(完結)おれとぼくらのあどべんちゃー   作:アズマケイ

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第91話

混濁していた意識が覚醒したとき、真っ先に飛び込んできたのは、ぐったりとした状態で、手足を張り付けにされているパートナーデジモンである。壁にピヨモンが縫い付けられていた。

 

 

「ピヨモンっ!」

 

 

助けなくてはっ!と焦燥感に駆られて動こうとした空は、鈍い痛みと共に押し戻されてしまった。自由が利かない身体である。まさかという予感と共に右手を見た彼女の目に飛び込んできたのは。

 

ピヨモンと同様に、頑丈な拘束具で囚われの身となっている真っ赤な手袋をしている自分の手である。ナックルと止め具でベッドに貼り付けにされていた。

 

悲鳴を上げた彼女は、両手両足をもって大の字に拘束されていることを悟るのである。力一杯もがいてみるが、ビクともしない。ぱち、と音がして、一様に部屋が明るくなる。研究室のような部屋である。大きなモニタ、沢山の研究機材、そして小さな影が見えた。

 

外壁がピラミッドと同じ黄砂を固めたレンガでできていることから、空はすぐにここが昨日潜入したピラミッド迷宮だと思いだすのだ。

 

そして、エテモンとナノモンの突然の衝突に巻き込まれたパートナーデジモンを助け起こそうとして駆け寄った時に、真後ろから伸びてきたのは、とここまで思い出した空はきっと鋭い眼差しでその影を睨み付けるのである。

 

 

「無理をして、あまり動かない方がいい。ピヨモンは気を失っているだけだから、心配するな。こいつにはエテモンを倒すという仕事があるからな」

 

 

その先にいたのは、モニタの真ん前にある沢山のボタンや四角や丸のメータの上に座っている、小さな裏切り者である。もちろん空は女の子である。恐怖も不安も張り裂けそうな胸の中にあるのだが、ここで怯えていては敵の思うつぼだ、と叱咤激励して、気丈に振舞うのである。

 

どうか、この右手の震えがエコーして響く無機質で無感情な成熟期、いや故障した身とはいえ、エテモンの必殺技を相殺するほどの実力者だから、完全体に気付かれないようにと祈りながら空は叫ぶのだ。

 

うかつだった。ピッコロモンのように体格は小さくても完全体はいたのである。大きさで判断した、油断した。はやくここから逃げ出さないと、と彼女は焦るのである。空お姉ちゃんって呼んでもいいですかって恥ずかしそうに言っていた。

 

可愛いサッカー部の後輩や実質的なリーダーを担っていた選ばれし子供たちやパートナーデジモン達が心配だ。なによりもピヨモンをもって、エテモンを倒すとか抜かすこの不届き者の言葉が空の怒りを買った。

 

 

「エテモンを?おあいにく様、ピヨモンはアタシとデジヴァイスが無いと進化出来ないわよ!」

 

 

しかし、ナノモンとっては全てが想定内らしく、空が突き付けたつもりの事実は鼻であしらわれてしまうのだ。

 

 

「お前を使うつもりはない」

 

 

しまった、ナノモンはサーバ大陸の私達の冒険を全て誘導してきたんだった、これくらいじゃ抑止力にならない!必死で頭を回転させる彼女の頭上が光を帯びる。え?と水色のヘルメット帽子ごしに上を見た彼女は思わず眩しくて、目をつむった。

 

まぶたの向こう側にはオレンジ色の帯をした残像がゆっくりと消えていく。おそるおそる目を開けた彼女がみたのは、まるで印刷機を横から見たように、オレンジ色の帯が空の頭からつま先まで、ずーっとスキャンしていく光景である。

 

どうやら空が寝かされているのは、病院なんかでたまに見かけるレントゲン写真をとるための、大きな大きな機械を小型化したものらしかった。何をされるのか、という実験体やモルモットっていう物騒な文字や想像がちらついた。

 

思わず言葉を失って悲鳴が漏れる。臆病風を吹き飛ばすには、気丈に振舞うしか道は残されていない。

 

 

「なによこれっ!」

 

「みればわかる」

 

 

どこまでも人情味の無いデジモンである。空はただただ、打開策をさがして辺りを見渡すしかない。そして彼女はちょうど右側に全く同じものが置かれていることに気付くのだ。

 

同じベッド。同じ機械。同じスキャナを小型化したみたいな、よく分からない機械。見ていればわかる?訳のわからない言葉である。でも、見ているしか出来ない彼女は、それを見ているしかない。

 

キーボードの音がする。ナノモンは何かプログラムを打ち込んでいるらしく、さっきから部屋全体から機械の操作音が響いている。不気味で不気味で仕方ない。

 

