あべこべ幻想郷で転生生活を!   作:てへぺろん

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幻想郷の賢者がもう一人!?




本編どうぞ!


53 見よ!聞け!語れ!私は摩多羅隠岐奈!!共に肝試しをする者だ!

 紫「隠岐奈!?」

 

 隠岐奈「これは久しぶりね紫」

 

 

 紫は驚きを隠せなかった。なぜなら彼女は紫と同じく幻想郷創設に関わった人物であり、滅多に人前に姿を現すことはない。幻想郷内で同時に四季が展開する異常が発生した、後に四季異変と呼ばれるようになる異変の首謀者である。そんな者がなぜここに現れたのか……それは隠岐奈が手に持っているもので紫は確信する。

 

 

 紫「隠岐奈、あなたも肝試しの参加者なの!?」

 

 隠岐奈「ええ、そうよ。面白そうだったから参加してみたのよ」

 

 

 金髪のロングヘアに冠を被り、オレンジ色の狩衣(かりぎぬ)に緑色のスカートを履いる。その者こそ、幻想郷の賢者の一人である摩多羅隠岐奈。彼女が放つ圧倒的なオーラに周りにいる者達は黙り込んでしまう。そんな状況でも隠岐奈は笑みを崩さず、ゆっくりとミナトに近づいた。

 

 

 隠岐奈「パートナーは私よ。どうぞよろしくね」

 

 ミナト「あ、どうも……隠岐奈さん」

 

 

 ミナトは内心ドキドキしていた。とても美しいお姉さんが肝試しのペアなのだから緊張する。

 

 

 ミナト「(やっぱり生で見ると綺麗すぎる///)」

 

 シン「(マジかよ!?()()()()()とペアだと!?お前なんでそんなにラッキーなんだぁあああ!!くっそ!それにしても()()()()()……俺の股間()()()()()()!っになってしまうじゃないか!!)」

 

 リョウタ「(これはまた純狐はんやラズリはんにも負けないベッピンさんがいらしたでぇ!)」

 

 

 男達は隠岐奈の登場でテンションアップしていた!

 

 

 輝夜「これ誰よ!」

 

 ミナト「あれ?姫様いつの間に?」

 

 

 いつの間に姫様が隣にいた。あ、妹紅さんも一緒だ。シンは何故か妹紅に殴られていた。どうせろくなこと考えてなかったんだろうね。放っておこう……。

 

 

 輝夜「ちょっと紫!昼間にいなかったこいつが参加してもいいの!?」

 

 紫「まぁ、別に問題はないんだけどね」

 

 輝夜「ぐぬぬ……!」

 

 

 輝夜は唸り声をあげる。どうやら隠岐奈の事が気にくわないらしい……。

 

 

 妹紅「輝夜、仕方ないだろ……諦めろよ」

 

 輝夜「ぐぬぬ……わかった。でも、もしミナトに手を出したら許さないからね!」

 

 隠岐奈「心配しないで、私がそんな愚かしい生き物に見える?」

 

 輝夜「……」

 

 

 輝夜は言い返せなかった。目の前にいる者から漂う圧倒的な威圧感から……。

 

 

 霊夢「紫とは天と地ほどの差ね」

 

 藍「流石、隠岐奈殿です。紫様では到底及ばない……」

 

 紫「ひどい!」

 

 

 

 涙目で訴える紫だが、霊夢も藍も相手にしなかった。

 

 

 隠岐奈「ふふ♪それじゃ、行きましょうかミナト君」

 

 ミナト「あ、わかりました。姫様またあとで!」

 

 輝夜「あ!ミナト!」

 

 

 隠岐奈はミナト共に去って行った。残された者達はそれをただ見送るしかなかった。

 

 

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 肝試しが始まり、順番に参加者が森の奥へと入って行く。ルールは森の中の(ほこら)に置いてあるカードを持って帰るというのもだ。そんな中には悲鳴を上げる者、楽しがる者、余裕の笑みで帰って来る者達がいた。肝試しは順調に進んでいる。

 

 

 文「おっと!ここで輝夜さんと妹紅さんが帰って来ましたが……二人共ボロボロですね?」

 

 霊夢「喧嘩でもしたんでしょ?いつものことじゃない?」

 

 魔理沙「まさか幽香の奴が気絶するなんて……」

 

 正邪「ひぐっ!……怖かったよぉ……!」

 

 映姫「ほら、泣かない、天邪鬼でしょ!いい子いい子してあげますから」

 

 正邪「いい子じゃ……ないもん……!」

 

 ルーミア「お前驚かせ役を斬ってどうするんだ!」

 

 妖夢「驚かせる方が悪いのです!それにみねうちですから」

 

