戦闘機乗りな高校生と愉快な艦娘達の日常   作:ヘタレ檸檬

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11話です!
大変遅くなりました
これから先定期的に上げることが難しくなります
それでも構わないという優しい方、これからもよろしくお願いします

それでは本編どうぞ


11話 高校生は深海棲艦を案内するようです 後編

昼ご飯も無事に終わり、防空棲姫の案内は続く。

 

「驚いた、料理というものは美味しいな!」

 

「それは良かった、さて、飯も終わったし次は何処を見たいかい?」

 

「ならば格納庫を見てみたい」

 

「うーん、まあいいぞ今なら出撃後の整備でもやってるんじゃないか?」

 

→格納庫

 

「なんだ?向こうでいいあってるのは誰だ?」

 

烈風を置いてあるあたりで整備班の妖精達と天海ファミリーの妖精達がギャーギャー騒いでいた。

 

「おーいお前ら何言い争ってんだ?」

 

『海斗さん!聞いてくださいよ!こいつらが増設した50mm機関砲の反動で烈風の翼がもげる寸前だったんですよ!』

 

『かいとーそれは僕達の責任じゃあないと思う。だって頼まれたものを作っただけだもの』

 

『それが問題なんですよ!まずあんなの依頼でもなんでもない只の希望じゃないですか!』

 

ギャーギャーギャーギャー

 

うーんこの

 

「それじゃあさ、取り敢えず烈風の50mm機関砲はやりすぎだ。それは下ろして20mmを30mmに換装でもしてろ」

 

『それならばまあ…』

 

「それで流星と彗星の翼下に50mm機関砲を載せて機体を補強すれば問題ないだろう?」

 

『その程度の改造ならばここの材料で出来るかと』

 

「んじゃまあこれで解決だな!弾薬はvt信管でも使って見たらどうだ?無理だろうけど」

 

『それは我々への挑戦ですか?やってやりますよ』

 

『おい、整備妖精ここの設計部分手伝え』

 

『いいだろう私たちの力見るがいい』

 

ギャーギャー

 

騒がしいのは変わらないが内容は解決したしこれで良し。

 

「さて、ここにいても俺達は邪魔になるだろうし…?」

 

防空棲姫は、話に入りたそうに、あちらを見ている!

 

何となく察した

 

「…あー防空棲姫?もしかしなくてもアイツらに混じりたいか?」

 

「…うん」

 

「別に構わないぞ?」

 

「ほんとか!?」.*・゚(*º∀º*).゚・*.

 

「何か変なことされたら面倒だが、アイツらがそこを見逃すことは無いだろうからいいぞ?」

 

「ありがとう」

 

「気にすんな、終わったらそこら辺の妖精に俺の居場所を聞いてくれ。ここにいる間のお前の部屋案内するから」

 

「わかった」

 

そう言って防空棲姫は妖精達の方へ走ってった。あいつらも驚いてはいたが、直ぐに慣れたようだ。

こちらの技術が流出するかもしれないけどこちらと深海棲艦の技術が合わさったらどうなるのかが普通に気になる

あいつら満足するまで辞めなさそうだし俺は大鳳さんの方に行きましょうかね。

 

厨房を借りて作った料理を持って部屋へ向かう。

調理中に『お嬢は幸せ者ですなぁー』と言ってる妖精が何人か居たが

どういう意味だろうか?

 

今大鳳さんと俺が寝ている部屋の前にいる。ここだと思った理由は特には無いが、他のところだと誰かしらは入ってくるだろうからここだろうと考えただけだ。

 

「大鳳さーん居ますか?海斗です」

 

「…なんですか」

 

お、良かった当たりか

 

「大鳳さん昼飯食べ損ねてるでしょ?だから色々つくって持ってきたんだよ」

 

「いらないです…」

 

「ちゃんと食べないと体に悪いですよ、というか何でそんなに拗ねているんですか」

 

「拗ねてなんかないです」

 

「それ拗ねてますよね?さっきも俺言いましたけど呼び捨てで呼ぶこと自体は構わないんですが」

 

「…………から………………さい」

 

「えっと、なんです?」

 

バタン!

