文字数少なめになるだろうけど許して下さいってかぁ?(許してやるよォ!待ち)
本作品では『スタクル全員生存』を目標とする!
ああ、連載が増える、作者の首が締まっていく…
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
「俺はエジプト行きの飛行機に乗ったと思ったら突然意識が飛び、目を覚ましたらいつの間にか香港沖35kmに不時着していた! 見に覚えのない傷もあった!」
うわ鼻に海水入った。……絶対に許さねぇ!鴻上博士ェ!
何あったの!? ねえ何があったのよ典明! 首元に付けられた切り傷は当然として、なぜか腹も無性に痛いんだけど! さてはお前自分の戦闘シーン俺に見せたくないからって敵が出た瞬間(無言の
そんなに古くない古傷に海水がしみてめっちゃ痛い。のりピー、俺が腹パン(貫通)されたって知ってんじゃ――あれ?
典明に肉の芽埋められてから俺腹パン(貫通)されたんだよな。肉の芽ブッスリされた直後の典明、意識あったようには見えなかったな。思いっきり目つぶってたな。
そっか! じゃあしかたないな!
てか腹パンの事話したら余計な方に話がズレる気がする。無視だ無視。
というか、腹パンは今一番重要なことじゃない。俺的どうしてこうなったのか聞きたいランキング上位に食い込んできてるけど。
よーしそれじゃあ、俺をおやすみ(物理)させた後、機内で何が起きたのか言ってごらん。大丈夫大丈夫、怒らないからさ(フラグ)……ふんふん、塔の暗示を持つスタンド使いがパイロット殺して飛行機墜落させたって? それはこうなった結果だよね? 過程の部分殆どすっ飛ばしてるよね?
それで? 典明はそのスタンド使いとどんな風に戦ったのかな? 吐け! 吐くんだ! ……え、琢磨は知らなくていいよ、だって?
ふーんだ! いじわるなのりピーは別にいいもん! それなら承太郎にきいちゃうもんねー……。………………。
ふぇぇ……のりピーの暗黒微笑怖いよぉ……。
結局何があったのか正確には把握できませんでした! 知ってた!! in香港!!!
多分漫画と同じ流れ……だよな? だったんだよな? 俺がアヴドゥルさんとジョースターさんに視線向けると二人共露骨に顔背けるんだけど。めっちゃ気になるんだけど。ねえ何やらかしたの典明?
あっ典明がお手洗い行った。チャンス! ねえねえ教えて承太郎、あの時何が起きたの?
「うるせえ。本人に直接聞け」
アッハイ。
……懐に入れていたタロットは海水でダメになってた。あーやっぱりかー、て感じなのでショックは無い。と言うよりも、俺のアルカナフォースはデュエルモンスターズのカードや、タロットの姿へフォルムチェンジが可能なのだ。タロットが使えなくなっても代用が効くから問題はない。
デッキをカットアンドシャッフル! 先行は俺が貰った(言ったもん勝ち)(そもそもデュエリストは俺一人だけ)! ドロー!
《アルカナフォースVII-THE CHARIOT》
――当然! 正位置ィ!
本格的な占いをしようとしたらそこそこの時間がかかる。そもそも今はレストランの中、おもむろにタロット広げ出したら不審者に見られてしまう。なのでこの1枚から運命を紐解かねばならない。
あ、戦車の正位置は「勝利」「征服」「援軍」「独立」「解放」を表しているのです。そしてどの暗示が重要そうなのかは俺のフィーリングで決まる。
ふーむ「勝利」して「解放」、そして「援軍」となる、か……。これまんまポルナレフじゃね? おーいスタクルー! 具体的にはアヴドゥルさーん! ちょっとこの結果見てー!