だれか、だれか、だれでもいいから、たすけて!必死で助けに来てくれるであろう仲間達の顔を思い浮かべて、一人ではないのだと言い聞かせる。このまま利用されて、と恐ろしい妄想をかき消すにはそれしかないのだ。

 

しかし、彼女の目の前で、ナノモンはとんでもないものを生み出した。

 

 

「なっ、なにあれっ」

 

 

隣の何もないベッドのオレンジ色のスキャナの所から、いきなり足が生えたのである。人間の足が二本。空はぞっとして思わず叫んだ。ナノモンは何を驚いているのだとばかりに冷ややかな眼差しである。

 

そして、みんなのお母さんである代わりに、誰よりも愛されたい甘えん坊の空に向かって辛辣な言葉を吐くのである。

 

 

「お前をコピーしているのだ」

 

「なっ……え、えええっ!?」

 

「お前たちは紋章の力を全く引き出せていない。だから、私がこのコピーを使ってエテモンを倒してやろうというのだ。力を引き出してやろうというのだ。感謝してほしいものだな」

 

 

ぴ、という音を立てて現われたのは、真っ赤な紋章である。ハートマークをした紋章である。間違いなく、空の紋章だった。愕然とする空である。このナノモンというデジモンはどこまで私達のことを見抜いているのだろう、と恐怖に駆られるのだ。

 

スカルグレイモンの件以来、紋章を使った進化はもちろんのこと、必要最低限度しかデジヴァイスの進化すら躊躇してしまうほど、選ばれし子供たちやパートナーデジモン達は無意識のうちに回避傾向にある。間違った進化のトラウマはそれほどまでに影を落としている。

 

エテモンを倒すには紋章を使った完全体への進化が必要なのはみんな分かっている。誰よりもわかっているのだ。空は選ばれし子供達の上級生組の実質的なリーダーとして、代役のまとめ役としてみんなを引っ張ってきたから。

 

誰よりも分かっていながら、誰よりもこのままではいけない、と思っていながら、やっぱり恐怖には勝てずにずるずると今まで来ていたのだ。

それをぴしゃりといい当てられた。

紋章の力を全く引き出せていないお前たちなど、いらないのだ、とナノモンは言い放ったのである。

 

正論すぎて言い返せない。ぐうの音も出ない。それならコピーとい名の恐怖を感じない機械の方がずっとずっと役立つとナノモンは言ったのだ。ここに大きく空の心にナイフが突き付けられた。紋章を介した進化という途方もないプレッシャーがのしかかる。

 

母親との確執、サッカー部での孤立をずっと先延ばしにしている空には、急所とも言うべき言葉である。

でも、なにか言い返さないと折れてしまう。挫折してしまう。立ち上がるのに途方もない時間が掛かることを知る空は、懸命に言い返した。

 

 

「アタシの紋章っ……!あなたが持ってたのね!卑怯者っ!自分が敵わないからって他の力を利用しようとするなんてっ!どうして頼ってくれないの!こんなことしなくったって、お願いしてくれたら、私達、いくらでも力、貸したのに!」

 

 

空が一番知っている。卑怯者は自分であるってことくらい、一番しっている。代役とはいえリーダーをしているにもかかわらず、他のみんなが紋章を使った進化をしないことを安心しきっていて、これでいいんだって思い込んでみて見ぬふりをして。

 

他のみんなの力を当てにしていて自分が何にもしていない卑怯者だって分かっている。でも、言うしかない。ナノモンはふん、と鼻で笑った。

 

 

「貴様らがいうのか」

 

 

ぞっとする声である。

 

 

「紋章を使った進化すら躊躇するくせに、知った風な口を叩くな、愚か者。私とて貴様らが紋章を使った進化が出来ていれば、こんなことまで実行する気はなかったのだ。すべては貴様らに責任があるだろう。忘れたのか?私はエテモンに敗北したから、ここにいるのだ。スクラップにされ、今は故障の身だ。そんな私に卑怯者だと?故障の身である私とエテモンが対決している最中、傍観の身に徹し、なんにも出来なかった癖に卑怯者だと?笑わせるな」

 

「・・・・・・・・っ」

 

 

空はもう何も言えない。ワイヤーにつるされているのは、紋章だけでなくタグもである。反射的に胸元をみた彼女は、いつも首にある紐の感覚がないことにようやく気付くのだ。

空の目の前でタグには紋章が収まってしまう。そんな空に、ナノモンは追い打ちをかける。

 

 

