インフィニット・ストラトスの世界に転生する事になったんだけど転生特典が違う件。まぁそれでも元気にやってます。   作:遅筆戦士ハルトマン

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お久しぶりです。拙いけど、どうぞ


戦闘そして理解

 

 

 

アリーナ中央で待ち構えているセシリアの前へとゆっくりと慎重に操作して何とかたどり着く事ができた。神妙な表情をしていたので、遅くなった事をどう言い訳しようかと考えていたら

 

「霧雲さん、先日は申し訳ありませんでした。」

 

なんと彼女が謝って来たのだ。何でも一夏との戦いの中で男性に対する認識を改めた。との事。流石原作主人公。普通に出来ない事をしてのける。

 

「俺は気にしてないから良いよ。オルコットさん。」

 

俺自身は気にしていなかったし、後でクラスの皆にも謝ると言うことだったので、俺からは何も言うつもりは無い。

 

「ありがとうございます。霧雲さん。」

 

「いえいえ。」

 

今後彼女とのいざこざが無くなるのは良い事だ。ただ、今はクラス代表を決める為に結局は戦わなければならない。正直、実力差がありすぎて無理ゲーであるが。

彼女の機体は一夏との戦いで見た限りファンネルとファンネルミサイルにビームスナイパーライフルと言う構成。同時に操作はできないと一夏は言っていたが、普通に驚異であることに変わりが無い。近接戦が苦手そうだが、操作が拙い俺が接近戦を挑めるかはわからない。

 

(やれるだけやるしかないな・・・)

 

カウントダウンが始まり、試合開始と同時に左側に動き、ライフルで牽制しようとしていた俺は左側に動いた瞬間にアラートを聞き、そして全身に響く様な衝撃を受けて吹き飛ばされていた。

 

(直撃!?動きが読まれていた!?・・・いや、俺があからさまに動こうとしていたからだな・・・)

 

そう考えつつ機体制御を行い、体勢を立て直す。セシリアの方を見ると彼女は既にライフルを此方に向けていた。放たれた二射目を全力で回避しようとした瞬間、俺は壁に激突していた。

 

ドゴォ!!

「ぷぎゅっ・・・!?」

 

「だっ大丈夫ですか!?」

 

突然の衝撃に俺は変な声をあげ、これにはセシリアも構えていたスナイパーライフルを降ろして心配してくれた。

 

「大丈夫だ。問題ない・・・・」(震え声

 

そう答えながらも何が起きたのかは直ぐにわかった。目の前にフィッティングの進行具合(現在15%)の表示ともう1つ、インテンション・オートマチック・システムが作動している表示だった。

 

インテンション・オートマチック・システム

 

シナンジュやユニコーンガンダムタイプに搭載されているシステムでサイコフレームにパイロットの脳波を直接反映するシステム。要は「考えるだけで機体を動かせる」というものだ。なお、常人には過敏すぎて機体をデッキから出すことすらままならないため、操作系の反応レベルを大幅に落とした状態で運用された事がある。

あくまでガンダム作品の話であってISには意味無いシステムなのでは?と思われるが、IS適性C+位である俺がシステムが作動した瞬間から機体が嘘みたいに機敏に反応してくれる。が、

 

(これ・・・・不味くないか?)

 

例えるなら、初めて遊ぶロボゲーで機動性極振りの機体に操作感度、カメラスピードマックスでガックガクに動く状態で戦わされている様な物だ。試合開始前までは作動していなかったのだが、さっきの攻撃を全力で回避しようとした時から作動してくれた為、文字通り最大出力で回避してくれたようだ。お陰で壁にダイナミックタックルしたわけだが。そうならない様に作動レベルを落としたいのだが、調整も出来ない様だ。

 

「・・・派手にぶつからない様にしないといけんのか・・・」

 

そう呟いた後、改めて試合を再開した俺は、何度も壁や地面にぶつかりながらもセシリアの攻撃を避け、時には反撃を行う。

ただ、さっきから気になる事がある。本来、シナンジュ・スタインの盾にはミサイルどビームキャノンが積んである筈だがそれがない。間に合わない装備があるとは聞いていたが、それの事らしい。