「ム、これは……! この結果は本当なのか? 斎王」
なんだなんだ、どうしたどうした、と皆が俺の手元を覗き込む。そこには1枚のカード。
「フン、この1枚だけで何がわかると?」
厳しい。承太郎の当たりが強い。そういえば、スタクルの中で承太郎とジョセフさんだけが実際に俺が占い的中させている所を見てないのか。ジョセフさんはアヴドゥルさんから話聞いてるから俺の占い結果信じてくれるだろうけど、承太郎は俺について詳しく知らない。この反応も当然だわな。
「次の刺客が我々の仲間になるということだ」
「……ふざけているのか?」
お前それ典明に向かって言えるの? そうだ、THE CHARIOTは下級アルカナフォースでは元々の攻撃力が一番高い(攻撃力1700)。すぐ召喚できるようにしておこっと。自衛自衛。
「……フン」
承太郎の機嫌ちょっと悪くなっちゃった。この状態でもう一度尋ねられるほど馬鹿じゃない。おら! 典明! 機内で何が起きたのか言え! アッコラおかわりとありがとうのサインについての説明に逃げるんじゃない!
――柱(のような髪型)の男! (電信)柱(を擬人化したような姿)の男じゃないか! どうしてここに!? 自力で脱出を!?
こんなむさ苦しい集団に話しかける勇気! 敬意を表する! 今はDIOの刺客だからこれは勇気じゃなくて、ただ俺達のそばに寄るための手段なんだけど……まあ、そこは置いておこう。
確かに旅行客が現地の人に助けは求めにくいよね。同じ旅行客の方が話しかけやすいよね。このグローバルな集団の中に話しかけやすそうな優男がいたとか……? アッ典明と俺か。
ちょっとジョセフさん、ノリノリだけどメニュー本当に読めてるの? 隣から見えた分だけだけど、そのページ、漢字にエビとアヒルとフカのヒレとキノコの料理要素無いと思うんだ……。店員さん英語わかる人いるかもだし確認のためにも聞いてみた方が……注文してしまったああああああああああああ!
『カエルのまる焼き』
『おかゆ』
『貝料理』
『さかなを煮たもの』
――おじいちゃんぜんぜんチャウよ……。
誰も箸をのばさない。主にカエル。かくなる上は…………かっとビングだ!! 俺ェ!!
……。…………? ………………!
おっ意外にいけた。カエルうまうま。皮はパリッと、肉はふっくり。カエルは鶏肉みたいな味って聞いてたけど本当だったのか。ナイフで切り分けるとかせずに皿から一匹まるっと拝借したので、今の俺の絵面酷いことになってるんだろうなぁ。皆お目目まん丸になってる。
汚れた手をおしぼりで拭く。テーブルの上に置いておいた《アルカナフォースVII-THE CHARIOT》をさも今気付いたように手に取り、見せながらポルナレフに問いかける。
「……失礼、テーブルに置いてあったこのカードは貴方のものかな?」
「……? いや? 見覚えがないな……」
そうですか、とカードを元の位置へ戻し――はせずにモンスターの姿を現し攻撃する。正々堂々だまし討ち。
「ッ!?」
仰け反るポルナレフ。めちゃくちゃにひっくり返るテーブル。きゃあああ! と店内に悲鳴が響く。
「突然何をする斎王ッ! 相手は一般人だぞ!?」
「一般人? 彼が、ですか。私はそう思いませんがね。……私のアルカナフォースが
「フム、中々の機転だ。成る程DIO様が『必ず殺せ』と命ずるだけはある」
「DIOだと!? まさか、貴様ッ……!」
「いかにも! DIO様の命により、貴様らを始末しに来た! 斎王琢磨、貴様から始末してもらいたいようだが……貴様のスタンドはまだ本調子ではないのだろう? 油断していた俺でも攻撃を避けられたぞ」
腹パン(貫通)された傷がじわじわ痛んでるのバレテーラ。ハンデを負った相手を倒すのは俺の騎士道精神に反する、と何とか理由こじつけて結局アヴドゥルさんに決闘を吹っかけた。
……びっくりするほど原作剥離しねぇ! これが運命か! ここで少しでもズレを起こせれば、最終目標である全員生存の可能性高められると証明できたのに!
いやまだだ! まだ諦めんよ!
……こんな調子で大丈夫なのか俺? 大事な時に「ウッ古傷が」とかなりそうな予感がプンプンするんだが。
助けてくれ遊星えええええええええ!!!!!