女性が質問する。

 

 

 ???「咲夜、今日の新聞は実に()()()ことが書かれているわ」

 

 咲夜「面白いことですか?」

 

 ???「あなたも読んでみなさい」

 

 

 メイドに新聞を手渡す小さな手。その手から新聞を受け取り読み進める。

 

 

 咲夜「これは!?」

 

 ???「ふふふ♪」

 

 

 ティーカップの中身を口に運びながら……。

 

 

 ???「()()が見えないなんて、なんて面白いのかしら♪」

 

 

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 ???「神奈子様!諏訪子様!異変です!!」

 

 諏訪子「早苗どうしたのさ?」

 

 神奈子「異変だって?何も感じないがな……」

 

 早苗「これを見てください!」

 

 神奈子「これは天狗の新聞?」

 

 早苗「今人里で噂になっている妖怪のことについて書かれているんですよ!」

 

 諏訪子「なんかそんなこと言ってたね」

 

 早苗「とりあえずこれを見てくださいってば!」

 

 神奈子「わかったから落ち着け。どれどれ……」

 

 

 バサッ!

 

 

 手から新聞が滑り落ちた。

 

 

 早苗「神奈子様……?」

 

 神奈子「諏訪子……ついに私にも春が来たようだ!」

 

 諏訪子「男か……しかも妖怪なんだって。妖怪なら人間より長持ちするかもよ❤」

 

 早苗「諏訪子様も何を言ってるんですか?」

 

 神奈子「早苗!射命丸のやつに会いに行く!後に続け!」

 

 諏訪子「私も行くよ!久しぶりに味わいに行こう!」

 

 早苗「二人とも待ってくださいー!!」

 

 

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 ???「ふぉおおお!男が人里にいるのか!?一輪!早速出かけるよ!」

 

 一輪「村紗、私は永遠亭にいるらしい男の方が気になるわ」

 

 ???「二人ともはしたないですよ。男性が現れたからと言って取り乱すのはいけないことですよ」

 

 村紗「そんなこと言って、本当は星も会いたいんでしょ?人里の方はイケメンらしいよ?星の大好物じゃん!」

 

 星「わ、わたしはそんな!んん!それに聖にそんなことが知れたらどうなるか……」

 

 村紗「大丈夫だよ!ちょこっと()だけかじる程度だから!一輪も星に言ってやりなよ」

 

 一輪「あんたってホント下品ね。でも、会ってみたいわね……♪」

 

 村紗「会うだけじゃダメだって!きっと他の連中も狙ってるに違いないって!それなら既成事実(きせいじじつ)を作ってしまえばいいだけじゃん!」

 

 

 とんでもないことを言う幽霊である。

 

 

 星「ダメです!そんなことをしてしまえば、聖に殺されてしまいますよ!」

 

 村紗「男と絡みあ~う★ことができないままは死ねないよ!」

 

 一輪「あんたもう死んでるでしょう?」

 

 村紗「とにかく私は人里に行ってき……「どこへ行こうとしているんです?」……へ?」

 

 星「聖!?」

 

 一輪「姐さん!!」

 

 

 三人の後ろにはいつの間にか一人の女性が立っていた。満面の笑みで……。

 

 

 聖「村紗、どこへ行くのですか?」

 

 村紗「え……いや、その……」

 

 聖「()()()()を作るとか聞こえましたけど……どういうことでしょうか?」

 

 星「実は<かくかくしかじか>で……」

 

 村紗「ちょ!?」

 

 聖「なるほど……村紗あなたには修行が足りないようですね……覚悟はいいですか?」

 

 村紗「一輪助けて!!」

 

 一輪「骨は拾ってあげるわ」

 

 村紗「\(^o^)/」

 

 聖「いざ、南無三―!!」

 

 

 ------------------

 

 

 ミナト「それじゃ、行ってきます」

 

 輝夜「……」

 

 

 ボクはまた鈴仙さん達と人里に行くつもりだ。ちゃんと働かないといけないからね。昨日のことで姫様は心配しすぎで、付いてくると言ったけど、そうしちゃうと人里が大変なことになるからね。姫様には留守番してもらわないと……でも、やっぱり……。

 

 

 輝夜「……」 

 

 鈴仙「うえぇ……」

 

 

 さっきから頬を膨らませてる姿がかわいい♪見ているだけで、癒されちゃう。鈴仙さんは相変わらず慣れないんだね……。

 

 

 永琳「輝夜、我慢よ。ミナト君は必ず帰ってくるわ。信じて送り出しなさい」

 

 輝夜「でもでも!またあんなことがあったら!」

 

 永琳「厄介ごとに巻き込まれるのは確実ね」

 

 輝夜「だったら!!」

 

 てゐ「姫様、ミナトなら大丈夫だよ。そんな困難も乗り越えてここに戻ってくるよ」

 

