sign of mirage   作:YESマン症候群

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前回から大分時間が空いてしまいました...
今週はちょっと色々ありまして...
待っていてくださった皆さん、ありがとうございます!
今回は過去の真相が語られます


第14話 真実

「なぜ私達Aqoursが解散に至ったか、全てをお話致しますわ」

 

「約2年前、昔から仲の良かった私達はスクールアイドルを始めることにしました。

3人で始めた新たな挑戦、最初は不安こそありました。ですが、曲もダンスの振り付けも衣装も3人で頑張ってきたことが功を奏し、ラブライブというスクールアイドルの大会の地区予選にたどり着きました。

何度も練習を重ね、最高のパフォーマンスができるように全力を尽くしてきました。

ところで中井さんはこの大会での出来事をご存知ですか?」

 

この大会の出来事というのはAqoursが歌うことができなかったことだろう。

結果は最下位。

それ以降Aqoursが大会に現れることは無かったあの...

 

「はい、インターネットで知りました...」

 

「あの時、曲の歌い出しは私と果南さんでした。

インターネットには歌うことができなかったとありますが、正確には私と果南さんは「歌わなかった」のですわ。」

 

「なんで大会の結果を捨ててまで...」

 

「実はあの時、鞠莉さんは極度に緊張していたのです。

口では大丈夫と言っていましたが、鞠莉さんとは長い付き合いです、すぐに嘘だとわかりました。

もし、私達が歌っていたら鞠莉さんは本番でミスをしてしまい、こう思っていたでしょう。

「私のせいでライブは失敗した」と。

私は本番直前に果南さんと話しました。

果南さんも私と同じ考えでした。

そこで私は果南さんに「歌うのを止めよう」と提案したのです。

私達が失敗することで、鞠莉さんが「私のせいで」と思わないようにするために...

 

ライブ後、このままスクールアイドルを続けていれば、いつか鞠莉さんにその事を知られてしまうかもしれない。

もし知られてしまえば、鞠莉さんはそのことを気にしてしまう。

そう考えた私と果南さんはAqoursを脱退することにしました。

全ては鞠莉さんをスクールアイドルから遠ざけるために...

 

以上がAqours解散の経緯ですわ。」

 

ダイヤは時計をふと確認する。

 

「あら、少々長話がすぎました。私は他に用事がありますので失礼致します。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

後日、放課後にて...

 

「皆、ちょっといい?見てほしいものがあるんだ」

 

真司は例の動画を見せた。

 

「これって理事長・生徒会長・果南ちゃん!?」

 

「あの2人ってスクールアイドルだったってわけ?

 

もう1人はちょっと分からないけど」

 

「この人は松浦果南先輩。千歌ちゃんと曜ちゃんの幼なじみよ」

 

「そうだったズラね。松浦先輩はともかく、あの2人がスクールアイドルなんて想像できないズラ」

 

「お姉ちゃんがスクールアイドルだったなんて...

ルビィは知らなかった」

 

「皆、この動画を見てどう思った?」

 

「この3人凄いよ!ダンスもキレッキレだし、歌も上手い!」

 

「千歌ちゃんの言う通りだよ。この3人は本当に凄い!」

 

「実は皆に提案があるんだけど、この3人に入部してもらうのはどうかな?」

 

俺は皆の反応が心配だった。

 

先輩が入部することに抵抗があるかもしれないから。

 

しかも、そのうち1人は理事長、もう1人は生徒会長だというのだから余計に受け入れづらいだろう。

 

でも、直感的にこの人たちを誘わない手は無いと思った。

 

「いいよそれ!果南ちゃんとやるの絶対楽しい!

それに、あの3人がいれば私達はもっと輝ける気がする!」

 

千歌のその言葉に皆は頷いた。

どうやら真司の心配は杞憂だったようだ。

 

「ありがとう。それで、3年生を勧誘する方法なんだけど、実はもう作戦は考えてあるんだ...」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

次の日

その日の授業が終わり、いよいよ作戦決行を迎えた。

1年生→生徒会長

2年生→松浦先輩

俺 →理事長

 

この割り当てで、3年生を部室へと連れてくる。

(ちなみに果南は今週からまた学校に通っているので、作戦に支障はない)

 

俺と理事長が着いた時、もう2組は部室に来ていた。

 

「果南、ダイヤ!なんでここに?」

 

「なんでと言われましても、私は1年生達に連れられて...」

 

「私は千歌達に来てって言われて来てみたら、何故かダイヤがいてね〜」

 

「よし、これで全員揃いましたね。実は3年生にお願いがあって、今日はお呼びしました。」

 

「3年生の皆さん、スクールアイドルやりませんか?」

 




今回も最後まで読んていただきありがとうございます!
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