超次元ゲイムネプテューヌ:リバース・リ・バース 作:ひきがねコート@pixiv名アスラ
「やっとついたぁ……冷たいプリン……」
「プリンってあんた……水じゃないのかよ」
「わたしも、もう一歩も動けないですぅ」
帰るなりソファに倒れこんだネプテューヌにアイエフが突っ込む。
あの洞窟奥での戦いの後、転移先からしばらく歩きようやくコンパの家に戻って来たのだ。
「流石の私も、もう駄目だと思ったわ」
「我ながら、これだけの人数をよく安全な場所に転移できたものだ」
「…………」
「アッシュさん、大丈夫ですか?」
「……ああ、なんてことはない。敵が……一人増えただけだ」
「グレイ……ルウィーで会った時から胡散臭い奴だとは思っていたが、まさか敵だったとはな……!」
未だに沈んだままのアシュレイの横で苛立った様子のブランがテーブルを殴りつける。
「……とりあえず何とか逃げ切れたけど、いよいよ本格的にヤバくなってきたわ」
イストワールこそ取り戻したものの、マジェコンヌの手に四女神の力が揃い、その下には魔王ユニミテス。
そしてグレイ。
対してこちらはネプテューヌの力が奪われ戦力大幅ダウン。
詰みも近い。
「はぁ……まさか、ネプテューヌがあそこまで聞き分けのない子だったなんて……」
「あれほど、マジェコンヌに力を奪われてはいけないと言っていましたのに……」
「駄女神ね」
「うぅ……何この言われよう……」
全員からの批難の声にネプテューヌがたじろぐ。
それだけの事をしたのだ。
こうなるのも致し方ないだろう。
「あの……お疲れの所申し訳ありませんが、ことがことなので一刻も早く私の封印を解いて欲しいのですが……」
コンパの腕の中から発せられたイストワールの声にネプテューヌが顔を上げた。
よっぽど話を逸らしたかったらしい。
「おー、そうだった!逃げるのに精一杯ですっかりいーすんのこと忘れてたよ」
「そうです!こっちにはいーすんさんがいるです!いーすんさんなら、なんとかしてくれるはずです!」
イストワールをテーブルの真ん中に置く。
「そんじゃ、さっそくー……って、いーすん。封印ってどうやって解くの?」
「鍵の欠片を組み合わせることで、一つの鍵になります」
鍵が出来上がるとなれば、やることは一つ。
御誂え向きにイストワールには本が開かないように大きな南京錠のような物が取り付けられている。
「それを使って、本についてる鍵を外せばいいんだね!」
「立体パズルみたいです」
とりあえず四つの鍵の欠片をテーブルに転がす。
欠片の形は歪だが、幸いピースは少ない。
それほど完成に時間は掛からないだろう。
「えーと、こっちがこうで……こっちがこうでしょ……うー……んー……?」
ネプテューヌがその内二つを手に取り、欠片の凹凸をそれとなく押し付け合う。
「……完成形はわかってるんだ。ピースひとつひとつじゃなくて全体像を考えろ」
「おお、なるほど!ん、じゃあこっちじゃなくて……こっち?」
「そこはここのパーツではないのか?」
「じゃあこっちのパーツは?」
「向きを逆さにすれば、ここと噛み合うはず」
ブランがネプテューヌの手からパーツを奪い取る。
ノワールからもパーツを受け取り、組み合わせた後、ベールにパス。
「そんでもって、これが最後のパーツね」
「あいちゃん、最後は二人の共同作業ですわ」
「ベベベベベール様と共同作業ぉ!?」
「良いからさっさとやれ……」
全てのパーツが組み合わさり、手の平大の鍵となった。
「うぅ……わたしが作ろうと思ってたのにー……むー……」
「ごめんなさい、じれったくてつい……」
「じゃあ、ねぷねぷはいーすんさんを解放する係りです。はい、鍵です」
ふて腐れるネプテューヌにコンパを伝って鍵が渡される。
「ありがとうこんぱ!やっぱり持つべきものはこんぱだよね!」
鍵の先を鍵穴に向ける。
「それじゃ、開けるよ!いーすん!」
挿し入れ、捻る。
鈍い金属音の後、錠と鍵が光になって消えた。
「ありがとうございます、ネプテューヌさん。そしてみなさん。これで封印が解けました」
ゆっくりと本が開き、光が溢れ出す。
そして出てきた。
「お初にお目にかかります。私がいーすんこと、イストワールです」
一メートルにも満たない人形のような少女が。
「…………」
「おや?どうかしましたか、ネプテューヌさん?みなさんも……」
「……な……」
「な?」
「なんか期待してたのと違ぁーーーう!」
ネプテューヌの絶叫が部屋に響いた。
……………………
「……つまり、それがお前の本当の姿ってわけだな」
「そうなりますね」
ネプテューヌを落ち着かせ、改めて質問したアシュレイにイストワールが頷く。
