あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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今回は特に注意です!

天子ファンの皆さん!
雷鼓ファンの皆さん!

すみません!先に謝っておきます!キャラ崩壊注意です!

それがダメと言う方はバックしてほしいです。

それでも構わん!やれ!っと言う方だけ……。


本編どうぞ!


40 不良天人がやってきた!?誰か私に構ってよ!!

 ???「にょほぉおおおお!!その相手を拒絶する目……SAIKOUなにょぉおお!!!」

 

 雷鼓「お願い!一回!一回きりでいいから私のお尻叩いてー❤」

 

 妖夢「変態共め!刀の錆にしてくれる!そして、シンさんにご褒美としてヒィヒィされるのは私だ!!」

 

 シン「(……誰か助けてくれ……)」

 

 

 現在、変態達に絡まれ中……。

 

 

 ------------------

 

 

 <数時間前>

 

 

 シン「椛、少し買い物行って来るわ」

 

 椛「それなら私が……」

 

 シン「いいって、大したもん買いに行くわけじゃないから椛は家でゆっくりしてろ」

 

 椛「……はい。わかりました」

 

 

 俺はその時、少し買い物するだけだと思って椛を家に待たせて買い出しに出かけた。これは予想もしないことが待ち受けていたなんて夢にも思わなかった……。

 

 

 移動式の家だが、にとりに椛の分の居住スペースを増やしてもらい増築したため大きくなった。そのため、人里内では無理があるため少し離れたところに家が建っていた。

 

 

 シン「ちょっくら行きますか!」

 

 

 カマイタチになったおかげで走るスピードも速い。オリンピック選手など目じゃないほどの速さだ。これでも、文の奴には負けてしまうが……おっと!買い出ししないとな。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 シン「到着!」

 

 

 やっぱり早い。カップ麺が沸くよりも早くついてしまう。飛べないため体力は使うが、妖怪になったので問題ない。

 

 

 シン「早速買い物っと……」

 

 阿求「あ!シンさん!」

 

 シン「阿求さん!」

 

 

 阿求さんに出会った。こんなところで出会うとは珍しいことがあるもんだな……。

 

 

 阿求「シンさん今日も妹紅さんのところですか?」

 

 シン「いや、今回は買い物だ。だが、安心しろ。もこたんも後で会いに行く」

 

 

 最近はもこたんに会う回数もなるべく減らしている。もこたんも自分の時間が欲しいからな。この幻想郷に転生した時は毎日会いに行っていたからな。だが、皆さん安心してください。今日は3日ぶりにもこたんに会うんだ。俺我慢したんよ?褒めて褒めて♪

 

 

 阿求「それなら、私も丁度買い物している途中だったんです。良ければ一緒にどうですか?」

 

 シン「ああ、いいぜ。折角阿求さんと会えたんだ。おしゃべりしながら買い物もいいだろう」

 

 阿求「(やった♪シンさんと一緒に買い物だ♪)」

 

 

 歩き出す二人……その二人を見つめる影があった……。

 

 

 ???「あいつね……噂の男の一人と言うのは……!」

 

 

 その影は二人の後を追った。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 店員「毎度ありがとうございやした!!」

 

 

 珍しい店だった。店員が男であったため、その店は毎日買い物客でいっぱいだ。女性の方が多いこの幻想郷でもちゃんとした男性はいる。それを改めて認識させられた。

 

 

 シン「ふぅ……予想以上に時間がかかったな」

 

 阿求「シンさん、女性からアプローチされ過ぎですよ……」

 

 

 シンが店によるとご飯に誘われたり、サービスされることが多々ある。

 

 

 シン「毎回こうもアプローチされるとこっちも大変だ。悪くわないが、流石に今回は疲れた……」

 

 

 今回は男性定員が経営している店であるため人気で人だかりが毎日できる。そこにシンがやってきたためみんなアプローチしてきたのだ。

 

 

 シン「妖怪に興味なかったんじゃなかったのか……?」

 

 阿求「シンさんは人里で教師という認識ですし、優しくて、何でもできて、カッコイイですし♪誰も妖怪であるなんて気にしてませんよ」

 

 シン「そうなのか……(少なからず俺の影響があるのか……映姫が言っていた概念の定着も少し変われば、この世界も安泰なんだろうな……)」

 

 

 そんなことを思っていると後ろから声をかけられた。

 

 

 ???「ちょっと!そこのあんた!!」

 

 シン「なんだ?」

 

 

 振り返るとそこに居たのは……。

 

 

 阿求「ゲェ!あなたは!!」

 

 天子「どうも初めまして!私は 比那名居 天子 よ!天人で誰もが憧れる総領娘です♪」

 

 

 青髪のロングヘアに赤い瞳、大きな帽子を被り、ロングスカートにブーツを履いている。しかも絶壁!(どこがとは言わない)妖夢より無いんじゃないか?だが、やっぱり絶壁天子はかわいいぞ!!

