ラブライブリスタートシリーズ エンジェルパーティータイム   作:しゅみタロス

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集「投稿が二週間開いてしまったがようやく連載再開だ。」
梨子「でも今日は私達言及あるだけで登場しないけど。」
集「作者のご都合主義か、それもまた人の性」



第6話 マーメイドの語る夜

スクールアイドル部が設立され、部室も完成した頃。

 

千歌「やっと終わったね」

ルビィ「結局、午後二時まで動いてた……」

善子「よりにもよってゴールデンウィークの前で学校半日なのにずっと黒霊布(ぞうきん)で床を拭く羽目になるなんて……」

 

曜「とりあえずお疲れ様。早く準備して帰らないと」

善子「こういう時に限って梨子は今頃集君とゲームライブだし」

ルビィ「花丸ちゃんは竜太郎君とネットカフェでオンラインゲーム……」

曜「皆、落ち込むのは分かるけどもう終わったんだし帰ろうよ」

 

帰路についたメンバーはその後、布団の上でグダグダしたのは言うまでもない。

 

そしてゴールデンウィークに入った翌日の事、スマホにある人物から電話が入った。

 

千歌「これって、果南ちゃん!!」

 

松浦果南、千歌の3人目の幼馴染で淡島でダイビングショップを経営している。尚、黒猫団のチャンネルのユーザーでもある。

 

千歌「やっほー、果南ちゃん久しぶりー!!」

果南「久しぶりー!!そっちは元気そうだね。スクールアイドル始めたそうじゃない。頑張ってる?」

千歌「何とか認めてもらえたよ。後、黒猫団に助けてもらいながら」

果南「じゃあ、陸君ともまだ一緒にいるんだね」

千歌「一年生の頃はまだ忙しくて会えてなかったけど2年生になってようやくって感じ」

果南「じゃあ、陸君も一緒に誘っても良いかな~♡」

千歌「え?どういう事?」

果南「実は今、家族が旅行に行って出払ってて、私一人なのよね。それにゴールデンウィーク孤独に過ごしたくないから泊りに来てほしいなあって」

千歌「果南ちゃんの家にお泊り!!行く行く!!絶対行く!!」

果南「じゃあ、ついでに陸君たちも誘ってくれる?」

千歌「勿論、皆で行くよ!!」

 

と言う訳で

 

陸「果南の姉さん家でお泊りか。そう言えば中学卒業以来、顔出してなかったな。」

仁乃介「果南の姉貴にはうちの店でお世話になってるから俺は久しいとは思わないけど」

曜ちゃん「折角だし皆で泊りに行こうよ。楽しそうだし」

仁乃介「じゃあ、昼飯の握りと煮つけとかこっちで用意しておくからそう伝えておいてくれ」

曜「お寿司はちょっとなあ、生魚だし(汗)」

 

翌日、4人は淡島へと向かった。

 

陸「この風景懐かしいなあ」

曜「何も変わって無いよね、ザ・思い出の場所って感じ」

千歌「早く、果南ちゃん所に行こうよ。」

陸「千歌、危ないぞ。全く……そういう所全然変わって無いよなあ、あいつ」

 

一呼吸して陸は千歌を追いかけた。

 

仁乃介「微笑ましいな、あの二人は……」

曜「あの二人はてこずるからねえ、昔から」

 

そして果南の家に着きインターホンを押した。

 

ピンポーン!!

 

果南「皆~待ってたよ~!!」

 

出会って早々に千歌にハグをかます果南。陸は見ないふりをして表のダイビンググッズに目を逸らす。

 

千歌「果南ちゃん苦しいよ~」

仁乃介「果南の姉貴、それぐらいにしといた方が良いかもしれないぞ。陸が耐えるの必死だから」

果南「じゃあ、陸君もハグ~♡」

陸「ば、バカ、いきなり抱き着くんじゃねえよ!!」

果南「なんで~昔からずっとハグしてたじゃない。何で嫌がるの~」

陸「そろそろライン超えてるだろ!!やっていい事の範疇を!!」

果南「とりあえず、今日は来てくれてありがとう。一晩よろしくね!!」

陸(何か問題起きてもおかしくないな。男としての尊厳守り抜かねえと)

仁乃介「それよりも飯だ。火流院の握り寿司と金目鯛の煮つけ持ってきたから楽しもうじゃないか」

 

部屋に案内されたリクたちは大広間で昼食の準備をしていた。果南が冷たいうどんを作り、リクは手慣れた手つきでだし巻き卵を作っていく。

 

陸(千歌のエプロン、案外好みだな)

 

陸は少しそう思っていた。

 

陸「……」モグモグ

 

無言且つ何か耐えるような表情で寿司を食べる陸に仁乃介はフォローを入れる。

 

