戦闘機乗りな高校生と愉快な艦娘達の日常   作:ヘタレ檸檬

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4話です!
時間が足りない!でも辞められない止められない!




4話 高校生は妖精さんの暴走に絶句するようです

うちの妖精さん達が空母大鳳魔改造計画を開始してから1ヶ月が経った。

改造するにあたって大鳳さんのところの妖精も動員してるようだがその妖精さん達が

「あんな技術どこで手に入れたんだよ」

とボヤいていた。一体どんな改造を施しているのか改造箇所が立ち入り禁止にされている上に箝口令も敷かれているらしく、大鳳さん本人でさえ知らないようだった

艦娘は船と繋がる事で船内の状況を把握出来るらしいが、

大鳳さん曰く、

 

「改造されてる所だけ霧がかかった様になって分からないです。」

 

との事。

俺?知ってるわけがない

俺は真夜中にボロボロの船が何隻も海の中から出てきた事なんて知らない。

いいね?:(´◦ω◦`):ガクブル

因みに俺はこの1ヶ月間ただ遊んで暮らしたわけじゃない。

航空隊の妖精にレシプロ機の特徴とか戦闘機動とかを教えて貰ってた。

いや別に航空機飛ばしたことの無い初心者ってわけじゃないんだよ。

俺の爺ちゃんが飛行機を製造する会社の社長で重度なミリオタだから暇なヤツ集めて橘花とか震電とか紫電改とか作ってたからテストフライトの名目で乗ってただけ。

アメリカの製造工場の空を何度も飛んだりしてた。

(良い子も悪い子も真似しないでください)

 

だから普通に飛ばすだけなら簡単だ。

 

朝起きて島をぐるっとランニングして朝ごはん食べて訓練やって昼ごはん食べて訓練して座学やって、夕飯食べて死んだように眠る。

これの繰り返し。

訓練つけて下さいなんて気軽に言うもんじゃ無かったと思ったが、初めて妖精相手に勝てた時には今までにない喜びを感じることが出来た。

今では航空妖精と演習をして3回に1回は勝てるぐらいには成長した。

 

 

そして今ではもはや日課になった朝のランニングの後、とうとうそいつは俺の所へやって来た。

 

「かいとーかいぞうおわったよー」

 

「「「「いえーーい!!」」」」

 

そう、1か月前に魔改造宣言をしたあの妖精達だ。

今大鳳の船体は工事用の足場だらけではあるが、パッと見変わった感じはしなかった。

まあ、軍艦に関しては俺はド素人だし、後でこいつらの説明を聞けばいいか。

 

「ではさっそくたいほうさんといっしょにごあんないを」

 

「いやいやまずは朝御飯を食べてからだ。腹が減って仕方がない、

ほら、お前らも行くぞ」

 

「「「「はーい…」」」」

 

おーおー目に見えて落胆しておる。そんなに急いで見せたかったのか。だがこれは譲れないのだ。

1日3食食べてしっかり寝ること、あと適度な休憩。これだけは必ず守るようにしている。

そうしないと体が持たないというのもあるが、一番の理由は大鳳さんだ。訓練を初めて最初の頃、飛ぶことに熱中し過ぎて昼飯の時間を過ぎてしまった時があった。

その事を妖精から聞いた大鳳さんがあろう事か艦載機に自分で乗って模擬空戦していた俺と妖精さんを撃墜判定にしたんだ。着陸した俺に、大鳳さんは

「無茶して墜落でもしたら訓練の意味がないです!ちゃんと休んでご飯を食べてください!休んで頂けないのであれば叩き落としてでも休ませます!」と言った。実際その技術の高さを見ているので出来るわけないとは言えず「わかった」と伝えた。

それからというもの、飯の時は大鳳さんの向かいの席で食べている。

なんでそこなのかって?そこに座って欲しいって言われたからだよ?