 ルーミア「ピチュってたぞ!!てか脅かさないと肝試しじゃねぇ!!」

 

 

 反応としては、幽香を脅かしたら、気絶してしまって魔理沙が一人で最後まで幽香を背負っていく形になってしまった。正邪は途中で大泣きし、映姫に手を引かれながら何とか帰って来た。妖夢に関しては驚かせ役を刀でぶった斬る暴挙に出た。これには流石にレッドカードが出て失格となった。他にもいろいろとあったが、無事ここまでやってきた。

 

 

 妹紅「まったく……お前が道を間違えなければこんなことにはならなかったのによ」

 

 輝夜「ちょっと!私だけのせいにしないでくれる?妹紅も私に賛同したじゃない!」

 

 妹紅「お前に賛同したのが間違いだったよ」

 

 輝夜「あら?また()る気?」

 

 妹紅「あん?ならここでぶち殺して……!」

 

 慧音「ふん!」

 

 

 喧嘩をしている二人に鈍い音が響く。慧音の頭突きで二人は目を回して地に倒れ伏した。

 

 

 慧音「申し訳ない紫殿、折角のイベントに小競り合いを……」

 

 紫「いつものことじゃない?気にしてないわよ。文、次進めてくれる?」

 

 文「あやや、わかりました。次の方は……リョウタさんと純狐さんペアですね」

 

 リョウタ「お!ワイらの番じゃな。純狐はん行きましょか」

 

 純狐「ええ、それじゃ行ってくるわね」

 

 

 リョウタと純狐は二人して森の奥へと進んで行った。

 

 

 諏訪子「いいねぇ♪男とペアになれたメンバーは♪」

 

 神奈子「シン殿ずるぞ!」

 

 シン「いや、ずるいとか言われても相手がな……」

 

 天子「ふふん♪この比那名居天子様を(うやま)いなさいな!」

 

 神奈子「誰が(うやま)うか!泥棒猫!」

 

 天子「ダメね、まったく罵倒に魅力がない……4点」

 

 神奈子「こいつ!!」

 

 早苗「神奈子様、落ち着いてください!」

 

 

 こんな調子で待機組は盛り上がっている一方、森の奥へと進むリョウタと純孤は……?

 

 

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 リョウタ「ふ~む……どこから来るかのぅ?」

 

 純狐「……」

 

 

 暗い森の中をリョウタの尻尾の明かりが照らす。あまりに明るくし過ぎると肝試しの面白みがなくなりそうなので控えめにしているが、夜の森はとても恐怖心を煽られるであろう……人間ならば……。

 

 

 リョウタ「純狐はん怖くないのか?」

 

 純狐「私がお化けなんか怖いと思っているのかしら?」

 

 リョウタ「それもそうじゃな、ワイだって元人間じゃけど、肝試しは楽しみにしていた派じゃから怖くは感じないのぅ」

 

 純狐「そうでしょうね。私に怖いものなんてないわよ。それじゃ、早く(ほこら)へ行きましょう」

 

 

 そう言って横を通り過ぎる純狐はんにワイは疑問をぶつけてみた。

 

 

 リョウタ「怖いものがないのか?純孤はんには?」

 

 

 ピタリと純狐が足を止めた。足を止めてから黙ったままの純狐……リョウタはその場の空気が自分のせいで重たくなったのを感じた。

 

 

 リョウタ「ワイなんか悪いこと言ったようじゃのぅ……すまん純狐はん!」

 

 純狐「……あるわ

 

 リョウタ「純狐はん……?」

 

 

 とても小さい声だが聞こえた。だが、その一言がとても寂しそうな声に聞こえてしまっていた。周りの静かだった森が更に静けさを増した感覚だった。虫の音も、風の音も何も聞こえないかと錯覚してしまうぐらいにその一言には感情が込められていた。

 

 

 純狐「正確には……()()()って言った方がいいわ……」

 

 リョウタ「……()()()……」

 

 

 ()()()とは過去形だ。今はもう過ぎ去ってしまったということじゃろう……純狐はんの過去は知らない……じゃが、今の一言はとても重いものを感じた。ワイはまた余計なことをしてしまったんじゃろうな……これは謝らないといかん。

 

 

 リョウタ「……純狐はん……すまん……」

 

 純狐「……どうしたのよ?」

 

 リョウタ「ワイ、純狐はんに余計なことしてもうたんじゃろう?だから謝っておる」

 

 純狐「別にいいわ。あなたが悪いことなんてないんだから。私が昔を思い出しただけだから……」

 

 

 こちらに背を向けて空を眺める後ろ姿……広い世界に一人孤独にいるような感じがあった。寂しそうなその背中を見ていたワイは……。

 

 

 

 

 

 ギュッ!

