とあるギンガのPartiality Vivid   作:瑠和

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えー皆さま初めましてのかたは初めまして彪永と申します。本日よりこの小説を頑張って書いていきたいと思います!応援よろしくお願いします。

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第一章
プロローグ


次元世界ミッドチルダ。「この世界」にはこの世界の中心となる人物たちがいる。

 

一人目は、この世界でJS事件やマリアージュ事件、そしてある大きな事件の解決に関わった青年、橘アキラ(現アキラ・ナカジマ)。アキラはある実験で生み出された生物兵器だったが今は普通の人間として人生を歩んでいる。彼は過去に大切な人物を失い、絶望の底にいた。それをギンガ・ナカジマが救った。そのことがきっかけとなり、ギンガとアキラは付き合い、そして結婚した。そして今では管理局108部隊の戦闘部隊隊長だ。

 

二人目はギンガ・ナカジマ。アキラと一番深い繋がりを持った人物だ。アキラと結婚し、今は一児の母だ。

 

 

三人目はノーリ・ナカジマ。ノーリはアキラのクローンであり、とある事件で戦力として利用されていた。しかし今はアキラたちに引き取られ、ヴィヴィオたちと同じSt.ヒルデ魔法学院中等科1年生でありアインハルト・ストラトスとはクラスメイトである。

 

 

この物語はこの三人が中心となる物語である。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

ー新暦79年4月ー

 

次元の海の中心世界、ミッドチルダ都市型テロ「JS事件」の発生と解決から4年が経過していた。そして、同じく都市型テロで管理局地上本部に多大なダメージを与え、街にも大きな爪痕を残した「黙示録事件」からすでに3ヶ月が経過していた。

 

被害を受けた街の西側はまだ再建がむずかしいところだった。だが3か月も経てばほとんどの人が日常に戻っていたり新たな生活を送っていた。

 

 

そしてとある日の朝、ナカジマ家ではギンガ・ナカジマとその旦那であるアキラ・ナカジマが朝食の準備を完了させたところだった。

 

ここのナカジマ家はこの二人の家であり、ゲンヤや元ナンバーズたちはいない。まぁ要するにギンガが結婚し、アキラと建てた二代目のナカジマ家だ。家に住んでいるのはギンガ(21)、アキラ(21)、娘のアリス(四ヶ月)、ノーリ(12)、ギンガの妹にあたるセッテ(17)の5人である。

 

「さて、みんな起こそうか」

 

「うん」

 

この物語はこの新しいナカジマ家の鮮烈な物語である。

 

「じゃあ行ってくるぜ」

 

「行ってきます」

 

ヒルデ魔法学院中等科一年生のノーリは朝早くに出かけ、それとほぼ同タイミングでセッテも108部隊に出かける。

 

「いってらっしゃい」

 

「気ぃつけろよ」

 

そう言ってギンガとアキラの二人が見送った。ちなみに二人はセッテと同じミッドチルダ管理局地上陸士108部隊所属しており、アキラは戦闘部隊の隊長でギンガは副隊長であるが、今は一年の産休をもらっている。

 

「あ、おはようございます!」

 

ノーリの背後から少女の声がした。振り返ると、高町ヴィヴィオとその友人二名が手を振っていた。彼女らはノーリと同じ学校の初等科である。

 

「ああ、おはよう」

 

「ノーリさん、今日放課後格闘技(ストライクアーツ)の練習しに行くんですけど一緒にどうですか?」

 

「ノーヴェもセッテも早上がりだから来るって」

 

「そうか、じゃあ参加させて貰おうかな。あ、ヴィヴィオ、大人モードの練習ははかどってるか?」

 

「はい!おかげさまで!」

 

ノーリはヴィヴィオの変身魔法の先生で、格闘技に関してはヴィヴィオが少し経歴が長かった。ノーリの基本的な武器は剣や魔法だが、ヴィヴィオに勧められて始めたのがきっかけだった。

 

「じゃあ放課後、校門で!」

 

「おう」

 

初等科と中等科は校舎が離れているのでヴィヴィオ達とは途中でお別れだ。ノーリが中等科校舎に向かおうとした瞬間、その真横を同じ中等科の少女が通った。ノーリと同じクラスのアインハルト・ストラトスだ。

 

「アインハルトさん」

 

ノーリが呼び掛けるとアインハルトは振り向いたが、会釈をしてまた歩こうとする。

 

「待ってくれよ、落としたぜ」

 

ノーリの声にアインハルトが再び振り向く。ノーリの手にはアインハルトの学生証があった。

 

「失礼しました。ありがとうございます」

 

「ああ」

 

 

-ヒルデ魔法学院中等科校舎 廊下-

 

 

 

ノーリとアインハルトはそのまま一緒に教室まで歩いてきた。

 

「ノーリさんのご家族は、みなさん強いのですね………」

 

「まーな。にしてもなんで俺の家族のことなんて気にすんだ?」

 

「いえ………ただの移動中の会話です」

 

「ま、いいけど」

 

ノーリはそのままスタスタと教室の自分の席に歩いて行った。教室の前でアインハルトは立ち止まり、小声で呟いた。

 

「すこし………確かめたいことがあっただけで」

 

 

 

 

 

続く

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