とあるギンガのPartiality Vivid   作:瑠和

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上手く文章が書けないけどこんな話を書きたいって気持ちが抑えられずに投稿します。ちょっと文章が下手ですが目をつぶってください。それではどうぞ


第十四話 追憶!決断の理由

「……」

 

決闘が終わってからすぐ、ノーリは決闘場を後にし、なんとなく街中を歩いていた。通りすがる人々は、ノーリの顔を見てひそひそと話している。

 

それもそのはずだ。ノーリは涙を流していた。泣きながらただひたすら歩いていた。

 

(こんな…こんなことがあったのか…)

 

アインハルトの記憶を手に入れて、ノーリの頭の中の記憶は完璧になった。それは、イングヴァルトの人生丸々追体験したようなものである。

 

(決闘したのは、間違いじゃなかった……こんな記憶…アインハルト一人に背負わせていいものじゃない………)

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

ー時は3日ほど遡るー

 

 

 

ノーリは合宿先の自身の部屋の中で自主トレをしていた。時間は深夜だ。

 

ヴィヴィオ達女子組は一緒の部屋だがノーリは男なので念のため一人個室になったのだ。そして自主トレ中、誰もいないのに訪ねるように独り言を呟く。

 

「………アインハルト。君は、本当にそのままでいいのか?」

 

「知りたいか?」

 

「…誰だ!?」

 

声が聞こえた。ノーリが辺りを見回す。

 

「…!?」

 

声が聞こえただけではない。周りの時間が止まってる。自分以外の時間が、風も、鳥も、人も、すべてが止まっている。

 

「これは…」

 

「アインハルトがこの先なにもしないとどうなるか、知りたいか」

 

目の前に、白い髪と白いローブを纏った男が現れた。

 

「…お前は」

 

「まだお前には名乗ってなかったな、俺の名前は、とりあえずはリュウセイとでも覚えておいてくれ」

 

リュウセイと名乗る白いローブの男。この男、今まで幾度となくアキラやギンガたちの前に現れ、サポートをして来た。時間停止や他者の武器の精製等、常識外れの魔法を使う魔導師だった。

 

「……なんの用だ」

 

「お前、アインハルトに恋をしているだろう?」

 

「……?」

 

「ふ…まだ自分の心に気づいていないか。まぁいい」

 

リュウセイが手を挙げると景色がぐにゃりと曲がり、別の景色へと変わった。

 

「!?」

 

ノーリは一瞬にして別の場所へ移動させられていた。どこかの採掘場にみえる荒野。一通り見回すがそこに見覚えはない。

 

「ここはいったい…」

 

「特性のリングだ」

 

「なに?」

 

その時、背後から足音が聞こえてきた。ノーリが振り返ると、後方から誰かが歩いてきているのが見えた。

 

「碧銀の髪に黒をベースに金のラインで飾られたバリアジャケット、赤いラインの入ったバイザー。少し様子は違うが間違いなくアインハルトだった。

 

「………あれは?」

 

「可能性だ」

 

「可能性?」

 

「未来の可能性………お前がこのままなにもしなかった場合、あり得るかもしれないアインハルトの未来の姿だ」

 

「あれが…」

 

「…」

 

ノーリが呆然としていると、アインハルトは構えをとった。

 

「はぁ!」

 

「なっ!」

 

そしてそのままノーリに向かって突進してくる。ノーリは間一髪躱し、体勢を立て直す。

 

「なにしやがる!」

 

「残念ながらいまのあいつに声は届かん。だが、戦わなければ死ぬぞ」

 

リュウセイは嘲笑しながら言った。

 

「ざけんな!クッソ!戦闘形態!」

 

ノーリは不本意ながらも大人モードになり、バリアジャケットを纏った。

 

「ボディランゲージでやつをみてみろ」

 

「悪いが少し眠っててもらう!」

 

ノーリはアインハルトに向かっていく。そして手前に来た辺りで右拳を放った。

 

「!」

 

「…」

 

アインハルトに向けて放たれた拳は、片手で防がれた。

 

「のぉ!」

 

ノーリは直ぐ様右足でアインハルトの顔面を蹴る。それでもアインハルトはびくともしない。だが、ノーリの蹴りの衝撃で、バイザーが外れてその素顔が見えた。

 

「…!?」

 

アインハルトの瞳を見た時深い、深い闇のなかにいるような気分になる。暗い瞳だった。

 

「なんなんだよ…その瞳は……」

 

「覇王」

 

アインハルトが再び構えた。ノーリはそれに気づき、すぐにアインハルトから距離を取った。覇王断空拳ならば当たらない距離まで下がったのだ。

 

しかしその直後、その判断は間違いだと知る。

 

「流星拳」

 

気づけば、ノーリは中に浮いていた。アインハルトの拳が光ったと思ったら腹部へのダメージと全身の衝撃と共にノーリは吹っ飛ばされていた。

 

