あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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話が進むぞ!休みは最高じゃ!!もっとオラに休みを分けてくれ!!(叶わぬ願い)


本編どうぞ!


13 憧れのマイホーム!だが、そこには守矢の影が!!

 ルーミア「ふぅー///」

 

 神奈子「退くがいい。妖怪ごときが私に(かな)うはずがないだろう?」

 

 諏訪子「いい男だね こんなにいい男が守矢についたら信仰上昇間違いなしだよ♪」

 

 神奈子「その前に私はバージンロードを歩くことにするぞ!」

 

 諏訪子「神社でバージンロードはないでしょ?」

 

 ルーミア「お前ら邪魔するな!いきなり出てきて何様だ!!」

 

 神奈子:諏訪子「「神様だ」」

 

 にとり:妹紅:シン「「「……」」」

 

 

 いきなり厄介ごとに巻き込まれちった♪

 

 

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 俺はにとりから俺のマイホームが完成したと聞いて、妖怪の山にやって来た。当然もこたんも連れてきた。飯を作ってやるって言ったら「お前が何か人様に迷惑かけないか見張るためだ」って言ったが、ツンデレさんめ♪そんなもこたんに萌え萌えっす!!

 話は変わるが、マイホームについてにとりに説明を受けていたら、俺の教え子のルーミアがやってきたんだが、発情してました。しかも、ロリッ子形態じゃなく大人のお姉さん形態になっていた!これはEX(エクストラ)ルーミアってやつか!!これには俺もビックリ!ってか、もこたんに出会えたことであまり動じなくなっている。俺すげぇ!

 それで、落ち着かせようと思ったら、今度はボロボロになった文を抱えて降りてきたのは「また守矢か」で有名なこの2神!

 

 

 八坂神奈子洩矢諏訪子 の大人のお姉さんとロリの夢のタッグペアだ。その二人が文を抱えてやってきたのか……要約「イケメンと結婚しに来ました❤」らしいぜ。俺ってモテモテなのは自覚済みだが、俺はもこたん一筋なのだ。相手が神であろうとも、EXであろうとも俺はもこたんと愛を添い遂げるまでコンティニューし続けてやるのだ!

 

 

 ―と言うわけでして、現在俺のマイホームの前はすごいメンツが揃ってます。

 

 

 神奈子「バカ妖怪は放っておいて……「なんだと!!」シン殿、私の誘いを受けてくれるな?」

 

 シン「う~ん……」

 

 神奈子「不満……か?新聞では私のことも……美人に見えるそうだが……?」

 

 シン「ああ、とても美人に見える。あなたに告られたら即OKしたいところだが……」

 

 神奈子「……ところだが?」

 

 シン「俺はもこたん一筋に決めている。俺はもこたんLOVEなんだ!」

 

 

 妹紅は呆れた顔をした。また私のことばかり言っている。こいつの頭の中は私しかいないのか……。

 

 

 ルーミア「なん……だと!?」

 

 諏訪子「てことは、もう子づくり済み!?」

 

 妹紅「してねぇ!勘違いすんな!!」

 

 

 日常化しているツッコミをする妹紅。だが、ここで神が諦めるわけがない。

 

 

 神奈子「こんなところで私の人生が終われるわけがない!シン殿!私と決闘してもらおう!!」

 

 

 その言葉に一同は驚きを隠せない。

 

 

 にとり「流石にそれはまずいんじゃない?男に危害を加えたら博麗の巫女が黙っていないと思うけど?」

 

 神奈子「勿論スペルカードルールでの決闘だ。これに私が勝てばお前を婿にする!」

 

 

 <スペルカードルール>

 幻想郷での戦いといえばこれが基本だ。スペルカードや弾幕を駆使して美しさと思念を追求した遊びである。遊びと言っても本気の戦闘である。妖怪たちが異変を起こしやすく、人間たちが異変を解決しやすくするものでもある。この世界でも同じなようだ。ちなみに、男がやってるところなんて見たことがない。

 

 

 妹紅「待てよ!こいつは弾幕もスペルも何も持ってないぞ」

 

