あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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水着回ですよ!だが、うまく書けなかったよ……。


それでも……。



本編どうぞ!


51 夏と言えば祭りだ!泳ぎだ!水着の美女だ!

 ミナト「ここが霧の湖か!」

 

 

 命蓮寺から帰ってきた翌日に紫さんから招待状が各地に届いた。「みんなで夏祭りしませんか?」って……それで、ボク達はここ霧の湖にやってきたのだ。

 

 

 輝夜「ミナトー!!」

 

 ミナト「姫様!」

 

 

 姫様達と一緒にやってきた。。今日はみんなで夏祭りを楽しもう!

 

 

 輝夜「ミナト♪今日は夏祭りだから涼しい物食べましょ♪」

 

 永琳「輝夜、久しぶりの外出だからって仮面は取っちゃダメよ」

 

 輝夜「わかってるわよ。ミナト、一緒に見に行きましょう!」

 

 

 姫様は仮面さえ、外さなければ周囲に害が及ぶことは少ない……今日は某マサラ人の相棒の電気ネズミの仮面だ。どうやって入手したんだ?でんきタイプならボクなのに……まぁ、姫様が楽しそうだからいいけど。

 周りには屋台や射的場などが並んでいた。夏祭りイベントで大賑わいだ。大勢の人達(ほとんど人外達)が集まっていた。

 

 

 こころ「ミナト……この前ぶりだな……」

 

 ミナト「こころちゃん!それに白蓮さん達も来てくれたんですね」

 

 聖「当然ですよ。みんな楽しみにしていたんですからね。輝夜さんもお久しぶりです」

 

 輝夜「ええ、今日はみんなでお祭りを楽しみましょう!」

 

 こころ「……」

 

 

 こころちゃんが姫様の仮面を凝視していた。

 

 

 輝夜「え……?な、なに?どうかした?」

 

 

 こころちゃんが姫様をじっと見つめる。

 

 

 こころ「いい仮面つけてる……」

 

 輝夜「これのこと?優曇華が香霖堂に行ったときに買ってきてもらったやつなの。それでね……」

 

 

 輝夜の説明に目を輝かせながら聞いてるこころちゃん。周りを見渡してみると、他にもここに来ていた者達が夏祭りイベントを楽しんでいた。

 

 

 リョウタ「うひょー!ドデカい湖じゃのぅ!」

 

 クラウンピース「私もよくここで、チルノ達と遊んでるんだよ!」

 

 

 リョウタ達も紫に呼ばれて来ていた。勿論、保護者の二人も一緒に。

 

 

 ヘカーティア「いいわね♪泳ぎだなんてお久ぶりねん♪」

 

 鈴仙「ヘカーティアさん!?それじゃ、もしかして純狐さんも……」

 

 純狐「当然いるわよ」

 

 鈴仙「純狐さん!?」

 

 

 鈴仙の耳がしわしわになった。鈴仙は自分に過保護以上に構ってくる純狐に少し苦手意識があった。折角楽しみにしていた夏祭りもここで(つい)えてしまうのか……。

 

 

 純狐「お久ぶりね、うどんちゃん。今日はお互いにいっぱい楽しみましょう♪」

 

 鈴仙「え?あ、はい……」

 

 クラウンピース「友人様!見てください!魚取りましたよ!!」

 

 リョウタ「ピースちゃんを褒めてやってくれんかのぅ!」

 

 純狐「はいはい。それじゃ、うどんちゃん、後でね」

 

 

 そう言って純狐はリョウタ達の元へ行ってしまった。普段なら「うどんちゃん!離さないわよ!怪我してない?誰かに嫌なこと言われてない?もし悩みがあるなら言ってごらん!その悩みの種を消滅させてあげるから!!もしうどんちゃんに言い寄って来る奴が居たら私が〇〇して〇〇に縛って、業火の海に沈めてあげるわ!!!」とか言って離してくれないのに、今日は一段と違っていた。

 

 

 鈴仙「あれ……純狐さんだよね?」

 

 ヘカーティア「(ふふ♪純狐もリョウタ君のこと気に入ってるじゃない♪)」

 

 

 リョウタと純狐はピクニックの一件から仲良くなった。今では、特に毛嫌いすることもなく友人通しのように関わっている。

 

 

 ヘカーティア「(リョウタ君にはもっと期待しないとね♪)」

 

 

 微笑みを浮かべながら、純狐達を見守る女神様……。

 

 

 こっちには命蓮寺と神霊廟メンバーが揃っていた。

 

 

 屠自古「……」

 

 神子「屠自古、行ってきてもいいのですよ」

 

 屠自古「でも……ミナトの邪魔しちゃ悪いし……」

 

 星「ミナト殿はそんなこと思いませんよ。勇気を振り絞って行くのも肝心ですよ」

 

 屠自古「そ、そうだよな!それじゃ、行ってきます!」

 

 布都「屠自古の奴、嬉しそうじゃの……」

 

 青娥「当然よ。愛しの彼がいるんだからね♪」

 

 

 別の所では……。

 

 

 芳香「てゐ~!久しぶりだな~!元気か~!」

 

 てゐ「私は元気だよ。それより芳香って泳げるの?無理でしょ?」

 

 芳香「無理だ~!溺れてしまうからな~!」

 

 ナズーリン「君は一体何しに来たんだ?」

 

 芳香「う~ん……ただついて来た~!」

 

 響子「そうなんだ……」

 

 

 またある所では……。

 

 

 幽々子「シンさん……この前はごめんなさい……」

 

 シン「まぁ……気にしてはいない……だが、もうあんなことはごめんだけどな」

 

 妖夢「申し訳ありませんでした。あなたの所有物である私が勝手なことをしたばかりに……好きなだけ私を味わってください!」

 

 幽々子「妖夢……もう半分死にたいのかしら……♪」

 

 

 幽々子にあるまじき血管が浮き上がって今にもはち切れそうになっていた。

 

 

 妖夢「ひぃ!?」

 

 シン「(これマジギレじゃねぇか……)」

 

 