「いーすんさん、ちっちゃくて可愛いですぅ!」
無駄に小さいイストワールの姿はコンパには好評なようだ。
「イストワール。復活してすぐで悪いんだけど、マジェコンヌとあの魔王ユニミテスをなんとかできない?ついでにネプ子の女神の力も」
「……あれ?聞き間違いかな……今わたしがついでだったような……」
「……とりあえず黙ってろ」
「……申し訳ありませんが、私は今の彼女と魔王ユニミテスを止められるような大それた力はありません」
全員の期待を裏切り、イストワールは首を横に振った。
「困るわ。わたしたちはあなたの力が頼りで復活させたのだから」
「もちろん、手がないという訳ではありません。そして、それも含めて皆さんには話さなければならないことが沢山あります」
どうやらイストワールにはマジェコンヌ達を止める手が何かしらあるらしい。
「では……何から話しましょうか……」
「はい!じゃあわたしが質問するです!いーすんさんは何者なんですか?」
「いきなり直球な質問ね」
手を上げたコンパにブランが突っ込む。
が、それはこの場にいる全員が気になっていることだ。
「私は、先代の女神様に作られた人工生命体なのです」
「人口生命体!?」
「なんの為にそんなものを?」
「このゲイムギョウ界の歴史を記録する為です。女神様達が二度と道を踏み外さないように」
「……悪の女神」
「はい。アシュレイさんの話に出てきた、かつて四英雄が打ち倒した女神のことです」
そしてさらにイストワールは驚くべき事を口にした。
「その悪の女神こそ、皆さんの知るマジェコンヌその人です」
「なんですと!?」
「悪の女神は四英雄に倒されたのでは?」
「はい、倒されました。しかし消滅には至らず、四女神の力で先ほどのあの場所に封印したのです」
あの魔窟の奥にあった場所は本来マジェコンヌが封印されていたそうだ。
「しかし何者かが彼女の封印を解き、代わりに私が封印されてしまいました」
「封印を解いたのは誰なの?」
「わかりません。ですが恐らく、私を封印した人物と彼女の封印を解いた人物は同一の者と思われます」
イストワールはマジェコンヌの復活を知り、単身あの場所に乗り込んだ結果、罠にかかり封印されてしまったのだ。
「封印を解かれ、自由になったマジェコンヌはあなた方生まれたての女神たちを仲違いさせ、争わせました」
「女神の力を手に入れるため……って訳か」
「かつてマジェコンヌがなぜモンスターを作り出して人々を襲わせたのか、そして現在の彼女が何の為に力を集めているのかはわかりません」
「どんな理由があろうとも、私たちの世界を渡すつもりはないわ」
これでイストワールとマジェコンヌに関する情報は粗方集まった。
「次は、ユニミテスを倒す方法を教えて」
「方法は簡単です。あの魔王は私に記録されていた人々の魔王の記憶を媒体に作られました」
「人々の記憶……もしかして……!」
「はい。人々の中にある『魔王ユニミテス』の存在を『弱いもの』に書き換えれば良いのです」
「つまり、あのデカブツを雑魚だと信じ込ませれば本物のあいつも弱体化するって訳か」
人々の記憶から作られたモンスターという魔王の存在を逆手に取る作戦のようだ。
確かに、これなら案外楽に魔王を倒せるかもしれない。
「けど、どうやって人々の記憶を書き換えるですか?」
「向こうはユニミテスの使いをつかって、長い時間をかけて偽りを広めた」
「そんな状態で街中で暴れられでもしたら、手遅れになる可能性もあるな」
「けどさ、それしか方法がないなら、ダメでもやってみようよ!ダメだったら次を考えればいいだけでしょ?」
「……そうね。こればっかりはネプテューヌの言う通りだわ」
幸いにもこちらには四人……今は三人だが、女神がいる。
発言力に関しては最高峰だろう。
「ところでネプテューヌさん。以前約束したことなんですが……」
「約束?わたしいーすんと約束なんてしたっけ?」
「……いつまでたっても言わないから薄々感付いてはいたが、お前自分の旅の目的忘れてただろ……」
ネプテューヌ、コンパ、アシュレイの三人で旅を始めた時の目的。
それはもちろんネプテューヌの記憶に関することだ。
「そういえばそんな約束してたね」
「ネプテューヌさんさえ良ければ、今すぐにでも記憶の修復を行いますよ?」
このゲイムギョウ界に生きる人々一人一人の記憶すら記録しているイストワールなら、ネプテューヌの記憶を修復するなど訳ないだろう。
「あー、それパス。やっぱあの約束なし」
しかしネプテューヌはあっさりと自分の旅の目的を捨てた。
「どうしてですか、ねぷねぷ。せっかくいーすんさんが治してくれるですよ」
「そうよ。その為にいままで頑張ってきたんじゃない」