 

 

 純狐はんを抱きしめていた。

 

 

 純狐「な、なにしてるの!?」

 

 リョウタ「すまん……何故かわからんが、抱きしめたくなった……」

 

 純狐「だ、抱きしめたくなったって……///」

 

 

 純狐の身長も幻想郷内では高い方に入るが、リョウタの方が更に身長が高い。そんなリョウタに肩から腕を交差させて抱きしめられる形になっている。純狐の背中にリョウタの厚い筋肉質の胸が当たる……純狐の顔が赤くなり、体温が上がるのを身体で感じ取れた。

 

 

 リョウタ「すまん……今離れるさかい……」

 

 純狐「―ま、待って!」

 

 

 離れようとしたリョウタの腕を純狐の手が掴む。

 

 

 純狐「もう少しこのままでいさせて……

 

 リョウタ「……了解じゃ」

 

 

 しばらく二人はそのまま森の中で佇んでいた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 純狐「(……ありがとう///)」

 

 

 この一時を忘れないように彼の温かさを感じていたいと思った。

 

 

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 にとり「こ、このシーンは!?」

 

 小傘「ら、ら、ららら!!?」

 

 こいし「ラブシーン♪」

 

 芳香「そ~なの~か~?」

 

 青娥「いいわねぇ♪」

 

 てゐ「(……今度ミナトにしてもらおう……)」

 

 雛「(シンさんじゃないからどうでもいいわね)」

 

 パルスィ「パルパルパルパル!!!」

 

 

 驚かせ組は突如として起こった展開に出られなくなってしまっていた。ちなみにぬえも居たんだが、とある庭師に八つ裂きにされてピチュってしまい休憩所で待機することになってしまっていた。

 

 

 小傘「ど、どうすればいい!?」

 

 芳香「なら出て行けばどうだ~?」

 

 こいし「ダメ!人の恋路を邪魔しちゃ!」

 

 青娥「そうよ、これは私達で堪能しましょう♪」

 

 てゐ「早くいちゃつくのやめろよ……」

 

 パルスィ「パルパルパルパル!!!」

 

 にとり「パルパルうるさいよ!」

 

 雛「(早くシンさん来ないかなぁ……来たらペアの女を……オドロカセテアゲルンダカラ♪)」

 

 

 結局その後も甘い空気に入っていけるものは居ず、最後まで手を出せずにいたメンバーでした。

 

 

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 文「おお!リョウタさんと純狐さんが帰ってきたようですね!」

 

 ミナト「先輩どうでした?」

 

 リョウタ「それが一人も最後まで出て来んかった……ルート間違えたかのぅ?」

 

 純狐「/////」

 

 慧音「純狐殿どうかしたのか?」

 

 純狐「い、いえ、なんでもないですわ///」

 

 慧音「???」

 

 

 慌ただしく「なんでもない」と話す純狐はどこか嬉しそうにしていた。

 

 

 文「それでは……次はシンさんと天子さんペアですね」

 

 天子「ついに私があんなことやこんなことされる時が来たのね♪」

 

 シン「はいはい……好きにしてくれ……」

 

 妹紅「……」

 

 紫「ちなみに尾行なんてしちゃダメよ?」

 

 妹紅「し、しねぇよ!!」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 天子「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ❤❤❤」

 

 シン「(あえ)ぐな!!」

 

 天子「出ちゃうのは仕方ないでしょ!これから私にどんなことが起きるのか想像すると……あん❤」

 

 シン「(無視して行こ……)」

 

 

 肝試しで快楽を覚える奴なんてお前ぐらいだ……俺は早く肝試しを済ませて休みたい。身体がもう始まったばかりでヘトヘトだ……勿論、隣にいる奴のせいだけれどな!一日中チルノ達と遊んだ時よりもヘトヘトだぜ。さっさと先に進もう……!

 

 

 天子「ああん♪待ってー❤放置プレイもいいけど、あなたと快楽を共有したいのに~!」

 

 シン「俺は共有したくねぇ!」

 

 

 変態とペアを組んで事あるごとにこんなことを続けている……これで何度目だよ!?前に進まねぇじゃんか!頼むから俺に明日への道を歩ませてくれ!!

