インフィニット・ストラトスの世界に転生する事になったんだけど転生特典が違う件。まぁそれでも元気にやってます。   作:遅筆戦士ハルトマン

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お久し振りです。アンケート投票有り難うございます。某国と束さん伸びてますね。
後は意外とクロエが変わった立ち位置になりました。


料理そして転校生

 

 

 

セットしていたアラームが鳴り響く音で目を覚ました俺は半分寝ぼけながらもアラームを止めた。

 

「・・・・夢だったのか?」

 

ベッドから起き上がり、部屋を見回した後俺は呟いた。まだ頭が働いて居ない上、喉も渇いたので冷蔵庫を開けてみると緑茶のペットボトルの中身が減っていた。

 

「・・・・やっぱり夢じゃ無かったかぁ・・・」

 

そのお茶を飲みつつ、俺は昨日の事を思い出していた。こんな事を言うのもなんだが、彼女との出会いは余りにも衝撃的だった。

 

昨日部屋で出待ちしていた彼女の名前はクロエ・クロニクル。どうやら俺に挨拶する為に部屋で待っていたらしい。なにそれ怖い。

 

「そう言えば料理を教える約束をしたんだったな・・・」

 

話を聞いていく内に彼女を引き取った義理の母親は研究一筋らしく、下手したら飲まず食わずで研究に没頭する人物だと言う。そうならない様にする為、また自分を引き取ったお礼に料理を作っているのだが、料理をしたことの無い彼女が作っても失敗ばかりで、それでも美味しいと言って完食してくれるので申し訳ないと思っているらしい。

それを聞いた俺は多少なりとも料理を作れるので、ある程度簡単な料理なら教えれるぞ。と話したら、お願いしますと言われた。その後は彼女は帰り、俺は風呂入って寝たんだったな。

 

「となると、俺も動かないとな・・・」

 

俺はそう呟いて着替えを済ませ、部屋を後にする。ある人に頼み事をする為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

探していた人物は教室で皆と話していた。俺は真っ直ぐと目的の人物の所へ向かい、挨拶もそこそこに俺は早速頼みを受けてくれるか聞いてみる。

 

「一夏、男と見込んで頼みがある。受けてくれるか?」

 

「どうしたんだいきなり?だけど、男と見込まれたなら断れないな。良いぜ。」

 

「ありがとう。助かる。」

 

流石一夏。交渉成立である。後は一夏との時間調整するだけだ。

 

「いや、そんな安請け合いしてどうすんのよ。あんたもちゃんと話しなさい。」

 

鈴音にそう言われたので改めて交渉開始する。

 

「俺に料理を教えてほしい。ある程度はできるがバリエーションを増やしたいんだ。」

 

俺は一夏に頭を下げて頼んだ。俺が作れる料理は多くない。クロエに教える為にも、俺が作れる料理を増やした方がいいと考えた。問題は誰に教わるのか?である。答えは簡単。そう、一夏だ!!(断言)

小さい頃から忙しい織斑先生に代わり料理を作っていたと言う。その為、色んな料理を作れると聞いていたし、実際食べさせて貰ったので、味も保障できる。

 

「おお、そう言う事なら全然良いぜ。」

 

一夏は快諾してくれた。流石一夏。略してさす一。

 

「それなら私も料理を教える事ができる。」

 

「私も力になれるわよ。中華料理は任せなさい。」

 

「微力ながら、私も力になれますわ。」

 

と幼馴染みーずとセシリアも協力してくれると言うので俺は笑顔で

 

「あ、良いです。遠慮しときます。」

 

秒で断った。

 

「何っ!?」

 

「何で断るのよ!?」

 

「理由をお聞かせください!?」

 

「えっ?いや、だってなぁ・・・」

 

彼女達から教わると言う考えは無かった。と言うのも、ISの操作を教えて貰っている時だが・・・

 

箒「そこをズガッといってドォォォン!!だろ!!」擬音過多

 

鈴音「そういうの感覚で解らない?」感覚論

 

セシリア「ここで(以下長文)」超絶理論

 

 

 

 

とまぁセシリアならまだしも、箒と鈴音はフィーリング講習だもんなぁ。何を言っているのか紐解くのも大変だし・・・

 

「もしかして、料理を作れないと思っているのか?」

 

箒の指摘に俺は頷いた。本当はフィーリング講習が不安だからだけど、黙っておこう。余計な事を言うの良くない。

 

「一応一通りは作れるのだ。心配するな!」

 

「私は中華料理屋の娘よ。料理は得意よ!」

 

心外だと言う表情の箒と鈴音。後ろで頷くセシリア。

 