まあ悪い気はしない。大鳳さんは普通に美人だし、むしろ役得って感じ?」

あれ?なんかみんなの視線が俺に向いてる。なんでだ?大鳳さんの顔が赤くなってる。え?まさか

 

「…俺、どこから声に漏れてました?」

 

「えと…その…悪い気はしないってとこからです////」

 

よりにもよって一番恥ずかしいところで聞かれてしまった、滅茶苦茶頬が熱い、妖精さん達はニヤニヤと笑っている

結局その場の空気に耐えれなくなった俺はご飯をかきこみ、

 

「お前ら、俺と大鳳さんに改造箇所の案内をたのむ!」

 

全力で逃げることにした

 

〜機関室前の廊下〜

 

妖精さんにここに集合と言われたので来たがまだ誰もいなかった

「一番乗りか」

 

「では私は2番ですね」

 

「俺も今来ましたし、ほぼ同着のような物ですよ。それより先程は本当にすみませんでした。」

 

「いえ、あの大丈夫です、あなたに言われて嬉しかったですし…

 

「ん?何か言いました?聞き取れなかったのですが」

 

「い、いえなんでもないです!ホントに///」

 

「あおはるですね〜」

 

「たいほうさんかおまっかw」

 

「もしかしもうつきあってたりー?」

 

「「「ありえるー!」」」

 

「おいお前らそこにいるの丸わかりだぞ来てるなら早く案内してくれ、

それと俺と大鳳さんはそんな関係じゃないから」

 

「「「「はーい」」」」

 

「そうですよね、私達は所詮その程度ですよね…」

 

隣で大鳳さんがショックを受けてた。何故だろうか、わからん

 

<ここから妖精さんも漢字で喋ります。読みずら過ぎたので>

 

「ごほん!それではせつめいをはじめます。今回は機関部が一番被害が大きかったのでエンジンを変えました。正確に言えば暇つぶしに鋼材いじってたら出来ちゃった重力子エンジンに」

 

「」

 

「」

 

2人揃って絶句した。尚説明は続く模様

 

「このエンジンは単体ではそこまでの出力はありません。しかし、同時に稼働させることで膨大なエネルギーを生み出します。なので海底に沈んでいた船を解体して大量生産しました。

因みにこの船には計360基搭載しています。予備も含めればもっとありますが、これにより最高80ktは出せる計算です。」

 

「アホだこいつら」

 

「( ゚ཫ ゚)ゴフッ」バタン

 

「推進部の出力を変える事で曲がることも出来ますが、スラスターを稼働させることでかなり小周りが効きます、また、前方に向けて噴射出来るのでこれで座礁した問題は解決かと」

 

確かに解決はしたが別の問題がある気がする

 

「これで機関部は以上ですね。次に兵装の説明に入ります。」

 

まだあるのか

 

「エンジンの積みすぎでどんなに無茶な機動してもエネルギーが有り余るので、そのエネルギーを船体を砲身として打ち出せるように改造しました。あと、ミラーリングシステムも搭載しました。これはこちらに対する攻撃を空間に干渉して無効化するシステムです。

後副兵装として203mm三連装荷電粒子砲を4基搭載しています。

後はミサイルなり対潜音響兵器、対空用のパルスレーザーを追加しています。

これで以上ですね、ご清聴ありがとうございました。」

そう締めて妖精さんはペコりとお辞儀をした

 

や、やっと終わったか。予想以上に変わっていたというかもはやこれは現代で作れるようなものなのか?

あれ?隣で聞いてたはずの大鳳さんが見えない、と思ったら足元にぐにっとした感触があった。

 

「ああ、耐えられなかったのか。」

 

大鳳さんは吐血して床に倒れていた。

恐らく自分の許容量を超えた改造に理解が追いつかなかったのだろう。

 

「…部屋に運んでおくか」

 

そうして、大鳳さんの気絶(リタイア)により、ハチャメチャな説明会は幕を閉じたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか
艦娘は軍艦に乗って戦えるけど、実際に軍艦を保有する鎮守府、泊地は少ない。
理由は軍艦を作るのには膨大な素材が必要だから。
それに深海棲艦が船に乗ってるところは見られてみないため割に合わない。
よって念の為1隻保有する程度になる。
後は戦力を見せびらかしたいアホが無駄に造る。
大鳳さんは装甲空母というレアな艦種をそこの提督が自慢したかったがために船体を造られた。
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