BFV DOLLS~名も無きドイツ兵の戦場~   作:クリーム

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第1話

北アフリカ、Hamada。

 

そこは、荒れた大地と遺跡を主に陣地を敷き、イギリス軍とドイツ軍による激しい戦いが行われていた。

 

空は戦闘機や爆撃機が飛び交い、陸は戦車や装甲車、歩兵等が動き、時として対空機関砲を使った対空攻撃が行われている。

  

両軍、互いの国と大義を抱え激しい銃撃戦を繰り返す中、戦場を走り抜けていくドイツ兵がいた。

 

銃剣にしたKar98kを手に突っ切る中、イギリス兵を二人見つけてKar98kを構えてイギリス兵の一人を撃った。

 

撃たれたイギリス兵は倒れると、ドイツ兵の存在に気付いたもう一人のイギリス兵に気付き、ステンMK2を構え様とした時、既にドイツ兵はすぐそばまで接近し、Kar98kの銃剣をイギリス兵に突き刺し、押し倒す形で突進した後、足で踏みつけながら引き抜く。

 

「このナチ野郎が!」

 

いつの間に来たのかイギリス兵がドイツ兵にリー・エンフィールドを構えて撃とうとしていた。

 

ドイツ兵は銃を突き付けられ、恐怖すら浮かべずに帰り血姿で静かにイギリス兵を睨んでいた。

 

ドイツ兵は動じていないのを気にくわないのかイギリス兵が発砲しようとした時、イギリス兵よりも先にドイツ兵が素早く発砲し、イギリス兵を倒した。

 

ドイツ兵は無言でイギリス兵の死体を見た後、再び歩き出そうとしたその時、向こうからドイツ語で助けを呼ぶ声が聞こえた。

 

「だ、誰か!助けてくれ!撃たれた!」

 

負傷したドイツ兵の傷口は血が酷く、捨て置けば死ぬ可能性があった。

 

だが、倒れている位地は開けた場所で、隠れられる様な所はなく、下手に助けに行けば狙撃主の餌食になりかねなかった。

 

ドイツ兵の他にも仲間は回りにいた。

 

だが、位地が悪いとすぐに分かると見捨てていく。

 

負傷したドイツ兵は絶望の中、自分の位地が悪すぎる事を知っているが故に諦めかけていた時、突如抱き起こされ、素早い動きで引きずられ始めたのだ。

 

「な、何だ・・・!?」

 

負傷したドイツ兵は唖然とする中、辺りを見渡すとそこには多数のイギリス兵を相手に大立回りをしていたドイツ兵がおり、安全な場所に運び終えた後、すぐに治療した。

 

「あ、あんた・・・危険だって分かっていたのに・・・どうして?」

 

「・・・助けられる奴がいるから助けただけだ」

 

ドイツ兵はそう言ってKar98kを手に移動し始めた時、負傷したドイツ兵は気付いた。

 

先程、助けられたドイツ兵の頭上にイギリス軍の爆撃機モスキートが飛んでいるのを。

 

「あ、危ない!!!」

 

負傷したドイツ兵がそう叫んだ時、モスキートからの爆撃が始まり、爆発と砂埃が舞った。

 

この戦いは後にイギリス軍の勝利と歴史に刻まれた。

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ドイツ兵は重いまぶたをゆっくりと開けてゆっくりと起き上がった。

  

ドイツ兵は先程、爆撃に合い、爆発の衝撃で吹き飛んでしまった所まで記憶にあるが、ドイツ兵はそれ以上は思い出せなかった。

 

ドイツ兵は一先ず考えるのを止めて辺りを見渡すと、先程まで戦っていた北アフリカの荒れ地とは違う、近代的・・・いや、それ以上の質の物であろう材質で作られた建物の中にいた。

 

だが建物はボロボロで、まるで砲撃か何かに晒された様な状態だった。

 

「此処は・・・北アフリカじゃない。ましてや、ドイツの何処かの街ですらない・・・此処は、何処だ?」

 

ドイツ兵は起き上がると先ず、自分の装備を見ると、腰元の鞘に仕舞われているK98銃剣しか無く、手榴弾の類いも使いきってしまっていたのも思い出した。

 

「・・・仕方ないか。兎に角、此処が何処だか分からんがイギリス軍に見つからなければ良いだけだ」

 

ドイツ兵はそう呟いて未知の場所を歩く。




主人公設定

名前 次回公表

服装 フォックスキャッチャー
 
現保有武器 K98銃剣

所属勢力 ドイツ【ナチス第三帝国】
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