ラブライブリスタートシリーズ エンジェルパーティータイム   作:しゅみタロス

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集「本日も時間の都合上2200文字程度と手抜きになります」
梨子「その分週末の投稿で本戦に突入だから期待してね☆」

作者「おのれ面接ゥゥゥゥゥゥゥ!!」



第19話 一つだけの約束

以前の函館遠征から一夜明けて

 

果南「チーズケーキ待ってた!!しかもちゃんと指示通りに買ってきてくれるなんて!!」

鞠莉「バタークッキーもインスタグラムで人気のスペシャルパッケージ!!」

ダイヤ「ミルクプリンも私が食べたかったものですわ!!本当に無茶な注文に応えてくれた2年生組に感謝しますわ!!」

陸「とりあえず土産については梨子と集の二人に任せておいて正解だったな」

梨子「お菓子屋さん沢山巡って買ってきたから凄く歩いたよね」

集「マップや路線図に関してなら僕が一番詳しいからね。希望を叶えることが出来て良かった」

アラタ「黒猫団メンバーは全会一致でカニとホタテとせんべいとスモークサーモンにクマ印のサイダーを頼んでた。勿論皆で分ける事前提になる他スモークサーモンはジュンヤが今焼いてくれているよ」

果南「もしかしてこのお菓子が複数箱あるのって……」

陸「一人1個ずつだよ」

3年生「えええええええ!!き、聞いてなーーーーーい!!」

陸「そう言えば今日は千歌がまだ来てないな、あいつどうしたんだ?」

集「言っておくが今は結構デリケートだと思うぞ。それより3年生の皆気絶してるから運ぶの手伝ってほしい」

陸「あの時の事、気にしてたのか?」

梨子「あまり考えない方が良いと思うよ、私だってあの言葉は引っ掛るんだから」

 

陸は疑問を残したまま3年生を和室へと運んでいった。

 

一方千歌はサーティセブンアイスクリームの店舗前にいた。トリプルポップのアイスを手にして……

 

千歌「私は、何のためにスクールアイドルやってるんだろう……」

 

それは函館の生放送後、心咲に指名されて呼ばれた時にその現場にはセイントスノーの二人が待っていた。

そこで二人に突きつけられたのは……

 

千歌「セイントスノーの聖良さんと理亞さんがなんで私を……」

理亞「少しあなたに確かめたい事があるの」

聖良「回答次第ではあなたを敵とみなしますがよろしいですか?」

 

千歌は息を飲み、目の前にいるセイントスノーと心咲に目を向ける。

 

理亞「教えて、あなたがラブライブに出た理由、その本心は大切な学校か?」

聖良「それともステージへの純粋な憧れか?」

心咲「君のスクールアイドルへの本質はどっちか、聞かせてもらおう」

千歌は意を決して答えた、その選択は……

千歌「学校の為、それが私の……」

理亞「バカなの?あなた」

千歌「え……」

聖良「三流と言えばいいのでしょうか?その私情でアイドルを名乗るなら、私は失望しました」

理亞「心咲先生の栄光の贋物、あなたにはそれがお似合いよ。そんな理由で出てるなら本気でラブライブを甘く見てる。ラブライブは遊びじゃないのよ!!これは真の意味での高校生芸能の生存競争、あなたはその戦いでそんなくだらない私情でアイドルやってるならその時点で負けてるのよ!!」

千歌「高校生芸能……」

心咲「今の時代のラブライブのほとんどは高校生芸能の登竜門だ。皆芸能界を目指している。でも、高海さん。その中で自分の目指す理由がそれなら、君の思うようにやればいい。応援するよ」

理亞「本戦で会いましょう、徹底的に叩き潰してあげるから。待ってなさい、三流」

 

千歌はこの出来事から自分のアイドルとしての大きな理由について悩んでいた。

挙句三流の名前で呼ばれる事になり、自分のやって来たアイドルの意味を完全に否定されたのだから。

 

千歌「心咲さんの栄光、ミューズの贋物……結局、同じ理由でも私は……」

陸「ここにいたのか」

千歌「陸君、あっ時間忘れてた!!すぐに行くね!!」

陸「いや、今日は遅れるって伝えておいた」

千歌「え……」

陸「ちょっと付き合えよ、話したい事があるんだ」

 

そう言って陸は千歌の手を握って街を出た。

 

海岸沿いの公園

 

千歌「急にどうしたの?」

陸「梨子から聞いたんだ、セイントスノーの事」

千歌「!!」

陸「アイドルとして、認められなかったんだよな……」

千歌「ごめん、私……何のためにスクールアイドルやってるんだろうって、でも自分じゃ……分からなくて……」

 

かすれた声で話す千歌に陸は肩を寄せる。

 

陸「千歌、その気持ち……凄く分かる」

千歌「陸君、私……何のためにアイドルを……やればいいの……」

 

陸は自分が伝えるべき言葉を千歌の涙に触れて伝えた。

 

陸「学校を救いたい気持ちは分かる、でもそのせいで千歌は本当に楽しいって気持ちでアイドルをやれてない。千歌、俺は千歌のアイドルとして本気で楽しんで歌ってる姿が見たいんだ。次の本戦は学校の為じゃなくて、千歌自身の為に歌ってくれ!!」

千歌「私の……為に……」

陸「俺も全力で応援する、そして自分の為に歌えば、きっと学校も救える。縛られる必要なんてないんだ。自分を信じて、そこにきっと……意味がある!!」

千歌「ありがとう、陸君。私は私自身の為に歌う。陸君が応援してくれるならそれに応えて、私が一番だって実感したい」

陸「頑張れよ、俺もどこまででもついていくから」

千歌「次の本戦で、セイントスノーに私のアイドルの意味を伝える。そして優勝する」

陸「ああ、それと千歌に伝えたい事、その先にあるんだ」

千歌「何?」

陸「千歌、本戦が終わったら、何かやりたい事、あるかな?」

千歌「私の、やりたい事?」

陸「俺も付き合うから、やりたい事を何でも言ってくれ」

 

千歌はその言葉に息を飲んで少し考えた後、陸に伝えた。

 

千歌「本戦後のクリスマス、私の家に泊りに来てほしいな……」

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