 流石にこれには妖夢でも腰を抜かしてしまうのであった。

 

 

 

 

 

 次々に集合する各所のメンバー達、そんな中で夏祭りイベント主催者である紫が前に出た。

 

 

 紫「皆様、お集まりいただきありがとうございますわ。今日は八雲家主催の夏祭りイベントを思う存分に、堪能していってください」

 

 

 各地から歓声が上がり、お祭り気分は絶好調であった。

 

 

 紫「それでは、早速ですけど、この夏は特に暑い季節になりました。そこで、皆さまには涼んでもらおうと霧の湖を選んだわけですが……夏と言えばなんでしょうか?魔理沙!」

 

 魔理沙「え!?わ、私が答えるのかよ……夏と言えば……みんなでかき氷でも食うのか?」

 

 紫「それもありよ。でも、今日は湖に来てるんだし……特別サービスで、私が用意した水着を差し上げるから、みんなで泳ぎましょうよ!」

 

 女性陣「「「「「!!?」」」」」

 

 シン:リョウタ「「水着だとぉ!!?」」

 

 ミナト「なに声荒げてるの!先輩もなに同調してるんですか!!」

 

 リョウタ「すまんのぅ……ワイも男じゃけん……おなごの水着姿に喜ばないわけがないんじゃ」

 

 シン「お前は嫌なのか!?俺は今日という日をこれほど嬉しいと思ったことはないぞ!(うっひょー!!もこたんの水着姿見れるなんてSAIKOUじゃねーか!!紫さんナイスデース!!)」

 

 ミナト「嫌じゃないけど……」

 

 輝夜「/////」

 

 

 姫様を見ると恥じらう姿が目に入る。うぅ……可愛すぎるよ……ボクの理性持つかな?ここにいる綺麗でかわいいみんなが水着姿になるなんて……耐えられないじゃん……。

 

 

 そんなどうしようかと悩んでいるときに聞き覚えのある声……まさか!!?

 

 

 ヤマメ「ミナト……どう……かな……?」

 

 ミナト「ああぁお!?ヤマメ!!?」

 

 シン「ふぉおおお!?」

 

 リョウタ「なんじゃと!?」

 

 

 そこには服の上からじゃ隠れていた()()()()()が二つ付いていた。着痩せするタイプとはこのことだろう……オレンジと黒のシマシマ模様の水着を恥じらいながら着こなしていた姿に目が釘付けになってしまった。

 

 

 ミナト「……///」

 

 ヤマメ「ね……ねぇ?綺麗かな……?」

 

 ミナト「き、綺麗で……ものすごくかわいい……///」

 

 ヤマメ「///ありがとう///」

 

 

 ヤマメの姿に見惚れていたら、更に、ダブルパンチが入った。

 

 

 屠自古「……ど、どうだ……?似合ってるか///」

 

 幽香「/////」

 

 ミナト「屠自古さん!?風見さん!!?」

 

 リョウタ「(地球が……四つも並んでおる!ありがたや~!!)」

 

 

 豊満な胸を強調するように腕を組んで見せていた二人。自然とそこにブラックホールがあるように視線が吸い込まれていく。しかし、自我をしっかり持ち慌てて視線を逸らす。

 

 

 ミナト「と、とっても素敵ですよ!二人共とても美しいです///(ダメだって!理性が持たないよ!ここ危険地帯ですか!?)」

 

 屠自古「///お、おう///」

 

 幽香「///そ、そう……///

 

 

 褒められて赤みが掛かる肌に更に魅力が増す。見ていてとても魅惑(チャーム)をかけられているかの感じだ。

 

 

 リョウタ「(これは魅力的すぎるのぅ!)」

 

 シン「(ヤベぇ!俺でもこれはヤバいぞ!皆レベルが高すぎる!俺達はLV100領域なのに、幻想郷の住人はLV10000程度の領域に達しているみたいだ!!だが、それがいい!もっとやれぇええ!!いや、むしろもっとやってください!!!)」

 

 

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 紫「それもありよ。でも、今日は湖に来てるんだし……特別サービスで、私が用意した水着を差し上げるから、みんなで泳ぎましょうよ!」

 

 女性陣「「「「「!!?」」」」」

 

 ヤマメ「……」

 

 

 ヤマメは自分の身体を見る。服の上からはわからないが、その下には、ボンキュボンの醜い体型が隠れている。水着になることはこれを見せることになる。

 ヤマメは考えた。目の前には久しぶりに彼の姿がある。けど、周りには彼を取り巻く者達がいた。声をかけるか悩んでいたところに、水着の件で女性達は自分達の姿を(さら)すことに躊躇(ちゅうちょ)した。ヤマメもその一人……ミナトもこんな姿見たくないだろうと……。

 

 

 さとり「ヤマメさん、チャンスですよ」

 

 ヤマメ「さ、さとり……?」

 

 

 さとりがヤマメに声をかけ、耳打ちする。

 

 

 さとり「ミナトさんはみんなの水着姿を見たくても我慢しています。ヤマメさん、今がチャンスですよ?ミナトさんはヤマメさんの身体に釘付けになること間違いなしです。今、肌を晒しておけば、もっと見たいと言われるかもしれませんよ♪」

 

 

 ニタリッと笑みを浮かべ、甘い言葉で巧みに操る……ヤマメが水着になれば、他のメスも水着に着替え、女達の修羅場が作られることに期待していた。さとり汚いな……流石さとり……!