 シン「あるぞ」

 

 妹紅「―はッ?」

 

 シン「こんなこともあろうかと深夜寺子屋で練習しててな。少しならできるようになったんだ」

 

 にとり「もう弾幕なんかできるようになったの?」

 

 シン「ああ。俺は覚えがいいからな♪」

 

 

 ドヤ顔を披露してみる。もこたんには「うっざ」って言われた……ありがとうございます♪

 

 

 神奈子「なら、早速私のバージンを賭けて……「ちょっと待ちな!」あん?」

 

 

 ルーミアが話を割って入ってきた。無性に不機嫌なのがわかる。

 

 

 ルーミア「さっきから聞いていれば、勝手に話を進ませやがって。シンは私のものだ!それに神様とあろう者が、初心者相手に恥ずかしくないのか?」

 

 神奈子「言うじゃないか……どうするつもり?」

 

 ルーミア「私とシンのペアで決闘ってのはどう?ハンデって言ったところかね」

 

 

 そういうとこちらに視線を向けるルーミア。了承を求めているみたいだな。確かに初めてだし心細い。相手はあの風神録のラスボスだ。まともに戦って勝てるほど甘くわないわな。

 

 

 シン「いいぜ。ルーミアがいるなら心強いな」

 

 ルーミア「へへ///」

 

 

 それじゃ準備しようとしたときに不意に声をかけられた。

 

 

 妹紅「おい……」

 

 シン「ん?どうしたもこたん?」

 

 妹紅「……気をつけろよ」

 

 シン「―ああ!これが終わったらみんなで飯にするから待ってろよ」

 

 

 ------------------

 

 

 なぜあんなことを言ったのだろう……私はあいつが決闘を受けるといい、あいつが勝手に決めたことだったから何も関係ないと思っていたが、声をかけてしまっていた。

 気をつけろ?何をだ?怪我か?あいつは私のことを追いかけまわす変態だ。今まで何度ももこたんと呼ばれ、幻想郷に来て間もないのに、私に馴れ馴れしく接して来たり、毎日私に会いに来る……あいつが怪我をしたら嫌だから声をかけたのか?自分でもわからない疑問が浮かんだ。最近あいつのことばかり考えていた気がする。あいつの飯にあいつの教師の姿が鮮明に思い出す。一体なぜと思っていたが、それを気にしている場合じゃなくなった。

 

 

 決闘が始まったからだ!

 

 

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 ルーミア「ぐぐぐ!」

 

 神奈子「威勢がよかったのは口だけか!」

 

 ルーミア「―くッ!」

 

 シン「流石はラスボスだ」

 

 

 只今ピンチです。妖怪になって動きも動体視力もよくなったが、相手が悪すぎた。初戦の相手がラスボスじゃ無謀だったというものです。このままでは、俺の()()()()()がいただかれてしまう。それはまずい。嫌ではないが、もこたんのためにも俺はここで諦めるわけにはいかねぇ!ルーミアも一緒に戦ってくれているのに、負けるなんて……男として負けられん!

 

 

 神奈子「初めてにしては見事な弾幕だった。私も驚かされたが、経験がなかったことが痛手だったようだな。だが、安心してくれ。あなたは私が一生幸せにしてみせるからな♪」

 

 シン「女性に言わせるなんて、男としてダメダメだな。幸せにするのは男の役目なんだがな……」

 

 

 体力の大半を使ってしまって息切れを起こしているこの身体では、神奈子の相手にはならない。実力に差があるのは承知済みだったが、ゲームでやるより楽しみがあっていい。俺は東方のゲームを何度もコンティニューしてクリアしたあの時の感動を忘れたことはない。だから今回も必ず勝ってみせる!