 

 

 シン「天人の天子が一体何の用だ?」

 

 阿求「シンさん関わらない方が……」

 

 シン「ん?」

 

 

 阿求さんが何か言おうとした時、天子がいきなり近づいてきて……。

 

 

 天子「お願い!私をいじめてくださいな!!」

 

 シン「(あ……ドM天子だったか……)」

 

 

 これから惨劇が始まることになる……。

 

 

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 天子「衣玖暇なんですけど!」

 

 衣玖「それならいつもの()()でもやっておけばいいじゃないですか……?」

 

 

 ()()とは私の口からはとてもじゃないが言えない……総領娘様は変わったお方なので私が把握する範囲ではない……寧ろ、知りたくない。

 

 

 天子「もう飽きたのよ。最近刺激が無いのよね……もう一度異変でも起こそうかしら?」

 

 

 まだ懲りてないのか?八雲紫や博麗の巫女にボコボコにされていたでしょうに……まだ懲りていない様子なのですか……。

 

 

 ???「お邪魔します……」

 

 

 スゥッと入口から姿を現したのは、青のロングヘアにミニスカート、薄汚れたパーカーを身に着けているのは総領娘様によって居候することになった 依神 紫苑 総領娘様といつの間にか仲良くなり、この屋敷に住み着くようになった。勿論、彼女の<自分も含めて不幸にする程度の能力>で、苦しい思いをしてきた。

 しかし、天人である総領娘様には通じなかった。行き場のない紫苑を総領娘様はこの屋敷で生活するように勧めたのだ。総領娘様はこう見えても心優しい方なのです……()()さえなければ……。

 

 

 紫苑「衣玖さん……こ、こんにちは……」

 

 衣玖「こんにちは紫苑。最近肌の色が良くなってきましたね」

 

 紫苑「そんなこと……ないです……」

 

 

 総領娘様とは違い、控えめな子です。総領娘様も見習ってほしいものです……。

 

 

 天子「それで紫苑は私に何の用?」

 

 紫苑「ううん……今日は衣玖さんに用があって来たの……」

 

 衣玖「あら?私にですか?なんでしょう?」

 

 紫苑「その……この前、憑りつき先にいいところがあるって言ってたことなんですけど……」

 

 

 憑りつき先?私そんなこと言いましたっけ?……そう言えば屠自古さんと雷鼓さんと飲み会した時、紫苑にそんなこと言った覚えがあるような無いような……あの時は飲み過ぎてしまいましたから記憶が曖昧で自信ないですね。でも、私はできる女なのです!容姿さえ気にしなければいい女(掃除、洗濯、料理できず)なんです!酔っぱらっててよく覚えておりませんっとか言ったら紫苑に幻滅されるに違いないですね。ここは、それなりに適当に合わせましょうか……。

 

 

 衣玖「ええ、言ってましたね。そんなことを……それでそれが?」

 

 紫苑「その方を紹介してくれるって言ってたでしょ?」

 

 衣玖「……なにぃ?」

 

 

 そんなこと言ってましたか私!?紹介って……誰のことよ!?私憑りつき先なんて覚えてないですよ?その日3人で飲んだことは覚えてますよ?覚えてますけど会話何していたかさえ覚えてないのに紹介なんて無理でしょうが!私ピンチ!!でも、私はできる女……このぐらいで狼狽(うろた)える私ではない!……そうだ!博麗の巫女にでも押し付けて……。

 

 

 天子「衣玖、そんなこと言ってたの?嘘なんじゃない?」

 

 衣玖「そ、そのようなことなどあろうはずがご、ございません!」

 

 天子「じゃあ、誰よ?まさか、博麗の巫女とか言わないわよね?」

 

 衣玖「―ギクッ!」

 

 

 見透かされている……こうなったら何としても思い出さないと!

 

 

 紫苑「……衣玖さん?」

 

 衣玖「―は!!」

 

 

 紫苑が黒猫のぬいぐるみを抱えているのを見てティンときた。屠自古さんはあの時、人形を持っていてそこからの話題が……!

 

 

 衣玖「そうです!今、地上には3人の男性がいるんです!そう、その方達を憑りつき先に……!」

 

 

 そう言った後で後悔した。つい口が滑ってそのまま言ってしまった。ここには総領娘様がいるのに!

 

 

 天子「男……ですって……!」

 

 衣玖「(しまった!できる女である私が失態を犯してしまうとは!!)」

 

 

 総領娘様には変わった性癖がある。その性癖を満たすために異変を起こしたぐらいだ。しかし、最近はその性癖もなりを潜めていた。しかし、今の総領娘様は以前の総領娘様と変わらないオーラが漂っていた。

 

 

 天子「衣玖……それは本当かしら?嘘じゃないわよね?」

 

 衣玖「ええっと……それは……」

 

 天子「答えなさい……嘘だったらわかっているわよね?」

 

 

 緋想の剣を向けてにらみつけてくる……怖いです総領娘様……何故この方はこういう時だけ威厳がアップするのでしょうか……嘘をついたらどうなるか想像できる……。

 

 

 衣玖「ほ、本当です……。なんでも異界からの転生者だと聞きます……後、妖怪だとか……」

 

 天子「そう……」

 

 

 それだけ言って総領娘様は入り口から出て行ってしまった。

 

 

 紫苑「どうしたの天子は?」

 

 衣玖「ああ……総領娘様の性癖が猛威を振るってしまう……!!」

 

 紫苑「???」

 

 

 事情を知らない紫苑は何がなんだかわからなかった……。

 

 

 

 

 

 天子「久々にいじめられりゅぅうううううう❤」

 

 

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 天子「お願い!私をいじめてくださいな!!」

 

 シン「(あ……ドM天子だったか……)」

 

 

 二次創作で見かけるドM天子がこの世界での天子のようだ。こりゃ参った……この天子は見てる分楽しかったが、実際に会ってみるとめんどくさいこと極まりない。しかも、今人里の中だぞ?そんなところで俺が天子をいじめたら俺の評判ガタ落ちだろうが!何とかして帰ってもらわないとな……。

 

 

 シン「悪いが買い物終わったら家に帰るんだ。天子と遊んでいる暇はないから、またな」

 