 

 

 そんなことを思っているのもお構いなしに、天子は何もない胸を張り、得意げに言い放つ。

 

 

 天子「ふふん♪それに、男を先にいかせるなんて女として礼儀がなってないわ。私があなたを守ってあげるから安心して後ろに隠れてなさい!」

 

 シン「お前の後ろなんて安心できん……」

 

 天子「大丈夫よ!私が身体を張っても守ってみせるから!」

 

 シン「(これがただの天子だったらカッコ良かったんだがな……)」

 

 

 残念ながらただの天子ではない……変態だ!身体張って守るって今の顔見てどう納得しろと?完全に期待している顔を向けられながら言われるセリフじゃないわ……寧ろ、何も出てきませんよう祈るしかない……。

 

 

 そんな光景を影から見ている者達はというと……。

 

 

 にとり「ゲェ!?天人だ……」

 

 てゐ「あいつワザと落とし穴に引っかかるから嫌なんだよな……」

 

 こいし「なにそれ引く……」

 

 小傘「私もあれは……脅かしたくないな……」

 

 パルスィ「(私が……嫉妬できない……だと!?)」

 

 

 天子の登場で違う意味で出にくくなったメンバーだったが、一人だけは違っていた。ただ一人だけ、身体を震えさせその光景をじっと見つめる者がいた。

 

 

 雛「……シンさん……」

 

 芳香「お?どうしたのだ~?」

 

 雛「……」

 

 にとり「雛?一体どうした……「シンさん!!」――雛!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雛「シンさんに近づくなメス豚野郎がぁあああああああ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雛の鉄拳が天子を貫いた。

 

 

 青娥「……これは出て行かない方が良さそうね」

 

 てゐ「……そだね」

 

 

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 聞き覚えのある声がしたと思ったら、天子が目の前から消えていた。代わりに立っていたのは雛だった……一体なにがあった!?状況を確認……なるほど理解した。天子は雛にやられたらしいな……。

 

 

 シン「雛!?お前驚かし(物理)はダメだろう!!?」

 

 雛「シンさん会いたかったです!シンさん気にしないでください。殺す勢いでやりましたので♪」

 

 シン「気にするわ!!天子大丈夫か!?」

 

 天子「いいわぁ///これを待ってたの///」

 

 シン「(大丈夫のようだな)」

 

 

 鉄拳をくらって、頭から木に突き刺さった天子は絶対煌々とした表情していたと思うぞ。心配するのもアホらしくなってしまった。それにしてもいきなり雛が出てくるなんて驚いたぞ。しかし、驚かし方が物理は怖いわ……。

 

 

 天子「やっぱりあなた最高の人材よ!私に躊躇なくここまでやってくれるなんて今までいなかったわ!雛だったわね、もう一度やってみせて!!」

 

 雛「ええ、何度でも(死ぬまで)やってあげる!!!」

 

 

 木から抜け出た天子はやはり煌々とした表情だった。そして期待と興奮を孕んだ目で鉄拳を要求する。

 

 

 シン「(なんだか雛の様子がおかしいような……肝試しだから怖がらせようとしてくれているのか?それなら俺は今とてもビビッていますわ……)」

 

 

 それからしばらくドMをぶん殴り続ける光景を見なければならないシンは今までで一番怖かった肝試しと後に語ることになる……。

 

 

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 雛「ふふ♪シンさん♪」

 

 

 長い激闘(?)が終わり、何故か雛もついてくることになった。(ほこら)に通じる道でも、帰り道でも誰一人として脅かそうと出てくる者はいなかった。(雛にビビッて出てこなかったことはシンは知らない)やっとの思いで帰って来れた。

 

 

 シン「た……ただいま……」

 

 文「あやや?雛さん?天子さんは?」

 

 

 雛の後ろには肉塊があった。雛はそれを指さした。

 

 

 雛「ここ」

 

 ルーミア「おい……もしかしてそれってドクサレ天人か……?」

 

 雛「ええ♪」

 

 シン「(笑顔で答えるHINAさん……マジ怖いっす……)」

 

 リョウタ「それ……生きておるんか?」

 

 肉塊「モビロゥンボォ(もちろんよ)

 

 輝夜「肉塊がしゃべった!?」

 

 妖夢「幽々子様の晩御飯に丁度いいですね」

 

 幽々子「流石に拒否させてもらうわ」

 

 

 肉塊がぐにゅぐにゅと口だと思われる部分が動いてしゃべる……ホラーそのものだ。その肉塊はよく見ると天子の服を着ていた……あの時の笑いながら天子をぶちのめす雛の姿を思い出さないようシンは考えるのをやめた……。

 

 

 椛「シンさん、体調が悪いようですね。こっちに来て休んでください」

 

 シン「悪い……そうする……もこたん肩貸して……」

 

 妹紅「お前顔色悪いぞ……何があった?」

 

 シン「……思い出させないでくれ……」

 

 妹紅「お、おう……」

 

 

 椛と妹紅に支えられながら休憩所に歩いて行った。勿論、その光景を見ている雛の強烈な視線を二人が受けていることを知らない……。

 

 

 

 

 