 

 

 ヤマメ「で、でも……」

 

 

 恥ずかしい……水着は身体のほとんど晒してしまう。それでも、ミナトと一緒におしゃべりしたいし、一緒に泳ぎたい……。

 

 

 さとり「早くしないと先を越されてしまいますよ?あれ……」

 

 

 さとりが指を指した先には、水着をチラチラ見て、どうしようかと悩んでいる屠自古の姿と幽香の姿があった。

 

 

 さとり「初めが肝心ですよ。もしかしたら彼に飽きられて……」

 

 ヤマメ「そ、それは嫌!!」

 

 

 すぐに走りだし、更衣室で着替えて来たヤマメ。水着を披露されると、ミナトの心の中が手に取るように読み取れていて実に楽しい♪

 それを見た屠自古と幽香も更衣室に入っていく。さとりは楽しそうにその光景を堪能した。

 

 

 さとり「やっぱりいいですね♪心と言うものは……ミナトさんには悪いですが、私は楽しませてもらいますよ♪」

 

 

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 屠自古「(あれは地底の土蜘蛛!ヤマメとか言ったな……くそ!出遅れた!やってやんよ!!ミナトは私をか、かわいいって言ってくれたんだ!今更何を恥じることがある!!女は度胸だ!!!)」

 

 幽香「(わ、私もやってやるわ!と、友達以上の関係になってみせるもん!!)」

 

 

 二人は更衣室に入っていった。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 ミナト「と、とっても素敵ですよ!二人共とても美しいです///」

 

 屠自古「///お、おう///」

 

 幽香「///そ、そう……///

 

 輝夜「(ぐぬぬぬ!!私だって!!!)」

 

 

 ヤマメに続き、屠自古と幽香の水着姿を見て、居ても立っても居られなくなった輝夜は急いで水着選びを始めるのだった。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 シン「くぅ~♪今俺は生きていてよかったと思っている!!」

 

 慧音「そ、そんなにか……///」

 

 にとり「盟友が喜んでくれるならいいねぇ///」

 

 

 目の前には慧音先生の豊満なおっぱいとにとりほどほどなおっぱいがあった。(大きさも小ささも関係ねぇ!おっぱいと言うものが宝物なんだ!!!)

 ヤマメ達が水着に着替えたことで、女性陣は水着を着ることに若干抵抗はあるものの、着替えてくれた。そのおかげで、ビューティフォーな光景が湖で繰り広げられていた。俺達の視線を気にしてか、大人しくしている者や何も気にせず遊んでいる者にこっちに水着をアピールする者達の光景だった。絶景……いや、ZEKKEIだ!!

 

 

 椛「どうですか……シンさん……私はかわいいですか……?」

 

 シン「ふぉおおお!!!」

 

 

 獣耳&尻尾の白のシンプルな水着を着た椛がいた。俺、椛とキスしたんだよな……思い出補正で更に椛が愛おしくなってしまった!俺って天国にいるのか……。

 

 

 椛「どうですか……シンさん……?」

 

 シン「……椛!お前かわいいじゃんか!!」

 

 椛「えへへ♪シンさんならそう言ってくれると思ってました♪」

 

 

 白のシンプルな水着から尻尾がフリフリ揺れている……目が痛い!目に天使が入って来たかと思ったわ!俺自重しろ!俺自重!ぐふふふふ♪

 

 

 シン「……もっと見ておきたいと思っていたところだ」

 

 椛「/////」

 

 にとり「照れた椛を見られるとは、盟友やるね♪」

 

 

 椛をからかっていると誰かの足音が聞こえて来た。

 

 

 フラン「シンお兄さん~♪」

 

 

 フランの声がした。振り向くとそこには寺子屋の俺の生徒達が水着姿で駆けて来た。

 

 

 フラン「ふふん♪どう?似合ってる?」

 

 

 フランはクルリと回転して、フリルがついた水着を見せる。

 

 

 シン「似合ってる似合ってる!フランは本当にかわいいな♪」

 

 フラン「えへへ♪」

 

 

 褒めたら満面の笑みで喜んでくれた。くっそ嬉しい!こんなのロリコン不回避だろ!

 

 

 チルノ「どうだ!このあたいの最強の姿だ!」

 

 大妖精「ダメー!チルノちゃん!素っ裸はー!!!」

 

 リグル「チルノ水着は!?」

 

 チルノ「最強のあたいに水着など必要ない!!」

 

 ミスティア「本当にバカね……」

 

 慧音「こ、こら!早く着ろ!!シン殿こっちを向くでないぞ!!」

 

 シン「おっと!?」

 

 

 咄嗟に背を向け、背後にいるチルノ達が気になる……べ、別に見たいとかそう言うんじゃないんだからな!(ツンデレ)そして俺は何がなんでも、もこたんの水着姿を見るんだー!!否、見なければならない絶対的に約束された使命なのだー!!!

 

 

 ルーミア「また、あいつのこと考えていたのか……」

 

 シン「ルーミア……ほぉわぁああ!!」

 

 

 大人姿のルーミアの黒の水着……恥じらいで流れ出た汗が、身体のラインに沿って流れる……エロイ!!実にエロイ!大事なので2回言っておいた!それほどまで今のルーミアには魅惑的刺激があった。

 

 

 ルーミア「私も見てくれよ。なんなら、お前の好きなことしてやるぞ♪」

 

 

 ドキーン!その格好でウィンクとかセコイわ!!男の象徴が爆発しそうになるだろが!!だが、俺はクールだから、こんなことで動揺したりしない。動揺したりしちゃいけないのだ!これは健全な物語だから動揺したりしたらダメなんだ!!でも……ホントはしてもらいたい!健全な男子ですから!!

 

 

 シン「それはありがたいな。なら、みんなと一緒に夏祭りを楽しもうじゃないか」

 

 ルーミア「ふん……お前がこれしきでなびかないことはわかっていたさ」

 

 

 めちゃ内心ソワソワしてるぞ。今にも爆発しそうだ……ルーミアから色っぽいほのかな香りで更に刺激される。ベリーベリーGood!

