sign of mirage   作:YESマン症候群

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すみません、前回の投稿から1週間ほど経ってしまいました。
週末にもう1話出すので、それで埋め合わせとさせてください...(笑)


第21話 合宿1日目(2)

全員が荷物を部屋に置き、いよいよ合宿の目的である練習が始まる!

 

...はずだった。

 

初日は日差しも強く、海水浴日和だったため、果南発案の遠泳特訓が採用された。

旅館から少し歩くと道が開ける。

その先には海水浴場が広がっていた。

 

真司「人多くない?これじゃ特訓なんかできないでしょ。」

 

鞠莉「そうねぇ、これだけ人がいたら特訓なんてできないわね!」

 

心なしか鞠莉が喜んでいるように聞こえるけど...

気のせいかな?

 

鞠莉「ある程度人がいなくなるまで私たちも海を楽しみましょ!仕方なくね!さぁ、let's go!!」

 

鞠莉の掛け声と共に7人が海へと走り出した。

残ったのはダイヤ、鞠莉、俺の3人。

 

ダイヤ「何故か喜んでいるようにしか聞こえませんでしたけど...。まさかとは思いますが元からこうなることを予想していたのではありませんの...?」

 

鞠莉「ま、まさかそんなわけないでしょ?」

 

ダイヤ「仕方ないですね...」

 

鞠莉の表情が一気に明るくなる。

 

ダイヤ「鞠莉さんには厳しい特訓が必要なようですわね」

 

鞠莉の表情が一気に青ざめた。

なんとも表情豊かな人だな...

 

ダイヤは鞠莉の腕を掴んでそのまま連れていった。

 

真司「じゃあ俺も行くとしますか」

 

そう呟き、目の前の海へと歩を進めた。

 

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海岸に着くと人の多さをより感じた。

ビーチパラソルがあちらこちらに立ち、普段は殺風景な砂浜でもこれだけ人が集まればなかなか映える光景となる。

俺も持ってきた大きめのビーチパラソルを砂浜に立てることにした。

このビーチパラソルは旅館から借りたものだ。

女将さんに海に行くと伝えると持たせてくれた。

そのおかげもあり、今日はビーチパラソルの影の下で1人ゆっくりと過ごせそうだ。

この状況に

「皆と一緒に行かなくていいのか?」

と疑問に思わない人はいないだろう。

実は自分が日差しに弱い体質で、すぐに日焼けしたり疲れやすくなったりっていうのが行かない理由だったりする。

...というのは後付けの理由で、本当は目のやり場に困るからだとは言えない。

Aqoursの美少女9人の中に俺1人で入るのを想像して欲しい。

どうしても「そういう目」で皆を見てしまうに違いない。

この気持ちは男性諸君ならわかるはず。

そんな訳でサングラスをかけ、1人寂しく残ることにした。

ちなみにこのサングラスはカッコつけじゃなくて目の保護が目的。

ただのイキったやつと思われないように一応ね。

と、頭の中で1人説明する真司だった。

 

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千歌「あっ、いたいた!中井くーん」

 

手を大きく振ってこちらに走ってくる。

 

真司「皆は一緒じゃないの?」

 

千歌「皆はまだ向こうにいるよ」

 

そう言って海の方を指さす。

 

千歌「それより、中井君は海に入らないの?せっかく来たのに」

 

真司「実は日差しに弱い体質でね。あまり日に当たりたくないんだよね。」

 

千歌「そうなんだ...なんかごめんね」

 

真司「高海さんが謝る必要ないよ。皆も待ってるだろうし、俺に構わず皆と楽しんできなよ」

 

高海さんは「うん」と1つ返事をすると海の方へと向かった。

寂しそうな表情を浮かべながら...。

ごめん、高海さん。

チキンな俺にはあんなところ行けないんだ...

心の中で千歌に謝る真司だった。

 

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正午を迎え皆が戻ってきた。

何故か鞠莉だけは疲れきっていて、見るからに満身創痍だったけど。

ダイヤに何をされたんだろうか...

9人揃った光景で、真司は思うところがあった。

皆水着の上に羽織ってたりするからまだマシだけど、やっぱり目のやりどころには困るもので...

 

梨子「中井君こんな所にいたの?一緒に来ればよかったのに」

 

真司「あれ?高海さんから聞かなかった?日差しに弱い体質だからあまり外には出たくないって」

 

皆が一斉に高海さんの方を見る。

 

曜「あれ?千歌ちゃんさっきお手洗い行くって言ってどっかいったんじゃなかったっけー?」

 

千歌「行ったよ?その途中で中井君がいたから少し話しただけだよ」

 

花丸「でも千歌ちゃんが戻ってきた時、「中井先輩いた?」って聞いたら「いなかったよー」って言ったズラ。なんで嘘をついたの?」

 

千歌「そ、それは...」

 

真司「まあまあ、もうお昼になった事だしご飯食べようよ!」

 

ダイヤ「そうですわ。夕方からは人も少なくなって特訓もできそうですし...。今のうちに食べておいた方がよろしいかと。」

 

「「「「え...」」」」

 

その言葉に皆が戦慄した。

そのおかげで高海さんへの質問攻めの流れは消えたけど...

一方、高海さんはホッとしてるみたいだし、まあいいか。

 

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現在時刻午後7時。

Aqoursの皆は海の家の近くで夕飯の準備をしている。

本来なら旅館で料理を食べているところだけど、鞠莉が事前に、この日は用意しなくていいと伝えたらしい。

つまり、今日の夕飯は...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞠莉「B〜B〜Q〜!」

 

 




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