本編どうぞ!
ミナト「ん?……朝か……」
目を覚ますと昨日見た天井があった。ここは地霊殿で、今日から当分の間お世話になる場所だ。お世話になるんだからきっちりしないと……そう思った矢先にベットに違和感を感じた。恐る恐る掛け布団をめくってみると……。
???「すぅー……すぅー……」
女の子がいた。ただいるだけならまだよかったが、その子は
ミナト「(おちおちおちおちつけ!ボクはなにもやってない!朝目覚めたら裸の少女が横で寝ていたんです!信じてください!無罪なんです!ロリコンじゃありませんから!!)」
誰もツッコンでくれる人は居ず、一人悩むミナト。
ミナト「(落ち着くんだ……そもそもこの子ひょっとしなくても……)」
彼女には見覚えがある。さとりの妹 古明地こいし ちゃんだ。
<無意識を操る程度の能力>
無意識を操ることで他人に認識されずに行動できる能力である。さとりさんと同じ覚妖怪だけど、過去にいろいろあって第三の目(心を読むことができる目)を自ら閉ざしてしまった子だ。結構悲しい子だ。
無意識でボクの部屋に入ってきてそのまま寝てしまったんだろう……こいしちゃんならあり得る。けど、なんで裸になる必要が……。
こいし「うん……よく寝た……」
ミナト「!!?」
こいしちゃんが体を起こそうとした。このままだと生まれたままの姿を直視してしまう!
こいし「うわぁ!?なに?」
ミナト「ごめん!そのままでいて!お願いだから!」
裸の少女とベットにいるところを誰かに見られでもしたらヤバい!女の子の裸なんて見たことないし、見たら耐えられない!そんな思いのなかベットの横に散乱している服をこいしちゃんに着るように言おうとしたとき……。
アリス「失礼するわよミナト……朝です……よ!?」
ミナト「ああ!!?」
アリスは見てしまった。ベットの上で裸の少女といるミナトの姿を……アリスの顔は段々赤くなっていき……!
アリス「―し、しちゅれいしましゅた!!」
大慌てで部屋から出て行った……ああ……終わった。これから先ロリコン変態野郎って言われるんだ……。
こいし「お兄さんどうしたの?」
ミナト「……とりあえず服着て……」
さとりさんになんて弁解しよう……。
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さとり「そうですか。ですってアリスさん?聞いてます?」
アリス「/////」
さとりさんに事情を説明した。アリスさんはさっきから顔を赤くして目を見てくれない……泣きそう……。さとりさんは心が読めるのでややこしいことにならずに済んだ。本当にありがとうございます!さとりさん!
さとり「もっと感謝してくれていいんですよ♪早とちりしたアリスさんと違って♪」
アリス「さ、さとり///」
アリスは抗議するもさとりはスルーする。
さとり「こいし、駄目じゃないの。寝る前に服を脱ぐのはやめなさいっていつも言ってるでしょ?脱ぐのはお風呂に入る時と男に股を開くときだけよ。それと早く心を開いて頂戴。心読めないの面倒なんだから」
辛い過去があるこいしちゃんに平然と言っちゃうさとりさん?それにさとりさんの会話が卑猥すぎる……。
こいし「嫌だよ。お姉ちゃんの汚い心読みたくないから心閉ざしたのに……」
意外な回答きちゃった!ボクは原作から辛い過去の影響で心を閉ざしたと思ってましたけど、実はさとりさんが原因でした!そんなに嫌だったの!?やっぱりこの幻想郷は違うんだと実感しました。
さとり「汚いのは皆一緒でしょ?特に容姿が……ミナトさんにとってはみんな美しく見えるのでしたよね。こいしの裸はどうでした♪」
ミナト「ブフッ!?」
アリス「ちょっと///」
紅茶を吹き出しそうになった。さとりさん
さとり「ふふ♪大切な妹を思う一心ですよ。ミナトさんならこいしの初めてを差し出してもいい気がしますもの♪しゃぶり尽くしてもらってもOKですよ♪」
こいし「お姉ちゃん最低……」
さとり「褒めてもなにもでないわよ?」
ミナト「(さとりさんまじめだと思ったけどこんなキャラなの……)」
衝撃の真実~!を見ました……さとりさんヤベェ!!