 

 

 幽々子「モテモテね。シンさん♪」

 

 シン「幽々子さん!?妖夢も!!」

 

 

 幽々子さんもとても魅力的だ。慧音先生に負けないおっぱいが兵器のようだ……幽々子さん強い(確信)たわわなおっぱいが俺を惑わせようと微笑んでいるかのようだ……惑わされてもいいかもな♪

 妖夢は先ほどの件もあってか、大人しい様子だ。こっちを見る目が完全にメスなのは放っておこう……しかし、妖夢も黙っていればとてもいい……黙っていれば……。

 

 

 ルーミア「あん?妖夢か……随分と大人しいじゃねぇか?」

 

 椛「どうしたんでしょうか……?」

 

 幽々子「何でもないのよ♪……ねぇ……妖夢?」

 

 

 外見からは天使のような笑顔で妖夢を見つめる幽々子さん……だが、俺にはわかる。「余計なことしたら息の根止めるぞ」と脅している顔だ……あの妖夢でも、幽々子さんを見る時は青ざめているからな……やはり幽々子さんは強かった。

 

 

 妖夢「は、はい……なんでもない……です……」

 

 シン「(妖夢がビビるとはな……幽々子さん怒ったらどんだけ怖いんだよ……)」

 

 

 新たに判明した幽々子の新事実に内心ビビっていたシンだった……。

 

 

 幽々子「そう言えば妹紅ちゃんはどこかしらねぇ……?」

 

 シン「そうだ。もこたんはどこだ!?」

 

 

 肝心のもこたんの姿が見えない。一体どこに行ったんだ?

 

 

 慧音「ああ、妹紅ならレミリア達と一緒に……「ごきげんよう♪」―噂をすれば」

 

 

 向こうからかわいらしい水着を着たお子様……レミリアがやってきた。横には美鈴も一緒だ。

 

 

 にとり「ありゃ?図書館にいる魔女さんと悪魔っ子は?」

 

 美鈴「パチュリー様ならこの暑さでノックダウン中で、小悪魔と一緒に向こうで休んでいます」

 

 

 美鈴の筋肉がついた身体は実に美鈴らしい。スタイルがよく、鍛えられた肉体が実に素晴らしい!!

 

 

 レミリア「シン、どうかしら?私の姿は?美しいかしら……?」

 

 

 傘を持ちながら、クルリと回転してみせる。肌を見せるのは初めてなのだろうか?フランの時よりも、火照った肌が色気を誘った。フランと同じことをしていたので、流石姉妹だなぁ……そう感じてしまった。ちなみに、フランのように天使みたいだ♪吸血鬼ですがね。

 

 

 シン「ああ、レミリアは色気があって、美しいと思ってしまった。フランは子供って感じでかわいかったぞ♪」

 

 レミリア「ふふ///そうでしょ?当然あの子の姉で紅魔館の当主なんだから♪」

 

 

 褒められて嬉しそうに小さな羽が小刻みに揺れる。内面はまだフランと変わらない部分もあるんだな……。

 

 

 美鈴「私はどうですか!?」

 

 シン「美鈴もその筋肉がスタイルとマッチしていて美しい姿だ」

 

 美鈴「そ、そうですか!(シンさんに褒められるなんて♪鍛錬していてよかった!!)」

 

 

 美鈴は女としての喜びを感じ、大粒の涙を流しながら内心ガッツポーズをとった。

 

 

 慧音「レミリア、妹紅はどこに行った?一緒に居ただろう?」

 

 レミリア「ちょっと待ってて……「待って!勘弁してくれよ!」―丁度来たみたいよ。シン、じっくり堪能するといいわよ♪」

 

 咲夜「お待たせしました。シン様」

 

 シン「もこ……たんんんんん!!?」

 

 

 咲夜に連れられてもこたんが姿を見せた。その姿は、いつもの姿ではなく、髪は束ねられてポニーテールになっており、頭に花柄のリボンで結ばれていた。そして、何よりも目をつけることになったのは、普段見ることができないもこたんのおっぱい……大きくなく、小さくもないベストなサイズ……それに細身の身体ながら、エロティックな太ももに太陽に照らされる肌……赤色の水着がとても似合っていた。俺は手でおっぱいを隠しているもこたんを見たら声が出せなくなってしまっていた。

 

 

 レミリア「どうかしら?」

 

 咲夜「シン様の世界なら妹紅のお姿はとても魅力的に感じることでしょう」

 

 妹紅「/////」

 

 

 妹紅から湯気が溢れんばかり立ち上っていた。顔も今まで以上に真っ赤っかだった。ここにいる全員が妹紅の姿に注目していた。

 

 

 レミリア「シン?嫌だったかしら?あなたの好みに合うように咲夜にお願いしたんだけど?」

 

 シン「……」

 

 咲夜「……シン様……?」

 

 シン「―は!わ、わるい……天使が舞い降りたと思ったら、大天使が舞い降りて放心状態だった……」

 

 

 放心状態からようやく帰って来れた……俺もうあのまま昇天してもいいかと思ったが、もっとこの光景を堪能してから昇天することにしたぜ!イェエエエエイイイ!!!レミリア&咲夜ありがとうーーーーー!!!!!

 

 

 妹紅「/////」

 

 シン「もこたん……」

 

 

 もこたんに向き直り、しばしの沈黙が支配する。

 

 

 レミリア「……お邪魔な私達は向こうで泳ぎましょ」

 

 ルーミア「私はまだ……!」

 

 レミリア「咲夜」

 

 咲夜「―は!」

 

 

 咲夜の声と共にルーミアは姿を消した。能力でルーミアをどこかへやったのだろう……。

 

 

 妖夢「シンさん見るなら私の身体を―!!」

 

 幽々子「―妖夢♪」

 

 妖夢「……私達はお邪魔なようなのであっちに行きましょうか……」

 

 

 真っ青な妖夢を尻目に幽々子もレミリア達についていく。

 

 

 椛「……」

 

 

 私達はレミリアさん達について行く……シンさんと妹紅さんを残して……去る前にもう一度彼を見る……。

 

 

 

 

 

 椛「……私だって負けませんからね……」

 

 

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 沈黙が支配するしばしの時間が流れた。俺は無意識に彼女の手をとった。

 

 

 妹紅「///な……んだ……よ……///

 

 シン「綺麗だ……天使……大天使かと思ったぜ……」

 

 妹紅「///変態(天子)かと思ったのか……///」

 

 シン「笑えない冗談よしてくれよ、もこたんはもこたんだ。俺の天使さ♪」

 

 妹紅「……バカ……///

 

 

 やっぱり俺は……もこたんが好きだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シン「だからちょっとだけおっぱい触らせて……」