 

 

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 諏訪子「これは神奈子の勝ちかな。本当は早苗にと思っていたんだけどね」

 

 にとり「盟友負けちゃうのか……?」

 

 文「そうとは限りませんよ?」

 

 

 意識を取り戻していた文が言う。

 

 

 諏訪子「でも、神奈子には余裕があるし、シンにはルーミアがついているけど、二人とも体力なんか残ってる様子がないよ?」

 

 文「それでも、シンさんのあの目はまだ負けを認めた目ではありません。取材していて彼の妹紅さんへの思いの熱さに似た目をしていますよ」

 

 

 文は妹紅を見る。

 

 

 妹紅「……負けるんじゃねぇぞ……

 

 

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 こうなったら一か八かで、あのアニメでの技をぶっつけ本番で繰り出すしかない!練習したが、うまくできなかったためやらなかったが、やるしかない!

 

 

 シン「ルーミア、悪いが神奈子の注意を向けられるか!?」

 

 ルーミア「何か手はあるんだな?やってやる。やってやるかわりに、何かお礼がほしいところだが……」

 

 シン「俺にできることがあるなら()()()()言ってくれ」

 

 ルーミア「()()()()だと!?」

 

 シン「言っても過度なことはダメだぞ。お前は俺の生徒なんだからな」

 

 ルーミア「あ、ああ……そうだったな。だが、約束は守ってもらうぞ!」

 

 

 ルーミアが神奈子めがけて飛び出した。接近戦に持ち込んで、注意をそらしてくれるみたいだな。これなら気づかれないように回り込んで……。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 神奈子「そんな単純な弾幕じゃ、私を倒せないわ!」

 

 ルーミア「るせぇ!くらいやがれ!」

 

 神奈子「ふん!」

 

 

 ルーミアの弾幕もスペルも神奈子の前では無力である。神奈子は勝利を確信していた。勝利すればイケメンと結婚でき、幻想郷で新婚生活を味わえ、甘ったるい生活の毎日を送る自分の姿を想像し浮かれていた。

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 シン「ただいま帰ったぞ」

 

 神奈子「おかえりなさいあなた❤今からご飯ですか?それともお風呂ですか?」

 

 シン「もっといいものがあるさ」

 

 神奈子「もっといいもの?」

 

 シン「それは神奈子、お前さ♪」

 

 神奈子「きゃ♪あなたったら♪」

 

 シン「今日は寝かさないぞ♪」

 

 神奈子「私頑張ります❤」

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 神奈子「えふっ♪」

 

 

 変な声が出た。妄想に酔いしれていたため神奈子は自分が声を発したことにも気がついていなかった。それがこの決闘の勝敗を()かつことになろうとは……。

 

 

 ルーミア「隙あり!!」

 

 神奈子「―はッ!?」

 

 

 ジジジ……!

 

 

 グレイズした!気が付くのがもっと遅かったら確実に当たっていた。だが、()()()()()()()()のは別のことだった。

 

 

 ルーミア「今だ!!」

 

 

 声を送った方を振り返ってみると……そこには両腕を前に突き出し、腕から竜巻を作り出した男がいた。

 

 

 シン「秘技!<神砂嵐>!!」

 

 

 神奈子は竜巻の中に飲み込まれていった……。

 

 

 ------------------

 

 

 この光景を見ていた者たちは驚いた。なにせ、先ほど戦っていた神奈子がボロボロの姿で地面にめり込んでいたからだ。

 

 

 にとり「嘘!?盟友が勝ったの!?」

 

 諏訪子「はぁ……神奈子ったら油断したからこういう結果になったんだよ」

 

 文「お疲れ様です。シンさん。ルーミア……でしょうか?随分大人になった感じがしますが?」

 

 ルーミア「まぁ、いろいろとあんのよ……」

 

 シン「ルーミア、助かったぜ。感謝する」

 

 

 そして、偉大な技を生み出したワム〇さんありがとうございます!おかげで勝てました!!

 

 

 ルーミア「いいって。二人がかりとはいえ、勝てたことには変わりはない」

 

 シン「そうだな「おい!」ん?もこたんどうした?」

 

 妹紅「……怪我なかったか……?

