戦闘機乗りな高校生と愉快な艦娘達の日常   作:ヘタレ檸檬

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6話です!
いやー時間が足りない
書ききれないので前後編分けました
それではどうぞ!


6話 高校生は出航するようです

俺は目覚ましが無くても何時も6時に目が覚める。

少しでも遅れてしまえば親父が蹴り上げからの流れるような投げ技までがデフォで付いてくる。

その習慣はこちらに来てからも変わらなかったようだ。

現在俺は航空隊妖精達が過ごしている場所の近くの部屋で寝起きしている。

手早く布団をたたみ、共用の水道で顔を洗う。何時もならばこの後着替えて走ってから朝御飯を食べるのだが、今日は7時に集合なので寝巻きから着替えて直接食堂に向かう。

因みに寝巻きや替えの服はリュックの中に入ってた。リュックが無かったらなんて悲惨すぎて考えたくもない。

 

食堂につくと既に多くの妖精さん達が朝御飯を食べていた。

 

『おう海斗!今日ははやいな!走らなかったのか?』

 

「今日は出発の日ですから、大鳳さんと一緒に7時に集合なんですよ」

 

『そうだったな!初めての共同作業頑張れよ!ガハハ』

 

「かっからかわないで下さい、そんなんじゃないですから//」

 

『いつかは我らも天海ファミリーの傘下に入りますかな?』

 

航空隊の妖精は俺を海斗と呼び捨てで呼ぶ。

そしてからかう。ことある事に。

俺が艦娘になっている事は全員知っているようだ。

普通ならば男性が艦娘プログラムに適合する事は万に1つも有り得ないそうだが、あそこまで高い技術力を持って居るのなら天海ファミリーは不可能も可能にするだろうということで満場一致したそうだ。

天海ファミリーとはうちの妖精4人組の通称らしい。

いつの間にか広まった様だが本人達は偉く気に入っているとのこと。…お前らはマフィアにでもなるつもりか?

「それだと俺が一番ヤバいやつみたいじゃないか?」

 

『戦闘機の飛ばし方を知ってるとはいえ、訓練を始めたばっかのひよっこが我ら航空兵に勝てるのが普通とは言いませんよね?』

 

「知らんな(すっとぼけ)」

 

自己流で勝てなくとも見て真似ることならそこまで難しくはない

そうクラスメイトに言った時はえらくゲンナリとした顔をされた。

解せぬ。

そんなことを思ってたらいつの間にか厨房の前までついていたようだ

 

『海斗さんおはようございます今日はアジの干物がありますが如何ですか?』

 

「頂きます」

 

最近魚料理が多い気がする。まあ仕方ないと言えば仕方ないのだが。

原因は間違いなくこの前配られていたうちの妖精印の釣竿だろう。

試しに使って見たら着水と同時に引っ張られる感触があり、数分もしないうちに魚が釣れた。

試しにルアーがまるで魚に向かって進んでいるみたいだね。と、恐らく犯人であろう4人組に言ってみたら揃って目を背けやがった。

最早アイツらが変なものを作るのは日常となっている。

 

いつも通り美味しいご飯を食べたら6時45分だった。

ササッと皿を洗い、食堂を出る。

 

6時55分

 

艦橋につくと既に大鳳さんも妖精達もいた。

 

「大鳳さんおはようございます」

 

「おはようございます海斗さん、よく眠れましたか?」

 

「はい、ぐっすりと眠れました。船の操作はぶっつけ本番ですが頑張りますよ!」

 

『かいとー私たちにおはようのチューはないのー?』

 

「あん?まだ寝ぼけてんならデコピンして海に投げ込んでやるぞ?」

 

『め、目が覚めました!ボス!』

 

こんなのはまだ日常の範疇だ。

この前なんか白いワンボックスバンに乗って黒塗りの高級車に突っ込んだりしてた。意味わからん

 

「目が覚めたなら操作の仕方を教えてくれ。」

 

「よろしくお願いしますね」

 

『ゴホン、では同調のやり方からですかね。まず手を繋いで下さい』

 

「は?」

 

「ふぇ?」

 

「成程そうまでして殴られたいのか」

 

『まってまって巫山戯てないから!とりあえず話を最後まで聞いてください』

 

「まあいいだろう」

 

『この2人で操作するというのはまずお互いがお互いを艤装として認識するとこから始まるんです。

艦を動かした時の足りない分を、もう1人に渡す。これをお互いでやる事で均衡を保つ。という仕組みになっています。

その認証の一番楽な方法が接触なんですよ。数をこなせば同調出来る距離は広がりますがね。あ、それとも手つなぎでは足りないと?