 

 妹紅「死ねぃ!!!!!」

 

 シン「どぎゃー!!!」

 

 

 宙を綺麗に舞う影が湖に沈んでいった……。

 

 

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 映姫「―いいですか!大体あなたは、私欲で物事を勝手に決めていいと思っているのですか!?」

 

 紫「……みんな喜んでいるじゃないですか……

 

 映姫「聞こえません!もっと大きな声で言ってくれませんか?」

 

 紫「みんな喜んでいるじゃないって言ってるのよ!」

 

 映姫「うるさいですよ!怒鳴るとは反省が足りないようですね!みっちりと説教する必要がありそうですね!」

 

 紫「もう嫌ー!!」

 

 

 ワイの目の前で、紫はんが映姫はんに捕まって説教を受けている所や……なんでも、お祭りを利用して己の私利私欲を満たそうとしたそうで映姫はんが怒ってしまったようなんじゃ。ちなみに映姫はんは呼ばれておらんかったそうや……それも根にもっとるんとちゃいまっか?

 

 

 映姫「それと……あなたもですよ!聞いてますか!」

 

 華扇「……」

 

 

 お乳おっきい仙人の華扇はんも一緒にお叱りを受けておった。すっぽんぽんでお祭りに参加しようとしたところをこれまた映姫はんに見つかって説教中じゃ。かれこれ、5時間程説教していたみたいじゃ……魂の抜けた状態やのぅ……。

 

 

 ヘカーティア「映姫、それくらいにしておきましょうよん♪折角来たんだから楽しまなくちゃね♪招待状貰えなからといって当たってはいけないわよん?」

 

 映姫「ち、違います!そんなことで怒っていませんよ!ただ、ちょっと楽しそうだなぁ……そう思っていただけですよ!」

 

 小町「映姫様ったらまだまだお子ちゃまですね!ま、あたいはお兄さんと一発できる仲ですので問題ありませんけどね♪」

 

 映姫「こ~ま~ち~!!」

 

 小町「ああん❤助けてお兄さん♪」

 

 

 小町はんにしがみつかれてお乳の弾力に負けてしまいそうじゃ……最近小町はんのスキンシップが大胆になってきたのぅ……。

 

 

 純狐「ちょっと……離れなさい……」

 

 

 純狐は小町をにらみつける。鋭く研ぎ澄まされた矢のように小町を射抜く。

 

 

 小町「怖いねぇ~♪あたいじゃ敵わないや。羨ましいねお兄さん♪」

 

 

 ツンツンとワイを(ひじ)でつつく。

 

 

 映姫「小町、リョウタさんに失礼です。それにあなたは呼んでいないはずですけど?」

 

 小町「私はちゃんと招待状をもらいましたので、今日は正式に参加しているんですよ?」

 

 映姫「な!?八雲紫!あなたには更に説教が必要のようですね!!」

 

 紫「勘弁してくださいよー!!!」

 

 

 やっぱり招待されたかったんじゃな……それにしてもいい眺めじゃ……水着姿のおなごがはしゃいでる姿を見ると心が和むのぅ!

 

 

 クラウンピース「ねぇ!ご主人様!この水着かわいいですか?」

 

 

 ピースちゃんが赤と青のストライプの水着を着ていた。いつもと差ほど変わらん気がするのは気のせいかのぅ?

 

 

 ヘカーティア「それなら私より、リョウタ君に聞いた方が的確な反応がもれえるわよん」

 

 クラウンピース「お兄さんどう?」

 

 リョウタ「かわいい!ピースちゃんは何を着てもかわいいのぉ♪」

 

 クラウンピース「えへへ♪」

 

 

 ピースちゃんはご満悦のようじゃった。

 

 

 クラウンピース「それじゃ、あたいはチルノと遊んでくるね!」

 

 ヘカーティア「気をつけて行ってらっしゃい♪……さて、私達も着替えましょうか。映姫も純狐も」

 

 映姫「え?し、しかし……まだ説教が……」

 

 純狐「水着なんて……醜い容姿をさらけ出して楽しいわけないでしょうに……」

 

 

 映姫はんと純狐はんは水着を着るのに恥じているようだ。映姫はんは仕事で遊ぶことも少なそうですし、紫はんと華扇はんがこれ以上は可哀想や……ここは一つワイが協力してやろうではありませんか!

 

 

 リョウタ「映姫はんの水着姿きっと美しいじゃろうな……楽園の閻魔様なら尚更じゃろうて♪」

 

 映姫「な!?……ご、ごほん!し、仕方ありませんね!お説教はこのくらいにして、一休みしますとしましょうかね!」

 

 

 紫と華扇の顔に光が戻った。余程絶望の底に居たようだ……。

 

 

 そして、純狐はんにもワイは助け船を出す!

 

 

 リョウタ「純狐はんの水着もきっと凄いんじゃろな……ワイも見てみたいのぅ♪純狐はん程のベッピンさんなら間違いないのぅ♪」

 

 純狐「ベッピンだなんて……まぁ、私もここまで来たんだし、蒸し暑いし、泳いでもいいかなぁ……なんて///」

 

 ヘカーティア「だったら、お二人は向こうに行って水着を借りて来なさいな♪」

 

 小町「私も一緒に行って水着選びましょう♪ささ!」

 

 映姫「こ、こら!小町引っ張らないで!」

 

 純狐「ちょっと!ゆっくり行って!」

 

 

 小町に連れられて映姫と純狐は去って行った。紫はヨロヨロになりながら立ち上がった。

 

 

 紫「助かった……ありがとうリョウタさん……おかげで命拾いしたわ」

 

 リョウタ「折角招待してもらったのに、悪いのぅ……映姫はん、きっと呼んで貰えなかったの相当残念に思っておったんじゃないかのぅ?」

 

 紫「そうね……今度はちゃんと誘うわ。閻魔様もお子様だってわかったしね♪」

 

 

 くすくすと笑みを浮かべる紫はん……紫はんも根に持つタイプなのか?