 

 そう言って逃げようかと思って振り返るとそこに天子がいた。

 

 

 シン「―ふぁ!?」

 

 天子「大丈夫!家の中での調教も大歓迎!野外が嫌なら中で鞭打ちでも、ロウソク垂れでもなんでもバッチ来いよ!!」

 

 

 こいつ早い!?視線を動かしたらいつの間にか移動してるって咲夜かよ!?お前時間止める能力ないだろ!これはどっかの庭師のように変態度が極めて高いやつだぜ……関わりたくない……。

 

 

 阿求「天子さん、シンさんは帰るって言ってるんですよ!それを邪魔するなんて女として恥ずかしくないんですか?」

 

 シン「(阿求さんナイス!もっと言ってくれ!)」

 

 天子「恥ずかしい?恥ずかしいの大歓迎!恥ずかしさのあまりに漏らしちゃう私……超イイ❤」

 

 シン「(ヤバいって……)」

 

 

 マジでめんどくさいぞ!里の中で妄想するな!そのアへ顔やめろ!周りの人に見られているだろうが!!こうなったら里から引き離そう。阿求さんにも迷惑がかかるからな。

 

 

 シン「阿求さん、俺は天子を連れて里から離れる。天子をここに残すと後々悪影響が起きそうだからな」

 

 阿求「あ!シンさん!」

 

 シン「天子ついて来い!もっと広い場所に行くぞ!」

 

 天子「広い場所で()()するの!?―は!私を滅茶苦茶にして、放置プレイですね!わかります❤」

 

 シン「(めんどくせぇ!!)」

 

 

 シンは走り里から出て行くのであった……。

 

 

 阿求「ああ!どうしよう……!」

 

 慧音「ん?阿求じゃないか?こんなところでどうした?それに周りのみんなもなんか様子が変だぞ?」

 

 阿求「慧音さん!それが……」

 

 

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 <魔法の森付近>

 

 

 最近憂鬱(ゆううつ)だ……太鼓の演奏もノリに乗らない……あの日から私はネガティブだ……。

 

 

 雷鼓「はぁ……」

 

 

 ???「雷鼓姐さんどうしたのかしら?」

 

 ???「なんでも、今幻想郷に男達がやってきて、宴会に呼ばれなかってその男達に会えなかったんだって。弁姉さんは男に会いたくない?」

 

 

 琵琶(びわ)を手に持つ、薄紫色の髪にショートと二つ結びの長い髪が特徴的で、薄いオレンジ色のワンピースを着た子は 九十九 弁々 である。(こと)を手に持ち、茶色のショートヘアにカチューシャ、薄紫のラインの入った白い上着を着ているのは弁々の妹の 九十九 八橋 だ。この二人は本当の姉妹ではなく義姉妹である。そんな二人は恩人の雷鼓と共に音楽の練習に取り組んでいたのだが……。

 

 

 弁々「私だって男の人とお話したいけど……この姿じゃね……」

 

 

 自分の姿を見ると自身が無くなってしまう……こんな姿を見せて嫌がらない男はいない。ここにいる者はみんな美しくない姿をしているのだから……ライブの時だけは皆、そんなこと気にせずにいられるのだが……。

 

 

 八橋「でもでも!雷鼓姐さんの話だと、その男達は私達の姿を見ても嫌な顔しないんだって!」

 

 弁々「えぇ……嘘よ。だって、今まで私達かわいいなんて言われたことないでしょ?」

 

 八橋「でもでも!雷鼓姐さんはそう屠自古姐さんから聞いたって!」

 

 弁々「……本当なの?」

 

 

 屠自古姐さんが言うなら嘘じゃない。そうすると雷鼓姐さんがここまで落ち込んでいるのは納得できる。早くこの状態から抜け出して貰わないといつまで経っても練習できないじゃない……。

 

 

 そんな時に奥の方から話声が聞こえて来た。

 

 

 誰かの声1「さぁ!私をいじめて~♪

 

 誰かの声2「勘弁してくれー!!

 

 弁々「え?声が聞こえる……」

 

 八橋「向こうからだね?声的に……女と……男?かな?」

 

 弁々「こんなところに男の人がいるわけが……」

 

 

 そんな中で凄いスピードで向かって行く影があった。

 

 

 弁々「雷鼓姐さん!?」

 

 八橋「弁姉さん!雷鼓姐さんを追おう!」

 

 

 雷鼓は声がした方に向かって行った……。

 

 

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 <同じく魔法の森付近>

 

 

 天子「こんなところに呼び出して()()するの!?まさか!男の身でありながら女の私をいじめちゃうのね!立場が弱い男にいじめられる私……SAIKOUに、いいにょぉおおおおお!」

 

 

 目の前の美少女がしてはいけない顔をする……やめろ!全国の天子ファンの方達にそれ以上醜態を見せないでやってくれ!!確かに俺もドM天子は嫌いじゃない……が、現実に目の前にいるといないのとでは訳が違うんだ!今の天子は見ていられないんだ!!