「見ず知らずの私に助けを求めるほど取り戻したいのではなかったのか?」
「んー……確かにそうなんだけど、取り戻しちゃダメな気がするんだ」
コンパとアイエフに説得されるが、ネプテューヌの気持ちは変わらない。
「どうしてよ?」
「だってわたしがこうやってノワールたちとお友達になれたのって、ノワールたちが憎いっていう記憶がなかったからだと思うんだ。もし、わたしが記憶を取り戻しても今までどおりノワールたちと付き合えるか……正直不安なんだよね」
「ま、んなこったろうと思ったよ」
アシュレイがやれやれと首を振る。
「確かに、ネプテューヌのおかげで今わたしたちはここにいる」
「バラバラだったわたくしたちをネプテューヌが結びつけたと言っても過言ではありませんわね」
「そういうことー!」
「ネプテューヌ、あなたの本心はどうなの?」
納得のいかない様子のノワールがネプテューヌと向き合った。
「さっきから聞いてれば私たちのことばかり気遣って、あなたは本当にそれでいいの?」
「気遣ってくれてありがとうノワール。けど、わたしの本心も変わらないよ。せっかく仲良くなったノワールたちとは楽しい思い出ばかりなのに、今更何百年も憎みあってた戦いだけの記憶なんていらないよ」
大きくため息を吐いたノワールが少しだけ笑う。
「……まったく……あなたらしいわね」
「そういうことだから、いーすん。せっかく治してくれようとしてたのに、ごめんね」
「いいんです。ネプテューヌさんが自らそれを選んだんですから」
最早この場にネプテューヌの意思に反対する人物はいなかった。
「……さて、次は俺の番だ」
「あれ、アッシュもなんかいーすんと約束してたっけ?」
「俺の体についてだよ。というかそれがなかったらお前らの旅になんざついていかなかったっての」
「…………」
アシュレイがその話題を出した直後、イストワールの様子がおかしくなる。
「……イストワール?」
「どったのいーすん?お腹でも痛い?」
「わかりました。覚悟が出来たらついてきてください。外で待っています」
「は?……おい!」
アシュレイの制止を聞かず、イストワールは窓から外に飛び出した。
「なんだってんだ……」
「場所を移した……ということは他の人たちには聞かせられないことなんでしょうか?」
「…………」
剣を背負い、ドアノブを捻る。
「……少し待ってろ」
「行ってらっしゃーい」
ネプテューヌの声を背中に受けながら、アシュレイが扉を開けた。
……………………
すっかり暗くなった外に出れば、すぐにイストワールの声がアシュレイの耳に届いた。
コンパの家の裏に足を踏み入れる。
案の定、イストワールはそこにいた。
「……こんなところに呼び出してどうするつもりだ?」
「…………」
イストワールは俯いたまま一言も話さない。
「……別に元の体に戻れなくてもいいさ。苦労はあるが、上手く付き合っていく」
「アッシュさん……」
アシュレイの足元から黒い炎が吹き出し、男の姿になる。
「だから教えてくれ。俺の体がどうなってるのか、この力はなんなのか、どうしてこんな体になったのかを」
「……わかりました」
アシュレイの言葉にイストワールに決意を固めたようだ。
「……単刀直入に言います」
「…………」
「この世界のアシュレイという存在はすでに死んでいます」
「……………………は?」
理解できなかった。
「おい、どういう意味だよ……」
「そのままの意味です。もうこの世界にアシュレイという人物は存在しないのです」
「ふざけるな……!俺は確かにここに……!」
「はい。確かに『あなた』はここに存在しています」
「意味わかんねぇんだよ!はっきり言いやがれ!」
怒りがこみ上げるのにそれほど時間はかからなかった。
「あの日、アシュレイさんを襲ったモンスターの事は覚えていますか?」
「当たり前だ……!」
「では、そのモンスターに取り込まれ、体内でガスを吸わされた事も?」
「何が言いたい……!?」
「お願いします。答えてください」
歯を食いしばり、目の前の小さな体を掴んで怒鳴り散らしたい衝動を抑える。
「……ああ、そうだ。そのガスのせいで俺は……!」
「違うんです」
イストワールが静かに首を振った。
「アシュレイさんが吸ったガス……あれはただの麻酔ガスだと思われます」
「そんなわけない!だったらなんで俺はこんな体に……」
「あのモンスターはまずアシュレイさんにガスを吸わせ、意識を失わせました」
声を遮り、イストワールが話を続ける。
「まず……だと……!?」
「そしてモンスターはアシュレイさんの体を溶かし、自分の体と混ぜ合わせました」
最早訳がわからない。
混ぜ合わせる?
何のために?
