あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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ようやく永遠亭メンバーと遭遇できました!
これで話が進む……はず……?


幻想入りしてみたいです!



本編どうぞ!


4 プロローグ あなたが姫様ですか!

 終わった。永琳はそう確信した。殿方との会話に集中しすぎて輝夜のことをすっかり忘れていた……。今の輝夜は何も被り物をしていない。この世もあの世も探しても見つからない絶世の(ブサイク)を持つのは輝夜だけなのだ。遠目からでも、気分を害して失神したり、最悪の場合は死ぬことだってある。(死因はあまりの気持ち悪さに喉元に()()が詰まって死ぬこと)それが、今目の前にいるとしたら!

 

 

 鈴仙『ひ、姫様!?うぅえ……』

 

 てゐ『鈴仙!姫様!いきなりはひどいよ!私は慣れているけど、いきなりは……ああ、やっぱ無理……!』

 

 

 優曇華はまだ慣れていないし、てゐだって慣れてもこれだもの……彼に至っては……。

 

 そう永琳は彼の方を見ると目を疑った。

 

 

 ミナト「……綺麗……!」

 

 

 彼は輝夜を見ても吐かなかったのだ。

 

 

 ------------------

 

 

 何億年にも及ぶ人生の中でこれほど自分の耳を疑ったことはないだろう。

 

 

 ミナト「……綺麗……!」

 

 

 目の前の妖怪は私を見てそう言った。

 綺麗?私が?ありえないと思った。しかし、目の前の妖怪は私を見ても吐くどころか私の目を見ている。今もだ。私を見るだけで、世の中の生き物は生死の(さかい)彷徨う(さまよう)というのに!<醜き永遠の汚姫様>と呼ばれたこの私を!?

 

 

 輝夜「―あなた……私を見てもなんとも……ない……の……!?」

 

 ミナト「え?いや、綺麗な人だなぁって思っただけですから……」

 

 

 綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗綺麗!

 

 

 私はもう死んでもいいと思った。(死ねないけど)

 

 

 ------------------

 

 

 輝夜「それでミナトはどんな女性が好みなの!」

 

 鈴仙「姫様、落ち着いてください!」

 

 ミナト「あはは……」

 

 

 彼女は蓬莱山輝夜 月の姫様で、東方永夜抄でのラスボスを担当した蓬莱人だ。彼女の設定は竹取物語のかぐや姫その者だった。ボクの中では永遠亭メンバーで一番のお気に入りだ。そんな彼女と実際に初めての出会ってボクは「綺麗」と無意識に言っていた。ひとめ惚れに近い感覚だった。(彼女いない歴は年齢=)ボクは永琳さんと姫様から多くのことを聞けた。

 ()()()()()()はどうやらボクがゲームとしての原作とは全く違うみたい。なんでも男性の数は女性に比べて遥かに少なく、男性は貴重 特に男妖怪は一生に一度会えるか会えないかぐらいらしい。(宝くじで一等当てるよりも確率は低いんじゃないかな?)そのせいで、世の女性達は男性に飢えてるみたい。なにそれこわい……。

 そして、一番驚いたことがこの世界 美醜逆転 しているみたいなんです!つまり、目の前にいるボクからしたら絶世の美人に見える姫様やスタイルが良くてサラサラした髪をしている永琳さんにとてもかわいらしい鈴仙さんとてゐちゃんがこの世界に生きる者には醜い容姿に映るみたいなんだ。ボクが幻想入りしたのはただの幻想郷じゃなく、()()()()()()()()()に来ていたようなんだ。

 

 

 永琳「ミナト君ちょっといいかしら?」

 

 ミナト「なんでしょう?」

 

 永琳「あなたの世界は外の世界とはまた別の世界ということになるのだと私は推測しているのだけど?」

 

 ミナト「ああ、やっぱりですか。ボク自身もそう思います。だって、ボク人間でしたから……」

 

 鈴仙「ミ、ミナトさんは元人間なんですか!?」

 

 ミナト「気がついたら妖怪になってたの。しかも何の妖怪なんだろう……?」

 

 

 ボクの最大の疑問 妖怪になってしまったこと。何かが原因で妖怪になってしまったのだろうと思うけど、二次創作では、転生する時に性別や姿形が変わることが多々ある。おそらくは、その部類だろう。一体なんの妖怪になったんだ?