燐「失礼します。さとり様、ヤマメが来てますけど……」
さとり「そう。いいわよ連れてきて」
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ヤマメ「おはようミナト!元気してる?」
ミナト「おはようヤマメ。元気だよ。会いに来てくれたの?」
ヤマメ「そ、そりゃ心配だったからね///さとりに何かされてないかと思ってね」
さとり「私は何もしてませんよ。私はね……♪」
ミナト「(確かにさとりさんは何もしてないね……)」
燐「あんたはさっきから何黙ってるんだい?」
アリス「話しかけないで……羞恥心に耐えてるだけだから……」
燐「???」
アリスさんは誤解したのが恥ずかしかったのか引きずっているみたいだ……。
ミナト「アリスさん間違いは誰だってありますから気にしないでください。ボクだって失敗しますし、失敗が恥ずかしいなんて思うことは誰でも一緒なんです。気を使ってくれて感謝してますけど、アリスさんとも友達でいたいですし」
アリス「……お気遣い……あ、ありがとう///」
アリスさんの表情が柔らかくなった気がした。少しはアリスさんの気を軽くできたかな?
さとり「それじゃお燐、そろそろお空も呼んで来て朝ごはんにしましょう。こいしがいる久々のご飯よ。腕によりをかけて作らないとね!」
ミナト「さとりさんって料理できるんですか?」
さとり「あら?意外かしら?私こう見えてもペットの餌から自分達の食事は私一人で作ってるんだから」
ミナトはすごいと思った。料理するイメージがなかったから驚いたし、ペットって廊下ですれ違っただけでも結構いたのに……ライオンがいたのにはビビった……。
ヤマメ「ミナトは料理できる人はどう……?」
ミナト「そうだね、やっぱり料理できる人は羨ましいね。ボクは食べる側だし、友人に料理得意な奴がいるけどそれがまた作る料理がおいしんだ♪」
そういえば最近シンの料理食べてない……久々に食べたくなってきた。ヤマメが「私も料理始めよっかな」って言ってたのが聞こえた。
さとり「おや、シンさんというお方の料理はおいしそうですね……私も彼に負けないぐらいの料理を作るとしましょう」
その後みんなで一緒に朝ご飯を食べた。やっぱり大勢で食べる食事は特別おいしいなぁ……姫様達今頃どうしてるだろう……。
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シン「世話になった!ありがとうな!」
レミリア「お礼を言うのはこちらの方よ。それにフランの面倒を見てくれるんだからいつでも紅魔館に来てくれてもいいのよ?」
シン「ああ、いつでも寄らせてもらう。咲夜も美鈴もまたな」
美鈴「また来る日までお待ちしております!」
咲夜「今度はとびっきり高価なお茶をご用意しております」
傷の具合を見てもらうために今から永遠亭に行くつもりだ。紅魔館の門前にレミリア達といる。小悪魔とパチュリーの姿が見えないが聞くと咲夜が「知らない方がいいこともあります」って言った。気にしてはダメらしいな。
フラン「お兄ちゃん……」
昨日の出来事もあってフランちゃんにお兄ちゃんと言われるようになった……ぐはぁ!幼女パワーがこれほど高いとは……なにかに目覚めそう……。
妹紅「……」
そしてもこたんはさっきからこの調子だんまりだ……調子狂うぜ。
シン「フラン、次寺子屋で授業するとき呼んでやるから頑張って登校するんだぞ」
フラン「う、うん!頑張る!頑張ってお友達も作る!」
シン「そうだ!その勢いがあれば大丈夫。俺もフランが来るの楽しみにしてるぞ」
フラン「うん!お兄ちゃんバイバイ!」
レミリア達と別れ永遠亭に向かった。
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シン「お~い?もこたん大丈夫か?」
妹紅「……」
もこたんは落とし穴に引っかかっていた。迷いの竹林はもこたんにとって庭みたいなものだと思っていたのにどうしたんだ?さっきから上の空だしよ……。
シン「お~い?も~こ~た~ん?俺がパフパフしちゃうぞ~♪」
妹紅「……」
シン「ダメか……こうなったら!」