 

 

 華扇「リョウタ様~♪お救いいただいてお礼無しだなんていけませんよね!私の処女を捧げま――ごふぅ!!」

 

 藍「鎮圧完了……リョウタ様御無事でしたか?」

 

 紫「藍、あなたどこに居たの?私あなたを探していたら映姫と出くわして説教くらったんだけど?」

 

 藍「すみません。橙のアルバム用の写真を天狗に撮らせるのに時間がかかってしまい……」

 

 紫「橙ばかり構って!私に構ってよ!」

 

 藍「嫌です」

 

 紫「即答!?」 

 

 

 漫才でもやっとるのかこの二人は?華扇はんさっきの一撃で地面に埋もれとる……。

 

 

 ヘカーティア「お二人共それぐらいにして……あなた達も楽しまないと損よ?」

 

 紫「そうね、私達も楽しみましょうか」

 

 藍「はい、紫様」

 

 

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 雛「(シンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさん!!!)」

 

 シン「ど、どうしたんだ雛……さっきからこっちを見て……」

 

 雛「うふふ♪なんでもないですよ(シンさんに近づいたシンさんとしゃべったシンさんと目があったシンさんと一緒にいるシンさんが目の前にいる……他のケダモノどもは近づいてこないでくれるかしら!!!)」

 

 

 雛はあの事件の後、元に戻った……ように周りが思っているだけだった。雛は外見では元に戻ったように思われているが、中身は更に深刻化していた。

 

 

 妹紅「な、なにか用かよ……?」

 

 雛「いいえ、きわどい水着を見ているのですねと思いましてね、私はただシンさんとはとても良くしてもらったので少しでもお礼を言いに来たのです(シンさんに近づくドブネズミはまだ居たのね……不老不死でシンさんを誘惑しようとしているドブネズミは駆除しないとね……不老不死なら首とか無くても大丈夫よね♪)」

 

 シン「お礼はあの時何度も言われたけどな」

 

 雛「私にとってあの時声をかけてくれなかったら私あの山からいなくなって、仲間と一緒にいられなかったのではないかって思ってしまうのです(シンさん抱きたいシンさんキスしたいシンさん愛したいシンさん子供欲しいでも子供にシンさんを取られてしまったらシンさんが子供に夢中になって私が捨てられたらシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさん!!!)」

 

 シン「(もこたん、雛からの視線が強烈すぎる気がするんだが……)」

 

 妹紅「(奇遇だな……私なんか目が合った時、何故か鳥肌がたったぞ……)」

 

 雛「(シンさんとドブネズミがひそひそ話なんて!シンさんが穢れてしまうシンさんが犯されてしまうシンさんが!シンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさんシンさん!!!)」

 

 

 誰も雛の内心を知らずにいるのであった……。

 

 

 衣玖「シン様、お久しぶりです」

 

 シン「衣玖さん……すると……」

 

 天子「当然私もいるわ!」

 

 妹紅「げぇ……」

 

 天子「さぁ!私をおもいっきり殴っ―ブッ!」

 

 シン:妹紅:衣玖「「「……は?」」」

 

 

 一瞬の出来事だった。そこには、地面にめり込んで頭部しか見えていない天子の姿があった。

 

 

 雛「ごめんなさい♪殴ってって言われたから要望に答えました(シンさんに近づくケダモノ排除……後二人……)」

 

 

 笑顔の雛が、天子を厄でぶん殴ったようだ。あの異変以来の雛、強くなってないか?

 

 

 雛「まずかったですか?(残り二人をシンさんにばれない様に始末するにはどうしたらいいか……)」

 

 衣玖「い、いえ……まずくはないのですが……」

 

 雛「それならいいじゃありませんか。そうですよね?……シンさん?(シンさん私のこと否定しないよね嫌いにならないよね嫌いにならないでね嫌いになったら生きていけないお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い!!!)」

 

 シン「いや……寧ろ、天子がよろこ……「最高よ!あなた!!」……ああ……」

 

 雛「なに!?(こいつ確実に殺したはずなのに!!?)」

 

 

 いつの間にか天子が立っていた。土まみれの姿だが、それがとても嬉しいのか満足そうにしている顔だった。

 

 

 天子「あなたなかなかやるじゃない!今のはよかったわ!78点をあげたいわね。でも、後もう少し痛めつける感じに殴ってほしかったわ。じっくりと時間をかけてくれたら更によかったのに残念……」

 

 雛「あなた……何者よ(死んでないなんて、こいつは面倒ね。何か訳の分からないことを言っているし……確実に消せる方法を探さないと……)」

 

 天子「比那名居天子!天人よ!あなた私の専属仕置き人として雇われてみない?」

 

 シン「おいおい、もう止めておけ……今ここは楽しむための場所だ。勧誘してるんじゃない」

 

 衣玖「総領娘様、時と場合ぐらいわかってほしいものです」

 

 天子「仕方ないわね、でも、あなたの拳よかったわ。また会いましょう♪」

 

 雛「……」

 

 衣玖「総領娘様!……すみませんシン様、あの方を放って置くと被害が広がりそうなので……」

 

 シン「ああ、子守りご苦労さん」

 

 衣玖「はい、それでは……」

 

 

 天子を追って衣玖は飛んで行った。

 

 

 妹紅「……疲れたな……飯でもするか?」

 

 シン「そうだな……雛も食うか?」

 

 雛「はい♪(シンさん……いつかあなたを食べてあげますよ )」

 

 

 ------------------

 

 

 正邪「……」

 

 

 そんなところでも入るに入れない者が一人……。

 

 

 正邪「(招待状を貰ったが……私が参加していいのか……)」

 

 

 ミナトは正邪も呼べるなら呼んでくださいと紫に伝えていたことと、人里でのレジスタンス活動が紫の耳にも届いていたことから、正邪にも招待状が配られた。しかし、正邪は悩んで、露店の影に隠れて様子を窺っていた。

 

 

 正邪「(天下の大悪党である鬼人正邪様がこんな祭りに参加するなんて……)」

 

 

 とは思ったものの……。

 

 

 穣子「これおいしいね!」

 

