読んでくださった方、読みずらくてすみませんでした...
期末テストのテスト返しが終わり、あと半日もすれば終業式。
それが終わればいよいよ夏休みを迎える。
今年は充実したサマーライフを過ごしてみせる!
...そう思っていた時期が俺にもあった。
生憎、透は部活で忙しそうだし、俺は
「遊びに行こうよ」
と誘うタイプでもない。
つまり、
誘わない+誘われない=みんなと遊べない
という式が成り立ってしまう。
これが俗に言う「陰キャ」ってやつか...
せっかく目の前に海があるってのにな〜
仕方ない、1人で海に行くか。
誰も1人で行ってはいけないと決めてない。
寂しさなんて気にもならない!
いや、こんなこと考えてる時点で気にしてるのか...
考えに結論が出てしまい、余計に1人虚しくなる真司だった。
その時、FINEに1件の通知。
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マリー:今日の練習お疲れ様!
明日が終われば待ちに待った夏休みよ!
シャイニー!!!
黒澤ダイヤ:夜なのにFINEでも騒がしいですね...
もう少し落ち着くことはできませんの?
マリー:あら、ダイヤったら返信早いじゃない
すっかりスマホの「とりこ」かしらぁ?
黒澤ダイヤ:そんなことありませんわ!
偶然調べ物をしていた時に通知が来たから返信しただけですわ!
そんなことよりどういった要件の連絡ですの?
わざわざ連絡するくらいですから何かあるのでしょう?
マリー:話を逸らされた...まあいいわ
そう、今日連絡したのは他でもなく夏休みの予定のことよ
ヨハネ:予定ってなによ
地区予選の練習ならどうせほぼ毎日するでしょ
曜ゝ:でもせっかくなら夏らしいことしたいよね
花火とかスイカ割りとか海とか...
マリー:そう!
夏らしいことをみんなでするのよ!
ルビィ:でも皆の予定を合わせるのが難しいんじゃないかな?
お姉ちゃんは習い事とか受験勉強とかで忙しそうだし...
マル:確かに3年生は忙しそうズラ
皆それぞれ予定があるだろうからみんなで集まるのは難しそうだし...
マリー:そうなってしまうのは想定済み!
でも、「Aqoursの練習」なら皆くるよね?
千歌:もちろん行くよ!
鞠莉ちゃん...サボるの...?
マリー:そんなわけないじゃない!
私が提案するのは「合宿」よ!
ちなみに宿泊施設は私が用意するから大丈夫!
真司:合宿かー
部活動らしくていいんじゃない?
かなん: 夏らしいことをするって言うくらいだから海は近いんだよね?
体力作りに泳ぐのもいいよね〜
マリー:もちろん海は近いわよ
泳ぎたい放題ってやつね
桜内:それってただ果南ちゃんが泳ぎたいだけなんじゃ...
マリー:これなら、お堅い誰かさんも少しは集まりやすくなると思うの
「遊び」じゃなくて「練習」が目的ならね
...さっきからダイヤの返事がないけど、既読人数分ついてるし全員参加ってことで!
黒澤ダイヤ:私はまだ何も言っていませんわ!
真司:生徒会長は行かないんですか?
せっかくですし、全員参加した方がいい気がしますけど...
黒澤ダイヤ:別に行かないとも言ってないですわ
マリー:ダイヤったら素直じゃないんだから
まあ、改めて全員参加ってことね!
詳しいことはまた明日連絡するから!
皆、good night !!
真司:果てしなく自分のペースを崩さない人ですね...
かなん:鞠莉は昔からあんなだから...気にしたら負けだよ
真司:なるほど、心得ておきます
マリー:気にしたら負けって何よ!
あと、中井君も納得しないでね!
桜内:ちゃんとそこは否定するんだ...
黒澤ダイヤ:明日連絡するとも言ってましたし、今日はもうお開きとしましょうか
おやすみなさい
真司:そうですね
おやすみなさい
ヨハネ:おやすみ
千歌:おやすみ!
曜:おやすみでありますっ(`・ω・´)ゝ
マル:おやすみなさい
かなん:おやすみー
ルビィ:おやすみなさい
桜内:おやすみなさい
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次の日、合宿の詳細が鞠莉から伝えられた。
日程は1週間後の金曜日〜日曜日。
2泊3日らしい。
場所はここから少し離れた海の近くにある旅館。
なんでも、小原家が経営している旅館らしく、そこにタダで泊まることになった。
さすがに申し訳ないと理事長に伝えたが、彼女曰く
「お友達が泊まるならお金なんかいらないよ」
と父親から言われたらしい。
そこまで言ってくれるなら...と、晴れてこの日程が決定となった。
練習が終わり、帰宅した真司は両親に合宿のことを伝えた。
真司「父さん、母さん、来週の土曜日から合宿行ってくるよ」
父さんと母さんには、この前部活動を始めたことを伝えた。
もちろん、その部活でサポートしながら、ダンスをまた始めたことも。
2人とも無理はしなくてもいいと気遣ってくれたけど、
「自分の意思でもう一度やりたいと思ったんだ」
と伝えると、
「精一杯頑張りなさい」
と応援してくれた。
父さんも母さんも俺がダンスが上手くいかず自暴自棄になった時にずっと励まし、支えてくれた。
あの時は酷く当たってしまったけど、今では感謝している。
でも、ただ一つだけ...
母「この前言ってたAqoursの子達と?仲良くやってるみたいでよかった。楽しんでらっしゃい!彼女できたら紹介しなさいよ!」
父「合宿か。随分と楽しそうじゃないか。でも父さんから1つだけ。真司、間違っても変な気を起こすんじゃないぞ」
ちょくちょく俺をからかってくるのがな...
仲のいい家族と言えばそうなんだろうけど若干気になる。
俺だってTheハーレムと言わんばかりの部活に入ったことを少しは気にしてるっていうのに、そこを突いてくるもんだからちょっとなぁ...
真司「Aqoursのみんなはそんなんじゃないから!とにかく、来週の週末は泊まりに行くからね」
年頃の高校生をからかう大人2人にそう告げ、自分の部屋に向かった。
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1週間はあっという間に過ぎ、金曜日を迎え、朝9時頃、10人は高海家の前に集合した。
鞠莉「皆忘れ物はない?」
彼女の問いかけに対し各々が準備万端であることを伝える。
鞠莉「じゃあ、出発するわよ!さあ、乗って乗って!」
旅館までは小型のバスで移動する。
ありがたいことに理事長のお父さんが手配してくれた。
全員がバスに乗りこむと、
運転手「皆さんお揃いのようですので出発致します。
到着まで30分ほどかかりますので、それまでは景色やご友人とのお話をお楽しみください」
バスは少しずつ動き出し、旅館へと向かうのだった...
今回も最後まで読んていただきありがとうございます!
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