ラブライブリスタートシリーズ エンジェルパーティータイム   作:しゅみタロス

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第25話 桜の訪れを終わりの前に

アラタ「わざわざごめんね、桜巡りに付き合わせて」

陸「そんな事ないぜ、キッチリ3年生の思い出写真に収めるのは後輩の仕事だろ」

果南「頼もしい、やっぱ陸君連れてきて正解ね」

鞠莉「連れ回した分新作スイーツで恩を返します。OK♪」

剣崎「賄賂じゃん……」

ダイヤ「それなら桜巡りの後はホテルオハラでティータイムですわね♪」

カガリ キラーン!!「甘い物!!」

陸「新作スイーツ食えるなら来て正解だったな」

鞠莉「それよりも千歌っちの事、見てあげたらどうデスか。後ろで黒いオーラを立ててますけど♪」

陸「!!ッ」

 

陸が振り返ると不機嫌そうに千歌がベンチで座っている。

 

千歌「陸君、さっきから私の事避けてるよね?」

陸「ああ、ご、ごめん……」

 

陸は気まずそうな空気の中で千歌に謝ると千歌は席を立ち、陸の腕を掴む。

 

鞠莉「わぉ♡」

陸「千歌、胸が……当たるんだけ……ど……」

千歌「これから3つ、約束がある、一つは私から目を背けない事、二つは手を離さない事、最後は、私の写真は必ず陸君と二人だけで撮る事。わかった」

 

3つのオーダーを聞くと陸は千歌の手を握る。

 

陸「慣れないけど、出来る限りそれに従う」

千歌「それでいいよ」

ダイヤ「以外に独占欲強いですわね」

果南「陸君の戸惑う顔とか最高だよね」

カガリ・アラタ「女の子って、怖い……」

 

その後、桜巡りが始まる。

5つの桜の名所を巡りながらスタンプを集めていく。

その過程で陸はカメラで写真を撮影する。一つ目の桜の名所では……

 

剣崎「桜って日本刀が映えるよなー」

鞠莉「扇も用意してナイスですよ」

果南「思いっきりドソキホンテンのレプリカだけど」

アラタ「よく見たらプラスチックにメッキ塗料塗っただけだ」

 

二つ目

 

陸「こいつはどうだ?」

カガリ「桜と言ったら団子だよね♪」

ダイヤ「緑茶をカガリさんから頂きました」

剣崎「甘党は結局桜よりも団子か」

鞠莉「持ってるお茶は六右衛門デスね。ナイスカガリさん」

 

3つ目

 

陸「大胆だなあこれ」

アラタ「想像以上に恥ずかしかった……」

果南「お姫様抱っこ、夢だったんだよね~」

鞠莉「尊すぎて直視できませーん!!」

剣崎「メガボドボドダーーーー!!」

 

4つ目の桜の名所に来ると……

 

陸「それじゃあ、俺の方も頼めるかな?」

 

陸はアラタにカメラを渡す。

 

アラタ「任せて」

 

陸が桜の前に立つと千歌が陸に寄り掛かる。

 

陸「お、おい……」

 

千歌「このままでお願い」

 

アラタは顔を赤くしつつシャッターを切った。

 

桜巡りを終えてホテルに来たが鞠莉の計らいで千歌と陸は二人きりになった。

とは言えその周りに監視する様に3方向に3年生が座っているが。

アラタに渡されたカメラには恋人のように寄り添う千歌と慣れなさそうな陸の写真。

その様子を見て陸の心拍数が上がっていた。

 

ダイヤ「この写真、いくらで売ってくれます?」

陸「裏取引するつもりはねぇよ、この写真は俺と千歌だけの……えっと……」

 

その言葉に盛大なニヤニヤを見せるメンバー。

 

果南は陸に指摘する。

 

果南「陸君って、案外千歌の事になると暴走するタイプだね」

陸「そ、そりゃあ誰だって一緒にいた女を渡したくないだろ!!」

千歌「!!」

鞠莉「キャー!!」

陸「ち、違うんだ千歌!!そう言う訳じゃ、な、無くてただ……」

千歌「わ、渡したくないって……」

陸「ああ……」

 

本心が丸見えになった陸、それに対して千歌は陸に聞く。

 

千歌「陸君は、私の事をそう思ってるの……」

 

陸は一瞬固まるが返すべきと思い、答える。

 

陸「俺でも、千歌の事は大切に想ってるんだぜ。でも、俺はまだそういう関係になるのは早いと思うんだ。今は伝えられない、ごめん……」

 

千歌は顔を赤くして陸に伝える。

 

千歌「それなら、早く言ってよ。期待してたんだから……」

ダイヤ「すみません、ブラックコーヒーを。砂糖が頭を支配してます」

カガリ「カフェモカお願いします。良いスイーツが目の前に」

千歌「ちょっとみんな!!私達で遊ばないでよ!!」

陸「とてもじゃないけど視線が痛い!!」

剣崎「あの二人、羨ましいな」ニヤニヤ

アラタ「後輩が幸せそうで何より」ニヤニヤ

千歌「場所変えるぞ、居れたもんじゃない!!」

千歌「きゃッ!!」

陸「あ、ごめん!!」

千歌「強引だよ……」

陸「向こうの席、空いてるから行こうか」

 

意識し始め、お互いは手の温もりに胸を高鳴らせる。

 

千歌(陸君が私を見てくれる、それだけでも嬉しい。でもまだ友達の関係、陸君はいつ、私を好きって言ってくれるかな?)

 

 

陸(俺にとって、千歌はずっと俺の近くに居てくれた。知らない内に惹かれていた。こうして千歌が俺を求めてくれるだけで、俺も頑張ろうと思ってた。この関係を友人から、恋人に変えよう。俺が、必ず伝える)

 

カガリ「いつまで手を重ねてるのかな?」

陸「か、カガリ!!」

ダイヤ「ついて来てしまいましたわ。ごめんなさい」

 

陸と千歌はお互いの目を合わせて声を合わせた。

 

千歌・陸「見ないでくださーーい!!」




しゅみタロス「(-ω-;)ウーンこのリア充ぐわい、二人とも空振りしてますね。次回最終回!!どうもありがとうございました。」
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