sign of mirage   作:YESマン症候群

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1週間ほど時間が空いてしまいました...
次の話は早めに投稿したいと思います(笑)


第18話 遂に始まる...

残り2日のテスト返しも終了しやっとテストの緊張からもようやく解放された。

というのも、テストで赤点(クラスの平均点の60%未満)を取ってしまうともれなく追試が付いてくる。

真司と透は危うさなく追試を逃れることができた。

ちなみに忘れてるかもしれないが、透と真司のテストの勝敗は

 

真司:透

2:1(1日目)

2:2(2日目)

1:3(3日目)

 

計5:6で透の勝ちに終わった。

真司は約束通り透に奢ることになり、放課後に2人でファストフード店に向かった。

 

真司「透には負ける気がしなかったんだけどなぁ。何で

3日目であんなさー」

 

透「まだ言ってんのかよ。現実を受け入れろよ、真司。 負けは負けだ」

 

真司「わかってるよ...。納得いかないけど」

 

透「わかってないじゃねぇか」

 

真司「だって、2日目までは余裕で勝ってたのにさー」

 

透「なんだその嫌な言い方は」

 

真司「よし決めた。次は本気で透に勝つ!」

 

透「はい出た、まだ本気出してませんよアピール。でも その勝負受けて立つ。次も厳しい現実を突きつけてやるよ!」

 

真司「言ったな。じゃあ次も同じものを賭けて勝負だ!」

 

透「おうよ!」

 

なんだかんだで仲のいい2人であった。

その後、テストの話は一段落し、話題はAqoursに移る。

 

透「そういえば今更だけど、今日部活しなくてよかったのか?ラブライブの予備予選も近いんだろ?」

 

真司「よく知ってるね。最近発表されたばっかりなのに」

 

透「たまたま知ったんだよ。ほら、FINEのトレンドにもなってただろ?」

 

ここで言うトレンドとは、FINEのタイムライン上で短時間の使用頻度や話題性の高いワードの事だ。

確かに最近はスクールアイドルの雑誌や特集を組まれていたりするくらいだから、その大会であるラブライブが

トレンド入りするのもわからなくはない。

にしても最近の話題まですぐに取り上げられるとは...

Aqoursの皆も少し前に理事長から開催情報を聞いたっていうのに...

FINEの情報伝達速度、恐るべし。

 

透「結局、部活には行かなくてよかったのか?」

 

真司「そのことなんだけど、一応明日から練習再開する ことになってるんだ」

 

透「そうか。そういえばダンスの方は順調なのか?」

 

真司「ぼちぼちって感じかな。大会の通知きてないから まだ先の話だとは思うけどね」

 

透「それなら良かった。でも、無理はすんなよ?」

 

真司「わかってるよ。お気遣いどーも」

 

透「それじゃ、そろそろ帰るとしますかー」

 

2人は店を出て、別れの挨拶を交わしてから、互いに家に向かって歩き出した。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

次の日の放課後、久しぶりの部活が始まった。

 

真司「予備予選の新曲の準備は順調?」

 

千歌「まあまあって感じかな。歌詞も曲もできてるか

ら、あとは衣装かな。あ、振り付けはあともう少しだよ!」

 

真司「皆知らないところで頑張ってるのか。俺も頑張らないといけないな」

 

ダイヤ「中井さんは...その、ダンスの大会に出場される予定はありますの?」

 

真司「次の大会には出てみようと思ってます。とはいえ、ブランクがあるので大したことはできないですけどね。精一杯やってみようと思います」

 

鞠莉「じゃあ、中井君のダンスが見られるってわけね! これは楽しみね!」

 

果南「鞠莉はすぐそうやって人にプレッシャーかけるん だから...。程々にしなよ?」

 

鞠莉「あら、sorry。」

 

真司「別に大丈夫ですよ。むしろ程よい緊張感になりそうです。さっ、そろそろ練習しますか」

 

今回の新曲は「MY舞☆TONIGHT」

和服をアレンジした衣装にセンスを使った振り付け、かなりいい曲ができたなぁと思う。

まあ、俺は振り付けのアイデアを少し出したくらいしかしてないが...。

最近はダンスコーチと言うよりは振り付けを少し考えたり、マネージャーの仕事をすることが多い。

今日の練習は曲の通し練習だ。

皆が踊っている姿をカメラで録画し、後で改善点を話し合う。

 

真司「ここのフォーメーションなんだけど、こういうふうに変えたらもっと生徒会長が目立つと思うんだけど、どうかな?」

 

千歌「こっちの方が良さそうだよ!ねっ、曜ちゃん」

 

曜「そうだね、こっちの方が衣装も目立ちそうだし良いかな」

 

ダイヤ「そんな...私よりも皆さんの方を...」

 

鞠莉「何言ってんのよダイヤ。もっと目立たないと。ね、果南」

 

果南「鞠莉の言う通りだよ。 せっかくのセンターなんだから」

 

ダイヤ「そこまでおっしゃるのでしたら...わかりました」

 

真司「じゃあ変更決定ということで。あと皆に言えるこ となんだけど...」

 

改善点を話し合い、少し練習したところで今日の部活は終わった。

この調子なら地区予選に良い状態で臨めそうだ。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

そして1ヶ月後...

遂に予備予選当日を迎えた。

当日までの間に期末テストがあるというハードスケジュールではあったものの、全身全霊をかけて曲を披露し、見事に予備予選を通過。

 

真司「やったじゃん、みんな!俺も嬉しいよ!」

 

千歌「次はいよいよ地区予選!頑張ろう!」

 

8人+真司「「「おー!」」」

 

皆が次に向けて意気込んでいた時、手厳しい声があがった。

 

ダイヤ「甘いですわ。まだ予備予選を通過したばかり。 次はそう易々といきませんわよ?」

 

恐らく生徒会長は1年生の時のあのことが気がかりなのだろう。

本番までに全力を尽くして練習してきたのに...。

これは生徒会長なりの気遣いな気がする。

 

花丸「やっぱりダイヤさんはすごいズラ。頼りになるズラ」

 

梨子「ダイヤさん!」

 

ダイヤ「は、はい」

 

梨子「私はダイヤさんみたいな真面目で厳しい人をずっ と待っていました!」

 

ダイヤ「り、梨子さんのご期待に添えたようで何よりですわ...」

 

千歌「その言い方だと私たちが真面目じゃないみたいじゃ〜ん」

 

梨子「その通りよ!そもそも皆がマイペースすぎるの よ!この前だって千歌ちゃんが...」

 

始まってしまったか。

まあ、桜内さんも普段からツッコミ役に徹しすぎて疲れてるのだろう。

そりゃ言いたいことの1つや2つあるか。

 

ダイヤ「真面目で厳しい人、か... 」

 

梨子から始まった冗談混じりの会話を他所に浮かない表情のダイヤだった。

 

 




今回から誰の会話かわかりやすいように「」の前に名前を入れました
これで読みやすくなっていれば幸いです...


今回も最後まで読んていただきありがとうございます!
感想・誤字脱字等を是非お寄せください!
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