ソードアート・オンライン 〜瑠璃色の痕跡〜 作:☆さくらもち♪
初めましての方は適当な文章ではありますが見守っていただけるとありがたいです。
科学が発展し仮想世界という現実世界とは違う異世界へと進出していった世の中。
その開発者である『茅場晶彦』は天才的な量子物理学者は仮想世界を使ったゲームをも創り出していた。
『ソードアート・オンライン』と名づけられたそのゲームは世界中のゲーマーが喉から手が出るほどに欲しがるも、その数は10000という決して多くはない。
数万倍以上の抽選を得て手に入れたゲームは2022年11月6日に正式サービス開始を始める。
そんな中、10000人だけが手にで出来たそのゲームをプレイする少年がいた。
幼い容姿ながらも、人を惹き付けるだろう雰囲気や、妖しいものを感じさせる彼は普通の少年とは言えない。
「リンク・スタート」
重々しさが見ただけでも分かる仮想世界へと入るための機器である『ナーヴギア』を頭に被る。
少年の頭はもちろん、大人ですら覆える設計といえばその大きさは分かるだろうか。
仮想世界へ入るため言葉を紡ぐと彼の意識は現実世界から仮想世界へと移行していく。
無機質なアナウンス音声によるキャラクター設定は適当に済ませて、彼はSAOの世界へと降り立った。
現実世界では有り得ない世界観はファンタジー世界を連想させる。
元々SAO自体が魔法要素が一切ない剣の世界として創られている。
「おーい!そこの君ー!」
彼が設定を終えて街を適当に散策しながら歩いていると声をかけられていた。
声の主は紺色の髪が印象的で、どことなく天真爛漫な少女。
見た目だけでいえば美少女と言われるだろう美貌を持っていたが彼は強い警戒を抱く。
SAOのキャラクター設定は男女設定があるが、本人の自由になっている。
つまるどころ、ネカマと呼ばれる性別詐称が可能になっている。
誰もが目を向ける美少女だろうと大体は野郎だと相場は決まっているのがMMORPGというゲーム。
「良かったぁー……君ってこのゲームやり慣れてる感じだね?」
「……一応は」
「出来たらで良いんだけど、ボクに戦い方教えてもらえるかな?」
彼としては面倒ではあるものの今は特にやることが無い。
美少女だろうとあまり気にしない質なので暇を潰すついでと考えた。
「まぁ……良いですけど」
「ほんとに?!ありがとう!」
ただ教えるだけなのにこんなに喜ばれると思っていなかった彼は少し困惑するも、こういう人なのだろうと思考を終えた。
「あっ、ボクはユウキ。よろしくね!」
「……ルカです」
彼…ルカは早速ユウキにSAOでのルールやマナーを含めた情報を教えながら武具屋で必要な武器を購入させた。
ユウキが選んだのは片手直剣として扱われる店売りの武器。
SAOでは剣の世界と豪語している為か魔法は無いものの武器の種類はそこそこにあった。
その中でも片方直剣はSAOでは基本的な武器でもある。
「じゃあ、戦闘方法教えるので。フィールドに出ましょうか」
「はーい!」
始まりの街と呼ばれる街を出て2人はモンスターが跋扈するフィールドへと足を踏み出した。