 

 

 てゐ「触角かな?近づくとピリピリするけど……変わった尻尾もしてるみたいだし?」

 

 永琳「私の推測だと 雷獣 じゃないかしらね?」

 

 輝夜「雷獣?雷を操るあの?」

 

 永琳「特徴的に推測した結果よ。身体を調べた時に電気系統の医療機器が誤作動を起こしてダメになったから」

 

 ミナト「すみません……」

 

 輝夜「ミナトが謝る必要なんてないわ!これぐらいで壊れる機器を作った河童が悪いのよ!」

 

 ミナト「河童が作ったんだ……」

 

 永琳「それは仕方のないことよ。気にしてませんし。人間から妖怪になったなんてね。それも、転生だなんて私も始めて聞いたわ。私にはさっぱりよ」

 

 ミナト「ですよねー」

 

 

 まぁ、普通の反応ですよね。ボクもびっくりですよ。でも……。

 

 

 ミナト「(上鳴(かみなり)→かみなり→(かみなり)→雷獣……)」

 

 

 まさか自分の名前がフラグだったりして……。そんなことを考えているボクでした。でも、永琳さんでもわからないならボクにはまったくわからんことですね。

 そんなこんなで、様々な質問を聞かれます。(大学のこととかね。)ちなみにみんな仮面取ってます。え?大丈夫かって?鈴仙さんとてゐちゃんは姫様を視界に入れてません。鈴仙さんはまだ慣れてないみたいだし、てゐちゃんは、一定時間ないなら大丈夫みたい。慣れってすごいね・・・。

 

 

 鈴仙「あ、あの!ミナトさんの世界のこと聞きましたが、その……私達はミナトさんからみたらどのように見えているんですか?」

 

 ミナト「(あ、やっぱりこの質問くるんだね。気にならないほうがおかしいか……う~ん、本当のこと言った方がいいか。後々面倒になったら嫌だし)」

 

 ミナト「鈴仙さんは愛らしくてとてもかわいらしく見えますよ」

 

 鈴仙「か!かわいらしい……!!」

 

 てゐ「ね、ねぇ!!わ、私はどう!?」

 

 ミナト「てゐちゃんは妹みたいで、一緒に遊びたい感じがする。勿論てゐちゃんもかわいいよ?」

 

 てゐ「―そ、そうか♪」

 

 

 二人の顔が真っ赤になった。でも本当のことだからね。

 

 

 永琳「……参考程度になんだけど、私はどうかしら?」

 

 ミナト「永琳さんは大人の女性の魅力がありますね。美しい女性って感じで、頼ってしまいたいです」

 

 永琳「そ、そうなの!?あ、ありがとう……」

 

 輝夜「ねぇ……」

 

 ミナト「ん?」

 

 輝夜「私は……どう見えるの……?」

 

 

 覗き込むように潤んだ瞳で見つめるその顔に心臓の鼓動が高鳴るのがわかる。

 

 

 ミナト「……さっきも言いましたが、とても綺麗です。ボクが生まれて今まで見て来た中で一番美しいです。あと、かわいい……

 

 

 これが限界だった。これ以上の言葉が出てこなかった。だって、かわいいもん!

 

 

 輝夜「!!!」

 

 ミナト「―あ!」

 

 

 姫様が走ってどこかに行ってしまった……。

 

 

 ミナト「……もしかしてボクは悪いこと言った?」

 

 永琳「ふふ、そうじゃないわよ。余程嬉しかったのよ。殿方に褒められたのは始めてだったから……」

 

 ミナト「そうだったんですか……」

 

 永琳「ねぇ、あなたさえ良ければここに住んでみない?」

 

 鈴仙「師匠!?」

 

 てゐ「お師匠様!?」

 

 永琳「話によれば、ミナト君は元の世界で死んだ扱いになってるはずよ。おそらくだけど、もう元の世界には帰れないわ」

 

 

 永琳さんの言う通りだとボクは思う。転生しちゃってるわけだし。

 

 

 永琳「こっちの世界に来て、彼を放り出したらたちまち()()()にされちゃうわ。それにここに居てくれれば姫様も喜ぶし。どうかしら?」

 

 ミナト「う~ん……そうですね。まだ、妖怪になってもしかしたら異常が見つかるかもしれないし、こっちの世界にも興味があります。ですので、ちゃんといろいろ手伝いしますので、当分の間お世話にならせていただきます!」

 

 

 こうしてボクの転生生活が始まった。

 

 




これからどう他のメンバーと絡ませていくか試行錯誤中です。
もっと内容を入れ込んだ方がいいのかも……?


頑張って書いてますが、小説書く時間がもっとほしいです。
仕事ってやっぱり辛いですよね……。


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