 

「いや、まさかな・・・・」

 

シナンジュ・スタインにはそのシールドにミサイルとビームキャノンが装備していない第二種仕様があるのだ。具体的に言えば俺が前世に見に行こうとして見れずに死んだ作品に出てくる奴。ビームライフル以外に武器が無いのか確認してみると、拡張領域にロケットバズーカと、先込め式のグレネードランチャーがあるのを見た瞬間、俺は察してしまった。これユニコーンガンダムならん奴だわ。と。

 

そんな事を考えている内にフィッティングが終了し、ファーストシフトが行われた。ファーストシフト完了後、俺の機体は白いシナンジュ・スタインのまま。ただ、プロペラントタンクが大型化し、胸部と腕の袖部分にレリーフが追加、盾の先端部分の形が変わり、裏には拡張領域にしまわれていた先込め式のグレネードランチャーが付いていた。

 

結果

俺、シナンジュ・スタイン第二種仕様(NT仕様)に乗っていた。ユニコーンじゃねぇじゃねえか!!死ぬ前に手掛けてたプラモじゃねえか!思わず叫んじまった。

 

「やっぱり違うじゃねぇか!!」

 

「なっなんなんですの!?」

 

「あ、ごめん、ちょっと想定外の出来事に叫んじまった。すまん。」

 

驚かせてしまったセシリアとそんなやり取りをした後、戦闘再開。ファーストシフトが終了して俺の専用機となったからか、さっきよりしっくりする感覚はある。しかし、相変わらずインテンション・オートマチック・システムは作動レベル全開のままである為、機体操作に四苦八苦だ。

 

「慣れるしか無いっ・・・・か!!」

 

機敏過ぎる機体を何とか操作して、セシリアに反撃を行う。ビームライフルでファンネルを、左手にバズーカを呼び出して本体を狙う様に戦うが、バズーカを撃ち切った段階でセシリアに命中0、ファンネル1基のみ破壊と言う、パイロットの実力差が露呈している状況だ。

 

「それでも・・・・諦める気は無い!!」

 

バズーカを捨て、グレネードランチャーをライフル下部に装着し、放つ。当たらないがそれは想定していた。セシリアがファンネルでこちらを囲んできた瞬間、俺はライフルを投げ捨ててセシリアの元へ真っ直ぐ突っ込んだ。ガンダムUCでクシャトリアに対してスタークジェガンが行った様に接近戦を仕掛ける。

彼女は焦る事無く、ファンネルミサイル二基飛ばしてくる。俺は頭部に取り付けられてるバルカン砲(ISであるためバルカン砲では無いのだがこちらの方が分かりやすいのでバルカン砲とする)で迎撃、1基は破壊に成功したが、もう1基分は迎撃が間に合わない。ので左腕のシールドで防ぐ。シールドは砕け、ダメージもあるが、迷わずに突き進む。瞬間

 

「っ来る!?」

 

俺は咄嗟に両腕装甲内に格納されたビームサーベルを引き抜かず、格納されたまま使用できるトンファーモードとして使用、ビーム部分で顔を守るようにクロスさせる。それと同時に

 

「貰いましてよっ!!」

 

彼女が勝利を確信したかの様にスナイパーライフルを放った。ビームは俺の顔面へと向かうが、俺が展開していたビームトンファーでそれを防ぐ事ができた。

 

「なっ!?」

 

「うぉぉぉ!!」

 

ビビって怯みそうになる心を叱咤する為に叫び、彼女が動揺している隙に近づく。そして

 

「っインターセプター!?」

 

「遅い!!」

 

彼女がナイフで防ごうとしたが、それより先にビームサーベルで切りつける。二撃目はナイフに阻まれた。

 

「この距離なら!!」

 

ファンネルもスナイパーライフルも扱えない接近戦なら俺でも勝てる可能性がある。彼女も理解しているから距離を取ろうとするが、このチャンスを逃さない様に俺は彼女の機動に死ぬ気で追従していく。追いかけながらも少しでもダメージを与えるためにバルカン砲を打ち続けていたが、弾切れとなった。

 

(キッツい・・・けど!!)