仁乃介「そこまで警戒する事無いだろ。もっと自然体に……」

陸「いられるかよ、そもそも何でお前ら水着なんだよ!!」

果南「後で、海に潜るからでしょ」

陸「まだ五月になったばっかだろ。温かいとはいえ海はまだ早いだろうが」

曜「まあ、細かい事は気にせず陸君も一緒に泳ごうよ」

陸「水着も持ってきてねえし俺は写真を撮りながら時間潰すよ」

果南「じゃあ、私たちの専属カメラマンになってもらおうかな」

陸「まあ、それならいくらでも撮ってやるよ。SDカードも買い足したしな」

 

と言う訳で海へ

 

曜「ヤッホーーーーーー!!」ザバーン!!

陸「見事なジャンプだな。その分いい写真が撮れた」

果南「陸君これどうかな?」

 

果南は胸が見える限界まで水着をずらしている。

 

陸「ぶごおおおおおお!!!!」

果南「ああ、警戒する理由こう言う事なんだ、なんか可愛い」

千歌「仁乃介君がいた方が良かった?」

陸「そうだなあ、あいつ夕食のカレー作りで居残りかってでたし、ちょっと不安になってるのは間違いないな」

千歌「それよりも私は?もっと写真撮ってほしいんだけど?」

陸ドキッ「ああ、もちろんだよ」(あれ?何動揺してんだ。俺、一瞬千歌が可愛く見えた)

曜「???」

果南(へえ、陸君さっきときめいたね。凄く可愛い)

曜「果南ちゃん何か嬉しそうだけど……」

果南「乙女の第六感ってやつだよ。微笑ましいよね」

 

曜は果南の発言の意味を理解しようとしたが触れてはいけない何かを感じ海を泳ぎまくった。煩悩をかなぐり捨てて。

 

海を満喫して帰る頃にはカレーのいい匂いが大広間に漂っていた。

 

果南「いい匂い、仁乃介君流石だね」

仁乃介「ジュンヤに頼んで使うスパイス一式頼んだからな。因みにココナッツミルクを混ぜてマイルドに仕上げてみた。まあ、ジュンヤからついでに貰ってきた奴だけど」

曜「ジュンヤ君は料理にこだわるよね。流石と言うか」

果南「それより、早く食べようよ」

陸「とりあえず、着替えてからな。いつまでも水着でいられたら困るし」

 

千歌たちは着替えを持ってお風呂に向かい汗を流す。その間、陸は皿にカレーを盛り付けて机に並べていた。

そしてパジャマ姿三人と夕食を食べていた時、陸は果南に尋ねる。

 

陸「姉さん、俺達どこで寝ればいい?」

果南「二階の方にスペースが空いてるからそこで。私たちはこの大広間で寝るわ。後で机運ぶの手伝ってね♪」

 

そして夜十時になり、俺達は2回の和室で眠る。

目を瞑っていたが陸は眠れずにいた。

何か引っかかる物があり、陸は布団を抜け出してカメラと上着を持ってダイビングショップを出た。

 

陸「俺はにとって、千歌は……」

 

そう思った陸は上着からSDカードホルダーを取り出して中学時代の日付のカードをカメラのスロットに差し込む。

フォルダーを開き、千歌の写真に目を通した。

矛盾に満ちた瞳に少し乾いた表情、だがそれも一発で目が覚める。

 

陸「のわあ!!」

果南「いい顔してるね、ウブな年ごろの」

 

果南は両手に缶サイダーを持っており一本を陸に渡す。

 

陸「急になんだよ、人の悩んでるとこ割り込んできて」

果南「それってさ、恋でしょ」

陸「い、いやいや、それは無いだろ。俺が千歌にそんな……」

果南「陸って恋愛とかに物凄い弱いよね。好きっていう感情とかに対して初心丸わかりだよ」

陸「からかいに来たのなら早く寝てくださいよ」

果南「ごめんごめん、もうからかわないよ」

 

二人の話す後ろでは……

 

曜「な、なんか聞いちゃいけない事聞いちゃったような……」

 

顔を赤くして悶える曜がいた。

 

陸「それより、姉さんに聞きたい事があったんだ」

果南「何?」

陸「スクールアイドルとして、千歌を支えてほしいんだけど……ダメかな?」

 

すると果南は一瞬口籠りこう伝えた。

 

果南「悪くないとは思うけど、私には出来ない」

陸「その理由は?」

果南「この事は千歌ちゃんには秘密にしてほしい。話すのは、陸君だけだよ」

陸「約束は守るよ」

果南「実は……」

 

 

 

 

 

陸「え?それって……」

 

陸は果南から聞かされた話にただただショックを受けるだけだった。

 

 

陸の中で一つの悲劇的な……

 

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