「~♪」
「ちょっといいか?」
真霧は近くを通ったパペロニに声をかけた。
「は、はい?…って西住まほか!!」
「違うわ!」
いきなりまほと間違えられた…(´・ω・`)
「ちがうの?」
「ああ、第一アンツィオと黒森峰は試合が無いだろう…」
「あー…たしかに。ごめんね、間違えちゃった」
試合相手くらい覚えておけよ…
「まぁ、いいや。というか貴方は戦車道の人なの?」
真霧は好機と考え質問した。
「その通り!」
「ってことは次の試合にも出るのか?」
「おう!もちろんさ!去年の全国大会準優勝校を倒した相手って事で戦車道の隊員皆が張り切ってるよ!」
「へぇ~なら、負けないために何かしてるの?」
「ああ、P…何とかがそうなんだ~」
その返事を聞いてから今度はパペロニが質問してきた。
「そういえば貴方は何してるの?」
「え?いやさ、理事長を探しててさ」
「そっかー、理事長なら理事長室だとおもうぜ!」
そうだよな~あの人だし…
「ありがと、んじゃあもういくね」
「おう、じゃあな」
そう言って真霧はパペロニと別れ、アンツィオの学園長室に向かった。
―――――――――――――――
~理事長室前~
理事長室の前に着くとドアをノックする。
トントン
『どうぞ~』
「やっはろ~久しぶりだな、純一郎。偵察に来たぞ~」
「お、クルーゼか!よく来たな…ってかはっきり言うな!!」
理事長室に入るなりに真霧は少し顔をしかめた。書類が山積みでパソコンに食い入っているバカ(鑑純一郎)がいたからだ。
「お前はなんでこんなに散らかすんだろうな…( -。-) =3」
「…なんで俺注意されてんだ?」
そう言って身近にあったソファーに腰をかける。
「万年貧乏のお前のとこがよくP40なんて買えたな」
「そりゃお前、何年も前から貯めてた…って、なんで知ってんだよ!!」
純一郎が叫んできた。
「いやお前、前から来てるし」つ入校証
「…あ、納得」ポン
お前が入校証渡したんだろ……やっぱバカなんだろか…
「ったく…まぁいいや、純一郎。純音は元気か?」
「あ?純音か?元気にしてるぞ~ただお前に会わせろってうっさいがな」
純一郎は少しやつれつつ言った。純音とは純一郎の妹で真霧にとても懐いているのだ。
「大変だな…」
「本当だ…」
二人揃ってため息をつく。
「んじゃ、俺は帰るわ」
「ん?もう帰るのか?偵察は?」
いきなり立ち上がった真霧に純一郎が話しかけた。
「ああ、終わってるからな。んじゃ、またな~」
「あ、ああ。またな」
真霧はそう言って理事長室を後にして疾風に連絡を入れ、鈴創学園に帰っていった。