sign of mirage   作:YESマン症候群

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今回は調子に乗って今日2回目の投稿です!
しかもいつもの約2倍の文章量です!
短め、長めなどの希望があれば、是非ご意見ください!
それではどうぞ!


第10話 新メンバーを求めて

ライブの次の日、部室に集まってこれからの活動について話し合うこととなった。

未だにスクールアイドル部に入部した実感がわかない。

あれだけ避けてたにも関わらず気づけば入部である。

 

「人生どうなるか分からないもんだな〜」

 

ボソッと真司は呟いた。

 

「どうしたんだよ、人生を悟ったようなその口ぶりは」

 

えっ?聞こえてたの?

なんか独り言聞かれで言及されると恥ずかしいんだけど!

この気持ちわかる!?

頭の中で返事のない問いかけをする。

 

「大したことじゃないよ。てか、そんなに俺の声大きかった?」

 

「俺は地獄耳だからな。なんでも聞こえるぞ。」

 

透は自慢げに答えた。

 

「そういうことなら透の近くで変なこと言わないようにするよ」

 

「変なことってなんだよ!そうやって俺に隠し事をするのか〜」

 

「おい、中井、山崎うるさいぞ。そんなに話したいなら前で俺の代わりに授業するか?」

 

冗談を交えて注意された。

 

「「いえ、結構です!」」

 

「「なんでハモるんだよ!」」

 

2重で2人の言葉が被り、クラスメイトに笑われた。

 

「お前らの仲がいいのは分かったが授業中くらいは静かにな」

 

こうして授業は再開。

授業は残り5分。

これが終われば放課後だ。

こういう時、早く終われと思う生徒が多いだろう。

しかし、時間を意識するほど時間の進みが遅く感じる。

暇なので千歌の方を見てみる。

 

高海さんって抜けてるところもあるけど真面目なんだな

凄いノートもとってるし

 

千歌がノートを閉じる。

ノートの表には「歌詞 アイディア」とある。

 

授業関係ないじゃん!

というか、もう新曲の歌詞考えてたりするのか?

ちょっと気になる...

 

新曲の歌詞が気になったところで授業が終わった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

授業が終わり、放課後に突入する。

荷物を持って部室へ向かおうとすると...

 

「もう帰るのか?今日は早いんだな」

 

「いや、帰るんじゃなくて...」

 

「中井君、そろそろ行こっか!」

 

会話の途中で、千歌が入ってきた。

 

「なんだお前らそういうことか。デートってんなら早く言えよ〜。羨ましいなこのやろ〜!」

 

「違うよ、山崎君。千歌は今から中井君と部活に行くんだー」

 

「お前部活入ったの!?しかも、高海と一緒ってことは、まさか...」

 

「そうなんだよ、俺スクールアイドル部に入部したんだ」

 

透は驚きを隠せないといった表情をしている。

 

「スクールアイドルって女子がやるイメージがあるけど男子もできるんだな。頑張れよ!」

 

「いやいや、俺はアイドルにならないから!俺はあくまでコーチだよ」

 

「そういうことか。コーチってことは、ダンスか?その...大丈夫なのか?」

 

透は俺のことを心配してくれているのだろう。

自分のことを気にかけてくれる友人が出来て良かったと思うばかりだ。

 

「またダンスを始めてみようと思ったんだ。Aqoursへのお礼も兼ねてね。しばらくは自分のペースでやってみることにしたんだ。」

 

「お前がそう言うなら大丈夫だな!無理はするなよ」

 

「ありがとう!じゃあ行ってくるよ」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

部室には既に2人が来ていた。

 

「よし、千歌ちゃんも中井君も来たし、始めよっか!」

 

全員が席につき、話し合いが始まる。

 

「これからなんだけど、「ラブライブ!」の出場を目指してみない?」

 

「賛成であります!せっかくならやってみたいし」

 

「でも、この4人だとちょっと不安じゃない?あ、皆が頼りないってことじゃないのよ?ただ、人数が少ないというか、心細いというか...」

 

「梨子ちゃんは誰を誘えばいいと思う?」

 

「それは...えっと...」

 

誰もいい案が思いつかない。

どうしたものかと考えていると、真司はあのことを思い出す。

 

……………………………………………

 

「私は彼女達がこの学校のスクールアイドルとして相応しいかどうかを確認しに来ましたの。」

 

「もう、ダイヤったらいつも素直じゃないのね。気になったって言えばいいのに〜」

 

「ちがっ...私は...」

 

……………………………………………

 

確証はないけど、少なくともスクールアイドルに無関心というわけではなさそう...

誘ってみる価値はある

 

「提案なんだけど、生徒会長を誘ってみない?」

 

「「「生徒会長を!?」」」

 

真司は理事長と生徒会長にあった時のことを話した。

 

「ライブに生徒会長来てくれてたんだね」

 

「本当ね。私、生徒会長はスクールアイドルとかに興味が無いと思ってた」

 

「とりあえず中井君を信じて行ってみよっか!」

 

4人は生徒会室に向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

生徒会室の前に4人が並ぶ。

 

「よし、じゃあ入るぞ?」

 

残りの3人は首を縦に振る。

真司はドアをノックして中に入る。

 

「失礼します。って、理事長!?」

 

「あら、スクールアイドル部のみんなで来てどうしたのかしら?」

 

「ああ、そうでした」

 

真司はひとつ咳払いで仕切り直す。

 

「生徒会長お話があります。」

 

「お話でしたら今なら大丈夫ですが、どういったご要件で?」

 

「単刀直入に言います。生徒会長、スクールアイドル部に入りませんか?」

 

「はい?」




今回も最後まで読んていただきありがとうございます!
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