 残る最後のペアの番になった。ミナトと隠岐奈がスタート地点に着く。

 

 

 輝夜「ミナト……気をつけてね……」

 

 ミナト「大丈夫だよ。肝試しなんだから」

 

 輝夜「でも……」

 

 

 輝夜は隣にいる人物を見る。何を考えているかわからず、笑みを浮かべる隠岐奈に警戒する。胡散臭い……第一印象がそれだった。八雲紫とは面識がある。隠岐奈とは今日が初めて、どんな人物かもわからない。もしミナトを襲ってしまうような奴だったらと思うと心配で仕方ない。

 

 

 ミナト「隠岐奈さんがいるから心配しないで」

 

 輝夜「私はそこの方が心配なんだけど……」

 

 ミナト「大丈夫大丈夫!それじゃ、行ってきます!」

 

 輝夜「あ……」

 

 

 輝夜はミナトを見送るしかなかった……。

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 片手に提灯の明かりを灯し、暗き道を進むこと数分、まだ誰も出てこないの……肝試しなのに肝試しになっていないとはどういうことか……?

 

 

 ミナト「……誰も出てこないですね?」

 

 隠岐奈「……」

 

 ミナト「隠岐奈さん?」

 

 

 何も返答がない隠岐奈にどうしたのかと思うミナト。顔は下を向いており、顔色も良くない様子……もしかしたら身体の調子が悪いのだろうか?確かに、夏といっても今は夜で、この森は湖の近くで涼しい風が当たるため、風邪でも引いてしまったのではないだろうかとも思ったミナトは隠岐奈に近づいた。

 

 

 ミナト「隠岐奈さ~ん?」

 

 隠岐奈「……」

 

 

 顔が真っ青で、目もどこか遠くの方を見ているような目であった。それに手で耳を塞いで外界の音をシャットアウトしていた。通りで声が聞こえていないわけだ。そう納得してミナトは隠岐奈に触れようと肩に手が触れた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 隠岐奈「きゃあああああああぁおばけぇええええええええ!!!

 

 

 光り輝く弾幕が一つの影を吹き飛ばした!

 

 

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 紫「隠岐奈!?」

 

 隠岐奈「これは久しぶりね紫」

 

 

 本当にこうやって紫に会うのは久しぶりだった。幻想郷を創ってから多忙だったもので会う機会なんて一つのなかったのだ。でも、今日は意外な形で出会うこととなった。

 私は究極の絶対秘神と呼ばれるくらい他人と会うことはまずない。私が秘神と呼ばれる理由が……コミュ症だからだと私の部下が言ったが……そんなことはない!私はすごい賢者だから他人と会うなど恐れ多いでしょ?紫と初めて会った時なんか顔から炎が出たぐらい私はすごかったんだから!そんなすごい私が他人と出会うことなどまずしない……だが、会わなければならない理由があった。否、そうせざる負えなかった……。

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 ???「お師匠様、今日もお出かけにならないんですか?」

 

 ???「お師匠様はこれだから秘神なんて呼ばれるんですよね?」

 

 隠岐奈「う、うるさい……私はすごいから!誰も知らないぐらいすごい賢者だから!だから秘神って呼ばれてるの!

 

 ???「ふッ♪」

 

 

 私の目の前にいる童子二人は長年部下をやっている。茶色の髪に、サイドヘアは腰まで、後ろ髪はセミショートという髪型に、風折烏帽子をかぶったピンクが 爾子田 里乃 と薄黒髪にサイドヘアは腰まで、後ろ髪はショートヘアという髪型をした、みどりが 丁礼田 舞 と言う名だ。この二人は私が生涯をかけて部下にできた子達だ。この子達とは付き合いが長いので、お互いに話せる仲になっていた。声が小さい?心の中では大声出してますけどなにか?それに、声に出そうとすると自然と詰まってしまい全然声が出てこない……コミュ症なんかじゃないわ……ちょっと人に会うと身体が思い通りにならないだけです!ってかおい!さっき鼻で笑ったのどっちだ!?

 

 

 里乃「幻想郷の賢者ってみんなこんなのなんですね(笑)」

 

 

 里乃お前だろ!さっき鼻で笑ったのは!!今の態度でわかったぞ!私すごい賢者だからわかっちゃったぞ!声に出すと私すごいから里乃がひれ伏してしまうなんてわかってるぞ!