「忘れているようだから、もう一度説明する。私はかつてエテモンと戦い、過去の記憶をほとんど失っているのだ。失われた記憶は二度と戻らない!何故だか分かるか?教えてやろう!デジモンにはデジコアという心臓とも言うべき大事なものがある。エテモンはこともあろうに、その中にあるメモリチップという部分にひびを入れたのだ!私は機械を修理する身だが、これだけは直すことは不可能なのだ!メモリチップはデジモンにとって命なのだ!それをあのデジモンは!私は絶望した!スクラップの状態から復活した時に、確認したから間違いないのだ!あのデジモンはっ!私から全てを奪ったのだ!」

 

「・・・・・・・そんな」

 

「今の私に出来ることは、エテモンに復讐することだけなのだ!どんな手をつかってもなっ!卑怯者は黙ってみていろ!パートナーデジモンを利用される幸福をここで傍観しているがいい!」

 

 

急所である。ナノモンの気持ちも理解できてしまう心やさしい女の子には、あまりにも辛辣なナノモンの境遇である。もしそんな状況におかれたらきっと、と想像してしまい、空は気付いてしまうのである。ああ、そうか。

 

ナノモンの期待を裏切ってしまったのは私達なのか。それはかつて、サッカー部とお母さんの期待にどっちも応えようとして、結局応えることが出来なくて、裏切り行為をしてしまったという罪悪感が今なお心に巣食っている空には、あまりにもキツイ言葉の暴力だった。

 

空は追いつめられていた。これ以上ないくらい、追いつめられていた。

だからみんなに甘えられない甘えんぼさんの空には、あまりにも悲しすぎる現実である。耳をふさぎたくても、逃げ出したくても、コピーを作っている最中の拘束は許してくれない。

 

もし、このコピーが紋章を使うことが出来たらどうしよう。そしたら、私、必要とされなくなるのではないか?誰も頼りに必要とされなくなるのではないか?構ってくれなくなるのではないか?

 

また、ひとりぼっちになるのではないか?いや、いや、そんなのいやあああっ!空は必死に心の中で叫ぶのだ。わたしはここにいるの!だれか、だれか、助けて!って。

 

そのときである。ナノモンしか知らないはずの扉が、認証システムとロックをくぐりぬけて開いたのは。

 

 

「誰だっ!?」

 

 

空も顔を上げる。そこにいたのは。

 

 

「大輔君!?ダメよ、危ないわ、逃げてっ!」

 

 

空のことをお姉ちゃんと慕うサッカー部の後輩である。頭の上には水色のみたことないデジモンがいるが、もしかしてブイモンの幼年期だろうか?チビモンよりさらにまえの?何かあった?やっぱり私がさらわれたせいでっ!

 

必死で叫ぶ大輔の後にかけてきたのは、なんと3匹のガジモン達である。まさかこの子まで?そういえば、この子の紋章もおびき出すために使われたんだった、と思い出した空は、大輔まで囚われの身になったと直感して目の前が真っ暗になる。

 

私のせいで、私のせいで!そしたら、大輔の思いがけない言葉が響いたのである。

 

 

「ナノモン、ナノモンっ!もうやめようぜ!空お姉ちゃんも、ピヨモンも、ひどいめに合わせなくったって、ナノモンの記憶、戻るんだ!」

 

「なん、だ、と?貴様、ふざけるのもいい加減にしろっ!」

 

「ふざけてなんかねーよっ!ナノモンのデータチップは、ここにあんだよ!アンタが探しても探しても見つかんない、データチップはここにあんだよ!だって、それ、俺の紋章なんだからっ!俺があんたの仕事場所でエテモンが、隠してたの見つけたんだ!やるよ!この紋章、あんたに返すからさ、だから、もう、やめようぜ!」

 

 

ほらっと掲げたのは水色の紋章の形をした四角いプラスチックの塊である。タグに入れるにはあまりにも大きい。

 

 

「ダメよ、大輔君!渡しちゃダメえっ!」

 

「嘘をいうなっ!私のメモリチップは確かにあるのだ!ひび割れたメモリチップがなっ!」

 

 

その言葉を聞いた大輔は、え、と止まる。そして、見る見るうちに真剣そのものだった表情が、もしかして、もしかして、もしかして!という期待のまなざしに変わるのだ。突然の行動にナノモンと空は硬直する。

 

一目散に大輔は頭の上の幼年期のデジモンと共に、ナノモンの所に飛んでいく。そして、叫ぶのだ。

 

 

「そのひび割れたって言うメモリチップ、俺に頂戴!今すぐ頂戴!それだ!それだ!ぜってー、それだあっ!かえっこしようぜ、ナノモン!おれ、教えてもらったんだ!ガジモンが言ってたんだ!あんたをスクラップにした時、エテモンが記憶が戻らないようにってメモリチップ抜いちまって、隠したんだって!でもあんたにはひび割れたメモリチップがあんだろ?それ、絶対エテモンが、あんたを騙すために入れてる奴だよっ!ぶっかぶかだったり、ちっちゃすぎたり、してないかっ!?」