 静葉「本当!とっても甘いわね!」

 

 萃香「お~い!酒持ってこ~い!」

 

 勇儀「こっちも追加だ~!」

 

 文「は、はいー!只今お持ちしますー!!」

 

 早苗「神奈子様!どうですか!この水着は!」

 

 神奈子「これは!早速シン殿に見せに行くぞ!」

 

 諏訪子「誘惑してあげよっと♪」

 

 正邪「(……楽しそうだな……)」

 

 

 暑い季節に水着姿ではしゃぐ女子たち……見るに堪えない光景だが、みんな笑顔でとても楽しそうに見えた。正邪はそんな光景を見ているのが段々辛くなってきた。

 

 

 正邪「(別に……楽しみたいとか……それに……)」

 

 

 正邪「……あいつがいるんだよな……」

 

 針妙丸「あいつってどいつ?」

 

 正邪「おうわぁ!?姫!!?」

 

 針妙丸「正邪探したよ!」

 

 

 正邪の後ろにはミニマムサイズの針妙丸ではなく、正邪と変わらない程の身長の針妙丸がいた。

 

 

 正邪「小槌の力を使ったのか……」

 

 針妙丸「そうだよ。そうしないと、楽しめないんだもん。それより、正邪も一緒に遊ぼうよ」

 

 正邪「ケ!誰がこんな幼稚な遊びに付き合ってられるか!」

 

 針妙丸「……ミナトさんもいるのに?」

 

 正邪「うぐぅ……」

 

 

 ミナトがいる……正邪は遊ぶよりもミナトと一緒に居たいと思っていた……何故かわからないが、居たいという思いの方が強かった。行きたいのに天邪鬼として、天下の大悪党(?)としてのプライドが邪魔していた。

 

 

 針妙丸「まったく……素直じゃないな。正邪は……」

 

 正邪「う、うるさい!ほっとけ!」

 

 針妙丸「はいはい、ほっときますよ。後、早くしないと水着がなくなっちゃうかもよ」

 

 正邪「……知らねぇよ……」

 

 針妙丸「そ、正邪またね」

 

 

 そう言って針妙丸はどこかへ去って行った。

 

 

 正邪「……水着……」

 

 

 正邪は周りに誰もいないか確認し、更衣室に入って行った……。

 

 

 針妙丸「本当に素直じゃないな」

 

 あうん「針ちゃんどうしたんですか?」

 

 針妙丸「なんでもないよ、あうん行くよ!」

 

 あうん「あうぅん♪」

 

 針妙丸「(正邪、頑張ってね)」

 

 

 一度だけ振り返りその場を後にした。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 ヤマメ「ミナト、あ~んして♪」

 

 屠自古「ほ、ほら///私の方も食べてみなよ!」

 

 幽香「……た、食べさしてあげる……///」

 

 

 現在ボクはヤマメと屠自古さんと風見さんに囲まれてお団子を食べさせてもらっている。恥ずかしいけど嬉しいよね。でも、他のみんなもこっちを見てるし……ニヤついてるし……やっぱり恥ずかしい///

 

 ミナト「ああっと……ちょっとボク、トイレに行ってくるね!」

 

 ヤマメ「ああ!」

 

 

 ミナトは急いでトイレに向かった。

 

 

 パルスィ「ミナト……妬ましいわ!パルパルパルパル……!

 

 燐「いいなぁ!あ~んされたい!」

 

 さとり「ふふ♪早く修羅場来ないかしらね♪」

 

 アリス「……大変ねあなたも……」

 

 こいし「ありがとう心配してくれて……でも、もう手遅れだよ……」

 

 アリス「大丈夫よ、この幻想郷にはとっくに手遅れの連中が多いから……」

 

 魔理沙「(こいつら何言ってるんだ?)」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 ミナト「ふぅ……恥ずかしかった……ヤマメも屠自古さんも風見さんもみんな綺麗でかわいいから大変だなぁ……」

 

 

 トイレにやってきたついでに中に入ろうかと扉に手をかけようとしたら……。

 

 

 

 

 

 誰かに手を引っ張られた!

 

 

 ミナト「え!?ちょ!?」

 

 

 ミナトはそのまま草むらに連れて行かれた……。

 

 

 だけど、手を引っ張った者の後ろ姿は見たことがあった。

 

 

 ミナト「正邪ちゃ―むぐっ!?」

 

 正邪「声を出すな!気づかれるだろ!」

 

 ミナト「こくこく」←首を縦に振る

 

 

 抑えられた口から手を離す。そこには……!

 

 

 ミナト「正邪ちゃん……それ……!」

 

 正邪「ど、どうだ……に、似合っているか……///」

 

 

 ワンちゃんと猫ちゃんがデザインされた水着を正邪ちゃんは着ていた。子供が着るような水着だが、正邪ちゃんなら何故か似合っていた。顔を赤くしてチラチラと視線をこっちに向ける正邪ちゃんが愛おしく見えてしまう。

 

 

 正邪「に、似合ってないだろ……どうせ……」

 

 ミナト「ううん!とっても似合ってる、ボクビックリしちゃった」

 

 

 伝えると正邪ちゃんは何だが喜んでいたように見えた。

 

 

 正邪「そ、そうか///そ、それじゃな!!!」

 

 ミナト「あ、どこ行くのさ!」

 

 正邪「は、離せよ!もう帰るんだよ!」

 

 

 正邪ちゃんはそのまま帰ろうとして、咄嗟に手を掴んだ。もしかして……。

 

 

 ミナト「ボクに水着見せるために来ただけなの?」

 

 正邪「そ、それもある……///ってそうじゃない!わ、私は下剋上の足掛かりとして下見をだな……!」

 

 ミナト「正邪ちゃん、折角水着を着てるんだし、泳がないと勿体ないよ?」

 

 正邪「そ、それは……」

 

 ミナト「それと、正邪ちゃんの好きなつぶあんたっぷりのお饅頭もあるよ」

 

 正邪「な!?……つ、つぶあん……し、仕方ねぇな!ミナトが他のメス共に襲われないか私が見といてやるよ!」

 

