答えの先に   作:χカイχ

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言い訳をさせて下さい












話が思いつかなk
はい、ではかなり期間が空きましたが続きから、どうぞ。


祈りの聖女

マリーにからかわれ少し不貞腐れていたエミヤだったが、丁度いいタイミングでジャンヌが立香の元から戻ってきた。

ジャンヌが加わり話も盛り上がったが、エミヤは結界の確認をしに輪から抜けた。

 

「ふむ、正常に作動しているな。あの竜…ファヴニールか、私が竜殺しの剣を投影ったとしてもアレにはイマイチ勝機が見えない。まずはあの竜をどうにかする事が最優先なのだが、如何せん手詰まりか。」

 

「あら…昼間の勇姿とは裏腹に案外諦めが早いのかしらね?」

 

「!?」

 

「あぁ、待って。別に貴方と敵対しようとは考えていないわ。黒い聖女様に喚ばれたから大人しく従ってはいるけれど余りこういうのは好きじゃないのよね。」

 

「君は味方なのか…?」

 

「ふふ、味方。だと言ったら私は貴方達と仲良く出来るのかしら?優しいのね、でも。甘いわ。そんなんじゃいつか殺られるわよ?」

 

「ごもっともな意見だ。だが、私の主人はお人好しと言うか、敵である竜の魔女とも争いたくないと考える阿呆だ。全く、古い鏡を見ているようだよ。」

 

「ふふふ、昼間の戦闘を見ていた限りでは貴方の方がよっぽどお人好しだったわよ?古い鏡と言うのは過去の自分のことを言っていたのかしら?その考えはそれこそ甘いけれど、正しいと思うわよ?」

 

「…どうも」

 

「あら、連れないのね。で、話を戻すけれど、私は貴方たちの味方では無いわ。魔女に令呪を使われれば貴方達と敵対する羽目になるしね。」

 

「では、一体何をしに来たんだ。」

 

「助言、と言うべきかしらね。と言うか貴方の力量を見極めさせてもらうわ。」

 

「と、言うと?」

 

「今日見た限りでは貴方、1番戦い慣れてるわね?

あー、騎士王様も居たみたいだけれど貴方の方が断然マシね。」

 

「少し買い被りすぎでは無いかね?昼間のあの戦闘だけでよくそんな事を言いきれるものだな。」

 

「えぇ、私、そう言うのは得意なの。」

 

「なるほど、では、見極めるとはまさか?」

 

「えぇそうよ、まぁ、察しは付くわよね。負けるつもりも毛頭ないけれど、今ここで私に勝たないと竜の魔女に勝つなんて無謀も甚だしいわよ。」

 

「なるほどな。君はよっぽどの善人のようだ。」

 

「やめてよ、私はそんな大それた人間じゃないわ。そうね、ここでの戦いが終わったら是非とも貴方達の所に喚んで欲しいわね。」

 

「だいぶ気が早い気がするが、歓迎するよ。私の慧眼が正しければ君は料理が出来るな?ウチは私しかつくれる人間が居なくてな、君がカルデアに来てくれるだけで大助かりだ。」

 

「まぁ、そんなことまで分かるのね。英霊の千里眼は見えるものが色々あってホント飽きないわね。」

 

「ふっ、因みにだが、君の精神的疲労。君は自分の素を隠していないか?」

 

「…そこまで分かるの?ちょっと引くわね。」

 

「生まれつきだよ。さて、それでは始めよう。」

 

「…自分から言っておいてアレだけど、、貴方とはなんか戦いたくないわね。」

 

「きっと根が優しいからだろう。どうする、辞めるのか?」

 

「いいえ、それではここに来た意味が無いもの。」

 

「了解した。」

 

「じゃあ、お願い。タラスク!」

 

「…祈りの聖女、マルタか。」

 

「あら、私の事を知っているのね。嬉しいわ。…でも、私はそんな大それた人ではないと、言ったはず…よっ!」

 

距離を一気に詰められ迫る拳にエミヤは咄嗟に反応した。

 

「ぐっ…!まさか、一撃食らっただけで干将を折るとは。」

 

「まだ終わらないわよ!ハァッ!」

 

『聖女』という呼び名からは想像もつかない力と瞬発力。もはやタラスクを主力として戦うと考えていたエミヤからすれば頭が追いついていない状況だ。

 

「タラスク!」

 

「なにっ!?」

 

マルタの猛攻により下がりながらいなし続けていたエミヤは後ろから高速で回転しながら迫ってくるタラスクに咄嗟に剣を打ち、壊れた幻想で自分ごと爆風によって難を逃れた。

 

「何よそれ!貴方、意外と突拍子もない戦い方をするのね。」

 

戦っているうちに思い出した。出会った時からどこか初めてあったような気がしないこのもどかしい気持ち。

 

(あぁ、なるほどな。)

 

マシュの件から桜を思い出し。今、自分は最も特別な感情を抱いている彼女のことを思い出した。

 

「こんな大事なことを忘れていたとはな。"凛”……悪いが、ここからは全霊で行かせてもらう。」

 

「ッ!良いじゃない。燃えてきたわ!」

 

戦闘がより白熱していき勝敗が着いた時には周りは木が粗方なぎたおされていた。

 

2人の戦闘音に気がついたジャンヌは慌てて音のする方へ向かった。

 

結果だけ言えばエミヤの勝ちだった。マルタの胸に1本の剣が貫かれており、右手でマルタが迫ってきた勢いを殺すため抱き寄せている構図となっていた。

 

「…ごぷっ。」

 

「俺の、勝ちだな。」

 

「えぇ…そう…みたいね。」

 

「ありがとう。君のおかげで大切なことを思い出せたよ。」

 

「それは、、よかったわね。」

 

「あぁ…ありがとう。」

 

「それじゃあ、私が消えるまでこのまま抱いてて貰えるかしら?」

 

「それくらい、お安い御用さ。」

 

「…暖かいわね」

 

「そうだな。」

 

それだけ言い残しマルタは光と共に消滅した。

 

「エミヤさんっ!」

 

「ジャンヌか、」

 

「敵襲ですか?!」

 

「いや、もう終わったよ。次の行き先が見つかった。」

 

「なにが、あったんですか?悲しい顔をしています。でも、嬉しそうな、複雑な表情を。」

 

「何もないさ。さぁ、もう遅い、私達も少し休むとしよう。」

 

 




何故かしらね、彼の前では自然と素が出てしまった。それが彼の力でもあるのかもしれないわね。
消えるまでの短い間だけれど、この温もりをもっと感じていたい。まだ、消えたく、ないなぁ。

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はぁい、今回も毎度の事ながら無理矢理でしたが許して下さい。

なんで急にやる気になったかと言うとですね。先程なにも考えずにストーリー単発引いたらジャンヌが来てくださったんですよ。
これはもう書くしかねぇよなと思いまして書かせてもらいました。

今日からまた頻度を上げられるよう努力します!


マルタはやっぱりこういう終わりじゃないと次に進まないので悲しいですが、これが僕の限界です。イチャイチャ期待してた人すみません!

ではまた、次回お会いしましょう。
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