 

 

 シン「天子、俺はお前に危害を加えるつもりはない。ただ、ここで話がしたいと思っただけなんだ」

 

 天子「話?そう……話だけなのね」

 

 

 お?意外に聞き分けはいいのか。なら、このまま説得して天界に帰ってもらって……。

 

 

 天子「私を言葉で罵倒して私を泣かせちゃうのね!いいにょぉおおお!泣きたい!泣かされたい!罵倒して私を滅茶苦茶にボロクズのようにしてー❤」

 

 

 どわぁあああ!!!泣きたいのはこっちの方だ!!ちくしょうめー!!これはもう手遅れだ!!悪い!全国のファンの皆さん!俺にはどうしようもできない!マモレナカッタ……。

 

 

 天使「さぁ!私をいじめて~♪」

 

 シン「勘弁してくれー!!」

 

 

 天子が腕を広げて近づいて来る。俺は後ずさる。こんなに近寄りがたいだなんて……!美少女?なにそれ?残念ながら変態だった……人の事言えないが……。

 

 

 そんな時、茂みから誰かが現れた!

 

 

 天子「誰!?」

 

 雷鼓「堀川雷鼓よ!あんたは天界の天人!?それに……あなたは!!」

 

 

 意外な人物!雷鼓さんか!今は誰でもいい!天子を止められる力を持った味方が来てくれて助かった!

 

 

 

 

 

 そう……この時は()()だと思っていた。

 

 

 シン「俺は風山シン。雷鼓さんのことは知ってる。助かった!」

 

 天子「邪魔しないでもらえるかな?私はこの人にいじめられるところなの」

 

 シン「今は人じゃないけどな……って!誤解されること言うな!!」

 

 雷鼓「いじめられる!?一体どういう状況なの!?」

 

 

 <かくかくしかじか>

 

 

 雷鼓「―そう……確か、天界にはマゾヒストがいて、その欲求を解消するために異変を起こした者がいるとか……それがあなたと言うわけね?」

 

 

 ドMの欲求を満たすために異変起こしたのかよ!?変態だ!俺が言えたことじゃないが変態だ!!

 

 

 天子「そうよ!最近女に打たれることに慣れてしまって暇していたところなの。それに、男に打たれてみたかったの♪人里で打ってって言っても誰も打ってくれなかったし……」

 

 シン「(当たり前だろ……いきなり打ってくれって言われたら引くわ……)」

 

 

 雷鼓「あなた……そこまでして何を求めるの?」

 

 

 雷鼓さんが何故か深刻そうな顔をした。確かにこれは深刻な状態だよな……。

 

 

 天子「何を求めるかですって?そんなもの決まっているわ!自分が自分であるだめよ!」

 

 雷鼓「自分が……自分であるため……!?」

 

 天子「そうよ。私は痛いことが好き!罵倒されることが好き!いじめられることが大好き!確かに他人とは違う性癖だと思うわ。でも、それが私なの!比那名居天子はそういう者なの!自分を騙して、偽りの自分で覆ったとしても、それは比那名居天子じゃない……比那名居天子の姿をした何かなの!私は自分を偽りたくないし、ありのままの私をさらけ出す!それが生きる私の姿だからよ!!」

 

 雷鼓「!!?」

 

 

 雷鼓は雷に打たれた様に思えた。自分を偽ることをしない目の前の天人が輝いて見えた。

 

 

 雷鼓「(まさか……そんな!この子は自分自身を受け入れ、他人とは違う自分をさらけ出しても、恥じないこの姿……まさしく天にいる者の姿その者!!)」

 

 天子「あなたは自分を偽っているんじゃない?」

 

 雷鼓「!!?」

 

 

 雷鼓は天子の発した言葉に再び雷に打たれた。

 

 

 天子「私にはあなたは偽りの自分で生きている様に見えるわ。凛々しい姿の中に何かを持っているものを感じるわ。でも、それは恥ずかしいことじゃない……だって、生きているなら恥ずかしさなんて当たり前のようにあるじゃない!!それを気にして生きているなんて、勿体ないじゃない!!」

 

 雷鼓「わ、わたしは……」

 

 

 自分の心に問いかける。私はなぜ、太鼓を演奏する?私はなぜ、男性に会いたい?私は一体何を夢見ていた?

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 雷鼓「(なぜ私達は宴会に呼ばれなかったんだぁああ!折角のチャンスを逃してしまうとは!ちくしょうぅうううう!!男性にケツ叩きされる夢がぁあああ!!!)」

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 屠自古と衣玖と一緒にミスティアの店で飲み会をした時の後悔を思い出してた。

 

 

 雷鼓「(そうか……私の夢は……!!)」

 

 

 雷鼓はシンの方を向き、そして……!

 

 

 雷鼓「私のお尻を叩いてください!!!」

 

 シン「……は?」

 

 

 味方ではなかったのだ……。

 

 

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 シン「うわぁ!!来るんじゃねぇ!!」

 

 天子「逃げても無駄よ!いじめてくれるまで帰らないんだから!!」

 

 雷鼓「お願いします!!叩いて!私のお尻を飽きるまで叩いてよー!!」

 

 シン「来るな変態!!」

 

 

 二人の変態に追われ、森を逃げ回っている。そんな様子を陰から見守る者がいた。

 

 

 弁々「ねぇ、雷鼓姐さん何してるの……?」

 

 八橋「色々と溜まってたんでしょ?隠れて自分のお尻叩いて喜んでたし……」

 

 弁々「……雷鼓姐さんの意外な一面を見ました……」

 

 

 そんな雷鼓を見ながら自分達ではどうすることもできない……否、関わりたくない弁々と八橋だった。

 

 

 弁々「帰ろっか」

 

 八橋「そうだね」

 

 

 そんな時、後ろからいきなり衝撃が襲った!