奥の手を出してやろう。これで反応なかったらどうしようもなくなってしまうが……。
シン「あ!あんなところに蓬莱山輝夜が!!」
妹紅「なに!?」
反応してくれた!やっぱり
妹紅「あれ……いない?」
シン「おかえり。やっと帰ってきたな」
妹紅「シン……まさかお前……」
シン「あれは嘘だ。ごめ~んね♪」
妹紅「てめぇ!!」
落とし穴から上半身だけ出したもこたんがにらんでくる。先に落とし穴から出るんだと手を貸してやる。
シン「お前がさっきから上の空なのが悪い。朝からどうしたんだよ?」
妹紅「あん?……そ、それは……」
シン「歯切れが悪いな……体調不良か?」
妹紅「それはない……いや、そうかも……」
もこたん本当にどうしたんだ……こんなもこたん見たことねぇ……そこもいいんだが、俺はもこたんには元気でいてほしい。
シン「それなら今永遠亭に向かってるし、そこで一度見てもらえばいい。それに最近厄介ごとに巻き込みすぎたせいなのかもな。悪かった」
妹紅「いや……別にいい……」
反省してる。もこたんを連れまわしすぎたのかも……そのせいでもあるかもな。そんなことを考えつつ永遠亭に向かった。
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永遠亭についた。そこには初めて会う人物がいた。
星「あなたは人里で先生をやっている……私は……」
シン「
星「ウェイ!って!なに言わせるんですか!?」
ナズーリン「ご主人が勝手に言ったんDA★」
永琳「あなた達は何やってるのよ……」
永琳がやれやれとした表情をしている。
シン「久しぶりですね。永琳先生」
永琳「あら?変態の雰囲気がなくなってるわ。どうしたのかしら?」
シン「俺だって常識はあるんだ。あの時はもこたんに初めてあって興奮してただけだ。俺は至ってまともだ。それより何かあったって顔してるぞ?」
永琳「そうなのよ。説明してあげるわ」
<かくかくしかじか>
シン「ミナトの奴が地霊殿にいるのかよ。さとりの奴に心を覗かれ放題か……羨ましい♪」
永琳「(やっぱり変態だったわ……)」
妹紅「それで博麗の巫女はまだ意識戻らないんだろ?」
星「そうなんです。困ったことに……」
永琳「それで、あなた達は一体何用?」
シン「それはな……」
<かくかくしかじか>二回目!
永琳「そうだったの……傷を見せてもらっても?」
シン「いいぜ。もこたんも見てもらえよ。永琳先生もこたんも見てあげてくれ」
妹紅「私は……」
永琳「いいわ。とりあえずあなたが先よ。わかった?」
シン「了解っす」
ナズーリン「友達のことは放っておいていいのか?」
シン「ミナトのことはあんた達に任せるよ。あいつだって大人だ。幻想郷で生きていくならこれぐらいのこと日常茶飯事だろ?それにミナトにはもう新しい友人達がいるし、心配してねぇよ」
星「信頼しているのですね」
シン「当然!親友だからな。信じてやるのも友の役目だからよ。それに地底で楽しい思いしてるだろうから心配するだけ無駄だ」
そう言うと奥に消えていった。
星「信じてやるのも友の役目ですか……確かにそうかもしれませんよね」
ナズーリン「月の姫や亡霊に花の妖怪には見習ってほしいね……」
星「そうですね」
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<再び地霊殿>
こいし「ミナトのお兄さん♪」
ミナト「どうしたのこいしちゃん?」
こいし「私が地底を案内してあげるよ」
ヤマメ「そんなことしたら見つかっちまうよ」
アリス「そうよね。私も見つかったらまずいことなるし……」
こいし「大丈夫!私が見つからないようにしてあげるから!」
無意識を操ってボクとアリスさんの存在を気づかれなくしようってこいしちゃんの案だ。この子頭いい!全然思いつかなかった。でも、さとりさんいいのかなぁ?
さとり「ミナトさん……ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ!」
燐「さとり様何言ってるんですか?」
さとりさん、ばれなきゃいいって……この人どんだけなの……?