飛ばされてる最中、ノーリはアインハルトの腕を見た。

 

「…」

 

彼女の腕はボロボロだった。皮膚にはたくさんの傷跡があり、とても女の子がしてていい肌ではなかった。

 

「ごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ノーリは背後にあった岩盤に突っ込み、そのまま地面に倒れこんだ。

 

「ぐ…あぁ……」

 

「…」

 

さらにアインハルトが追撃しようとして来たとき、再びノーリ以外の時間が止まる。そして、倒れたノーリのもとへリュウセイが来た。

 

「…わかったか。お前に」

 

そう訪ねられた。主語もなく分かりにくい質問だったが、ノーリはその意を汲み取り、アインハルトを見ながら答える。

 

「ああ………言葉で伝えられなくてもわかった。いまのあいつは、一人だ」

 

「正解だ」

 

「あいつの拳に乗っているのは、覇王流の歴史や、プライドや凄さなんかじゃない。孤独だ。深い……深い…孤独」

 

「………あくまでもあのアインハルトはひとつの可能性に過ぎない。この先の未来、お前の近くにいるアインハルトがああなるかもしれないし、ならないかもしれない」

 

「…それを俺に伝えてどうしたい?」

 

「……ひとつだけ、アインハルトがこうならない未来を、お前が創ることができる。お前にしかできないことだ」

 

「なに?」

 

「あのアインハルトは、覇王流の記憶に囚われ、イングヴァルトも子孫らが手に入れることを望まなかった力を手に入れてしまった未来だ。裏覇王流と呼ばれる力」

 

ノーリはさっき食らった技を思い出す。「覇王流星拳」、恐らくそれだろう。

 

「記憶の覚醒が始まり、裏覇王流を手に入れたアインハルトはどんどん強くなっていった。己の身体への負荷も考えず。その力を引き換えにアインハルトは仲間との関係を切った。ヴィヴィオやノーヴェが引き戻そうと色々やったが、それすらアインハルトの強さの前では意味をなさなかった。最終的にアインハルトは一人になり、果てしない強さを手に入れた。それがあのアインハルトだ。裏覇王流の記憶に覚醒する可能性があるのはインターミドルの試合中にエレミアの子孫と戦う時だ。その前までにお前が決めろ彼女に干渉するか…しないかを」

 

「俺は、あいつに干渉するとしたら何をすればいい?」

 

「今から教えよう」

 

その説明を聞き終わるか終わらないかくらいのタイミングで再び景色が歪み、ノーリはもとの場所へと戻っていた。未来のアインハルトも、リュウセイももういなかった。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

その後、ノーリはアインハルトの、アインハルト自身も気づいていない本心を感じ、干渉することを決めた。

 

そしてアインハルトと決闘し、勝ってアインハルトの記憶を奪ったわけだった。

 

「…」

 

「あら」

 

そこにたまたま、夕飯の買い物帰りのウーノが通り掛かった。

 

「ウーノ…」

 

ノーリが遅れてウーノを視認し、慌てて涙を拭う。

 

「…泣いているの?大丈夫?」

 

「なんでもねぇ…」

 

「どこか怪我でもしたの?」

 

ノーリに何かあったのではとウーノが迫ってくるが、何もないとノーリはごまかし続ける。

 

「なにか理由があるのでしょう?」

 

「いいから!」

 

ノーリは走ってウーノの前を離れた。

 

「…」

 

その様子を、近くのビルの屋上からリュウセイが見ていた。

 

「ノーリ。お前には「王」の資質がある。その力、無駄にするなよ」

 

リュウセイはそう呟くと景色に溶けるように消えていった。

 

 

 

ーナカジマ宅ー

 

 

 

ノーリはしばらく街中を歩き、日が沈んでから家に帰った。玄関の扉を開けると、丁度そこにギンガがいた。

 

「……っ!………ただいま」

 

気まずそうにノーリが言った。ギンガはそれを見て微笑みながらノーリを迎えた。

 

「おかえりなさい」

 

「…」

 

ノーリがそのまま居間に行くと、アキラがアリスをあやしていた。

 

「遅かったじゃねぇか。あんま遅いと補導されるぞ」

 

「……わかってる」

 

特に、アインハルトとの決闘についてなにか言ってくることはないようだ。

 

「…なにも、言わないのか」

 

「お前の決めたことで、アイツらも了承してんだろ。だったら俺らがいまさら何のかんのいうことじゃねえよ。テメェはテメェの道を勧め。困ったんなら頼れ。大人が口だせんのは、そこくらいだ」

 

「…サンキュな」

 

ノーリは礼を言った。だがその時、顔の筋肉に違和感を感じた。

 

「…?」

 

それが何なのか、その時のノーリにはよくわからなかった。だが、それに気づくのはもう少し後の話になる。

 