 

 

 弁々「きゃあああ!!!」

 

 八橋「ほぉあああ!!!」

 

 

 二人の服は切り裂かれ、ボロボロになっていた。そこに居たのは……。

 

 

 妖夢「つまらぬものを切ってしまった……」

 

 

 変態(妖夢)だった。

 

 

 妖夢「シンさんの身体を狙う者め!恥をしれ!お前達のような奴は犯罪者と言うのだ!変態には程遠い!真の変態を舐めるなよ!」

 

 

 そう言って妖夢は駆けだした。

 

 

 妖夢「シンさんの身体は私と合体するためにあるんだー!!」

 

 

 

 

 

 弁々「私達が……何をしたと……言うの……ガクッ……」

 

 八橋「あんまりだぁ……ガクッ……」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 シン「(しつこすぎるぞ!)」

 

 

 ヤバい!どこまでも追いかけてくる!EXボスの雷鼓とラスボスで防御力MAXの天子の二人相手とか勝てる気がしない……だが、このままだと俺は女をいじめる最低野郎だと思われてしまう!それはいけない!もこたんに幻滅されてしまう!

 

 

 天子が要石を使い、俺の退路を塞いで来た。

 

 

 シン「くそ!」

 

 天子「逃がさない!さぁ!私を思う存分に痛めつけてちょうだい♪」

 

 雷鼓「叩いて!叩いて!もう一回遊べるようにするから!!」

 

 

 やめてくれ!変態は白玉楼の庭師だけで十分ですから!まだ妖夢の方がマシ……じゃないが、誰でもいいから助けてくれ!!

 

 

 妖夢「―はぁ!!」

 

 天子「あんたは!?」

 

 妖夢「シンさんの所有物……魂魄妖夢……推参!」

 

 シン「ゲェー!妖夢!!?」

 

 

 誰でもいいから助けてくれとは言ったが、妖夢が来ちゃったぞ!?しかも、最悪な名乗りだぞ!お前にプライドはないのかよ!?

 

 

 妖夢「シンさん無事ですか?」

 

 シン「怪我はない……寧ろ、怪我なんてする状況じゃない……妖夢はなぜここに……?」

 

 妖夢「最近、あなたが白玉楼に来てくれないので、所有物である私があなたの元へやってきました。勿論、あなたのにおいを追って来たんです。今日はこの前より汗のにおいが強めでいい感じに(はかど)れそうです♪」

 

 

 ヤバい連中が揃っちまった……ここは何?俺は幻想郷にいるんだよな?

 

 

 天子「妖夢がここに来るなんて予想外ね……でも、あんたの斬撃は飽きたから帰ってくれない?」

 

 妖夢「私の斬撃に慣れるとは……苦戦しそうですね……」

 

 雷鼓「もう自分自身を偽らない!でも、お尻を斬るのは勘弁よ。私は叩かれたいんだから!!」

 

 

 天子と雷鼓の二人を冷めた目で見る……なんだよ……今日は厄日かよ……。

 

 

 天使「にょほぉおおおお!!その相手を拒絶する目……SAIKOUなにょぉおお!!!」

 

 雷鼓「お願い!一回!一回きりでいいから私のお尻叩いてー❤」

 

 妖夢「変態共め!刀の錆にしてくれる!そして、シンさんにご褒美としてヒィヒィされるのは私だ!!」

 

 シン「(……誰か助けてくれ……)」

 

 

 ------------------

 

 

 慧音「妹紅!いるか!?」

 

 妹紅「慧音?一体どうしたんだよ?」

 

 

 慧音が私の家(小屋)にやってきた。それも息をきらせて……何があった?

 

 

 妹紅「とりあえず水飲めよ」

 

 慧音「はぁ……すまない……」

 

 

 水を一気に飲み干す。そこまで急いでいる……ただ事じゃないようだな。

 

 

 慧音「ぷはぁ!生き返る!妹紅!大変だ!危険人物が現れたぞ!!」

 

 妹紅「危険人物……?」

 

 

 危険人物とは誰だ?まさか輝夜の野郎か?だが、輝夜が現れたら人里は大惨事間違いないが、あいつじゃないだろうな。となれば誰だ?

 

 

 妹紅「危険人物って誰なんだよ?」

 

 慧音「お前も知っているだろう。比那名居天子を……」

 

 妹紅「なん……だと!?」

 

 

 比那名居天子、その名を聞くだけで皆が引く。その被害は男性は勿論、女性にも当然及びお年寄りから子供までもが被害が出ていた。私なんかあいつを止めようとしたとき……。

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 妹紅「見つけたぞ!比那名居天子!これ以上人里で迷惑行為はやめろ!!」

 

 天子「あなたが噂の藤原妹紅ね!妖術が使えるらしいじゃない!いいわよ!さぁ、撃ってきなさい!私を火あぶりにして、塵一つ残さないぐらい燃やし尽くしてちょうだい!そうだわ!服なんて邪魔ね!どうせ燃えてなくなるんだから!!ああん❤裸で火あぶりされる私もいいわね♪さぁ!私をめいいっぱいいじめたおしてぇええええんん❤」

 

 妹紅「ぎゃー!!!来るんじゃねぇえええ!!!」

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 妹紅「……」

 

 

 あの時を思い出すを悪寒(おかん)がする。あんななのに追いかけられるぐらいなら輝夜の方が……マシではないな。とりあえず、あの変態が出たと言うことはまたいじめられに来たということか……最近は大人しくしていたようだが……。

 

 

 慧音「妹紅には悪いが、あいつを一人で止められる自信がない……それに、今回天子に狙われているのは、シン殿なんだ!」

 

 妹紅「……!?」

 

 

 あいつが!?くそ!どうしてあいつは厄介ごとに巻き込まれやすいんだよ……やっぱり私がいないとダメじゃないか!!

