あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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本編どうぞ!


19 魔法の森で大乱闘!姫様の最終兵器!?

 ???「……何よ……これは……!」

 

 ???「シャンハーイ……」

 

 ???「ホーライ……」

 

 

 魔法の森のとある場所に女性がいた。隣にはプカプカと空に浮く人形が二人彼女と同じ反応を示していた。彼女は新聞に載っていた男に興味が湧いて、見に行っていたのだが不在であったため仕方なしに帰宅しようとした。しかし、帰って来たところには()()()()()()()

 ()()()()()()()のだ。そう目の前には自分の家すらなくなっていたのだ。

 

 

 ???「どうなってるのよぉおおおおお!!?」

 

 

 アリス・マーガトロイド 現在ホームレス。男に会うために人里へ行っていなかったから渋々帰ってみたらその家すらなくなっていました。訳がわからないよ!?

 

 

 アリス「(え!?私なにか悪いことした?そりゃ男の方とおしゃべりしてあわよくばお茶なんかして森でお散歩でもできたらいいなって思ってましたけど、これは酷すぎる!私のお気に入りの服は!?ティーセットに食べようと思っていたケーキは!?そして私の人形たちは!?こんなの酷すぎる……あんまりよ……あんまりだぁあああああああああ!!!)」

 

 

 心の中で大号泣していると轟音(ごうおん)が響いて来た。

 

 

 アリス「(なに!?あれは弾幕?もしかしたら私から家を奪った犯人がいるかもしれない!)」

 

 

 アリスは隣で心配そうに主を癒そうとする人形達に命令した。

 

 

 アリス「上海!蓬莱!ついてきて!この恨み絶対晴らしてやる!!!」

 

 

 アリスは激戦地に向けて走り出した!

 

 

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 鈴仙「ひぃいいいい!!」

 

 てゐ「鈴仙こっち!」

 

 ナズーリン「置いて行かないで!!」

 

 布都「まだ死にたくないのじゃ!!」

 

 芳香「すごい弾幕だぞ~!!」

 

 

 魔法の森は戦場になっていた。中心にいるのは幽香一人……それを囲むように輝夜、神子、屠自古、星が応戦している。四人がかりでも幽香一人に苦戦している状況である。四人も幽香の実力を侮っていなかったが、想像以上の力であるため抑えきれなかった。このままだとこの森が焼け野原になってしまう。

 

 

 神子「困りましたね……彼女がここまで強いとは……」

 

 屠自古「太子様このままだと本当にまずいです!」

 

 星「幽香殿!矛を収めて話し合いましょう!」

 

 幽香「邪魔しないでくれるかしら……私はそこの外道魔法使いを生かす気にはなれないのよ!」

 

 

 幽香が魔理沙が隠れている岩陰をにらみつける。直接見られたわけではないが、その殺気が岩越しに伝わってくる。魔理沙は気が気ではなかった。いつ殺されてもおかしくない状況にいる。なぜ、自分が殺される状況になっているのかも訳が分からない状態ほど恐ろしいものはなかった。

 輝夜は尋常じゃない幽香の執念に何か疑問を感じた。だが、何かはわからなかったが、このままでは他の場所や人にも被害が出てしまう。もしミナトにも被害があったら……そう思うと幽香を何としても止める必要がある!

 

 

 青娥「芳香ちゃん大丈夫?それとその他は大丈夫ね」

 

 てゐ「確定かよ……」

 

 鈴仙「ど、どうするんですかぁ!?このままだと私達も巻き込まれてしまいますよ!!」

 

 ナズーリン「ついてくるんじゃなかったぁ!!」

 

 青娥「とりあえずこの状況を何とかしないといけないわね」

 

 布都「何か策があるのか!」

 

 青娥「白黒魔法使いを素直に差し出せば一件落着ですわ♪」

 

 魔理沙「聞こえてるぞ邪仙!!」

 

 青娥「―チッ……」

 

 

 少し離れた岩陰から聞こえる声。その声に舌打ちする青娥だった。

 

 

 鈴仙「魔理沙あんたあの風見幽香になにしたのよ!?」

 

 魔理沙「知らねぇよ!あいついきなり私を殺そうとしたんだ!私はただ()()退()()しただけなんだよ!」

 

 青娥「()()退()()……?」

 

 

 青娥の思考が脳内で高速計算する。ほんの小さな可能性もないとはありえない。だってここは幻想郷……常識などあってないような世界であるのだから……。

 

 

 青娥「(もしかしたらあるのかもしれないわね……)」

 

 

 青娥の脳が一つの可能性を導きだした。

 

 

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 アリス「ぬぅおおおおおおお!!!」

 

 

 全力疾走で駆けるホームレス人形師。目的地は無論アリスの家を葬り去った者の場所……そいつを見つけ出し、血祭りにしてやるとアリスは決心していた。

 森をしばらく走ると音が激しさを増していた。そして、弾幕が横切る。今はそんなこと気にならないだってもうすぐ私の鉄拳制裁が下される時は近いのだから!