こいし「それじゃ……はい!」
こいしちゃんが手を差し出して来た。突然だったので何って感じだ。
ミナト「?なに??」
こいし「手を繋ぐの!私と触れ合ってないと能力が使えないの!」
ミナト「ああ!そういうことね」
こいし「ほら、お姉さんも!」
アリス「え、ええ……」
こいしちゃんを中心に手を繋いだ。小さくて、ひんやりした温度が伝わってくる。橙ちゃんもこんな感じだったなぁって思っちゃう。
さとり「おや……これではまるで夫婦とその子供に見えますね」
アリス「ふふふふふうぅふー!?」
アリスは慌てて手を放してしまった。
こいし「ああ!ダメだよ放しちゃ!私から離れると効力なくなっちゃうんだから!」
アリス「ご、ごめんなさい……」
空「いいなぁ~!私も繋ぎたいぃ!」
燐「こいし様……羨ましい……!」
ヤマメ「(人形師の女……ミナトに気があるんじゃ……!)」
さとり「(ふふ……計画通り♪)」
一人ほくそ笑むさとりだった。
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ヤマメ「ミナト……本当についてきてるの?」
答えても何も返ってこない。当然だ。ミナト達は今ヤマメには認識できないようになっている。例えミナトがヤマメに話しかけてもヤマメは気づけない。ヤマメは今一人で旧都に向かっている状態だ。
無意識状態でヤマメの後ろをついてきている3人は……。
こいし『えへへ♪』
ミナト『楽しそうだねこいしちゃん』
こいし『楽しいよ。お兄さんと一緒だもん♪』
こいしちゃんが実に楽しそうでよかった。ヤマメになんだか悪いことしている気がしてならないけどね……。
ヤマメにはこの楽し気な会話が認識できないのである。
こいし『それとお姉さん、お姉ちゃんには気をつけた方がいいよ』
アリス『え?いきなりどうしたの?』
こいし『お姉ちゃん小説よく読んでいるの見かけるんだけど、その小説の内容がどれも暗くてさ。女同士の醜い争いが書かれているんだ。詳細にね』
ミナト『(なにそれ……?ミステリーものなのかな?)」
こいし『それにお姉ちゃん心が汚いから読んでるとお姉ちゃんの妹ってのが嫌になってきちゃってさ……』
ミナト『それで……心閉ざしちゃったの?』
こいし『うん!鬱憤から解放されたって感じだった!』
満面の笑みでこんなこと言っちゃったよ!さとりさん、実の妹に拒絶されるってどんだけ心汚いの!?逆に見たいかも……やっぱりいいや。
こいし『だからお姉さんもお姉ちゃんの厄介ごとに巻き込まれないようにね?』
アリス『ありがとうこいし。あなた優しいのね』
アリスさんはこいしちゃんの頭をなでると「もっとやって~」って顔をした。かわいいね。微笑ましい光景を眺めていると……。
ヤマメ「ミナト聞こえてる?旧都に近づいてきたよ。こっから私声かけられないけど、離れないでよね……」
ヤマメは不安を抱きながら旧都に入って行った。
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???「ぷはー!!いい酒だ!おい!もう一杯!!」
キスメ「それぐらいにしておいたら?」
パルスィ「妬ましい……一人で全部飲み干す鬼が妬ましいパルパルパル……」
???「ハハハ!そう妬むな!それより昨日結局ヤマメの奴来なかったらしいじゃないか?」
キスメ「そうなの。朝ヤマメの家に行ったけど留守だったし……」
パルスィ「きっと男ができなのよ……妬ましい!妬ましいパルパルパル……!」
???「ハハハ!それはないね!こんなゴミ溜めのような地底に男なんて無縁だよ!」
キスメ「確かに勇儀の言う通りだね」
私の名前は 星熊 勇儀 だ。ドロー!モンスターカード!の
勇儀「まぁ、何があったかしらないが飲めよ!いない奴のこと考えたってしょうがねぇだろ?」
キスメ「それもそうね……あ!」
パルスィ「どうしたのキスメ……あ」
二人の視線を追った。そこには先ほどの話題に上がったヤマメがいた。なんだいるじゃんかよ!丁度いいや!ヤマメお得意の腹踊りを見たくなった気分だ!早速ヤマメを呼ぼう!!