 

 

 妹紅「慧音!すぐにあいつの元へ案内してくれ!!」

 

 慧音「それが、人里から出て行ったのは阿求から聞いたのだが、どこへ向かったのかは知らないんだ」

 

 妹紅「くそ!」

 

 

 あいつの居場所がわからないんじゃ時間がかかってしまう……何か早く見つけられる人物はいないか……そうだ!

 

 

 妹紅「(あいつの家に椛が居候してたな……椛に頼めばいいっか……)」

 

 

 椛に頼めば千里眼で早く見つけてくれるはず……だが、何か心の底でモヤモヤがある……なぜ椛に頼むことに抵抗がある?椛との共通点なんてシンの奴と関わっているだけなのに……。

 

 

 妹紅「(シンと一緒に暮らしてるんだよな……くそ!それがなんだってんだよ!?今は関係ないだろうが!!)」

 

 慧音「どうしたんだ妹紅?」

 

 妹紅「え……いや、なんでもない……とりあえず、椛に頼んでシンの奴を探してもらおうぜ」

 

 慧音「椛がいたな!早速シン殿の自宅へ向かおう」

 

 妹紅「……ああ」

 

 

 二人はシンの自宅へ向かった。

 

 

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 ルーミア「~♪~♪」

 

 

 子供姿のルーミアはふよふよと浮かびながらとある場所に向かっていた。

 

 

 ルーミア「(シンの家に遊びに行って、今日は夜まで一緒にいるぞ~♪)」

 

 

 一軒の家の前に降り立つと、扉を叩いた。

 

 

 ルーミア「お~い!開けろよ~!私が来てやったのだー!」

 

 

 子供っぽく振る舞いながら声をかける。中から出て来たのは、シンではなく椛だった。

 

 

 椛「どちら様?ってルーミアじゃない?どうしたんだ?」

 

 ルーミア「シンに会いに来たのだ(シンと一緒に生活してるなんて羨ましすぎるぞ!!)」

 

 

 無邪気な笑顔の下に嫉妬で汚れた素顔を隠しながら挨拶する。

 

 

 椛「シンさんならまだ帰ってきてませんよ」

 

 ルーミア「ん?そうなのかー……(いないのか……残念……)」

 

 椛「すぐに帰って来るって言って買い物に出かけたんだけど……遅いですね……」

 

 

 椛は何やら嫌な予感がしていた。一向に帰ってこないシンを待っていると見覚えのある顔がやってきた。

 

 

 慧音「すまない!椛、手を貸してほしいんだ」

 

 椛「慧音さんに妹紅さんまで……何かあったのですか?」

 

 慧音「ああ、実はな……」

 

 

 <かくかくしかじか>

 

 

 ルーミア「はぁ!?あのドクサレ天人がかよ!?許さねぇ!ぶっ殺してやらぁ!!」

 

 

 話を聞いて大人の姿になっていたルーミアが怒りの咆哮を上げていた。

 

 

 妹紅「無駄だ。あいつは痛くされた方が喜ぶし、私達の攻撃でもびくともしない鉄壁野郎だ」

 

 椛「そ、そんなになんですか……」

 

 慧音「ああ……椛には千里眼でシン殿の居場所を見つけてほしいんだ。できるか?」

 

 椛「わかりました。シンさんにはお世話になってますし、そのような不届き者を逃すわけにはいきませんね」

 

 ルーミア「私も行く!あの天人にはお仕置きが必要だからな!」

 

 

 椛とルーミアの二人も加えて、シンの捜索を開始した。

 

 

 ------------------

 

 

 妖夢「はぁ……はぁ……やりますね……!」

 

 天子「当然じゃない。比那名居天子はそんじょそこらの雑魚と違うわよ♪」

 

 妖夢「雷鼓さんも流石と言っておきましょう……」

 

 雷鼓「私は天子に言われて気づいたの……偽りの自分で生きていくよりも、本当の自分をさらけ出して生きる方が素晴らしいってね!」

 

 

 天子と雷鼓の二人を相手に妖夢は防戦一方だが、闘ってくれていた。そんな姿を見ていると妖夢がまともに見えてしまっている……今の妖夢だったらよかったんだがな……。

 

 

 天子「妖夢、悪いけどあなたは私は倒せないわ。あなたは自分がなんなのかわかっていないんですもの」

 

 妖夢「なに?どういうことだ!?」

 

 

 妖夢の目が鋭く天子をにらむ……。

 

 

 天子「あなたから伝わってくる感覚……これはエロ気質ね。あなたのエロ気質はとても素晴らしいくらいに性質がいいわ。私もおこぼれもらいたくなるぐらいにね」

 

 シン「(エロ気質ってなんだよ……)」

 

 

 訳の分からんことを言いだす天子。なんなんだこれは……?