 

 

 アリス「(そこね!!)」

 

 

 音がするのはこの草むらをかき分けたすぐそこだった!アリスは勢いよく飛び出し先制攻撃を仕掛けようとした!

 

 

 アリス「覚悟しなさい!私の失ったものの恨みを……!?」

 

 

 アリスの目の前にはまばゆい光の塊が向かってきていた。

 

 

 アリス「(これは……マスタースパ……)」

 

 

 最後まで考える余地もなく、アリスは光と共に吹き飛ばされた!

 

 

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 幽香「あらぁ?誰か出て来たと思ったけど錯覚だったのかしら?」

 

 

 幽香は輝夜にめがけてマスタースパークを放ったがかわされた。その光線上に人形師が飛び出してきたことなど気にも留めなかった。どうでもいいこと。今の幽香にとっては魔理沙の排除が最優先なのだから!

 

 

 輝夜「あなたいい加減にしなさいよ!これ以上暴れるってなら私だって本気出すわよ!」

 

 幽香「あなた一人で何ができるのかしら?他の連中はもう動けないみたいだけど?」

 

 

 幽香の言う通りに先ほど闘っていた神子や屠自古に星は既に力尽きていた。恐るべし風見幽香……これほどの実力を持っていたことは誰も知らなかったであろう。幽香を止めることができるのは幻想郷でも数えるほどいるかどうか……だが、輝夜には秘策があった。

 

 

 輝夜「あなた……私はなんて呼ばれているか知ってる?」

 

 幽香「ええ……確か<()()()()()()()()>だったかしら……!!まさかあなた!?」

 

 輝夜「あなたなんかに見せたくないけど、ミナトが私を綺麗って言ってくれたこの顔を存分に味わいなさい!!」

 

 幽香「え!?ミナト!!?」

 

 

 輝夜はそのマスクを勢いよく投げ捨てた。外した勢いで髪がなびく。その整った顔つき、眉に瞳に鼻に唇……すべてが綺麗とミナトに言われた顔。だが、この世界ではこの顔は見るも耐えること敵わない兵器(ブサイク)だった。その顔を幽香が見る直前!

 

 

 空間が歪んだ!

 

 

 霊夢「幽香!暴れるのもいい加減にオロロロロロロロロロ!!」

 

 紫「霊夢どうしたのオロロロロロロロロロ!!」

 

 藍「紫様!如何(いかが)なさいまオロロロロロロロロロ!!」

 

 

 スキマから出て来た3人が吐き出した。一辺に周りが悪臭に包まれた。

 

 

 異変に気付いた霊夢と紫達は幽香を止めるためスキマでこちらに来たのだがタイミングが最悪だった。輝夜がマスクを外した直後に輝夜を直視する位置にスキマを開けてしまったためひどい惨劇が生まれた。橙?橙は置いて来た。この闘いでは足手まといになってしまうためであるが、運がよかった。こんなものを見せることなんてできないだろうから……。

 

 

 布都「うえぇ……」

 

 鈴仙「うぅ……もうダメ……」

 

 ナズーリン「ご主人……たすけ……て……」

 

 魔理沙「オモイダシタクナイオモイダシタクナイオモイダシタクナイ!!

 

 

 直視してなくてもこれなのである。辺りが惨劇にあふれかえる中、幽香は紫達が前に現れたために顔を直視することは避けることができたのだ。だが、幽香はそんなことよりも気になってしまうことがあった。輝夜からミナトの名前が出て来たことだった。

 

 

 幽香「なぜあなたがミナトの名を!?」

 

 輝夜「ミナトを知ってるの!?」

 

 

 二人は相対する。(幽香は目を隠して見ないようにしています)すると、青娥が動いた。

 

 

 青娥「お二人共、私の仮説なんですが聞いてもらってもいいかしら?そこの白黒魔法使いさんと(ミナト)のことも含めてね?」

 

 

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 幽香「……すみませんでした……」

 

 魔理沙「……ごめんなさい……」

 

 

 頭を下げた。勘違いに気づいた幽香と男を巻き込んでしまった魔理沙が皆に謝罪した。青娥のおかげで最悪の事態はまのがれた。ついでに言えば、輝夜はちゃんとマスクしてます。紫達は汚いので後回しでOK!

