前回のあらすじ
大鳳が魔改造されてた
大鳳さん気絶しちゃった
あれ?これ大鳳さん大丈夫か?
改装が終わってから出発までは早かった
訓練のために簡易的に作っていた飛行場から格納庫へ艦載機を戻し、
うなされていた大鳳さんを介抱して、
乗組員全員でうちの妖精が作った釣竿を持って釣りまくった魚を、
これまた妖精さん製の冷凍庫に全て保存。
起きてから聞けていなかった部分の説明を聞いてまた倒れた大鳳さんを部屋に運び…大鳳さん大丈夫か?
…とまあ色々あって、今はもう荷物は全部運び終え、出発までの空いた時間をのんびりと過ごしていた。
だがそんな時間は長くは続かない。
《あーあー、海斗さんこちら大鳳です。あなたの所の妖精さん達がまだ話していない事があったそうなので至急艦橋まで来てください。》
「…ふむ。あいつらは後どれだけ俺の胃にダメージを与えれば気がすむのだろう。」
だが呼ばれてしまった物は仕方がない。
〜10分後〜
「天海海斗ただ今到着しました〜」
「海斗さん、いきなりお呼びしてすみませんでした。」
「いえいえ、うちの問題児達の話ですから。んで?お前らは今度は何で俺にダメージを与えるんだ?」
『ダメージとは失礼な』
『われわれはぜんりょくで期待に応えようとしただけ』
そこが問題なんだよ程度を知れ
『まあ、そんな話は置いといて本題に入るよ〜』
『この前空間に干渉して無効化するミラーリングシステムを搭載してるという話はしましたが、ぶっちゃけた話あれすごく燃費が悪いです。なのでその簡易版として船体の表面にエネルギーを吸収するフィールドを発生させられます。
砲弾の運動エネルギーとかも吸収出来ちゃいます。ですが無限には使えません。臨海に達したらそれ以上の展開は出来ません。
溜め込んだエネルギーを使うか、放出することによって、再度展開できます。そして起動時には有り余るエネルギーが船体に走って模様のようになります。これがとても綺麗に光るので滅茶苦茶目立ちます。まあ、ここまでガチガチに固めたら見つかっても問題ない気がしますが、これが伝えてなかった話の1つです』
「読むのが面倒くさくなった読者さん、要はあれだ。アルペジオのクラインフィールドだ。あれの若干独自解釈混ぜた感じ」
読者さんってなんだメタいぞ
『かいとー何故虚空に向かって話してるのか知らないけど次の方も大切だからちゃんと聞いてね』
「あいよ」
「続けてください」
「あれ?大鳳さん倒れなくなりましたね」
「はい!やたら技術力が高いですが悪い子達では無いということは分かったのでもうどうとでもなぁれと思うことで解決しました!」
なるほど、確かに悪事には使いそうにはないがイタズラはしそう。
…黙っておこう
『ゴホン!では次に移りますよ。ここまで改造の結果を伝えてましたが勿論それによる制御の負担も大きくなります。てか大鳳さん1人だと脳が耐えられないレベルになりました。というわけで無茶して1人で動かさないように1人では外せないセーフティを掛けております。』
「アホやん」
動かせない船作ってどうすんのさ』
『そう思っている貴方!』
やめろ心を読むんじゃない
『耐えられないほど負担を大きくするのは申し訳ない。そう思いました!しかしわれわれは思う存分改造出来るという誘惑に勝てませんでした』
「いやその誘惑に勝ってくれよ」
『そして気づいたのです。1人でダメなら二人いればいいと』
「「はいぃ?」」
いけない二人揃って右〇さんになってしまった
「いや艦娘は大鳳さん1人しか居ないじゃん」
『無いのなら作ってしまえホトトギス』
そんな暴論通ってたまるか
『艦娘はドロップ、建造、ほかの所からの移籍で入手できると説明しましたがーじつは!まだあるんです。それが適合です。』
「適合?まさか!」
『察しがいいですねー、その通りです。人に艦娘プログラムを流し、艤装との繋がりを持たせる。それが適合です。』
あぁ妖精さんが
『プログラムは夜寝てる間に流しちゃいました〜夕飯に睡眠薬を盛ったのでぐっすりでしたね』
「つまるところ俺を艦娘〈大鳳〉の補助として使うつもりだったんだな?」
『そのつもりだったんですけど、かいとは想像より遥かに適合率が高かったんです。それこそ1人で艤装を運用できるレベルで,
今のあなたは艦娘と同じ、男性の艦娘だから艦息かな?しかも空母型でした。』
「大鳳さんと同じだな」
「そうですね、ちょっと…いえ大分嬉しいです」
なんか聞こえたがきっと気の所為だろう
『まあ艦名まではわからないし艤装もここでは作れません。そういうのは日本につけてからですね』
「そうか、気付かないうちに人体実験されてたショックが大きくて忘れてたけどこれで二人同時操作の条件はクリアしたのか。」
「そういえばそうでしたね、ですが海斗さんはいいんですか?いきなり肉体に改造施しちゃったテヘペロ٩(๑><๑)って言われたんですよ」
「ん?ああまあ、なっちまったもんは仕方ないしそこら辺は割り切るしかないだろ。ぶっちゃけた話、体が変化してる感じは前々からしてたんだ」
数日前まで耐えられなかった高負荷起動が急に出来るようになったりとかな
『艦娘となったことで身体が丈夫になっただけじゃなくて身体能力も上がってますよー』
だからお前らは人の考えていることを読むんじゃない
『それではご理解頂けたということで』
「まあいいだろう。これからはちゃんと相談してからにしてくれ」
「海斗さんがいいなら」
『ならば今日はもう日か沈んでるし明日出航しましょう』
外を見ると確かに当たりが暗くなっていた。
「そうしましょうか、ところでこの船の艦長は私ですよ?そこは譲れません!」
「そうだぞお前らー艦長命令は絶対だからなー」
『はーい』全員
「それでは明日の7時にまたここに来てくれませんか?」
「りょうかいです。おやすみなさい」
「ええ、おやすみなさい」
『ラブラブだねー』
『二人一緒で寝ないのー?』
「寝ない!」「寝ません!」
いかがだったでしょうか
次回はやっと海に出ます!
6話目で初めて海に出るのか(困惑)