 

 

 天子「しかし、あなたはわかっているつもりになっている。エロとドMは全くの別物であると……」

 

 妖夢「当たり前だ。エロはお互いに気持ちよくなるもの!ドMとは自分だけが快楽の世界に興じるもの!全く別物じゃないか!そんなものエロとは言えない!!」

 

 

 妖夢が反論する。しかし、天子は涼しい顔をしていた。

 

 

 天子「外見ではそうね。でも、私は相手にも快楽を与えられるようにしているのよ!」

 

 妖夢「嘘だ!ドMは自らの欲求を相手から受けるもの!しかし、相手は何も気持ち良くなんかない!」

 

 雷鼓「確かにそうね……天子、私は妖夢に賛成よ。相手が全然気持ち良くなってないじゃない」

 

 

 雷鼓も話の中に入ってきた。もう彼女らを止められる者はいない。

 

 

 天子「ドMと相対するものは知ってる?それはドSよ。SとMは相対するものだけど、この二つは同じものなのよ」

 

 雷鼓「同じですって?」

 

 妖夢「どういうことだ?」

 

 シン「(俺ってこの話ずっと聞いておかないといけないのか……)」

 

 

 この状況に困惑していた。助けに来てくれたはずの妖夢も会話に夢中になっていたからだ。

 

 

 天子「ドMは受け、ドSは攻め、反対のものが同じである訳がない……そう思うでしょ?でもね、二つは同じ場面で活躍しているのよ。例えば、鞭で打たれる側と鞭を打つ側の二人。鞭で叩くとドMは喜ぶわよね?しかし、喜んでいるのはドMだけじゃない……鞭を打っている側も喜んでいるのよ!」

 

 雷鼓「な、なぜ!?どういうことよ!?」

 

 妖夢「―は!そうか!ドM側は打たれて喜び、ドS側は打って喜ぶ……しかし、わからない……打つ側がドSじゃなければ成立しない条件のはずだが……?」

 

 天子「おしいわね……ドMの凄さは、ドSを生み出すことができるのよ」

 

 雷鼓「ドMが……!?」

 

 妖夢「ドSを生み出す……!?」

 

 シン「……帰っていいか?」

 

 

 だが、変態達は構わず話を続ける。

 

 

 天子「鞭を打っている側がドSじゃなくても、ドMの喜んでいる姿を見るともっと相手を喜ばせようとする欲求が生まれる。次第には、打っている側も打たれている側もお互いに喜び合うことができるの!そう!ドMはドSを生み出し、お互いに気持ち良くさせることができる特性なのよ!お互いの気持ちを通じ合い、快楽に酔いしれる……それぞまさしくエロと表裏一体!ドMはエロと友達なのよ!!」

 

 妖夢:雷鼓「「な、なんだってー!!」」

 

 シン「そんなことありえねぇわ!!なにこじつけで押し通してんだよ!!妖夢もなに納得してやがる!!」

 

 

 もうダメだ……おしまいだぁ……こいつらはただのバカじゃねぇか!!チルノの方がどれほど頭いいか!

 

 

 妖夢「……天子……私はあなたを変態と決めつけて、敵だと思っていました……しかし、違ったのですね。愚かな私を許してください!!」

 

 シン「妖夢!?」

 

 

 妖夢が土下座をした。そんな妖夢に近づいて天子はこう言った。

 

 

 天子「これからは私達は共に()(はげ)み、お互いに友達として進んで行こうじゃない♪」

 

 雷鼓「そうね……私もあなた達と共に歩むわ!」

 

 妖夢「……ありがとうございます!」

 

 

 最悪のパターンだ……妖夢が説得?されてしまった……なんだこの天子!?規格外の強さ(違う意味で)を持ってやがる!?こうなったら、妖夢を置いて行くことは後味悪いが、二人が妖夢に何かするわけはないし……ここは俺だけ逃げるしかない!

 

 

 もう少し一人でさっさと逃げていればよかったとこの後思うのだった……。

 

 

 

 

 

 妖夢「なら、今からシンさんと()()で気持ち良くなりましょう!」

 

 シン「……は?」

 

 

 今()()って言った?天子と雷鼓が敵で妖夢、お前は俺の味方じゃなかったのか!?お前何裏切ってやがるんだぁあああ!!?

 

 

 妖夢「でも、最後のフィニッシュは私に譲ってください。新たな友人にこんなことを言うのは大変申し訳ないですが……」

 

 天子「構わないわ!私はいじめてほしいだけだから後は好きにやられなさい!」

 

 雷鼓「私もお尻叩きされながら()()たいですけど、妖夢さんの願いなら私は引くわ。立派に()()しなさい♪」

 

 妖夢「―!はい!!」

 

 

 はい!じゃねぇわぁあああ!!!超絶体絶命だぁあああ!!!俺の人生の中でこんだけ男としての危機を感じたことは一度もねぇ!!しかも、3対1とか……3人に勝てるわけがないだろう!フラグとかじゃねぇ!マジでヤバいぞぉおおお!ミナト!先輩!俺は襲われ大切なもの奪われてしまいそうだぁあああ!!!

 

 

 妖夢「シンさん……ご覚悟を❤」

 

 

 3方向から詰め寄られ行き場が失った俺……さようなら……もこたん……俺一度でいいからもこたんに好きって言われてみたかったぜ……。

 

 

 男としての最後を覚悟し、目を閉じた……。

 

 

 

 

 

 妹紅「おらぁ!!」

 

 妖夢「ぐぅ!?」

 

 

 もこたんの声が聞こえた……!目を開けて見るとそこには燃える不死鳥の如く……もこたんが俺を庇うように立っていた。

 

 

 シン「もこたん!!」

 

 妹紅「お前は下がってろ!変態共め……妖夢と天子はともかく、堀川雷鼓もいるとはな!」

 

 ルーミア「チッ!先を越されたか!」

 

 シン「ルーミア!?」

 

 

 黒い剣を持った大人ルーミアもやってきた。黒いオーラを身に纏い、溢れ出るラスボス臭が漂う。

 

 

 椛「大丈夫ですか!?シンさん!!」

 

 シン「椛も来てくれたのか!!」

 

 椛「はい。慧音さんと妹紅さんにシンさんが天子さんと人里を出たと聞きまして……いつまでも帰って来ないので心配しましたよ」

 

 シン「わ、わるい……こうなるとは思っていなくて……」

 

 慧音「シン殿大丈夫か!?」

 

 

 慧音先生まで!俺の危機に駆けつけてくれるなんて……みんなイケメンすぎる!だが、相手は最凶メンバー……もこたん達は天子達に勝てるのか!?