 

 

 心の中で抗議する声は伝わることはなかった……。

 

 

 舞「里乃、笑うのはそれぐらいにしておいて……お師匠様、そろそろお外に出てみてはどうです?」

 

 隠岐奈「で、でも……外には妖怪がいるし、私を見て悲鳴をあげる輩もいるし……

 

 里乃「ふッ♪その顔ならば当然ですよね♪」

 

 

 はい、今確かに鼻で笑ったぞこいつ!やっぱり里乃だったか!昔から私をバカにして!私は幻想郷を創った賢者だぞ!もっと敬って!!(懇願)それに、顔は里乃もそうでしょうが、ここにいる連中誰もブサイクなんだから……男性にもし「あ!賢者ってこんなブサイクなんだ!」なんて言われたら私一生扉の中で暮らす……。

 

 

 舞「やめなよ里乃、お師匠様がかわいそうだよ」

 

 

 舞~!(感激)やっぱり私の味方は舞だけだよ(泣き)今度、何か買ってあげよう……!

 

 

 里乃「でも、コミュ障のお師匠様は前の異変の時みたいにバリバリに演じたらいいのに」

 

 

 里乃が言うのは四季異変の時、正確には私が四季異変を起こしたのだが、あれはきつかった……。里乃と舞に仕事しろなんて言われたときは焦ったわ。私が人前に出るなんて恐れ多いことできるわけないじゃない!ずっと椅子に座って幻想郷のことちゃんと見てたのに……異変が起きるのを眺めて、また異変が起きるのを眺めて、そして異変が起きるのをずっと眺めていただけなのに二人に怒られた。「賢者は置き物か!」って舞から言われた時泣きそうになったもん……このまま怒られるの怖いからどうしようかと思っていたんだけど、里乃と舞が「私達にお任せしていただけたら!」って言ってくれたので丸投げしたら異変が起きていた……そしたら見たことある人物4人が私の元へ向かってきていることを知った時は胸の高鳴りを感じたわ(過呼吸)それも異変の首謀者が私ということになっていた。確かに二人に任せたけど、私何もしてないよ!?ただ私は、里乃と舞がまた奇怪なダンス踊ってるなぁ~って見ていただけなのに?!

 あの時は人生で最大の難所だった。あたふたしていると里乃が「賢者ぽい演技で主様の威厳を見せつける時ですよ♪」って……私は賢者ぽいのではなく、すごい賢者なんです!!

 

 

 

 

 

 私は一世一代の大芝居をすることとなった。

 

 

 

 

 

 死ぬほど胸が張り裂けそうになった。(再び過呼吸)結果としては私は弾幕勝負に負け、異変が解決されたことになった。4人と話すなんてハードル高すぎるわ!でも、私はすごいから4人と互角に戦った。強さには自信があった。だって私はすごい賢者だし……でも、異変起こしたの私になっていることが解せぬ……。

 ともあれ、私のすごさを知らしめることができてよかったと思った。

 

 

 

 

 

 ある時、里乃と舞がこんなことを話しているのを聞いた。

 

 

 舞「最近幻想郷に男がやってきたんだってね」

 

 里乃「男の子?それともオヤジ?」

 

 舞「かわいい系にイケメン系に筋肉系の若いお兄さん達、3人も来たんだって!しかも妖怪なんだって!」

 

 里乃「マジ!?部屋で一発発散させないといけないね♪」

 

 隠岐奈「……」

 

 

 え?男がいるの?幻想郷に?そう言えば最近は幻想郷の様子見てないな……決してちょっとどんな方か見てみたいとかないからね!いつものお仕事です!私すごいから男の方の1人や2人に3人どうってことない……ごめんなさいです、嘘つきました。滅茶苦茶見たいです……一度も男性としゃべったことない私だって興味あるんです……見るだけなら犯罪じゃないからね。

 

 

 隠岐奈は小さな扉を作り、スキマから幻想郷を覗き見る……。

 

 

 

 

 

 ミナト「姫様、これなんてどうですか?」

 

 ミナト「てゐちゃんやっぱりかわいいね」

 

 ミナト「鈴仙さん、ありがとうございます!」

 

 ミナト「永琳さん、これどこに置きましょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……私はある妖怪の青年に一目惚れをした。

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 紫「隠岐奈、あなたも肝試しの参加者なの!?」

 

 隠岐奈「ええ、そうよ。面白そうだったから参加してみたのよ」

 

 

 只今絶賛胸が苦しくて死にそう!堂々とした登場にみんな驚いていた。私も驚いた。こんな大勢の前で話さないといけない状況になっていたことに……。

 「お師匠様、あの方が気になっているんでしょ?それなら行動しなきゃダメですよ♪」あの時、里乃と舞がいつの間にか後ろにいて、私が作った扉を覗き込んでいた。

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 隠岐奈「ち、ちが、ちがう///ちがうの///た、たた、ただ私はどんな方かなぁ……って思ったわけでぇ///

 

 