 

 シン「ん?なんて?」

 

 妹紅「―怪我なかったかって聞いてるんだ!」

 

 

 もこたんが怒鳴った。みんな驚いている。俺も驚いた。いつもの感じじゃない本気で心配している感じの声だったからだ。

 

 

 妹紅「―ッ!す、すまん……いきなり怒鳴って……」

 

 シン「……ありがとな」

 

 妹紅「……はッ?」

 

 シン「心配してくれたんだろ?だから、ありがとうって言ったんだ。もこたん嬉しいぞ」

 

 妹紅「///そうか……」

 

 

 そう言って日陰の方へ歩いて行った。その頬は少し赤みを()びていた。

 

 

 文「これはいい記事ができそうですね♪」

 

 にとり「記事にするつもり?」

 

 文「しようかと思いましたが、残念ながら写真撮ってないから諦めましょう」

 

 にとり「写真撮ってなくてもいつもなら記事にするくせに……記者なのに?」

 

 文「私だって人様のプライベートは守るんですよ」

 

 にとり「(捏造はするのにね……)」

 

 早苗「神奈子様!諏訪子様!」

 

 ???「にとり!大丈夫!?……()()()に文様もご無事ですか?」

 

 文「そのついでやめろ……椛、干しますよ?」

 

 椛「ちゃんと駆けつけましたからノーカンです」

 

 ???「二人ともやめなさいよ。みっともない……」

 

 にとり「はたて様もどうしたんですか?」

 

 はたて「どうしたもこうしたも……そこの神様らが天狗の里で文を探して「男のことについて聞かせろ」って暴れたんだから……」

 

 

 視線が集中する先はもちろん地面にめり込んでる神奈子と冷や汗をかいている諏訪子にだ。犬耳を生やした子が近づいて行く。

 

 

 ガチャッ!

 

 

 白狼天狗である 犬走椛 は諏訪子の手に手錠をかけた。

 

 

 諏訪子「なんで手錠かけるの!?」

 

 椛「天魔様からの命令です。お二人にはじっくりお話しを聞かせてもらいます」

 

 

 これが本物の犬のお巡りさんだな。本人に言ったら「犬じゃなく白狼天狗です!」と言われそうなので、黙っておく。だが、犬耳もいいなぁ♪

 

 

 椛「にとり、私はこの二人を連れて帰るから……」

 

 

 こちらに視線を向けて少し黙った後にそのまま二人を連行していった。一体なんだったんだ?

 

 

 早苗「すみません!二人がご迷惑をおかけして!」

 

 

 守矢の風祝(かぜはふり)東風谷早苗 は謝った。何度も頭を下げる姿に見かねた俺は早苗に近づき、肩に手を置いた。

 

 

 シン「早苗が謝る必要はないぜ。俺もこの決闘を受けたんだから君に非はまったくないんだからな」

 

 早苗「どうして私の名を……「きゃあああ!」うぇえ!?」

 

 はたて「ちょっと!ちょっと!例の妖怪さんって本当にイケメンだったの!?文のことだからまた捏造してるんじゃないかって思ったけど、超イケメンじゃん!あの!私は 姫海道はたて です!お名前はシン様でしたね。シン様は何が趣味なんですか?好きな食べ物は?好みのタイプはどんな女性ですか!?」

 

 文「はたて、それぐらいにして。シンさんはお疲れなんですから」

 

 ルーミア「その通りだ。私達はお疲れなんだ。っと言うわけでこの家借りっぞ」

 

 

 そう言って俺のマイホームに入っていくルーミア。

 

 

 文「私も服がボロボロなので着替えさせていただきますね」

 

 シン「(文の生着替えだと!?これは男として見なければ!!)」

 

 

 ろくでもないことを考えていると、後ろから蹴られた。もちろん蹴ったのは……。

 

 

 妹紅「……」

 

 シン「知ってた」

 

 妹紅「何がだよ」

 

 

 やっぱり俺のもこたんだった。もう落ち着いたのか?もこたんは俺の服を掴んでマイホームへ誘導する。

 

 

 シン「ど、どうした?もこたん!?」

 

 妹紅「……お前、疲れてんだろ。お前にご馳走してもらおうかと思っていたが、それはまた今度でいい……それより休めよ。お前のせいで私が帰れなくなったら堪ったもんじゃないからな……」

 

 シン「わかったから引っ張るなよ!」

 