 

 

 ルーミア「おい!妖夢!お前ついに狂いやがったか?前々から変態だと思っていたが……ここまでとはな!」

 

 妖夢「なにを!!ただの変態ではありません!真の変態なんです!」

 

 天子「私はエロなんてどっちでもいいの。いじめてくれさえすれば……!あなたは前、いじめてくれなかったし、今回はどう?」

 

 妹紅「弱い者いじめするつもりはなかったが、お前は一度地獄に落ちる必要がありそうだな」

 

 椛「雷鼓さんでしたね。引いてください。これ以上シンさんを困らすなら私が相手をします!」

 

 雷鼓「そう……なら、残念だけどあなたで我慢するわ!さぁ!遠慮せずに叩いてください!でも、叩くのはお尻にして!他は痛いから!お尻なら感度ビクンビクンだからー❤」

 

 椛「……(;゚Д゚)……」(←ドン引き中)

 

 慧音「これはひどい……」

 

 

 慧音先生のおっしゃる通り……ひどすぎる……この幻想郷は何かを失っていそうだ……。

 

 

 天子「さぁ!行くわよ!妖夢!雷鼓!私達の快楽をあなた達にも伝えに……!」

 

 

 

 

 

 

 珠符「五爪龍の珠」!!!

 

 

 天子「あびぃいいいい!!!」

 

 妖夢「ひぃひいいいん!!!」

 

 雷鼓「こ、このスペルカードは!?」

 

 衣玖「皆さん……なにやってるのですか……?」

 

 

 空から舞い降りたのは羽衣を身にまとった衣玖と紫苑だった。

 

 

 シン「(キャーイクサーン!!)」

 

 衣玖「皆様、総領娘様が申し訳ありませんでした!それと雷鼓さんもなにやってるんですか!」

 

 雷鼓「ご、ごめんなさい……」

 

 

 天子と妖夢は衣玖の雷を受けて気絶してしまったようだ。雷鼓も衣玖にみっちり怒られた。

 

 

 衣玖「本当に!本当に申し訳ありませんでした!!」

 

 シン「衣玖さんが謝ることないって……それに衣玖さんが来なかったらもこたん達が闘ってただろし、両方共に怪我人が出なくてよかったぜ」

 

 紫苑「この方が衣玖さんの言っていた方?」

 

 衣玖「そうだけど……だ、ダメですよ!憑りついたりしては!!」

 

 妹紅「どういうことだよ?」

 

 衣玖「それは……」

 

 

 <かくかくしかじか>

 

 

 ルーミア「それでこのドクサレ天人が下りて来たわけかよ」

 

 衣玖「申し訳ありません……」

 

 シン「怒るなよルーミア。結果助かったんだ。俺は衣玖さんを責めることはしない。それにもう終わったんだから帰ってみんなで飯を食いに行こうぜ!今日は俺の奢りだ!ありがたく思え!」

 

 慧音「わ、わたしもいいのか?」

 

 シン「勿論だ。慧音先生がいなかったらもこたんも椛もルーミアと来てくれなかったかもしれないしな。阿求も呼ぼう!それに衣玖さんと紫苑も一緒に食べに行こうぜ!」

 

 衣玖「え!?私もご一緒していいんでしょうか!?」

 

 紫苑「……いいの?こんなボロボロだよ?」

 

 

 驚く二人に遠慮することはないと伝える。だって、変態達を止めてくれて感謝してもしきれないぐらいありがたいと思ってるんだから。

 

 

 衣玖「では、ご一緒させてもらいます(やったぁあああ!憧れの男性とお食事だなんて私ついてるわ♪)」

 

 紫苑「ご飯♪ご飯♪」

 

 雷鼓「あの……私は……?」

 

 椛「あなたは帰ってください。来ると……」

 

 

 剣の刃先を首筋に向け、椛の殺気がこもった目に流石の雷鼓も恐縮するのであった……。

 

 シン「ありがとな。もこたん、ルーミア、椛!慧音先生も!」

 

 妹紅「ま、まぁ……天子には借りがあったからな……///」

 

 ルーミア「当然だろ?シンのためならどこだって行ってやる♪」

 

 椛「日頃お世話になりっぱなしですし、シンさんの役に立てるなら本望ですよ」

 

 慧音「(みんな嬉しそうだな……妹紅もまんざらではなさそうだ♪)」

 

 シン「さぁ!今日はみんなでジャンジャン食うぞ!!」

 

 全員「「「「「おおー!!!」」」」」

 

 

 

 

 

 弁々:八橋「「……」」Ω\ζ°)チーン

 

 

 忘れ去られた姉妹がいたという……。

 

 




最悪の回でした。こんな回が後、何回あるのやら自分でもわかりません。下ネタのオンパレードとは泣けるぜ……。

妖夢、村紗、華扇に続いて天子と雷鼓が犠牲になってしまいました。すみません!
ただ、天子と雷鼓はドMなだけであってエロではないんです!それでも今回はひどすぎたと思います。自分でノリノリで書いていて、一体何を書いてるんだって思いました。何故かテンションアゲアゲ書いていたらこうなりました。

たまにこういった暴走回があるので今後もお気をつけてください……。


もう一度、ファンの皆さんすみませんでした!!
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