 隠岐奈の顔が真っ赤に染まり、手をブンブンと振っていた。まるで、ベットの下からエロ本が親に見つかって咄嗟に「友人が預かってって言われて仕方なく持っていただけだから!」っと言い訳しているように見えた。

 

 

 里乃「お師匠様のタイプはかわいい系ですか♪」

 

 舞「ホント///いい笑顔///」

 

 里乃「舞は筋肉のお兄さんがいいくせに♪」

 

 舞「ぼ、僕はその……ただいい筋肉だなぁって思っただけだよ///」

 

 里乃「私はイケメンだねやっぱり♪お師匠様どうするつもりですか?」

 

 舞「そ、そうですよ!お師匠様はどうするんですか?」

 

 

 え?どうするってなんのこと?いきなりすぎてわかりましぇん。

 

 

 里乃「寝取らないのですか?」

 

 隠岐奈「びょぇ!?」

 

 

 里乃はなに爆弾発言しているの!?ね、寝取るなんて犯罪よ!そ、それに私は彼とは直接会ったこともないのに……。

 

 

 舞「それはダメ!里乃、それは犯罪だ!」

 

 

 舞ってばわかってる~♪やっぱり舞は頼りになるなぁ♪(感激)

 

 

 里乃「舞、でもコミュ症の賢者(笑)のお師匠様じゃ会話すらできないよ?」

 

 

 里乃あなた私のこと嫌いなの?それか私がすごい賢者だから嫉妬してるの?話してごらんなさい……やっぱり話さないで、もし嫌いって言われたら私扉の中で残る余生過ごすことになるから……。

 

 

 舞「会話できる状況を用意するのさ!それで、近々八雲紫が夏祭りイベントを開催するって聞いたんだ」

 

 

 舞が話すには紫が夏にピッタリのイベントを開催して、男性達に楽しんで好感度アップを狙っているらしい……ええ!?私招待状なんかもらってない……どうしてゆかりん……私達友達だよね?友達だよね?(大事なので2回言いました)

 

 

 舞「招待状もらってないけど、参加しちゃうぞってことだよ。知り合いなんだからOKでしょ?とっくに、開催地も調べ上げてあるしね」

 

 里乃「流石舞!行動力ある♪」

 

 

 二人盛り上がっているところ悪いんだけど、私参加しないって選択肢はないんですかね……あ、やっぱりないんですね。わかってましたとも……。

 

 

 

 

 

 そんなんで当日参加しようと思ったんだけど、勇気を振り絞りいざ、行こうかと扉を開くと水着姿のあの子がいた。私は赤い液体を噴射させながら扉の中に押し戻された。それからは覚えていない……だって、目の前にあの子の水着と生の身体が会ったんだから耐えられるわけないじゃん!それにいつの間にか夜になっていた。それでも祭りはまだやっており、最後のイベント……肝試しだった。私は扉をそっと閉めて帰ろうかとした時、二人に捕まれた。

 

 

 舞「なんで帰るんですか!折角来たのに!」

 

 里乃「お師匠様ってコミュ症じゃなく、ヘタレだったんですね(笑)」

 

 

 やめて!おばけ怖いんだから!!呪われたら私死んじゃう!!それとなんだけど……二人共、手に持っているわたあめと団子はなんだ!?もしかしたら、私が気を失っている間に楽しんでやがったな!こっちは何も遊んでもいないのに……でも、あの子の水着姿は見れた///まぁ、いいか♪

 

 

 そんな時、舞から一枚の紙を渡される。

 

 

 隠岐奈「???」

 

 舞「それ、肝試しのペア決めの紙だから無くさないように」

 

 

 ちょっと待ってよ!?参加するなんて言ってないのに!?舞、行動力高すぎじゃない?このままだと私、肝試しに参加してしまう!それにペア組みだなんて……公開処刑するつもりなの紫!?あなたと私の友情(妄想)はどこへいったの!?

 そんな時、声が聞こえた。あの子だ!誰かを探しているようだ?

 

 

 

 

 

 番号は14番……何の数値?それはあの子とペアになる相手の数値が私の手元にある紙に書かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どどどどっどどどどどおおぉおおおどうしようぉおおおお!!?

 

 

 なに!?あの子とペア!!?一体どうすればいいの!?お話したいけど、私はブサイクだけどすごい賢者で彼は私を恐れてしまうかも!!?はわわわわ!!?何か顔を隠す物でも探してー!!?