 

「私も呼び捨てで呼びますからあなたも私の事を呼び捨てで呼んでください!後その敬語要らないです!」

 

いきなり飛び出したら驚くじゃん…それよりさん付けはダメかー

んーまあ本人がいいって言ってるからいいか

 

「大鳳。これでいいか?」

 

「!ええ、これからもよろしくね、海斗!」

 

「ああヨロシク。ところでご飯は食べるかい?」

 

「頂くわ」

 

「はいよ召し上がれ」

 

「パクッ…とても美味しいわ!毎日でも食べられそう」

 

「そりゃ良かった。また今度何か作ろうか」

 

「私も料理をしてみたい!教えてくれる?」

 

「ああ、いいぞ」

 

「ありがとう!」

 

3時間後

 

コンコン

 

「はーいどなた?」

 

「海斗はここにいると聞いて来たのだが?」

 

「防空棲姫か開いてるから入ってきていいぞ」

 

「そうかじゃあ入るぞ…ってそれはどうした?」

 

大鳳( ˘ω˘ ) スヤァ…

 

「ご飯食べて眠くなったみたいだね」

 

「お前ら夫婦にしか見えないんだが」

 

「俺達が?ないない大鳳は俺には勿体ないくらいの美人だよ」

 

「他の女が呼び捨てで呼ぶことに嫉妬してる時点で確定なんだよなぁ」ボソッ

 

「なんか言ったか?」

 

「いやなんでもない、それより残りの案内を頼む」

 

「はいよ、大鳳ちょっと起きてくれ」ポンポン

 

「ふぇ?」

 

「防空棲姫に部屋の案内するんだけど来るかい?」

 

「…行くわ」

 

「おっけ、じゃあ行くか」

 

→艦内廊下

 

「所で何故私に部屋を用意するんだ?捕虜のようなものなのだから独房にでもぶち込めばよかろう」

 

「俺はこの時代に来たばかりだからな。深海棲艦に対する恨みとかわかんないし、まず一般人にいきなり独房にぶち込む考えは出ない」

 

「そんなものか」

 

「そうそう」

 

「説明端折り過ぎてわかってなさそうですよ?」

 

「何とかなるなるっと、着いたぞ」

 

「ここか」

 

「うん、家具とかは置けてないけど1人でいたいとかあったらこの部屋ね?ところで深海棲艦って眠るの?」

 

「普通に眠るが地面の上とか海の底とかでしか寝たことが無い」

 

「海底で寝るとか体どうなってんの?ここでは布団を敷いて寝るんだよ、こんな風に」

 

布団の説明をしながら実際に敷く

 

「なるほど、何となくわかった」

 

「これで一通り案内しようと思ってたところは終わったけど、他に知りたいことはあるかい?」

 

「特に無いぞ」

 

「じゃあ後は自由時間でいいぞ。夕飯は1900だからその前後にでも食堂に来てくれ」

 

「わかった」

 

ー時は進んで夜ー

 

「…少し外に出るか、悪いけどここにいてくれないか?」

 

「わかったわ」

 

航行をシステムに任せ、甲板へ向かう。

 

「やっぱりここにいたか」

 

そこには防空棲姫がいた

 

「…海斗か、何故私がここに居ると?」

 

「別に?狭い部屋にいるより空が見えるところの方が好きだろうと思っただけさ」

 

「そうか」

 

「そうさ」

 

「…貴様に聞きたいことがある」

 

「なんでもどうぞ?」

 

「貴様は先程話した時にこの時代に来たばかりと言ったな」

 

「ああ」

 

「何年前から来たか当ててやろう…20年前じゃないか?」

 

「よくご存知で」

 

「私も資料しか見れてないから詳しいことは知らん。恐らく貴様が巻き込まれたであろう事故。あれは深海棲艦が原因だ」

 

「深海棲艦の侵攻はその数年後じゃなかったか?」

 

「斥候だ。こちらの手勢が陸へ偵察へ行った。初めて見るものが多かったのだろう、はしゃいで酒を飲んだらしい。しかも動かし方を知らないトラックに乗った」

 

何?飲酒運転ダメ絶対って言葉知ってる?

 

「その結果トラックで俺が乗ってたバスに突っ込んだと」

 

「多分な、ついでに言うと事故現場からは1人だけ遺体が見つからなかったそうだ」

 

「俺かもな」

 

記憶も死ぬ寸前までは持っている

 

「何故死んだお前が今生きてここに居るのかは分からない、帝様に聞ければ分かるかもしれないが」

 

「帝?」

 

「我々深海棲艦の親玉さ」

 

「成程」

 

「実際に会ったことはないがな、制海権を確保せよと全深海棲艦に命令したきりだ」

 

「ん?人類殲滅が目的じゃないのか」

 

「知らん、その先に何かあるかもしれないし無いかもしれない」

 

「知りたけりゃ会うしかないかぁ」

 

「所で、お前の死因は深海棲艦だったが、それでも私に対する考えは変わらんか?」

 

「変わんないね」

 

「そうか」

 

「そろそろ俺は戻る。お前も程々に寝ろよ?」

 

「わかった、おやすみ」

 

「ああ、おやすみ」

 

再びひとりとなった甲板。

風になびく髪を抑えながら防空棲姫は独りごちる

 

「あの大鳳とかいう艦娘。深海棲艦に嫉妬とは面白いことをするもんだ。海斗もあんな事を言われては思わず欲しくなってしまうじゃないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか
そろそろ陸地に着きたいですがもう何話か挟ませてください
読んで頂きありがとうございました。
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