拙い文章ではありますが、これからもよろしくお願いします(懇願)
転校してから1週間が経ち、ここでの学校生活にも慣れてきた。
初めは友達ができるか、授業の進み方に違いがあるかなど不安があった。
でも、それは杞憂だった。
クラスメイトは俺とすぐに打ち解けてくれたし、授業進行は前の学校と同じ感じで、難なく学校生活を送ることができている。
ただ、唯一部活のことだけは未だに決まっていなかった。
真司はボーッと入部届を見ていた。
「よっ!どうしたんだよ?ボーッと紙なんか見つめて...。ってお前、まだ部活決めてなかったのかよ」
「そうなんだよ。バスケ部の透の前で言うのもあれだけど、入部のことを考えた時にピンとくる部活が無くてね。ごめん、勧誘会一緒に回ってくれたのに...」
勧誘会以降、真司はどの部活がいいか考えていた。
しかし、特に入りたい部活もないため、ダンスから離れるだけなら、いっそ部に入らなくてもいいかもしれないと思っていた。
「いやいや、別に構わねーよ。部活に入らないやつだっている訳だしな。」
そう言って透は俺に気を使ってくれた。
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間もなく授業開始というところで、誰かの廊下を走る足音が聞こえた。
「はぁ、はぁ...おはよう、中井君!よしっ、ギリギリセーフ。」
最近高海さんがギリギリに教室に来ることが多いな...
と、思いつつ
「高海さん、おはよう」
挨拶を返した。
「って、こんなことはどうでもいいの!」
なんか今日の高海さんは勢いが凄いな...と思ったその瞬間だった。
「中井君、私達のダンスコーチになってほしい!」
今、はっきり聞こえた。
俺にダンスのコーチをしてほしいと。
そんなの引き受けるわけがない。
「ごめん、それはできない」
「なんで!千歌知ってるんだよ?中井君が凄いダンスが上手なこと!」
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ー数日前ー
「梨子ちゃんのおかげで曲も振り付けも決まったし、次はダンスの練習だよ!」
真司が転校した同日、曜と同じクラスの2-2に桜内梨子も転校していた。
スクールアイドルとして活動する以上、曲は必須な訳だが、千歌と曜は作詞ができても作曲ができない。
曲作りに難航していた時に現れたのが梨子だった。
初めは入部を頑なに断っていた梨子だが、
「梨子ちゃんの力になれたら嬉しい」
千歌のこの言葉をきっかけに入部を決意した。
「ダンスって思ってたよりも難しいね」
「そうね。振り付けは合ってるはずなのに...」
「μ'sと全然違うなぁ、なんで?」
自分たちで撮影したダンスを見ながら3人は悩んでいた。
「インターネットで調べてみたらいいんじゃない?」
梨子にそう言われ、曜が調べていると、ある記事を見つけた。
「千歌ちゃん!この人、中井君だよね?」
「ほんとだ、中井君だ。なになに...天才ダンサー中井真司!?」
「2人共この人と知り合いなの?」
「うん、部活動勧誘会の時にね。千歌ちゃんと同じクラスの人だよ」
「ねぇ、中井君にダンス教えてもらおうよ!」
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そして話は教室の場面に戻る...
千歌が言った直後、教室のドアが開いた。
「そろそろ授業始めるから席につけよー」
先生の声で、千歌と真司の会話は途切れる。
授業開始のチャイムが鳴り、授業が始まった。
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授業開始数分後、クラスメイトから紙が回ってきた。
「昼休み、学校の屋上に来て」
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