 文「(やっぱりですか……でも、自覚はまだしてないみたいですね。はて、この先どうなるか……)」

 

 

 ------------------

 

 

 ルーミア「ぐがーzzz」

 

 にとり「ちっちゃくなってる……」

 

 

 ルーミアは疲れて眠っている。いつの間にか子供の姿になっていた。文は着替えてくるとかで奥の部屋に(着替えの音だけでも聞きたかった!)行き、早苗は連行された神様を迎えに行った。はたては俺を心配してくれて残ってくれた……いい子だ。にとりも同じくだ。そして、みんな腹が減ったから飯を作ろうかと思ったが、もこたんに止められ、代わりにもこたんが作ってくれると言ってくれた!もこたんの手料理を食べられるなんて嬉しいにょぉおおお♪

 

 

 はたて「シン様って料理得意なんですね。今度ぜひ食べてみたいです♪」

 

 にとり「あの時は天国にいるのかと思ったよ……またご馳走してくれよ盟友♪」

 

 シン「ああ、楽しみにしててくれな」

 

 

 にとりもはたても俺の手料理を楽しみにしてくれたみたいだが、今回は仕方ないんだ。だが、俺の代わりにもこたんが手料理をご馳走してくれる。さっきから楽しみで仕方ない!!

 

 

 文「シンさん浮かれているようですね。妹紅さんの手料理を食べられるからでしょうかね」

 

 シン「着替えたか。当然だ!なんせ愛しのもこたんの手料理を食べられるんだからな♪」

 

 はたて「愛しの!?シン様ってあの女と関係があるのですか!?」

 

 シン「もこたんは俺の嫁(将来)なのだからな!」

 

 はたて「うそ!!?」

 

 にとり「まだ結婚してないでしょ」

 

 シン「ばれちった♪」

 

 はたて「よかった……本当かと思ったわ」

 

 

 冗談交じりの会話をしていると、もこたんがやってきた。手にはお待ちかね鍋ということらしい!

 

 

 妹紅「待たせちまったな。疲れているだろうから鍋にしてやった」

 

 ルーミア「鍋なのか~!!」

 

 シン「ルーミア起きたか。身体は大丈夫かよ?」

 

 ルーミア「大丈夫なのだ。それより早く開けるのだ!」

 

 

 ルーミアは「はやく、はやく!」とせがむ。妹紅は鍋の蓋を開けると、色とりどりの野菜が盛り沢山だった。これは美味そうと思った。ルーミアは肉がないと(´・ω・`)ショボーンってなっていた。文とにとりは奥からお酒を持ってきた。貯蔵してあったんだな。

 

 

 妹紅「悪いな。急なもんで、ここにある分しかなかったんだが、味は保証する」

 

 ルーミア「まぁ、我慢してやるのだ。特別だからな」

 

 妹紅「こいつめ」

 

 文「それじゃ、シンさんのマイホーム建設祝いと初勝利に乾杯!!」

 

 全員「「「「「乾杯!!!」」」」」

 

 

 ------------------

 

 

 結局ルーミアは疲れていたのかそのまま寝てしまった。はたては酔ってキスせがんできて大変だったぜ。文が止めてくれて助かった。にとりはこの家のカラクリを教えてくれた。なんとこの家、移動式の住宅なんだって!移動するときは足が生えて目的地まで走ってくれるらしい……流石河童の技術力は世界一ぃいいい!そんで、もこたんは意外と大人しく飲んでいた。

 

 

 文「あやや?もうこんな時間ですか?シンさん、私はそろそろお(いとま)します」

 

 にとり「それじゃ、私もそろそろ帰ろうかな」

 

 シン「ああ、今日はありがとうな」

 

 文「ええ、ほら!はたて帰りますよ!」

 

 はたて「むにゅあ……シン様……私はまだ食べごろでしゅぅ……♪」

 

 文「何言ってんだか……よっと!それじゃ、お二人共また今度!」

 

 

 文ははたてを担いでにとりと共に帰っていった。ルーミアは起きる様子がないから明日一緒に寺子屋行こう。実質もこたんと二人っきりになった。マイホームで二人とは!ここからは大人の時間というわけか!!妄想まっしぐら!

