sign of mirage   作:YESマン症候群

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やっと2日目に突入しました
1日目が思ったより長くなってしまって...
2日目以降はサクッといきます!


第23話 合宿2日目

今日の朝は早かった。

6時に起床、それから朝食を済ませ7時半からは既に練習を始める。

俺も先の大会に向けて練習に参加することにした。

柔軟に体幹トレーニング、続いてランニングを始める。

先頭を走るのは果南と真司の2人。

 

真司「なかなかこのトレーニングきついね」

 

果南「そりゃ、ダイヤの考えたメニューだからね。昨日全然やってないからって凄いやる気だし」

 

真司「体幹だけでも結構きつかったからなー。花丸ちゃんとか高海さんは今頃ヒーヒー言ってるんじゃない?」

 

果南「ははっ、そうかもね」

 

真司「にしても、果南は凄いね。全然疲れてなさそうじゃん。」

 

果南「そんなことないよ。まあ、ランニングのペースは普段よりも落としてるけどね」

 

果南が明らかにまだ本気じゃないですアピールしてきた。

ここで言われては男として黙っていられない。

 

真司「お? やるか?」

 

果南「いいよ、じゃあ競走しよっか!」

 

真司「望むところだ!」

 

2人はさらにペースを上げて走っていった。

 

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一足先に果南と真司がゴールし、皆が来るまで休憩。

 

果南「同時にゴールかー、勝敗つけたかったなー」

 

真司「そんなことっ...ないよ、俺の...完敗。」

 

同時にゴールした時点で、俺は息切れしていた。

一方果南は多少呼吸が乱れているけど、息切れはしていない。

どこからそんな体力出てくるの、とツッコミをいれたくなってしまうほどだ。

 

果南「何かスッキリしないなー。...今度勝負する時は差をつけて勝とうかな?」

 

真司「次は勝つ!"負けは次に繋がるチャンス"って言うし!」

 

2人が到着してからしばらくして全員が揃った。

 

ダイヤ「全員が戻ってきたので、もう少し休憩した後、1度旅館に戻りましょうか。昼食を頂いた後、午後から練習を再開しましょう」

 

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旅館で昼食を済ませ、

 

ダイヤ「そろそろ午後の練習を始めますわ」

 

鞠莉「皆、ちょっと私についてきて」

 

ルビィ「鞠莉ちゃん、どこに行くの?」

 

鞠莉「小原家が所有するホールよ。なるべく本番に近い環境で練習した方がいいでしょ?」

 

千歌「ホールなんか使っていいの?」

 

鞠莉「大丈夫よ。許可はちゃんととったから」

 

真司「小原家の人には至れり尽くせりって感じだな...」

 

ホールでの練習はいい経験になった。

声量のバランスやフォーメーションなど本番に近い練習ができた。

 

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今日の猛特訓を終え、みんな疲れきっていた。

とりあえず風呂を済ませてから夕食を頂くことに。

今日は旅館の料理を食べさせてもらった。

こんな料理をタダで食べていると何だか申し訳ない気持ちになる。

それでも箸は止まらないけど。

真司は練習の疲れと明日が早いこともあるので、すぐに就寝した。

一方、Aqoursの9人は...

 

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真司の就寝と同時刻、女子部屋にて...

 

鞠莉「さぁ、皆!お泊まり会と言えばの「あれ」やるわよ!」

 

千歌「「あれ」って?」

 

曜「多分女子トークとかそういうのじゃないかな?」

 

鞠莉「That's right !!」

 

花丸「面白そうズラ!」

 

お泊まり会の定番ではあるものの、それを許さない人が"1人"いるわけで...

 

ダイヤ「明日も朝の練習があるので夜更かしはぶっぶーですわ!皆さん、すぐに寝るように!」

 

千歌「えぇー、せっかくのお泊ま...」

 

千歌がダイヤの方を見るとそこには笑みを浮かべたダイヤがいた。

 

ダイヤ「千歌さん、今何かおっしゃいましたか?」

 

千歌「い、いや、何でも...」

 

ダイヤの圧倒的圧力に気圧される千歌だった。

 

ダイヤ「さあ、寝ますわよ」

 

ダイヤは部屋の明かりを消した。

 

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全員が布団に入ってすぐ、千歌は肩を叩かれた。

叩いてきた方を見ると、布団の中から見える金髪。

 

千歌「どうしたの鞠莉ちゃん?

 

鞠莉「千歌っち、このまま諦めて寝ちゃってもいいの?

 

千歌「でも、起きてたらダイヤちゃんに怒られるよ

 

鞠莉「硬度10で頭カチカチの言うことなんか無視無視。バレなきゃいいのよ

 

千歌「...」

 

鞠莉「どうしたの千歌っち?

 

ダイヤ「"硬度10で頭カチカチ"って誰のことですか?」

 

鞠莉「ダイヤ...なんで」

 

ダイヤ「コソコソ話していたつもりのようですが丸聞こえでしたわ。全く、あなた達は...」

 

鞠莉「ダイヤ、千歌っちは悪くないの。私が勝手に...」

 

鞠莉は千歌を庇って言った。

 

ダイヤ「鞠莉さん、勘違いされてるようですが、私は怒るとは一言も言ってないですわよ?」

 

千歌、鞠莉「えっ?」

 

ダイヤ「夜更かし厳禁とは言いましたが、楽しんでいる時に水をさすのも良くないと思いまして。とは言え限度はありますけどね。」

 

一瞬間を置き、ダイヤは続ける。

 

ダイヤ「こんな私を連れ出してくれるのはいつも鞠莉さんでした。今回の合宿も私を配慮したものでしょう?練習するだけなら学校でも良いわけですし。私はそんなあなたを無下にすることはできませんし、何より幼少期からの親友ですから。」

 

鞠莉「ダイヤぁ〜」

 

鞠莉がダイヤに抱きつく。

 

ダイヤ「ちょっと鞠莉さん、苦しいですわ。」

 

千歌「じゃあ、皆で...って皆寝ちゃってるかー」

 

ダイヤ「千歌さん、そんなことありませんわ。皆さん、いつまで狸寝入りしているつもりですの。」

 

しかし一向に反応はなかった。

 

ダイヤ「話しかけているのに無視だなんて酷いですわ」

 

次の瞬間、近くにいた善子の耳元で

 

ダイヤ「ねっ?善子さん

 

善子「ひいいぃぃぃぃ!」

 

果南「なーんだ、バレてたかー。せっかく皆で寝たふりしようって決めてたのに〜」

 

鞠莉「私達だけ仲間はずれ〜? ずるいじゃない!」

 

梨子「それが仕方なかったの。伝えようとしたらもう電気消えちゃったし、小声で話してもバレちゃうと思って。」

 

曜「まあまあ、こうして皆起きてるわけだし...ね?」

 

曜の言葉を引き金に、女子トークが始まった。

なんだかんだで日付が変わるくらいまで話し込んでいたとか。

そして、合宿最終日を迎える。

 

 

 

 

 




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