リアル世界には勝てなかったよ……。
その前に投稿だ!
本編どうぞ!
ミナト「……ここは?」
目が覚めた。なにこのデジャブ?でも永遠亭ではないみたいだし、一体どこに……。
???「目が覚めたか。……お前大丈夫か?」
ミナト「えっとあなたは?」
屠自古「私は 蘇我屠自古 だ。……うちの
緑色の髪に濃い緑色のロングスカートのワンピースを着た女性がいた。その女性は足が無く幽霊のようなふよふよとした足がついて浮かんでいる。シンから教えてもらった(情熱的に)情報では屠自古さんがいるならここは神霊廟ということになる。目が鋭く、強気な女性の雰囲気があってカッコイイと思った。そしてどうしようかと少し考え事をしていると……。
屠自古「も、もしかしたら痛いとこでもあるのか!?」
ミナト「そんなんじゃないんですよ。心配無用です。ところで一緒にいた鈴仙さんとてゐちゃんは?」
屠自古「その二人なら太子様が送っていった。危害を加えてしまったことを謝りに行ったところだ。太子様は「私が帰るのは明日になるだろう」って言ってたが、本当に日が経ってしまった」
外を見ると日が沈んでいる。夜中になっているようだ。もしかしたら屠自古さん……。
ミナト「起きるのずっと待っててくれたんですか?」
屠自古「アホのやつ……布都のやつのせいでお前に危害を加えてしまったんだ……これぐらいじゃ許されないと思うが……」
そう言うと屠自古さんは下を向いて黙り込んでしまう。始めて幻想郷に来た時にてゐちゃんの落とし穴に落ちた時も永琳さん達必死に謝ってたからね……。
ミナト「心配しないでください。なにも気にしてませんし、弾幕(物理)を間近で見ることができたんですから」
屠自古「そ、そうか……だが、嫌だろう?こんな汚いところに連れてこられて……」
ミナト「汚い?どこが?掃除もされてて、塵一つないじゃないですか?」
屠自古「そういうのじゃなくてな、私の……姿が汚いってことなんだが……」
ミナトは気づいた。美醜逆転している幻想郷だったことと、自分たちの容姿では男が嫌がられることが当然のような世界だったことに。それを考えると、慧音さんや妹紅さんは肝が据わっていたんだと思った。(妹紅さんはシンのせいでそれどころじゃなかったみたいだけどね。)
ミナト「汚くないですよ。とてもカッコイイと思います」
屠自古「な!?カッコイイだと……?」
ミナト「女性に対してはおかしいかもしれないですけど、スタイルがいいですし、目元もキリッてして、ボクは雷獣なんですけど、屠自古さんは雷操るみたいですし親近感が湧いちゃって……」
屠自古「雷を扱うなんて誰から聞いたんだ?」
ミナト「友人にシンって奴がいるんだけど、彼から聞いて。それにここまで綺麗にされた部屋見たことないですよ。(本当に塵一つ見当たらない)この部屋の掃除も屠自古さんが?」
屠自古「あ、ああ……掃除と洗濯や料理などあらかたの家事は私がやっているから」
ミナト「全部一人で?」
屠自古「太子様……ここ神霊廟での偉い方なんだが、あの人は自分自ら里で慈善活動してし、家事はたまに手伝ってくれる。布都はやらせたら逆に散らかってしまうからやらせないし、他の一人は食うことしかしないし、もう一人は手伝う気がないし……」
屠自古さんの苦労話を自然な流れで聞いてしまった。屠自古さん苦労人ですね!泣けてきた……
ミナト「あなたは汚くなんかないです!これははっきり言えます!屠自古さんがいないとここはなりたちませんよ。それだけ苦労しているのに、頑張ってるなんてカッコよすぎです!」
屠自古「そ、そうか///す、すまん///」
ミナト「謝らないでくださいよ。屠自古さんはもっと誇っていいです!カッコよくて
かわいい……かわいい……だと……!?
屠自古「わ、わたしを……か、かか、かわいいと言うの……か?」
ミナト「ボクから見た屠自古さんはカッコよくかわいい方です」
屠自古「/////!?」
屠自古さんが震えているといきなり横の壁が穴が開いて……。
???「呼ばれてもいないのに飛び出てにゃにゃにゃにゃあ~ん♪優しい大人のお姉さんの青娥ちゃんで~す❤」
屠自古「せ、せせせせせいが殿!!?」
青娥「どうもです♪」
霍青娥 邪仙と言えばこの人。シンは
青娥「妖怪さんちょっと私と
やっぱりだぁ!!この人はこの世界でも欲望に忠実か!!やっぱり邪仙でした!!