勇儀「お~い!ヤマメ~!!」
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ヤマメ「……なにかな?」
キスメ「昨日なんで飲み会に来なかったの?」
ヤマメ「わ、わたしも用事があったから……」
パルスィ「穴埋めたんでしょ。それ済んだら絶対行ってやるって言ってたのヤマメだしょ?」
ヤマメ「私を置いて先にいったくせして……」
現在絡まれ中。キスメにパルスィに勇儀姐さんまでいるじゃないか!それに他の連中もどんちゃん騒ぎしてる。まずいなぁ……ミナト達ついてきてるだろうし、今日は絡んできてほしくなかった……。
アリス『大丈夫なの?ここ宴会の真っ最中じゃない』
こいし『大丈夫!いつものことだから』
ミナト『(勇儀さんがいる。デッキ持ってこれたらよかったなぁ……)』
そっちの
勇儀「ヤマメ、お得意の腹踊りを披露してくれよ!」
ヤマメ「うぇええい!?」
勇儀「なに驚いてるんだ?ヤマメが一番腹踊り上手いじゃないか。それに今度はスッポンポンで披露してやるぞって言ってたじゃないか?」
ヤマメ「うぇえ……や、やめ……!」
キスメ「ヤマメ顔真っ赤だよ?どうしたのさ?」
ヤマメは近くにミナトがいることを知っている。自分がこんなところで腹踊りをしていることがばれて恥ずかしさに耐えようとしていた。だが、周りの追撃は止まらなかった。
地底の妖怪1「お!ヤマメさんの到着よみんな!」
地底の妖怪2「なに!?ヤマメさん今日も男の理想的ないただきかた教えてほしいです~!」
地底の妖怪3「前はベットで〇〇〇するんでしたね!今回はどんなの考えてきたんです!?」
普段女しかいない、しかもケダモノの巣窟と呼ばれている連中の会話が筒抜けになる。下品なトークのオンパレードが飛び交う。その中心にヤマメがいる。ヤマメはいつも話題を盛り上げていたのだが、今回はミナトがそばにいる。こんな話を全て聞いていることとなる。ヤマメは耐えた……。
アリス『うわぁ……正直引くわ……』
こいし『そう?いつもこんな感じだけど?お姉ちゃんの心を間近で見た方が引くけど?』
アリス『さとりの奴……そこまで性根が腐っていたとは……』
ミナト『ヤマメ……』
ボクはヤマメが羞恥心に耐えているのがわかった。周りのみんなは悪気があって言ってるつもりはないけどこのままじゃ……。
そう思っていたとき、一滴の水滴が落ちたのを見てしまった……!
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ヤマメ「うぅ……うぅう……!」
パルスィ「ヤ、ヤマメ……!?」
一滴が落ちて気がついた。一瞬にしてどんちゃん騒ぎであった宴会場が静かになった。
真っ赤な色をした肌にその瞳から滴が落ちたのだ……ヤマメは泣いていた……!
キスメ「ヤ……マメ!?」
勇儀「お、おい……!?」
誰も騒然となった。いつもなら喜んでホイホイ乗ってくるヤマメがいきなり泣き出したのである。これには誰もが予想外だった。あまりのことにどうすればいいかわからなくオドオドする者ばかりだったが、そこで動く者がいた。いや、
ミナト「ヤマメ!」
ミナトだった。彼女が泣いてしまったことに我慢できずこいしの手を放してヤマメに駆け寄ったのだ。「あっ!」って声が聞こえたが気にしない。
ミナト「大丈夫?これで涙拭いて」
ヤマメ「うぅ……うん……ありがとう……!」
泣いているヤマメにハンカチを渡してあげる。ヤマメの瞳からそれでも涙が溢れてきている。これは宴会どころじゃないね……。
ミナト「ごめん、勇儀さん、キスメちゃん、パルスィさん、今日はヤマメを連れて帰ります」
キスメ「え……え?」
パルスィ「……パルゥ?」
どうしたんだろう?パルスィさんに限ってはなんか変な鳴き声がなった。
勇儀「おい!」
ミナト「え、なんでしょう?」
勇儀さんがこっちをにらんでいた……すっごい怖いです……何か悪いことやったかな……。
勇儀「お前男だな……なぜ男がこんなところに?」
ミナト「……あ」
肝心なことを忘れていた。この幻想郷は美醜逆転、男がほとんどいない、男妖怪はレア級、地底は男と会う確率が0%に近いことなどボクがここにいるってことばれたらヤバかったことを忘れて飛び出してしまった!恐る恐る周りを見ると……。
全員「「「「「男だぁあああああああ!!!」」」」」
酔っ払いで溢れかえる地底……めんどくさそうな地底ですね。
ちなみに作者はお酒全然飲めないタイプです。飲んだら記憶なくなってしまいますので……。
お酒は気をつけましょう。