また、大和さんの本名は私がやる夫スレで使っているキャラの名前から使いました。
「ほ、本日より!
あうう…大事なところで噛んでしまいました…。
やってしまった、と顔に出ていたのか提督さんは優しい顔で微笑みます。
「ハハ、緊張されている模様ですね。ではご紹介を、僭越ながら狭間鎮守府の提督を任せていただいております
「パンパカパーン♪秘書艦の高雄型二番艦の愛宕よぉ~!大和ちゃん、よろしくねぇ~☆」
「は、はいっ!よろしくお願いしひゃふっ!」
……また、噛んでしまいました。提督さんと愛宕さんはクスクスと笑っています。
はぁ…こんな様子でこの鎮守府でやっていけるのでしょうか?
私は配属先が発表された艦娘育成学校の卒業式のことを思い返します。
「
「へ?」
艦娘育成学校。それは深海棲艦から海域を奪還する艦娘を育成するための教育機関です。
高い倍率の入学試験に合格した(私の場合はギリギリ合格出来ました)新入生は、3年間のカリキュラムを経て、卒業式の時に適正艦娘の任命と配属先の鎮守府を発表されるのです。
授業になんとかついていけていた私が大和型の、それも一番艦の大和に任命されただけでも驚きなのに、あの実績のある狭間鎮守府に配属することになるなんて信じられません。夢でも見てるのかとほっぺをつねりましたが、夢ではありません。痛かったです。
「こ〜こあっ!やったじゃん!アンタ超エリート街道一直線じゃん!!」
川内型一番艦の川内もとい、学校での一番の親友である
「京子さんこそ、
「アッハハ!そういうここあだって今一番波に乗っているあの狭間鎮守府じゃん!しかもここは笛有鎮守府とよく演習してるって話だからまた近いうちに会えるかもだねっ!」
「えぇっ!その時はまたよろしくお願いします!」
そして今日が狭間鎮守府に配属され、執務室で結城提督と秘書艦の愛宕さんに挨拶をしたところです。
どんなところだろうと緊張していたのですが、提督と愛宕さんは暖かく迎えてくれてホッとしました。
その後、鎮守府に所属している艦娘の皆さんにも同様に挨拶をしたのですがこちらも優しく迎えてくれて、この鎮守府に配属されて良かったと心の底から思えました。
「はい、今日の練習は終わりよ。お疲れ様、大和」
「はい!お疲れ様です!」
狭間鎮守府に配属されて一週間、最初は慣れない仕事にてんやわんやとしていましたが、鎮守府の皆さんに助けられ、なんとか慣れることが出来ました。
今は先輩艦娘の陸奥さんに実戦練習に付き合ってもらっていたところです。
陸奥さんと別れ、入渠のためにドックに向かっていたら視線の先に提督と愛宕さんの2人組を見かけました。
そういえば配属された日以降、執務室以外で2人揃っているところを見たことがありません。
そう思っていると、2人はスタスタとどこかに向かって歩いています。
好奇心に駆られた私はコッソリと2人の後を尾行しました。
しばらく歩くと、2人は使われていない倉庫に入っていきました。
倉庫…提督…秘書艦…若い男女…イケメンと美女……
『愛宕さん……君は美しい…私の愛を受け止めてくれますか…?』
『て…提督……こんなところで……恥ずかしいわ///』
「い、いやっ!まさか!で、でも、もしかしたら………///」
あられもない妄想を振り払おうとしましたが、でも2人ははたから見てもお似合いです。表では上司と部下の関係であっても裏では禁断の職場恋愛の関係にあってもおかしくありません。
「……………………………………」
気がつくと私は倉庫の前に立っていました。いけないこととは分かっています。だけど中を見たい衝動が抑えられません。
「ちょ、ちょっと見るだけ………」
音を立てないように倉庫の扉を少しだけ開けて中を覗きました。
そこにはーーーーーーーーーーーーー
「なあなあなあなあなあ、クソ山ブス子さんよぉ…?いい加減、故郷の肥溜めに帰ってくんねえかなぁ」
「はぁ〜ん?童貞イ○ポ太郎クンが、なにほざいてんだぁ?テメエこそ荷物まとめて実家の下水道に帰ったらどうだよ?ウンコパパとおしっこママが待ってるぜぇ〜?」
「あ!?調子こいてっと、ぶっ殺すぞクソブス!!」
「やってみろや、返り討ちにしてやんよぉ!!」
提督と愛宕さんが青筋を浮かべた恐ろしい形相で睨み合いながら、互いの胸倉を掴み合っている光景がありました。
以上です。
こんな感じの作品です。
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