 

 

 てゐ「でも、ミナトはどうしちゃったのさ!?」

 

 布都「まさか本当に消滅してしまったとか……いた!」

 

 屠自古「バカなこと言うんじゃねぇよ!」

 

 布都「じゃが……。」

 

 芳香「お~!ミナトならさっき見たぞ~!」

 

 全員「「「「「―は?」」」」」

 

 

 全員時が止まったように停止する。

 

 

 芳香「光と共に飛んで行ったのを森に入る前に見たぞ~!」

 

 輝夜「なんでそれ先に言わないのよ!?」

 

 芳香「聞かれなかったから~?」

 

 全員「「「「「……」」」」」

 

 

 辺りが静寂に包まれた。もっと先に言えよと誰かが言った気がしたが、あの戦場では言ったとしてもどうなっていたかわからないのだが……。

 

 

 青娥「もう芳香ちゃんたらのろまさんなんだからん♪」

 

 芳香「えへへ~♪」

 

 

 親ばかである……だが、ミナトはまだ生きていることがわかった。何とか探せるだろう……。

 

 

 星「ナズ、彼の反応はどうですか?」

 

 ナズーリン「ええっと……妖怪の山から反応が……いや、この方角だと……」

 

 神子「この方角は……地底への入り口があったはずですが?」

 

 鈴仙「ミナトさん地底に行ったんですか!?」

 

 

 地底……普段なら誰も寄り付こうとしない場所だ。そんなところに居るとなったら面倒なことである。地上と地底では条約で取り決めされていた。幻想郷の賢者(すぐそこでゲ〇まみれになっている妖怪)が地底の妖怪と交わした条約だ。それのせいで、地上の妖怪が地底に入ることは禁止されている。だが、それでも地底に向かおうとする者達がいた。

 

 

 輝夜:屠自古:幽香「「「!!!」」」

 

 鈴仙「姫様もしかして行くつもりですか!?」

 

 神子「屠自古落ち着きなさい。焦っても何もいいことありませんよ」

 

 魔理沙「幽香お前も行くのか!?」

 

 輝夜「私は行くわよ。ミナトのためならね」

 

 屠自古「太子様、今回ばかりは私のわがままを許してください!どんな罰も受けますから!」

 

 幽香「彼は友達……友達なのよね……?だから私は彼を連れ戻しに行くわ」

 

 

 真剣な表情で地底に向かおうとする3人を止めたのは……。

 

 

 青娥「少しお待ちになってくださいな。あなた達が行ったら争いの種ですわ。そうなったら彼のためにはなりませんし、彼に迷惑をかけることにもなりますわよ?今後のためにもここは賢者様の協力が必要ですわ」

 

 

 鼻をつまみながら賢者(笑)を指さす。ミナトの名を出すことによって彼女らを制御しようとしたのだ。汚い!流石邪仙汚い!

 

 

 輝夜「……なら早く協力させましょ!この3人を永遠亭に運ぶの手伝って!」

 

 てゐ「それはちょっと……」

 

 

 誰も嫌である。あれまみれを背負って行くなんて……。

 

 

 幽香「運びなさい♪ねぇ?」

 

 魔理沙「アッハイ……」

 

 屠自古「やってやる!やってやんよ!」

 

 布都「屠自古お主そこまで……くさぁ!!」

 

 

 それぞれの対応で永遠亭に運ぶのであった……。

 

 

 

 

 その後を二人の人形が付いて行くのだった。

 

 

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 アリス「(あれ……私はどこにいるのかしら?)」

 

 

 薄暗い所にいた。岩がごつごつしていた……洞窟にいるようだ。なぜ洞窟にいるかわからなかったがその答えはすぐに出た。

 

 

 ???「おや?あなたは……」

 

 アリス「へぇ?」

 

 

 複数のコードで繋がれた()がアリスを見ていた……アリスは地底に居ることがわかった。

 

 




アリスさん登場です!上海と蓬莱も登場!!
そして地霊殿のあの方が……!

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