一人の男の長い人生(仮)   作:ニャルドラ

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吸血鬼の力

の男達との戦闘から1週間がたった。

俺はその間にこの体のメリット、デメリットを調べた。

 

まずはメリット。

まず身体能力が劇的に上昇した。

大きな岩も片手で持ち上げられ、ジャンプすれば建物の屋根よりも高くジャンプでき、また壁や天井を歩くこともできる。

次に再生能力。

ある程度の怪我ならすぐに再生させられ、部位欠損も時間がかかるが再生できる。

今俺の左腕は手首まで再生した。

そして最後に特殊能力。

まずは、あの戦闘で使ったもの。

あれはどうやら、目の中の体液に圧力をかけ、それを発射し標的を貫く。

次は体の硬さを変化する能力。

これは体をゴムのように柔らかく鋼鉄のように硬くできるという能力だ。

 

 

次にデメリットだが、まずこの身体は人間の血がないと生きていけないということだ。

普通の食事もできるが1週間に一人分、怪我をして再生したときも必要だ。

今は左腕の再生に一日一人分の血がいる。

その血には今は近くにある食屍鬼街で確保している。

そして自分も男なので狙っているのは女ばかりだ。

さすがに男の血は緊急時を除いて勘弁したい。

そしてもう一つが最悪だった。

それは太陽の光を浴びると体が溶けるということだ。

これは食屍鬼街にいた犯罪者に石仮面を使った。

そいつは一通り暴れ出したが朝日に当たるとあの男達が警備員のやつを倒したときと同じように溶け、灰となって消えていったのだ。

1日の約半分は日光のある昼だ。

今まで日の光を浴びなかったのは奇跡だ。

そしてこのことでひとつわかったことがある。

あの男達が使っていたあれは日の光と同じ力ということになる。

 

(このデメリットをなくす方法を探さないとまずいな。どんなに強くても日光を浴びるだけで死んでしまうのはまずいからな)

 

そうしている間に夜になったので俺は食屍鬼街へと出かけた。

そしていつものように血を手に入れていると

 

「波紋カッタープププププ」

 

後ろからあの攻撃が俺に向かってきた。

俺はそれを交わしそちらを向くとあのスーツの男がいた。

 

「ようやく見つけたぞ。お前の持つ石仮面、そしてレオンの仇を討たせてもらうぞ」

 

そう言って男が向かってきた。

男は酒を含んでそれを刃にして攻撃しつつこちらに向かってくる。

俺はそれを避けつつ目に圧力をかけていく。

男は口に含んだ酒がなくなったのか拳を叩き込もうとしてくる。

その時俺の目の圧力が十分になり体液が撃ちだされたが男はそれを避けた。

 

「レオンを殺した技か。しかし私には効かんぞ」

 

そして俺の腹に拳が叩き込まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思われたがその拳は俺の腹に当たらず空振った。

 

「なんだと」

 

そして俺は男に蹴りをぶち込んだ。

バキバキっと骨の折れる音がして男は吹っ飛んでいった。

 

(危なかった・・・腹を柔らかくして避けなかったらやられていた)

 

俺はゆっくり男に近づいていく。

男は口から血を吐きながらこちらを睨んでいる。

 

「ガホッ・・・くそ・・まさか避けられるとは・・・ゲホッ・・・」

 

(この怪我では死にはしないがもう動けないだろう。しかし悪いが貴様は俺にとって脅威となる存在。死んでもらう」

 

俺はやつにとどめを刺そうとしたその時、横から数本のバラが飛んできて俺の右腕に刺さった。

 

「ぬう、なんだこのバラは・・・それにわずかだが左腕をやられた時の傷と同じ感じがする」

 

俺はバラが飛んできたほうを見た。

そこには一人の男がいた。

 

 

 

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