武装に関する知識が足りない…
時間も足りねぇ!
~前回のあらすじ~
出航した
出航してから1時間が経った
先程偵察に出た偵察機からはまだ敵艦発見の報せは無い。
現在40ノットのまま、島を迂回しつつもほぼ一直線に日本へ向かっている。
本来ならば人のいる島に寄り、補給をしながら進まなくてはならないのだろうが、エンジンが燃料を必要としなくなり残っていたものを
妖精の謎技術で航空機に使えるようになったため補給する必要がなかった。
そんなわけで特にすることも無く俺らは武装の確認をしていた。
説明は受けたがどれがどの場所にあるか等知らないこともあったからな。
今の体になった事を自覚してから、俺も大鳳さんも空中に情報を投影出来るようになった。これで艦の全体図を見ていた。
「ホントにこれ便利だな仕組みわからないけど」
「ほんとですね何処でも使えますし。原理が分かりませんが」
「うわぁ対空機銃全部パルスレーザーに置き換えられてるぞ」
「え?でも見た目は変わってない…」
「ほらここ機銃座にエネルギーの導管が流れてるだろ?」
「あ、ホントですね機銃の方に流れてる。てっきり方向を変える補助用だと思ってました」
「最初は俺もそう思った。そんでこっち、甲板なんだけど正方形が左右2列に80個ずつ並んでるんだけどこれは何だろね?」
「横から見れば長方形に見えますね。もしかしてミサイルとかじゃないですか?」
「マジで?ああ、大鳳さんの予想的中だよ、これもう訳わかんねえな」
「まだありますよ」
「何だと?」
「右舷と左舷に10基ずつ、魚雷発射管があります。因みに打ち出すのは誘導性を持った魚雷だそうです」
「魚雷?」(。¬д¬。)
「ハイ魚雷です」(^ω^;)
「それもう違う気がする…あぁこれとかもう使い道がわからん」
「どれです?」
「これ。舷側に2基ずつついてる203mm3連装荷電粒子砲」
( ・д・ ポカーン…
ハァ━(-д-;)━ァ...
「仰角分しか狙えないじゃん!」
「きっと何か使い道があるんですよ」
「だといいんだけどなぁ〜」
空母に載せていい武装ではないという結論に至ったところで偵察機から無線が来た
〈こちら一番機敵の偵察機を発見。付近に機動部隊がいる模様。
艦が発見される可能性あり、撃墜の許可を求む。〉
お、やっと来たか。武装を試してみたいな((っ•ω•⊂))ウズウズ
「武装を試したくてウズウズしてるのはわかってますよ?」
あ、バレてら。ある程度の思考はリンクしてるのね、まあいいけど
「じゃあこちらに引き寄せてもいいいか?」
「まあ、いいでしょう私とて気になってましたし」
押し、了承も取れた
「えーこちら海斗。撃墜の要無し。敢えて場所を知らせて誘き寄せる。貴官らは敵艦載機の位置情報を大鳳へ転送後艦隊の発見に努めよ」
〈は?海斗正気か?帰ろうとしたら沈んでましたとか嫌だぞ〉
「問題ないぞ?アホみたいにミサイル積んでることが判明したから」
〈ミサイル!?わかったくれぐれもお嬢を死なせるようなことはしないでくれ〉
「任せろ。家族の顔を見るまでは俺は死ねないんだ」
〈………〉
「あ、切れた」
大鳳さんの方を見ると何となく言いたいことがわかった
それは死亡フラグですよ、と
お、位置情報が送られてきた、現在地はーうん余裕でレーダーで追える。というか600km先まで正確に補足できるから楽勝ではある。
うーん敵機は全部で4機。まあ偵察ならそんなものか、時間で見れば後30分程だ。
敵がこちらを発見するまで大分かかりそうなので先にミサイルの装填を始めておく。
生憎この船にはイージスシステムはないが、俺と大鳳さんの2人で同じことが出来たりする。というわけで
「イージスシステム(笑)起動。ターゲットENEMY1番から4番、ミサイルランチャー1番から12番までSM-2MRを装填、攻撃命令が出るまでは待機。」
ぶっちゃけ声に出さなくても操作できるのだがこちらの方がテンションが上がる。後はお茶でも飲んで来るのを待つだけ…
「海斗さん…」
「ん?どうした?」
「ミサイルランチャーの所を見てたのですが、何も無いところから
「…やめようこの話は。きっと考えたら負けだ」
「ですね…私これの利点を見つけちゃいました」
「どんな?」
「湧き出てきてからミサイルの発射準備が完了するまで5秒かからなかったんです。だから沢山連射出来ますよ!」
「なるほどじゃあ相手の数が多かった時にでもやってみるか!」
〜20分後〜
お、この距離なら視認できるかな?
おーいたいたさすがにこちらも見えてるだろうなぁ
「向こうから見ればこちらは護衛もなんもつけてない空母1隻ですから立派な餌ですよ」
「実際は艦種の域を超えた重武装なハリネズミだけどな」
「そうですね」
「はやく敵来ないかなぁーあ、方向変えたでも逃げ帰ると言うよりかはつかず離れずのままってとこか」
「敵さんもこんな美味しい餌を逃がしたくないんでしょう。機銃が届かなければ安全だと思ってるんですかねー?」
「まあ相手もミサイルが飛んでくるとは思わないだろ加護が無ければ現代兵器は効かないんだから」
「まあ遠目に見たらなんか光ってる気がするーてだけで終わりそう」
「敵さんがどんな顔してきるかがちょっと楽しみです」
「じゃあやりますかー対空ミサイル1番から12番目標変わらず、発射開始」
ガコガコガコガコ!!