屠自古「青娥殿、人里の人間に手を出そうとしてボコボコにされただろ。少しは懲りろ―それに彼に手をだしたらどうなるか」
そう言うと身体から電気が現れた。青娥さんを威嚇してるみただ。
青娥「そういえばそんなことあったわね。忘れてましたわ♪」
屠自古「それで、どうする気だ……返答によってはただじゃ済まないぞ!」
青娥「こわいわぁ~。ただ、私は彼と
どういうことだ?そういうとボクの方を向いて……。
青娥「あなたと屠自古ちゃんお似合いのカップルよ♪」
そういうと青娥さんは壁に穴を開けてそこから出て行ってしまった。(壁元に戻さないの?)不意に気になったので屠自古さんの方を向くと……。
顔が真っ赤になった屠自古さんが震えていた……。
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<数刻前の人里での出来事>
布都「屠自古!今日こそ我らの偉大さで太子様のお役にたつのだ!」
屠自古「はいはい。ガンバロウナ(棒)」
このアホといつも組まされる。いつも人様に迷惑かける常習犯なのに……私はそう思いながら人里で太子様の信頼を得ようと活動している。人に積極的に仕事を手伝ったり、困っていたことがあったら手を貸している。そんなことを続けていくうちに少しは信頼を勝ち取ってはいる。私達のような美しくない連中の集まりでも役立つんだってことを知らしめるためだ。邪仙の件があって、これ以上の信頼を失うわけにはいかなかった。そして、このこいつもやることが空回りして人様に迷惑をかける形になっている。どうしたものかと思い悩んでいると……。
里の人1「ねぇ!聞いた!?男の方がこの里に来たらしいのよ!」
里の人2「うっそ!?私告っちゃおうかしら!!」
里の人3「でも、妖怪だったらしいわよ?嘘かもしれないわよ?」
妖怪の男だと?里でも美しい部類の私達とは程遠い女共がそんなことを話していた。男は人里でもいることはいる。だが、全員人間だ。妖怪の男だなんて私は見たことがなかった。私は亡霊になって人ではなくなった。人間の男共は見向きもしない……私が人じゃないだけじゃなく、醜い容姿のせいでもあるのだが……。
布都「お主達が言っていたのは本当か!」
屠自古「……は?」
私はそれだけしか出てこなかった。あいつが美しい女共に声をかけたことに気付くのが遅れてしまった。
里の人2「な、なによこいつ……」
布都「我は物部布都じゃ!お主らの言っていた妖怪の話は本当かと聞いているのじゃ!?」
里の人1「たぶん本当よ。私の友達が実際にその妖怪に会ったって……それとなんか薬?のようなものを持ってたわ……」
布都「薬じゃと!―まさか!?早速その妖怪の元へ行くのじゃ!!」
布都は勢いよく走り去って行った。私も追いかけようとしたところ……。
里の人2「さっきのなんだったの?」
里の人3「知ってるわ。里に取り入ろうとしている連中よ。なんでも、人助けしてるらしいわよ」
里の人1「そういえば、その連中って金持ちなんだっけ?どうやって金稼いでるのかしら?」
里の人2「きっと人助けとか言って後でお金を搾り取ってるに違いないわ」
里の人1「それなら慧音さんが黙っていないんじゃない?」
里の人3「きっと弱みを握られているんだわ。その連中仙人なんだって。それで、何か術でも使って弱みでも見つけたんじゃないかしらねぇ」
里の人1「なんでも、手伝うとか言っておきながら花瓶は壊すし、
里の人3「里の中には感謝している連中もいるけど、きっと騙されているに違いないわよ」
里の人2「そうね。ホント外見だけじゃなく中身もひどい連中よ」
そんなんじゃない。私は言いたかったが、ここで暴力沙汰を起こせば太子様にも迷惑がかかる。私はこの気持ちを胸の奥にしまい込んで布都の後を追った……。
そうすると視界に入ったのは
人里のど真ん中で吹き飛ばされた妖怪を急いで担ぎ、神霊廟に戻った。永遠亭のウサギ共も一緒に連れて来た。太子様に伝えると静かに……。
???「彼を寝室へ、布都は私と一緒に永遠亭へ向かいます。そこの二人案内してほしいです」
鈴仙「じゃ、私が行きます」
???「ありがとう。だが、私一人では、君達の姫様に対処(顔面)できない。それにもう日が暮れる。殿方にした仕打ちは私が責任を取ります」
屠自古「太子様そんな―!」
???「大丈夫ですよ。必ず帰ってきますから」
鈴仙「てゐ、ミナトさんをお願いね」
てゐ「合点承知!」
それから永遠亭のちびうさぎだが、
それにしても、男の妖怪と会うのは初めてだ。尻尾は変わった形をしていて、触角から微量な電気が流れているのを感じる。
<雷を起こす程度の能力>
私は雷をある程度なら自在に操れる。私以外にも雷を操れる人物はいるが、男ではない。その者達を共通点があり、一緒に飲みに行くことが多い。よく愚痴を言い合ったりして楽しい時間だ。先ほどまでは全然気にならなかったが、よく見ると幼さがある顔で、とても可愛らしい顔をしている。男と一緒に飲みに行けたら私はどんなに幸せか……でも、もう遅い……こんな無礼を働いて私だけじゃなく、太子様達に迷惑がかかってしまった。アホのせいであるが、私がしっかりしていれば―!