「肉体的にも精神的にも高度に融合したモンスターは、アシュレイさんの記憶を頼りに姿を変えました」
イストワールの小さな指がまっすぐ前を指差す。
「それが、今のあなたです」
「俺……!?」
「アシュレイさんはモンスターと融合し、別の存在へと『生まれ変わった』のです。故に先ほど、アシュレイという人物がもうこの世界に存在しないと言ったのです」
目の前が真っ暗になりそうだった。
全身を氷細工の槍で刺されたような錯覚に陥り、気を抜けばその場に倒れかねない。
「あなたの不思議な力も全てこれで証明できるのです」
「じゃあ……細胞変異の力は……?」
「融合前のモンスターが持っていた自由に姿を変えることが出来る能力の副作用です」
「この姿になる時のあの黒い炎はなんだよ……?」
「あれはアンチエナジー……あなた方が汚染物質と呼んでいたものが急速に集合して炎に見えていただけです」
汚染物質……グレイは人の負の感情が粒子化したものだと言っていた。
本当の名称はアンチエナジー。
シェアエナジーと同等にして対極の存在。
「原理はわかりませんが、あなたには周囲のアンチエナジーを操作、吸収する能力があるようです。あなたの変身も、モンスターに発生する汚染化と原理は同じです」
「じゃあ……あのリーンボックスでのことは……?」
「キャパシティーを超え制御不能となったアンチエナジーの負の感情に取り込まれ、暴走したのが原因です」
「モンスターやエネミーディスクのことは……」
「モンスターはアンチエナジーの集合体です。そしてエネミーディスクはモンスターを作り出すためにアンチエナジーを溜め込みます。それらが影響していたのでしょう」
「…………」
『彼』は何も言えない。
不可解なこと全てに説明が出来るのだ。
唯一アンチエナジーの操作に関しては詳しくわからないが、それがどうこうしたとて結論は何も変わらない。
「……理解……してくれましたか?」
「…………」
ふと、ある考えが『彼』の頭をよぎった。
そしてそれは瞬く間に『彼』の全てを支配した。
「ちょっと待てよ……」
「まだ理解仕切れませんか?」
「じゃあ、俺は何だ……?」
「はい?」
この言葉にはイストワールも疑問符を浮かべた。
「アシュレイが死んで……俺はアシュレイじゃない……なら俺の頭の中にある『アシュレイ』の記憶はなんだ?」
「え?体は元のアシュレイさんではなくなっているというだけで内面……精神や記憶はあなたのままで……」
「そんなこと証明出来ないだろ……!」
黒いシミはその範囲を広げていく。
「俺は今の今まで自分を『アシュレイ』だと思って行動してきた……けどそれはただの勘違いで、本当はモンスターに命令された事を自分の意思だと思い込んでただけなんだろ!」
自分の考えや意思は全て『彼』の体を構成するモンスターの意のまま。
思ったこと、感じたことも全て。
そこに『彼』の自由意志など存在しない。
まるで操り人形。
今までの自分を全て否定されたのだ。
「俺は生前の『あいつ』の真似事をしているだけの人外……モンスターなんだろ!」
「ち、違います!あなたはモンスターなんかじゃ……」
「いや、違わない。アンチエナジーとか言ったか?それを取り込んで強くなるなんてまさにそうじゃねぇか!」
溢れ出したものは、もう止められない。
「それに、俺の女の姿は『あいつ』の記憶を漁って作られたんだよな!じゃあ俺の記憶なんざいくらでも弄り回せるってことじゃねぇか!」
「あ、アッシュさん!落ち着いてください!」
「『あいつ』を取り込んだモンスターが勝手に作った記憶とやらがいくつ俺の頭に仕込まれてるかもわかりゃしねぇ!もしかしたらこの体になってからの事も全部『俺』の都合のいいように記憶されてるのかもな!」
そこにふらりと影が訪れる。
「俺は……奴らと同じ……モンスターだ!」
「……アッシュが……モンスター……?」
声に振り向く。
そこにはネプテューヌが立っていた。
「ネプ公……」
「ね、ネプテューヌさん!どうしてここに!?」
「……二人とも遅かったから……迎えに……」
動揺を隠しきれていない。
「ねぇ、いーすん……アッシュがモンスターだなんて……嘘だよね……?」
「そ、それは……」
違う。
そう言い切れないほど『男』の存在は奇妙だった。
「なんで……なんで違うって言ってくれないの?……なんで……」
「…………クソッ!」
「あ、アッシュさん!」
「アッシュ!待ってよ!」
『男』は背中に羽を生やし、空へと飛んでいく。
「そうだ、変身して……って変身出来ないんだった!」
慌ててネプテューヌが『男』を探すが、既に日も落ちた空に『男』の姿は見つけられなかった。
「ごめんなさい、ネプテューヌさん……私がアッシュさんを混乱させたばっかりに……」
「アッシュ……」
それから、アシュレイは行方不明となった。