 永琳「だから、ミナト君のことを思うならね」

 

 輝夜「……そうよね。待ってるわ……」

 

 ミナト「うん。それじゃ、今日も行ってきます」

 

 

 ------------------

 

 

 薬も売れ、人里を歩いていると、寺子屋の前で見知ったメンバーがいた。

 

 

 鈴仙「文さん、こんなところで取材ですか?」

 

 

 寺子屋の前にいたのは、慧音さんに妹紅さんにお馴染みのシンと誰だろう?羽を生やした子がいるけど?鈴仙さんは「文さん」って呼んだけど……。

 

 

 文「鈴仙さんとてゐさんじゃないですか。―おお!それとシンさんのご友人の方でしょうか!?」

 

 

 目を輝かせて見つめてくること妖怪さんは、確か……。

 

 

 ミナト「()()()()さんでしたっけ?」

 

 文「射命丸です!!え!?私そんな呼ばれかたされてるんですか!?」

 

 シン「おお、きめぇきめぇ♪」

 

 文「シンさんまで何言ってくれてるんですか!?」

 

 シン「すまん。やってみたかったの♪」

 

 てゐ「それで、何やってるのさ?」

 

 

 文さんが落ち着いて説明してくれた。

 

 

 ミナト「新聞か。ボクの事も載ってるの?」

 

 文「ちゃんと詳細は避けさせて、シンさんのご友人とだけ記事にさせてもらいました。プライバシーはちゃんと守るので!」

 

 

 そういって胸を張る文さん。

 

 

 鈴仙「もしかして、新聞各地に配ったんですか?」

 

 文「もちろんです!ここに来る前に配っておきました!これは大スクープですから皆さんにも知ってもらわないと」

 

 シン「これで、もこたんとの恋路も赤裸々に!!」

 

 妹紅「私のことは記事にしてねぇだろうな!」

 

 慧音「落ち着いて妹紅……「あ、あのぅ!!」ん?」

 

 

 後ろから声が聞こえて振り返るとそこには、猫耳を生やした子がもじもじしながら立っていた。この子は……。

 

 

 シン「ちぇええええええええええん!!!」

 

 橙「―ビクッ!!」

 

 妹紅「うらぁ!」

 

 シン「ごふぅ!!」

 

 

 この子は  ちゃんだ。てか、いきなり声上げるから橙ちゃん怖がってるよ。それにしても妹紅さん、腹パンだなんて容赦ないな……。

 まぁ、そんなことは置いといて、何とかしてあげないとね。

 

 

 ミナト「橙ちゃんだね。ボクは上鳴ミナト。ごめんね、いきなり友人が奇声をあげちゃって……」

 

 橙「だ、大丈夫です……橙はこれぐらいじゃめげないです!」

 

 ミナト「橙ちゃん偉いね。いい子いい子!」

 

 橙「ふにゃぁ~///」

 

 

 頭を撫でてあげると小さい子は喜ぶはずだよね?鈴仙さんも喜んでたしね。橙ちゃんもものすごい勢いで尻尾振ってるし、喜んでくれてるよね。

 

 

 橙「えへへ♪―は!し、しつれいで申し上げますがお二人に会わせたい方がいるのです!」

 

 ミナト「会わせたい方?」

 

 シン「橙が来たということは、一人しかいねぇな」

 

 

 シンの方は何か気づいたみたい。他のみんなも誰かわかってるみたいだ。

 

 

 ミナト「会わせたい方って誰なの?」

 

 橙「紫様です!」

 

 慧音「だろうな」

 

 シン「ついにご対面か!オラわくわくすっぞ!」

 

 ミナト「どっかの野菜人みたいなこと言わないでよ」

 

 てゐ「ミナトはどうするつもりさ?」

 

 鈴仙「八雲紫は<賢者>って言われてますけど、男に飢えたケダモノなんですよ。行かない方がいいと思います」

 

 

 鈴仙さん、紫さんのこと言えないと思うけど……。

 

 橙「お願いします!橙についてきてほしいです!」

 

 文「お二人共、ここは我々も付いて行くので行きませんか?」

 

 シン「俺は行きたい!いや、俺は行くぞ!ゆかりんに会いに行くために!ミナトお前も行くだろ?」

 

 ミナト「姫様が待ってるんだけど……」

 

 てゐ「姫様は待ってるって言ったんだから、問題ないよ。私が姫様に伝えとくから大丈夫さ」

 

 鈴仙「私はついていきます!今度は守ってみせます!」

 

 文「私もスク……シンさんが心配なので、ついて行くとします」

 

 慧音「妹紅、頼んだぞ」

 

 妹紅「私はついて行くこと決定かよ……」

 

 橙「それじゃ、皆さんついてきてください!」

 

 

 ボク達は橙ちゃんについて行くことにした。

 

 




次回は東方の主人公に対面ですね。

このままの調子で更新していきたいな。
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