 

 

 里乃「落ち着いてくださいよ、私にいい考えがあります♪」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 隠岐奈「パートナーは私よ。どうぞよろしくね」

 

 ミナト「あ、どうも……隠岐奈さん」

 

 

 隠岐奈は四季異変を乗り切った時と同じように賢者を演じることにした。(本人は本物の賢者なのだが……)

 

 

 しゃべっちゃったよ!ついに私、彼としゃべっちゃったよ♪胸が苦しい……でも、これは嬉しさなんだね!わかりますよ!彼、ミナト君って言うんだけど、嫌な顔一つせず話してくれる……幸せすぎる///こんなことあっていいのかですって?いいの!だって私はすごい賢者なんだからね!

 

 

 隠岐奈は賢者という仮面の下で胸の高鳴りと興奮を抑えていた。そんな賢者様を里乃と舞は影から見守っていた。

 

 

 舞「よくもあれだけ堂々とした演技ができるね。いつもはこんなちっちゃい声でしゃべるのに」

 

 里乃「コミュ症のくせして、演技だけは一人前、いつもそれだったらいいのに……やっぱりお師匠様は賢者様(笑)よね♪」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 輝夜「これ誰よ!」

 

 ミナト「あれ?姫様いつの間に?」

 

 

 ちょっと知らない人が増えたんですけど……しかもなに仮面?黄色いネズミ?この方誰なの?

 

 

 隠岐奈は知らなかった。蓬莱山輝夜を……それが幸いなことでもあった。知らないこともいいことがある……。

 

 

 輝夜「ちょっと紫!昼間にいなかったこいつが参加してもいいの!?」

 

 紫「まぁ、別に問題はないんだけどね」

 

 輝夜「ぐぬぬ……!」

 

 

 こっちを見るその目……やめてください、睨まないで!怖いから!!

 

 

 妹紅「輝夜、仕方ないだろ……諦めろよ」

 

 輝夜「ぐぬぬ……わかった。でも、もしミナトに手を出したら許さないからね!」

 

 隠岐奈「心配しないで、私がそんな愚かしい生き物に見える?」

 

 輝夜「……」

 

 

 輝夜さんの目が更に鋭くなった……私信用されてない……べ、別に私すごいから!こ、これぐらいへっちゃらだから気になんてしてないもん!あ……今度は胃が痛い……。

 

 

 霊夢「紫とは天と地ほどの差ね」

 

 藍「流石、隠岐奈殿です。紫様では到底及ばない……」

 

 紫「ひどい!」

 

 

 

 紫かわいそう……助けてあげたいけど、博麗の巫女怖かいから……ごめんね紫。ああ……みんなの視線が私に集まっている……早くここから離れないと死ぬ(私が)

 

 

 隠岐奈「ふふ♪それじゃ、行きましょうかミナト君」

 

 ミナト「あ、わかりました。姫様またあとで!」

 

 輝夜「あ!ミナト!」

 

 

  ・

  ・

  ・

 

 

 彼、ミナト君と一緒にいれると思うととてもドキドキする。これが恋ってやつ♪冷静になるのよ!私はすごいのよ!すごい賢者なのよ!折角の一生のチャンスを逃すと私には次がない!よし……行くわよ!

 

 

 

 

 

 そう思って実行しようとした回数既に数回目……いまだに隠岐奈はミナトにしゃべりかけられずにいた。勇気が足らない……何を話せばいい?機嫌を損なわない?どうして私を見ても嫌な顔をしない?もしかしたら心の奥底で私を笑っているんじゃ!?などと妄想して結局一歩を踏み出せずにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして隠岐奈はミナトと一緒にいることで肝心なことを忘れていた……

 

 

 ミナト「……誰も出てこないですね?」

 

 隠岐奈「……」

 

 ミナト「隠岐奈さん?」

 

 

 現在肝試しの真っ最中であることに……。

 

 

 ミナト「隠岐奈さ~ん?」

 

 隠岐奈「……」

 

 

 周りは薄暗く、周りの木々の模様があざ笑う顔に見える……静かな空間、いつどこから脅かしに来るかわからない来訪者を待たねばならない……明かりはミナトが手に持っている提灯の明かりのみ。隠岐奈は耳を塞いでしまった。

 

 

 隠岐奈「(……怖い!!!)」

 

 

 何も考えるな!何も見るな!何も感じるな!そう自分に言い聞かせて全てをシャットアウトしようとした時……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 肩に手があった。

 

 

 

 

 

 手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が手が!!?

 

 

 

 

 

 隠岐奈「きゃあああああああぁおばけぇええええええええ!!!

 

 

 光り輝く弾幕が一つの影を吹き飛ばした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ミナト「(……なんでこんな目に……?)」

 

 

 




隠岐奈のイメージが原作とかけ離れた感じですね。今更ながらキャラ崩壊注意です。
幻想郷の賢者が増えたことで東方の幅が広がっていきそうですね!

さてと、東方鬼形獣やらないと……!
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