こういう順番に開いていくのやっぱりいいなぁ!
ブーッッシュュューー
おー飛んでった、あっという間に上空に
「慌ててるのが手に取るように分かるぞ?」
「慌てて散開しましたけど戻っちゃいましたね。効かないと鷹を括ってるんでしょう」
「避けないのなら当てるのが楽でいい」
着弾まで…後10秒…5…4…3…2…1…
「全機撃墜」
「12発も要らなかったですね」
「だなー」
〈こちら一番機そろそろそっちに敵機が着く頃だと思うんだが〉
「大丈夫だ問題ない、こちらを確認させた後に撃墜した」
〈マジでやったのかよ…まあいい敵艦隊発見。〉
「規模はどのくらいだ?」
〈空母2戦艦1軽巡1駆逐2だ。位置情報を送る、あ!敵が進路変更した!お前らの方に向かっているぞ!〉
「感謝する、諸君らは発見されないよう現空域を離脱、間違っても敵艦に突撃して落とされましたとか許さねぇからな?」
〈当たり前だ俺はな海斗ォ、帰って酒飲むまでは死なねぇって決めてんだよォ!〉
「おいそれ死亡フラグ」
…切れてやがる
「これがフラグ立てられた側の気持ちですよ」
「済まない、身に染みたよ」
すげー不安だ
おー感知出来た…これは
「真っ直ぐ突き進んでますねこちらに」
「いやまあ確かにね?近づいても艦載機を飛ばしてこない空母とか追いかけたくなりそうなもんだけどさ?」
もうちょっと警戒したらどうだい?
「今大体14km程離れていますね」
「荷電粒子砲の射程だな、だが砲を向けられるのか?」
「それなんですけどちょっと見ててください」
ん?大鳳さんが手のひらを返しながら腕を振った
3連装砲の方で稼働音がしてる…
「あー」
伸びてた、アームが。船体との接続面からアームが伸びてめっちゃヌルヌル動いてる、ほんとなんでもアリか
「だがこれで狙うことが出来る」
艦載機を飛ばされるとめんどくさいから空母から狙う
「荷電粒子砲 左舷一斉射!」
着弾今!空母1隻戦艦1隻撃沈空母小破
一瞬で距離をゼロにしやがった。おっそろしい事にぶつかった所は消し飛んでやがる。
「この威力はヤバいですね」
「味方に誤射しないようにしなきゃ(( ¯• •¯ ))ガクブル」
やっちまった日が来ようものなら人生が終わる!
「まあ今は味方なんていないから気にせず撃つか」
「そうですね 」
おっ大鳳さん楽しそう、スカッとしたのかな?
残った空母が艦載機を出してきたな。
全部で60強か
「対空戦闘よーい!」
全機銃を敵艦載機に向ける
「撃ちーかたー始め!」
おおうまるで絨毯の様だ
発射レートが高すぎて切れ目が見えねえ
「ふはは、見ろ!敵機がゴミのようだ!」
あっという間に敵機は見えなくなった。
向こうもさぞ焦っているだろう。
ただの空母だと油断してたら味方が溶けて航空機が全滅とか俺だったら発狂待ったナシ、うん間違いない。
「うわぁ見事なまでに汚く喰い散らかしましたね〜」
大鳳さん!?あなた割りと辛辣ですね!
「ゴホン!俺実はトリガーハッピーなフレンズなんだけど思いっきりやっていい?」
「それ自分で言いますか?まあいいです殺っちゃってください」
許可が出たので大盤振る舞いしマース
「ミサイルランチャー1番から240番までハープーン装填!」
「あと残りはナパーム弾頭に切り替えて装填!」
ガシャンガシャンと音を立てて発射口が開いていく。
同時に発射させる、カッコつけるのも忘れない
なんとなく映画で聞いたセリフを言ってみたがなかなか良い。これから大事な戦いの時はこれをいうことにしよう。
空中に飛び上がったミサイルは一斉に敵へ群がっていく。ナパームは後からより広範囲を燃やせるように調節する。
そして着弾。
何百発ものミサイルの直撃を受け、さらにナパームによる焼却を受けた彼らが無事で済むわけがなく、そこには何も残らなかった。
「フゥースッキリした」
「確実にオーバーキルだと思いますよ?」
〈…海斗スッキリしてるところ申し訳ないが、着艦したいから発射した後の後始末を頼む〉
すっかり忘れてた。今の船は砲塔がアームで支えられ、ミサイルランチャーが全部で開いたままなのだ
「悪い、今片付ける」
「使用を控えないと空母が空母として働けなくなる気がします…」
「そこら辺は要相談だな」
とりあえずミサイルは辞めなきゃなーと考えつつ、俺は武装をしまい始めた。
いかがだったでしょうか?
何だか無双に見せかけた内容の薄いバトルになった気がします
m(__)mスミマセン