「さっきは散々だったなぁ...」
そんなことを思いながらベッドから起き上がる。
時計を見ると寝る前は昼過ぎだったのがもう17時になっていた。
そういえば、この世界線に来てからずっと気になっていたのが
自分の中にいるのは分かるんだけどね、なんというか...ぼんやりとした感じだ。多分ペルソナをこの世界線に来てからまだ一度も召喚してないのもあるかもしれないね。ペルソナを使うならエリザベスに召喚器を用意してもらうか、僕が別の世界線から来たことを知ってるのは彼女ぐらいだし。
とりあえず近くにある
さて、着替えとかしてお参りに行こうとしたら穂乃果と目があった。
「みーくん何処か出掛けるの?」
「うん、神田明神にお参りにね、健康祈願するために。」
「なるほどー!じゃあ穂乃果も一緒に行っていい?それにみーくんお金ちゃんとある?」
「ぐっ...ないです...」
そういえばこっち来てからお金なかったんだった...今度からバイトしないとな...
「やっぱり無いじゃん!それなら穂乃果と一緒に行くよ!早く行くよ!」
穂乃果さんや、そんなに焦らんでもいいでしょうに...それに貴方まだ着替えてないじゃん...
五分後、穂乃果が着替えてきたので玄関に行き靴を履いていると穂乃果の元気な声が聞こえてきた...
「みーくんまーだー?」
「わかったわかった、今行くよ」
でも、たまにはこういうのんびりしたのもアリだと思いつつ、僕と穂乃果は穂むらを後にした。
途中穂乃果と話して知ったことだが、穂乃果の親友の母親が学校の理事長をしているらしく、僕のことで明日家に訪ねてくると言っていた。
二十分後
「ふーついたー!」
「そうだね」
二人で男坂の長い階段を上りきり、神田明神に着いたのだが、
なんだろう...変な感じがする、具体的には神社が何かに汚染されてるような感じがする。気のせいだといいんだけどなぁ...あと、隣の穂乃果の服が暑いから軽装なのは分かるんだけど...色々と意識してしまう。ゆかりより大きいな...いけない、これ以上はゆかりに怒られる...お賽銭しとこ。
「それじゃあさっそく賽銭しようか。」
「そうだね、はい五円玉」
「ありがとね穂乃果」
二礼二拍でお祈りを...僕が今年一年健康でありますように...よしあとは一礼を..「みーくんが健康でありますように...」
穂乃果...気持ちは嬉しいけど願い事は口に出さない方が叶うらしいよ?
「...よしっ!それじゃあ帰るよみーくん!」
「あっごめん穂乃果僕ちょっと見るものあるから先帰ってて」
「えーしょうがないなー、穂乃果は先に家帰ってるね!早く帰って来てね!」
「大丈夫だ、問題ない。」
「うん、なら大丈夫だね!」
そういって穂乃果は帰っていった。
ふぅ...穂乃果には悪いけど帰ってくれないと困るからね。
「そこにいるんでしょ、エリザベス」
そして僕は神社の柱から僕の姿を覗きこんでいる人影に言った。
「おや、気付いていたのですか。」
エリザベスは驚いた顔をしながら出てきた。
「まぁね、そんなことより、ベルベットルームは入れるの?」
「はい、ご利用できますが、入りますか?」
「うん、入るよ」
エリザベスと短い会話を交わし、僕はベルベットルームに入った。
場所 ベルベットルーム
「ほう、これは懐かしいお客人が訪れましたな」
僕に話かけてきた老人の名前はイゴール。このベルベットルームの主であり、僕の持っているペルソナを合体して新しいペルソナを産み出してくれる人でもある。会うたびに思うのだけれど、一体イゴールは何歳なんだろうね?軽く100歳は越えていそうだけれど。っと、そんなことよりイゴールに聞きたい事があるんだった。
「久しぶりだねイゴール、さっそくだけど質問していいかい?」
「構いません、してご用件は?」
「
「そうですね、貴方様の今ペルソナの大半は使えないですが『オルフェウス』と『タナトス』は無事なご様子...これも何かの縁でございますな。」
オルフェウスは分かるけどなんでタナトスも使えるのはなんでだろ?まぁいいか。
「他のペルソナはどうなった?」
「それは私がお伝えします。今現在あなたが使っていたペルソナのほとんどは
なるほどな、だが、
「あとエリザベス、召喚器って用意できる?いつも僕たちが使ってた銃のやつなんだけど、」
「それならここに。どうぞ、あと元々の世界線であなたが使っていた剣も返します。」
何故エリザベスが召喚器と剣を持ってるのは置いといて、
これで準備万端だ。
「ありがとねエリザベス、これで心置きなく戦える」
エリザベスは話しながら湊に召喚器と片手剣を渡した。
さて、用も済んだし帰るか...
「おや、もう帰られるのですか?」
「うん、そのつもりだけど?なにか言うことがあったの?イゴール」
「左様、今回発生した影時間の原因がある場所はお客人の幼馴染である方が通っている学校でございます。それともうひとつ、どうやらお客人は元の世界線に戻ることができないようです。」
「なんだって!?それだと元の世界線でも
「ですがお客人がいた世界線では別のお客人がデスを封印なさった事になっています。つまり、存在そのものが貴方が元々いた世界から消えた事になります。」
なに、ということはもし元の世界線に戻れても誰も僕を覚えてないと。まぁいいか、今はあまり考えないでおこう。
「そうなのか、あと話すことはないかい?ないなら僕は帰るね。」
「特にはございません、それではまた会うときまで、ごきげんよう...」
その言葉を聞いたのを最後に僕はベルベットルームを去ったのだった...
いかがでしたでしょうか!まさかの元の世界線に戻れないという衝撃の事実を告げられてしまった湊!
彼は今後どうするのでしょうか?
さて、書き留めも尽きてしまったので次が挙がるのが遅くなってしまいます、申し訳ございません!
下にアンケートを書きましたので記入していただけると幸いです!
6月26日 湊の口調を修正。なお、他におかしい所があれば誤字報告をお願い致します。
一話の文字数はどれぐらいあったほうがいいですか!
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今のままで
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2000文字以上
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3000~5000
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それ以上!