男が目を覚ました。(これで終わりか)私は心の底で諦めていた。
彼が私を《《かわいい》と言うまでは―!
私はおかしかった。彼にそう言われてから、鼓動が早くなるのを感じていた。彼の顔を見ると胸が苦しくなる。人間の頃に抱いたことがあった。もう忘れたものだと思っていた。もう抱くことなどないと決めていたことのはずだった。
私は彼に恋をしてしまったことを―!!
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屠自古「わ、わたしを……か、かか、かわいいと言うの……か?」
ミナト「ボクから見た屠自古さんはカッコよくかわいい方です」
屠自古「/////!?」
・
・
・
青娥「これはいいものが見れましたわ♪」
小さな穴が開いた壁(開けた)の向こう側から中の様子を窺っている者がいた。
???「せ~い~が~!なにしてるんだ?」
青娥「あら~芳香ちゃん。うさぎ肉はおいしかった?」
芳香「にげられたんだ~今さがしているところだぞ~!」
この子は私のかわいい 宮古芳香 ちゃん。私のために忠実に働いてくれるありがたい子よ。今芳香ちゃんに構っている暇はないわ。だって、あの強気で荒々しい性格の屠自古ちゃんの照れ顔なんて初めてよ。でも、このままじゃ、あの子の性格的に進展がないわね。押すのは強いけど、押されると弱い子だものね……しかし、あの妖怪さんあの子を見ても平気なんて変わってるわね?今度お話ししてみたいですけど今は……。
芳香「どうしたんだ~?考えごとか~?」
青娥「なんでもないわ♪それよりさっき向こうの廊下でおいしそうなうさぎ(てゐ)を見かけたわよ」
芳香「おお~!ありがとう青娥!うさぎ今行くぞ~!」
青娥「楽しんでいらっしゃい♪」
青娥「……さてと、若い亡霊さんに手を貸すとしますかね♪」
そう言うと壁に大きな穴を開ける(優しい)邪仙さんだった。
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ミナト「あの……屠自古さん?」
屠自古「!!?」
屠自古さんは慌てていた。その慌ててる姿がとてもかわいらしかった。気になった質問を聞いてみると……。
ミナト「お似合いのカップルってなんなんでしょうか?」
屠自古「せ、せせせいが殿が勝手に言っただけだ!!な、なにも気にしないでくれ!!」
ミナト「?そうですか……?」
ボクはよくわからなかったけど、屠自古さんがそういうなら気にしないでおこう。
ミナト「そういえば、てゐちゃんはどこにいるの?」
屠自古「てゐ?……あ」
遠くの方で「みつけたぞ~♪」「くるなぁああああ!!!」そんな悲鳴が聞こえて来た……。
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<永遠亭での少し前の出来事>
輝夜「覚悟しなさい!大丈夫よ!死なない程度に痛めつけるだけだから!」
永琳「輝夜落ち着きなさい!怒るのはいいけど、仮面をつけないで戦ったら―!」
鈴仙「姫様落ちつい……うぅえぇ……。」
布都「……。」←口から
???「噂には聞いていたが……これほどまでとは……!」
……ひどい
まだまだ幻想郷全体に話が行くのは先になりそうなので、ゆっくりしていってね!
先にリアルの方を何とかしないとな……。