「セシリアの料理は食べたこと無いけど、箒と鈴の料理は美味いぞ。箒は転校する前に作ってくれた玉子焼き、美味かったし。鈴の酢豚は絶品だ。」

 

と一夏の発言に幸せそうな幼馴染みーず。その後、一夏が「久しぶりに食べたいなぁ・・・・」と発言したことにより、来週の月曜日の昼食はいつものメンバーで弁当会を開くことになった。俺もどの程度料理ができるか一夏にも見せれるし、彼女達の料理を食べてみて、教えて貰うかどうか決める事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はてさて、何を作るかだな・・・」

 

授業も終わり、練習を終えて自室に戻る途中、俺は弁当会に向けて何を作るか悩んでいた。箒と鈴音はそれぞれリクエストされた卵焼きと酢豚を作ると言っていたし、セシリアは何も言っていなかったが、恐らくイギリス料理とかだろう。一夏も作ってくると言っていたが、健康志向が高いから魚料理とかで来そうな気がする。等と考えながら自分の部屋のドアを開けると

 

「お待ちしていました。霧雲優斗様。」

 

クロエに出待ちされていた。ビックリである。

 

「えっ速くない?」

 

「速くありません。約束ですし、日本の諺に“善は急げ”とあります。」

 

「確かにそうだが・・・・」

 

取り敢えず、一夏達に今日は自炊するので食堂には行かない事を連絡しておいた。幸い食材はそこそこ買ってあるので、問題は無いはず。

 

「取り敢えず、クロエがどれくらい料理ができるか知らないとな。まずは包丁の扱い方を見たいからきゅうりを切ってみようか。」

 

俺の言葉に彼女は頷き、きゅうりを手に取り、まな板に置く。そして両手で包丁を持って振り上げ―

 

「貴公、またれよ。」

 

俺は彼女の腕を掴んで止めた。彼女は不思議そうにこちらを見ている。

 

「その構えで力量は見抜いた。OKだから振り上げている包丁をゆっくり降ろそうか?」

 

俺は穏やかな口調で彼女の腕を降ろさせて包丁を回収した。成る程・・・大体わかった。

 

「まずは包丁の扱い方を教えよう。」

 

俺は包丁の持ち方を彼女に教え、それからは切り方をひたすら練習をさせて、覚えさせた。お陰で両手持ちで振り下ろそうとすることは無くなり、今では問題なく包丁を扱えるし、林檎の皮だって最後まで綺麗に剥く事ができるようになった。ちゃんと教えたかいがあったぜ。彼女に包丁の扱いは合格だと伝えると、満足そうに帰っていった。しかし問題が。

 

「明日の弁当会・・・どうしようか。」

 

そう、一日でクロエの包丁マスターを成し遂げたように見えるが残念、トリックだ。教えれる時間が限られているのもあり、今はもう日曜日の夕方。明日は弁当会、作る料理は決まっていない。時が流れるの速すぎない?精神年齢オジサンだからか?俺はクロエが切ってくれた林檎を食べながら考える。冷蔵庫の中身は豚肉に、クロエの練習から免れた野菜達、それらを使って作るとなると・・・

 

「肉野菜炒めにするしかないなぁ。」

 

俺はそう呟いて作ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして月曜日、HRの時に山田先生から今日から転校生が二人来たと言う話があり、背は低いがとても凛々しく、威圧感を放つ銀髪の眼帯少女と、金髪の柔和な雰囲気を持つ男性?だ。しかし三人目の報道は聞いていないし、身体の線も細い気がする。

 

(あれってもしかして男装?・・・・いや、流石に入学前の検査とかでバレるだろうしそんな訳無いよな。そんなん通したらガバガバ管理すぎるし、只でさえ希少価値の男性操縦者だ。身バレを防ぐために国の方で報道規制を掛けていたとかか・・・)

 

最も、ファーストマンの一夏とセカンドマンの俺は入学の段階で個人情報駄々もれだ。お陰で外出するのも一苦労な訳だが。とそんな事を考えていたらふと隣の一夏が耳を塞いでいた。何してんだと思っていたが、気付いた。これは耳を塞がないと不味い。慌てて塞ごうとしたがもう遅い。

 

『キャーーーーー!!!!』

 

クラスメイトの絶叫に近い悲鳴に、俺の三半規管はものの見事にイカれたのだった。

 

 

 




アンケート二回目投票とります。ストーリーの展開上束さんのヒロインと考えてませんが一応入れておきます。後気づいたけど百合が多くなかったかな某国サイド。個人的に百合に挟まろうとする奴は許されない存在だと思う。

ヒロインは?その二

  • クロエ
  • マドカ
  • 百合に挟まる
  • 百合に挟まるのは人間の屑のすることだ。
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