 

 

 妹紅「……なぁ」

 

 シン「―どうした?」

 

 妹紅「なぜ決闘を受けたんだ?私達のような女に気を使う必要のない世界だぞ。お前の世界がどうであれ、断ってもよかったのに……」

 

 シン「弾幕勝負してみたかったってのもあるし、勝っても負けても損は一切ないからな」

 

 

 こっちの世界での基準ではブサイクと無理やり結婚させられる扱いだが、シンにとっては美女と結婚できることになるので、むしろ得しかない。「なんだそんなことか」っと妹紅は思うはずだった……。

 

 

 シン「それにもこたんがいるからな」

 

 妹紅「―はッ?」

 

 シン「もこたんを守れる男になるためには挑戦し、強くなることが必要だ。これから先幾度となく言い寄ってくる者が絶えないはずだからな。それらを打ち破って強い男になってもこたんに相応しい奴になるんだ」

 

 

 理解できなかった。こいつの変態度は知っていたが、言っていることがわからなかった。守る?なぜ私を守る必要がある。私は不老不死で怪我をしても治るし、死んでも蘇れる。そんな化け物を守るだなんてこいつはとんでもないバカと思った。

 

 

 シン「もこたん今俺をバカにしたな?」

 

 妹紅「当たり前だろう。私は死ねないんだ。傷なんてできてもすぐに元に戻るんだからな……」

 

 シン「知ってるさ。だからこそ、守るんだ。今まで、辛いことがあったろう。死んでいたらどんだけ幸せだったことがあっただろうなんて思ったことあるんじゃないか?」

 

 妹紅「それは……」

 

 

 言い返せない……実際に何度も思ったことだ。薬を飲んでから後悔したことが山ほどあった。だからこそ、本当のことを言われたら何も言えなかった。

 

 

 シン「生きてるから辛い目に遭う。生きているから別れが来る。だけど、死んでいなかったから笑顔になれる。死んでいなかったから出会いがあるんだ。俺は転生し、もこたんに出会えた。これほど嬉しいことはなかった。そして今妖怪になって生きている。今がとても幸せなんだ。もこたんは今幸せか?」

 

 妹紅「私は……」

 

 

 <幸せ>

 今、私は幸せか?そう聞かれると言葉がでない。幸せに感じてないことはないと思うが、ためらいがあった。なぜかわからないが、言葉に詰まった。心のどこかで幸せじゃないと感じているのだろうか……自分自身のことがわからなかった。

 

 

 シン「それでいいじゃねぇか」

 

 妹紅「……なに?」

 

 シン「生きてるから悩むんだ。人間も妖怪も死んだから悲しいんだ。だから、生きてる間は楽しもうぜ。今回の決闘みたいにルーミアと一緒に戦って、知恵を絞り、神奈子をやっつける。楽しかったぜ!もこたんの過去は知っている。辛いことが多かったんだよな。今まで辛い思いをしたんなら、これからいい思いをするがいい。俺はもこたんのことが好きだし、好きな女のためなら強くなってみせるさ。安心しろ、俺が生きている間にもこたんに()()をプレゼントするぜ♪」

 

 妹紅「なんだよそれ。私にプレゼントしてくれるって?変態野郎のくせして」

 

 シン「ああ、とびっきり最高のやつをな♪」

 

 

 こいつは本当に自身満々だな。だが……。

 

 

 妹紅「ふふ♪」

 

 

 悪くない……笑みが浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 シン「今のカッコよかったろ(キリッ!)」

 

 妹紅「……」

 

 

 本当に締まらない男だ……。

 

 




変態からイケメンになりつつある主人公。残念なイケメンだが、イケメンじゃないとは言っていない。これがギャップ萌えか( ´∀` )


早苗「ところで私の出番少なくありませんか?」
作者「つ、次があるし……。」
早苗「……。」
作者「き、きっと出番後で増えるはず……。」
早苗「……期待していますよ……?」
作者「が、がんばります(;´・ω・)」

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