べん。べべべべべべん。
べん。べべべべべべん。
ぷぉ〜〜〜〜♪
「新年ッ!!」
「「「明けましておめでとうございます!!!」」」
彼らにとっては初になるであろう謎の空間で、定番のあの音が流れる。
上座に座るは万術部が三人。
「今年の抱負は纏め役になる!旗元 翔!!」
初期設定ではボケ役だったはずのツッコミ役、旗元。
「ずずずず……お蕎麦おいしい!」
「フライングすんなよ……ってかさっき一人で食ってたよな!!もしかしなくてもその蕎麦俺のだろ!!」
初期設定どおりの頭がおかしいボケ役、今井月 遥。
「二人とも、お年玉だ。少ないがな」
「まじですか」
「やったあ!」
封筒に忍ばせた2000円札を見てほくそ笑む未だ謎の女、黒退 深幸。
主人公以外抱負を言っていない、まとまりのないこの万術部を。
「今年もどうぞ!」
「「「よろしくお願いします!!」」」
嗚呼、素晴らしき破滅への音が聞こえる。今年もきっと苦労するんだろーなー……。
翔は心の中で読み上げると、視線だけを隣に移した。
羽子板をしていた。
「自由か!!新年早々に自由か二人とも!!」
「「……?」」
「なに常識を疑うように首傾げてんですか!」
黒退が弾いた羽根が、宙を舞って遥に落ちる。
剥き出しのおでこに落下した羽根はコツンと音を立てると地面に落ちた。
「じゃあ遥が落としたからカケルくんの顔にイタズラだな」
「なんでですか!」
「先輩、諦めてください。それがディスティニー……」
「お前が原因かこのやろう」
はぁ……と翔がため息をつき、ケータイを触る。
もちろん無くなった自分のそばを再注文するためである。
やってきたのは……緑色の髪をした、謎の男。
うむ、アキである。
「HAHA、お前どこにでもいるな」
許せ
「許さん」
無慈悲───。
とりあえずは話しやすいように視点を変えるのが定石じゃろうて。
◇
アキ:へいへいおまんら!蕎麦は食ったか!?ジャンプはしたか!?ワタシは蕎麦だけ食った!ジャンプはしてない!
カケル:なんだろういい加減にうざいな
アキ:ウチの主人公くんはみんな毒舌だねぇ。さて、いつものコーナー、いってみよぅ!
アキ:まずこの小説は穂織シリーズの第二作目ですね。つながりを持った世界線というのを再現できるかどうか、この小説で試す形で作ってみました。
ミユキ:なるほど、だから『幼馴染』では私の存在は謎のままだったのか。
アキ:そそ。あっちで謎なことはこっちで解明されて、こっちで謎なことはあっちで解明される。二つともメインにして呼んでくれてる人は、『このシーンか!』とかなるかもしんないね。
アキ:メイン三人に聞くけど、追加のレギュラーは欲しいかい?
ハルカ:追加のレギュラー?
アキ:そう。新しい部員だね。企画を練った当初は万術部が部員が少なくて廃部ギリギリ!どうしよう!ってしながら部員を集める青春ストーリーだったはずなのに、なにがどうして、今はただひたすらに新しい術を覚えるだけ……っていうか進展が遅い!なぜ進まない!
カケル:ヒントは執筆スピードと作品の多さ
アキ:あああ聴きたくない聴きたくない!だいたいね、総作品数が30を越えてるってどうかしてんだよ!しかも殆どが連載モノだし!いい加減にしろよ!!
ミユキ:それで話を戻すが……新入部員ならいつでも受け付けるぞ。新しい扉を、共に開こうじゃないか!!
カケル:で、こっから先はどうなるんだよ。
アキ:久しぶりにポケモン黒白やろうかなって
カケル:……。
アキ:キミ顔怖いな。……ていうか、最近ツイキャスで配信始めたのもあるし、あとはそろそろ課題がヤバそうだし、投稿はメチャクチャ遅くなるかな。もしくは一定の期間だけ、進展が遅い穂織シリーズだったりを進めるかもしれない。不定期でね。
カケル:ゲームは?
アキ:したい。……って言っても夜中にちょこちょこ書くだけじゃあ進展はないのよね。だから書きながらのライブ───略して『書きながライブ』で少しずつ進展をしていこうと思うよ。ライブだったら逃げられないし。疾走はしないから安心して欲しいですね。
◇
「よっしゃ、こんなもんだろ!」
「……これで1600文字かぁ……書籍化の道のりは遠いなぁ……」
「おい、そろそろシメにするぞ」
「みんなで挨拶しましょう!」
ごほん、とみんなで咳払い。
「えー、今年も!ワタシ、
「「「「よろしくお願い致します!」」」」
「あいそれではみんなで叫びましょい!!」
「「「「謹賀!!新年ッ!!」」」」