 

ビームサーベルを振るい、今度は左腕装甲を一部破壊した。もう一撃与えようとしたが、それより先に彼女の機体が瞬間的に加速し、大きく距離を取られてた。そして

 

「ティアーズ!!」

 

彼女の叫びと供にファンネルが正面に三基展開されていた。

 

「っ!?誘導されていた!?」

 

動揺している隙に被弾するも、距離を詰めてファンネルを二基破壊した。そして彼女を見ると、既にスナイパーライフルが放たれていた。

 

(あ、これ無理だ。避けられないわ)

 

そう悟った瞬間、ビームが俺に直撃し、SEが0になり、敗北した。

 

(初めてだからしょうがないとは言え、射撃の命中率が低かったな。何よりも機体制御を重点的に練習しないと駄目だわ。毎試合壁にタックルするのは勘弁だしな。)

 

お互い挨拶と握手を交わした後、俺はハンガーへ戻りながら試合の反省点を振り返る。今後は専用機があるので練習時間を割かないとな。ハンガーへ帰投すると一夏や山田先生に健闘を称えられた。

 

「お疲れ様でした。織斑君もそうですが、初めてとは思えないですよ。」

 

「凄かったぜ優斗!!良くあの攻撃防いだな!?」

 

「あれ、直感で狙われると思って防いだら成功しただけなんだよな・・・」

 

「それでもスゲーって!?」

 

一夏とそんな話をしていると織斑先生がこちらに来た。ちなみに篠ノ之菷は居なくなっていた。まぁ俺と言うよりは一夏の為に来ていたみたいだしな。

 

「残りの織斑と霧雲の試合だが、試合が長引いてアリーナの使用可能時間が足りない。だが、クラス代表を決めるのにまたアリーナを借りるのも難しい。よって二人の試合は無しだ。」

 

「わかりました。」

 

「わかったぜちふ・・・・織斑先生。」

 

 

そんな感じで本日は解散する事となった。。俺は一夏と反省会を兼ねた晩御飯を食べ(ちゃっかり篠ノ之箒も合流していた。)、疲れていたのもあり、すぐに眠る事ができた。その翌日、セシリアさんが朝礼の際にクラス全員の前で謝った。そこまでは良かったのだが、何とクラス代表を俺か一夏に任せる。と言うのだ。この展開は予想外。

 

「なら、公平にジャンケンで決めようぜ。」

 

「そうだな。だが、負けた方がクラス代表になるのは縁起が悪い。三本先取の勝った方だ。」

 

「わかった。」

 

その後、俺と一夏による仁義なき戦い(ジャンケン)が行われ、結果としては一夏がクラス代表となった。・・・実は本気でじゃんけんに勝とうとしたが、駄目だった。恐らく原作だと一夏がクラス代表になると思ったので、その流れを変える事ができるかの試みだったが、駄目みたいだな。

 

そして、クラス代表のサポート役として俺とセシリアが選ばれた。しかもセシリアは俺と一夏の訓練にも付き合ってくれると言うのだ。代表候補生の彼女に機体制御のアドバイスを貰えば俺も壁にぶつからなくて良くなるだろう。

 

 

放課後・・・

 

 

 

 

「ペギャァ!?」ドゴォ!!

 

「優斗ぉぉぉ!?」

 

そこには元気良く壁にぶつかる俺と、叫ぶ一夏、絶句するセシリアが居たとか。

 

 

 

 

 

 




後日シナンジュ・スタインの機体設定とか乗せたい。
そして打ち切りENDじゃない

ヒロインは?

  • メインヒロインから誰か
  • 亡国、束サイドから誰か
  • クラスメイトの一般学生
  • オリキャラ
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