 

 

なあっと叫ばれたナノモンは、しばしの沈黙の後、小さくつぶやいたのである。

 

 

「たしかに、規定のサイズよりは小さいが、これは、スクラップにされたせいで、欠損が、できたからでは、ないのか?」

 

「んなもん見てみないとわかんねーよおっ!なあなあ、早く見せてくれってば!」

 

「………ああ」

 

 

ナノモンが戸惑いがちに大輔から差し出されたメモリチップを受け取ると、ひび割れの目立つカプセル状の頭部を開ける。そのすきをついて、ガジモン達が機械をいじくりかえし、空は拘束が解除される。

 

そして、ピヨモンが落ちてくるのを受けとめたのだ。さっぱり事情が分からない空はおいてきぼりである。

なんだかすっごくうれしそうなガジモンが、お前が空お姉ちゃんかと声をかけられて、きょとんとしたまま、空は、ええ、と戸惑いがちに頷いたのである。

 

そらあ、と目を覚ましたピヨモンと共に、空は事情を聴くことになる。

そして。かちり、という音が響き、空とピヨモンとガジモン達、そして大輔達は目を輝かせるのである。

そこにいたのは、穏やかな表情になったナノモンだった。

 

そして、彼は空とピヨモンに向かい、手をつき、首を垂れるのだ。

 

 

「……………すまなかった」

 

 

空とピヨモンは顔を見合わせて、ううん、いいの、謝ってくれたら、と笑ったのである。コピーの空は、制作途中のまま、使用されることはなく、スクラップ行きとなることが確定したのである。

 

 

 

そして、そして、そして。

 

 

 

本宮大輔は知りもしないけれども。なっちゃんが同じ空の下で願い続けていた、お姉ちゃんを守るんだ、と叫んだ少年は現われたのだ。なっちゃんが言っていた「渡さなければいけないもの」を渡す「そのとき」が来たのである。

 

どこかの誰かさんは勘違いをしていた。「お姉ちゃんを守るんだ」と叫んだ少年から解析された彼の心は、

紋章の開祖となった少女を守ろうとしたゴーグルの少年と限りなく同質のものだった。

 

だからこそ、ひとりぼっちの古代種が運命共同体と出会う、その時に備えて、デジメンタルにゴーグル少年の後継の証明である太陽の紋章を刻んだのである。この時点では、彼は「選ばれる」筈ではなかった。

 

だから「お姉ちゃんを守るんだ」という場面だけが意図的に記憶が消されたのである。後は現実世界での非現実が大人により否定され、緩やかに彼の防衛本能が光が丘テロ事件を散見させるはずだった。

 

しかし、配下であるパロットモンのバグが判明したことで、どこかの誰かさんはようやく、彼の心の本質に気付いたのである。彼の持つ異能の力に気付いたのである。だから水色の紋章を作ったのである。

 

そして、その紋章の根幹が彼とパロットモンの邂逅から端を発するものだと判明したため、「光が丘テロ事件」という事件自体をまるごと彼の中から消したのである。

 

だから、彼は他の選ばれし子供達とは違い、緩やかな忘却ではなく、ある日を境に「突然」、「光が丘テロ事件」そのものを、「何の前触れもなく」いきなり忘れてしまったのである。

 

だから、彼は「突然」変わってしまったのである。同時に彼の持っていた異能の力も失われてしまったのである。そして、作られた水色の紋章は、バグを抱えたパロットモンから解析されたため、不完全だった。未完成だった。

 

しかし、彼が記憶を取り戻し、異能の力を緩やかに覚醒し、パロットモンと邂逅を果たした今だからこそ、

ようやく紋章は完成に至ったのである。

 

少年は現実を見ても諦めなかった。

少年はいろんな声を聞いて決断した。そして、声を聞いても揺るがなかった。だから、奇跡は訪れる。少年の前に現れる。なっちゃんを救った想いが、姿を現す。約束を守った本宮大輔という少年の前に、現われるのである。諦めない心に、奇跡は宿るのである。

 

ひびの入っていたデータチップは姿を変える。メモリチップは姿を変える。そして、奇跡は起こったのである。大輔の右手に置かれていた想いのかけらは、黄金色に輝きを帯びて、奇跡の紋章は、ようく彼のタグの中におさまったのである。

 

世界は歓喜に包まれた。これで途方もない彼の苦難は終わりを告げた

ピラミッド迷宮にいる彼らは知る由もないが、空は朝焼けの黄金色に輝いている。

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