「ノーリ」

 

「あ?」

 

背後から声がかけられた。ギンガだ。ノーリが振り替えると、ギンガに手を差しだされた。

 

「これ、あなたへのプレゼント」

 

ギンガの手には掌サイズの箱が乗っている。ノーリは頭に「?」を浮かべながらもその箱を受け取った。

 

ギンガの顔を見ても何も言おうとしない。表情で「開けてみて」と言っている。ちらりとアキラの顔を見るが、アキラも何も言わない。

 

ノーリは疑問符を増やしながらも箱を開けるとその中には、懐中時計が入っていた。

 

「…懐中時計?」

 

金色の懐中時計。中心付近に宝石のようなクリスタルパーツがある以外は普通の懐中時計だった。鎖をつかんで引っ張り出してみると、クリスタルパーツが急に光る。

 

『hello new master』

 

「うぉ!喋った!?」

 

「お前のデバイスだ」

 

アキラが言った。

 

「え…?」

 

「インターミドル、出るんだろ?だったらちゃんとしたデバイスがねぇとな」

 

「前まで使ってた練習用デバイスより断然性能が高いわ。アキラ君がマリーさんや八神指令に頼んでくれてたの」

 

「…あ、ありがとう」

 

ノーリがアキラに例を言う。アキラは少し照れ臭そうな顔をしつつ、冷静に返す。

 

「礼にゃ及ばねぇよ」

 

「その子、名前がまだないから…名前、つけてあげて」

 

ギンガに言われ、懐中時計型デバイスに視線を移すと、再びクリスタルパーツが光る。

 

『please』

 

「名前…か…。そうだな………新しいデバイス……」

 

ノーリは少し悩みつつ、答えをだした。

 

「俺にとってお前はインターミドルを勝ち抜くための新たな刃だ。だから、名前はノヴァラミナ」

 

 

 

-5日後-

 

 

 

二人の決闘から5日が経った。チームナカジマは各々用意されたプランでDASSのインターミドル予選に向けてトレーニングをしていた。

 

ヴィヴィオはカウンターヒッターの、リオは春光拳の、アインハルトとノーリはお互い覇王流の使い手としてともにミカヤのトレーニングを受けている。

 

そして今日、コロナがアキラのトレーニングを受けるかどうかを判断する日になった。コロナは今日までオットーにトレーニングをしてもらっていた。

 

「おう」

 

「アキラさん!」

 

トレーニング場にアキラと、アリスを抱えたギンガがやって来た。アキラたちにコロナが駆け寄る。

 

「ギンガさんにアリスちゃんもこんにちは!」

 

「こんにちは」

 

「だう」

 

「さぁ、この5日でどう成長したかとりあえず見せてもらおうか」

 

「はい!」

 

とりあえずアキラはオットーになにを中心にトレーニングをしたかを聞き、まずは普通にゴーレムクリエイトを行わせた。

 

コロナはゴーレムのコアとなるクリスタルを地面に投げ、術式を展開。

 

「叩いてくだけ!ゴライアス!」

 

地中からゴライアスが出現した。

 

「言われた通り、召喚しましたけど…」

 

「おう。ご苦労さん」

 

ゴライアスの上からコロナが訪ねると、アキラは笑顔で応える。と、同時にアキラが腕を垂直に上げた。

 

「無閃・絶刀」

 

「!!!」

 

アキラが腕を振り下ろすと同時にゴライアスは真っ二つになる。コロナはなにも出来ず、急にバランスが崩れたゴライアスから落ちたが、アキラにキャッチされた。

 

「悪いな。驚かせたか」

 

「いえ…」

 

「んじゃ次は今できる最速のスピードでクリエイトしてみてくれ」

 

「は、はい…」

 

今度も言われた通り、この5日間で鍛えた生成スピードの上昇を見せ、ゴライアスを生成した。

 

「ゴライアス!」

 

「絶刀」

 

ゴライアスを生成するなりまたアキラにまっぷたつにされた。今度は慣れたのかコロナは綺麗に着地する。

 

「…なるほどなぁ」

 

「アキラさん、これはいったい…」

 

いったいアキラがなにをしたいのかよくわからないコロナが聞いてきた。

 

「見ろ」

 

アキラは真っ二つにした二つのゴーレムの破片を持ってくる。

 

「わかるか?これはお前の作った二つのゴーレムの切り口の部分だ」

 

「…はい」

 

と、見せられたところで指した違いは見えない。

 

「俺は、お前の二回目のゴーレムに対して最初よりも弱く攻撃を放った」

 

「そうなんですか?」

 