別にキスでもハグでもいいんですよ?w』

 

「そそそそんなハレンチな///」

 

大鳳さんが顔真っ赤になってる。かく言う俺も頬が熱くなっているのが自分でもわかる

 

「手を繋いでも…いいですか?」

 

「は、はい!喜んで!」

 

初めて異性の人と手を繋いだ気がする。

ん?なんか流れてくる、これは大鳳さんの記憶?あれこれ見ていいやつ?

ヤバいめっちゃ緊張する。

 

 

『そんなにガチガチだと出来ることも出来ないよ?』

 

「そ、そうですこれからも何度も繋ぐんですから一緒に慣れていきましょ?ね?」

 

ふー少し落ち着いた

 

『次に移ります。エンジンを起動させてみましょう。大鳳さんはいつも通りの感覚でいいです。かいとはー機関室の状態はわかりますか?』

 

「ああ、不思議な感じだよ、そこにいないのに触れる感じがする」

 

『それでいいです。そこにある出っ張った部分を回して押し込む感じでやってください。』

 

「ん?こうか?」

 

《重力子エンジンの起動命令を受信。これより最終負荷テストを開始します。…終了まで5…4…3…2…1…終了しました。エンジンの正常起動、完了しました。最低出力にて待機します》

 

「この声は一体なんですか?聞こえると言うよりかは頭の中に直接響いている感じです」

 

大鳳さんが言った通りだ。俺も同じように感じた

 

『エンジンが正しく稼働してるかどうか調べられないと思ったのである程度は自律して問題を探すプログラムを組んであります。』

 

「出来ないと断言されるのは癪に障るが、正直助かった」

 

「ですね」

 

『これで船にエネルギーが行き渡るのでパターンが浮き上がってると思いますよ』

 

「そうなのか?」

 

気になったので外に出てみたら確かに光ってる。基本的には前から後ろへ流れている感じで光っていた。中でも印象的なのは艦橋だ。

円の中に鳳凰をイメージしたであろう模様が浮かび上がっていた。

中々に綺麗だ。

 

『では次は役割の方を分担していきましょう。と言っても担当してもしなくてもお互いが協力して1つの情報を処理してるのであまり深く考える必要は無いです。』

 

「じゃあおれは兵装の制御を」

 

「では私は航行の制御を担当します」

 

『了解です、今選択した情報が優先して送られるようにしておきます。』

 

『設定完了しました。これで艦を動かすことが出来ますお疲れ様でした』

 

因みにずっと俺らは手を繋いだままだ。先程手を離してみたがかなり酷い頭痛に襲われた。それは大鳳さんも同じだったようで大人しく手を繋いでいる。

 

「それでは動かしてみます」

 

《全システム稼働。補助演算装置の展開を開始します》

 

その言葉の直後、俺らの周りに蒼いリングが形成された。

 

そのリングに大鳳さんは少し驚いていたが、直ぐに落ち着きを取り戻してスラスターを動かし、座礁した状態から脱した。

座礁したなら艦艇に穴が空いてると思ったのだが、海底は完全な砂地で乗り上げて動けなくなったところでエンジンが止まったらしい

 

「凄いですよこれ。感覚で動かせるので以前より遥かに動かしやすいです!」

 

『以前より遥かに強く船と結びついているからでしょう。人が歩く時に重心の事を考える事がないのと一緒ですよ』

 

よく分からないが要はもっと簡単に動かせるということらしい

大鳳さんは大分テンションが上がっているようで操縦に夢中になっていた。

既に艦首は沖に向いている。

 

「沖まで15knotで航行しそれから40knotまで速度を上げて日本へ向かいます!」

 

「了解」

 

出航となると汽笛を鳴らしたくなるな。そういやこの船に汽笛って鳴らせるのか?w〇wsだとNキーだったけど。

 

〔ボォォォォォー!!〕

 

鳴っちゃった。あ、妖精達が凄いジト目でこちらを見てる

 

『確かにイメージで動かせるとは言ったけど、その素がゲームなのはチョット…』

 

仕方ないだろ。鳴るとは思わなかったんだから

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?
大鳳さんは可愛い。異論は認める
はやくお出迎えしたいがイベントが近いから自粛。
イベント後に資材が残ってたら大型回しましょうかね?

次回はバトルシーンが出ますね
書けるかすごい心配ですが
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