インフィニット・ストラトスの世界に転生する事になったんだけど転生特典が違う件。まぁそれでも元気にやってます。   作:遅筆戦士ハルトマン

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対応そして連行

 

 

 

 

 

 

 

今、俺達男組Withシャルロットはアリーナへ走っている。

 

「嫌な予感しかしないな・・・」

 

走りながら俺は小さく呟いた。経緯は不明だが、なんとアリーナで練習していたセシリアと鈴音がラウラと戦闘しているという話を聞き、三人で向かっていた。アリーナに到着し、確認すると二人のISはボロボロにも関わらず、ラウラが追撃をかけようとしていた。

 

「鈴、セシリア!!」

 

一夏は白式を展開してアリーナのバリアを切り裂き侵入する。俺とシャルロットも後に続き、一夏はラウラへ向かい、俺とシャルロットもISを展開して二人の救出に向かおうとする。だが、ラウラの元に向かっていた一夏の動きが斬りかかる途中で変に止められた。そしてニヤリと笑い、背中のレールキャノンを構えるラウラ。それを見た瞬間、俺はヤバいと思い、全力機動で無理矢理側面に回り込んでビームライフルを放つ。ラウラは舌打ちをして回避行動を取る。すると一夏の拘束が解けた様だ。

 

(単体に対して拘束技が使えるのか?いや、それ普通にヤバくね?)

 

完全拘束からのレールガンとか確殺技だ。しかも軍人でもあるというラウラ自体の能力も当然高いので、それを抜きにしても当然強い。そりゃああの二人がボロボロにされるわけだ。正直二人を救出しながら戦うのはかなり分の悪い話だがやるしかない。一夏の動きに合わせて援護射撃を行い、ラウラの意識を逸らさせる。そして救出しているシャルロットにヘイトが向かないように注意する。嫌なタイミングで攻撃していた俺に意識が向いた一瞬の隙に一夏がラウラに斬りかかり、ラウラもそれに気付き迎撃しようとした瞬間、凄まじい圧を感じた。

・・・・気が付いたら織斑先生が打鉄の刀で二人の攻撃を受け止めていた。生身で。うん。ツッコミ所が多いけどそんな状態だった。その後織斑先生がトーナメント戦まで私闘を禁止する。という鶴の一声で決着が付いた。

 

 

 

 

 

 

 

その後、鈴音とセシリアの二人は保健室に搬送されて結果は要治療ということになった。しかし本人達よりISのダメージがひどく、次のトーナメント戦は参加出来ないとの事。ちなみにラウラと戦闘になった原因を本人達は頑なに喋らなかったが、恐らく一夏の事で何か言われたのだろう。そんな事を考えていた時、地響きが近付いてくる音がする。なんだこのプレッシャーは・・・・!?

 

「織斑君!!」

 

「デュノア君!!」

 

「霧雲君!!」

 

保健室に大量の女子生徒が押し掛ける。セシリアや鈴音のお見舞いじゃなさそうだ。なんか俺たちに用があるみたいだし。

 

『私のパートナーになって下さい!!』

 

そう言って頭を下げ、こちらに紙を差し出す女子生徒達。その紙を確認するとタッグマッチトーナメントの案内と申し込み表だった。どうやら前回の襲撃の事もあり、万が一また襲撃があった際の事を考慮しての事だろう。パートナーは基本的に自由みたいらしく、それを知った女子生徒達が専用機持ち+男子生徒である俺達に申し込んで来たのだ。

 

「あー、タッグマッチトーナメントの件か。・・・申し訳ないんだけど実は三人で話し合って一夏とシャルルは二人で組む事に決めてな。そうだろ二人共?」

 

俺が咄嗟にそう言って二人に話を振ると、困惑していた二人だが一夏がハッと気付いた様にシャルロットの肩を組んで答える。

 

「ああ、そうなんだ。ごめんな皆。」

 

「う、うん。」

 

そんな二人を見て残念〜と言ってる人も居れば一シャルてぇてぇとか、シャル一派だけどコレはコレでアリ。って言ってる奴も居る。コイツは腐ってやがりますねぇ・・・

だがとりあえずこれでシャルル君がシャルロットちゃんでしたってバレるリスクはかなり減ったはずだ。それに学年別タッグマッチトーナメントと言うなら、一年生の中で単体で実力があるラウラが一人でも勝ち進むのは確定的に明らかだ。セシリアと鈴音が出場出来ない今、実力のあるシャルロットと一夏が組む事で、ラウラと当たり、そして勝利の可能性を上げるのにも繋がる。俺はさっきの戦いでわかったけど停止攻撃中に差込で嫌がらせはできるけどラウラにダメージを与えるのは厳しそうだからなぁ。仮に俺と一夏が組んだ場合だとジリ貧で負けそうな感じがする。

 

「それで俺は・・・」

 

・・・・どうしよう?何も考えて無かったわ。そして皆さん何か少し距離詰めて無い?何か怖いんですけど。圧が凄いんですけど。保健室の壁際に追い詰められたんだけど、むしろ崖際に追い込まれた感じがする。

 

『お願いします!!』

 

何かさっきまで一夏とかシャルル君目当てだった人もこっちに来てるんですけど。俺に乗り換えんでもろて。何とか逃げ道はないかとタッグマッチトーナメント表の紙を見る。そこに

『ペアが出来なかった者は抽選により選ばれた生徒同士で組むものとする。』

とある。それに活路を見出した俺は

 

「ペアを選ばず抽選でコンビ組もうかと思う。」

 

ドヤ顔でそう答えた。これで俺の危機も回避した。と思ったんだけど・・・そこでまさか集まっていた皆に待ったをかけられた。曰く、タッグマッチになった以上、トーナメント戦における連携や立ち回りも評価に入るだろうから即席コンビでは良くないのでは無いかと。私達には男子生徒とコンビを組む権利と義務がある。と。いや、権利と義務って何さ?

ただ、評価に繋がるのと即席コンビが良くないのは納得した。それに俺自身、連携練習をしたいとも思ったのもある。俺が悩んでるのを察知したのかパートナーを組みましょうという説得と圧が凄くなった。特にここでパートナーを決めろという圧が凄い。知り合いである箒と組もうと考えたが、当の本人が居ない為断念。

 

「わかった・・・とりあえず保健室だと迷惑になるから・・・食堂に行こう・・・」

 

彼女達の圧に負けた俺がそう提案した瞬間に両手、両肩を掴まれ、周りも囲まれて包囲網が作られた。絶対に逃さないという気概を感じる。女の子に囲まれて手を掴まれているのに別の意味でドキドキしてる。トキメキじゃなくて何かの危機的な意味で。保健室から連れて行かれてる俺に一夏が声を声をかけてきた。

 

「優斗・・・・骨は拾ってやる。」

 

「・・・・頼む。」

 

俺の言葉を聞いた一夏は大きく頷くのを見た俺は、皆に促されるまま、保健室を後にした。

 

 

 

 

 

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