「ああ。俺の予想では切り口は両方とも真っ二つになると思っていた。だが二つ目の切り口は荒い。俺の攻撃力が真っ二つにさせるに至らなかったワケダ。これはお前のゴーレム生成の上手さを表してる。ゴーレムマスターによるゴーレム生成の速度上昇の訓練では大体の場合、硬度を犠牲に速度を上げる場合が多い。うまくなれば硬度も保てるんだが、お前は最初から硬度を保っている」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「俺の見込んだ通りだ。お前は、「魔力の並列運用」のセンスが高い。これならお前はもっと強くなれる」

 

アキラほどの人物に実力を認められた。コロナにとってこれ以上嬉しいことはなかった。それだけに留まらず、もっと強くなれるという事実に、ワクワクが押さえられなかった。

 

「わ、私!強くなりたいです!」

 

「その意気だ。じゃあ今日の俺の訓練を乗り越えられたら今後は俺がみてやる。だが、できなきゃお前はまだその程ではないと判断してノーヴェの訓練に戻すいいな」

 

「はい!」

 

力強く返事をするコロナに対し、アキラはあまり良い顔はしなかった。

 

「…どうしました?」

 

「コロナ」

 

「はい」

 

「お前はアインハルトと同じ選手(アスリート)だ。それに対し俺がいつも教えてるのは命の削り合いが起きてる現場での戦い方だ。俺がこれから教えるのはそれに近いものになる。だが決して忘れるな。お前は戦士でも兵士でもない。あくまでも選手であることを忘れるな」

 

「…大丈夫です。わかります。アキラさん。ありがとうございます」

 

「わかってんならいい。さぁ、訓練を始めるぞ」

 

アキラはコロナにクリスタルコアを渡した。

 

「…これは、ゴーレムのコアですか?」

 

「ああ。俺がマリーさんに特別に作らせたスペシャルコアだ。こいつを使ってゴーレムを創れ。それが今日お前がクリアするべき訓練だ。以上」

 

「え?」

 

「じゃ、がんばれよ」

 

「ま、待ってくださ…」

 

その場を去ろうとするアキラを止めようとしたときアキラが自ら立ち止まった。

 

「ああそうだ」

 

「…?」

 

「俺はお前の魔力並列運用技術に見込みがあると言ったな。だが、それ以上にお前の頭の良さ、そして想像力にも見込みがあると思っている」

 

アキラはそう言い残しギンガの元へ歩いて行った。

 

「…」

 

コロナはポカンとしながらその場に立ち尽くしていた。アキラにトレーニングを見てもらえると聞いていろいろ期待していたのにまさかこんなこととは。

 

若干期待外れだと思いながらもコロナはいつも通りゴーレムクリエイトを行おうとした、しかし。

 

「!?」

 

魔力回路に予想以上の負荷がかかり、その場に跪く。

 

「これは…」

 

オットーがその様子を見ながら驚いていた。

 

(間違いない…あのコアからゴーレムを創造するにはかなりの技術がいる…かなり複雑な魔力運用をしなければならない…コロナお嬢様)

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

-ヴィヴィオのトレーニング-

 

「へぶ!!」

 

ノーヴェの顔面にヴィヴィオの拳がめり込み、吹っ飛んだ。

 

「ノーヴェ!大丈夫!?」

 

ヴィヴィオが心配してかけてきた。

 

「おう、悪ぃ…」

 

「今日、ちょっとぼーっとしてない?大丈夫?」

 

「…確かに。そうかもしれない。今日はアキラがコロナにテストしに行く日なんだ」

 

ノーヴェはコロナを心配していた。信用しているとはいえ、アキラに認めてもらえるだろうか、もし認められなかったら、コロナはショックを受けてしまわないだろうかと。

 

「そうなんだ」

 

「そのことが引っかかっててな…すまん。集中する」

 

ノーヴェは無理やりコロナを忘れようとしたが、ヴィヴィオがそれを止める。

 

「……気になるなら、連絡してみたら?そうしたほうが集中できると思うし。私は大丈夫だから」

 

ヴィヴィオはさぼりたいわけではない。彼女もコロナを心配しているのだ。ノーヴェはそのことがなんとなくわかっていた。

 

「そうだな。そうする。悪いな」

 

「ううん」

 

ノーヴェはヴィヴィオから少し離れ、アキラに連絡をとった。しかし、コールするが中々でない。

 

(遅いな…)

 

[おう!ノーヴェか!どうした!]

 

やや焦り気味なアキラの声が聞こえてきた。

 

「あ、ああ…ちょっと、コロナのことが気になったんだ。どうだ?コロナは…」

 

[はっ、心配ねぇ…。お前結構見る目あると思ってたが、そうでもねぇかもな」

 

不穏な言葉を聞かされる。もしかして見込み違いだったか?そんな考えがノーヴェの脳裏によぎる。

 

「…どういう意味だ?」

 

[俺としても見込みはあったが大したもんじゃねぇと思っていた。だがとんでもねぇ!ダイヤの原石を掘り当てた気分だよ!]

 

 

 

 

続く

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