 ミナト「(正邪ちゃん、つぶあん大好きだもんね)」

 

 

 正邪の好物を知っていてよかったと思ったミナトであった。

 

 

 ミナト「正邪ちゃんもみんなと一緒に楽しもう!行こう!」

 

 正邪「お、おい!」

 

 

 ミナトは正邪の手を引いて歩き出した。

 

 

 正邪「(……相変わらず……暖かい手だな……///)」

 

 

 ------------------

 

 

 輝夜「(ど、どれにしよう……ミナトどんなのがいいの!?)」

 

 

 輝夜は、あの3人より目立って目に焼き付ける程の水着でミナトの心を掴もうとしたが、どれがミナトの好みかわからないから手間取っていた。結構水着選びに時間がかかり、水着も残り少なくなっていた。

 

 

 輝夜「こっち……ダメ!地味ね……これは!……色が悪い……一体どれを選んだらいいの!」

 

 

 どうしよう!このままだと私だけ置いてけぼり……嫌!折角のイベントで水着を披露するチャンスなのに!ミナトの好みじゃここにある水着はみんな外れだと思う……けれど、もしこの中にミナトがお気に召す水着があったらどうしよう……。

 

 

 輝夜は悩んでいた。そんな時後ろから声がかかった。

 

 

 てゐ「姫様水着をお探しかい?」

 

 芳香「お~さ~が~し~か~?」

 

 輝夜「てゐ、芳香も……」

 

 

 てゐが着ているのは、てゐに似合ったピッタリな白の水着だった。芳香の方はいつも通りの服装だ。元々泳げないし、キョンシーだからってのもある……しかし、てゐ達が私に何の用?

 

 

 てゐ「ミナトに刺激を与える水着がいいの?」

 

 輝夜「てゐ何かいい水着があるの!?」

 

 てゐ「姫様のために取っておいたのさ♪」

 

 

 てゐは後ろに隠してあった紙袋を渡した。

 

 

 てゐ「姫様頑張れ!」

 

 芳香「ファ~イ~ト~!」

 

 輝夜「ありがとう!てゐ!芳香!」

 

 

 輝夜はそのまま更衣室に入っていった。

 

 

 てゐ「……ウサウサ♪ミナトが驚く姿が楽しみだ♪」

 

 芳香「てゐは何を選んだんだ~?」

 

 てゐ「ん?それはね……」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 ミナト「それで正邪ちゃんも仲間に入れてほしいんだ」

 

 ヤマメ「ミナトがいうなら仕方ないよね……けれど」

 

 屠自古「妙な真似はするなよ」

 

 幽香「したら……わかってるわよね♪」

 

 正邪「(怖……)」

 

 

 3人の視線に縮こまる。暑さで流れる汗ではない。寧ろ、感覚が冷めきっていく汗が流れていく。ミナトに手を引かれながらやってきた時から、視線が冷たく正邪に突き刺さってくる。

 

 

 ミナト「(そう言えば姫様どこに行ったきりなんだろう……)」

 

 

 一向に姿が見えない輝夜を心配して探しに行こうとした。

 

 

 輝夜「ミ、ミナト……お待たせ……どうかな///」

 

 ミナト「姫様?今丁度探しに行こうと……ふぁ!?」

 

 

 ボクは心底姫様の姿を見て驚いてしまった……。

 

 

 

 

 

 ピカチ〇ウの仮面を被ったスクール水着の姫様がいた。

 

 

 

 

 

 これ笑ったらいいのか照れたらいいのかわからないよ!?ねぇ、皆さんは目の前にスクール水着のかわいい姿で綺麗な体をしたピカ〇ュウがいたらどう思います?姫様って知らなかったらただの変質者だよ!仮面の姿に見慣れてしまっていたせいで、懸念してた……複雑な気分です……それでもとてもかわいいことに変わりはないんだけどね!そうだ、他のみんなの反応は……。

 

 

 ヤマメ「ぷくくく……!」

 

 屠自古「(た、耐えろ私……笑っていいのか吐いたらいいのか自分でもわからん……!)」

 

 幽香「(こっち見ないでくれる!吹き出しそうだわ!!」

 

 

 ヤマメは吹き出すのを我慢していた。屠自古は笑っていいのか気持ち悪いのか複雑な表情をしていた。幽香に至っては、完全に背を向けて肩が小刻みに動いていた。

 

 

 正邪「ぶわぁは!なんだよ!その仮面!ぎゃはははははオロロロロロ!!!」

 

 

 一人は笑いながら吐いていた……器用なことができるものだと感心せざる負えない。後で、掃除しないといけなくなっちゃった……。

 

 

 輝夜「……やっぱりひどいの……」

 

 ミナト「そんなことないよ!(姫様悲しんじゃう!)姫様の可愛さが押し出されてボクはその水着好きだよ!」

 

 輝夜「ミナト……!ありがとう///」

 

 ミナト「(よ、よかった……ここで笑ったら姫様絶対泣いてたよ……それにしても姫様がスクール水着とは……姫様肌綺麗だなぁ……純白みたい///)」

 

 

 姫様の肌に見惚れていた……それにスクール水着って小学生の時に見たことあるけど、姫様が着るととても刺激的な水着に見えてしまう。やっぱり姫様綺麗だからだろうね。もっと見ていたいな……いけないいけない!これじゃ変態じゃないか!ここには遊びに来たんだし、邪念は捨てないと……!そ、そうだ!ボクはまだ水着じゃないじゃん!着替えてこないとみんなと遊べないや。

 

 

 ミナト「よ~し!それじゃ、ボクも水着に着替えてこよっと」

 

 輝夜:屠自古:幽香:ヤマメ:正邪「「「「「(キタ――(゚∀゚)――!!)」」」」」

 

 

 邪念は何も男だけが抱くものではなかった……この後、滅茶苦茶キャーキャー言われた。

 

 

 




ノーマルの水着もいいですが、スクール水着って子供が着るとなんてことないですけど、大人が着ると何故かグッとくるものがある……グッとこないですかね?
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