励みになります!
サチ生存設定で行くことにしました。
この作品でのサチのリアルネームは『漣 知優』でいきたいと思います。読み方は、『さざなみ ちひろ』です。
名字と名前の一文字目を取ればサチになるようになってます。
今回も短いですが、お楽しみ頂ければ幸いです!
晴れた空にパンパンッ!と爆竹の音が響く。一通り鳴った後についにスタートのゴングが鳴った。
『では、ただ今より文月学園 清涼祭の開催をここに宣言します!生徒は今までの準備の成果を存分に発揮してください。先生方は各々配置に着いてください。また、特設ステージでは本日と明日の二日間に渡り、試験召喚獣を用いたエキシビションマッチが行われます。興味がおありの方はぜひ、いらしてください!それでは、規則を守り楽しく過ごしましょう!』
『えい、えい、おー!』と言って放送は締め括られた。9時開始にしてはお客さんは多く、広い学園内にお好み焼きやいか焼きが匂い。店をアピールする生徒の声とその熱気がこれでもかと立ち込める。
「よし、とうとう文化祭は始まった。今日までの準備は無駄にはならない!店の運営も大切だけどしっかり楽しもう!」
「厄介事があれば先生か和人に相談してちょうだい。力になってくれるわ。」
『了解!』
「それじゃあ始めよう!」
そして、2-Aの扉は開かれた。ちなみに1日目は執事&メイド喫茶だ。接客の基本は霧島さんの家の執事さんやメイドさんに指導してもらった。霧島財閥の名は伊達じゃない。
詩乃と俺はホール担当になった。本当は厨房班に行こうとしていたのだがクラスメイト達が『は?何いってんの?君たちは接客担当に決まってるでしょ?え?自分達よりも適任者がいる?いやいやいや、君たち以上の適任者がいるわけないでしょ。何?文句でも?
うん、無いみたいだね。じゃあ決定☆』となった。・・・解せぬ(´・ω・`)
というか詩乃のメイド服を俺以外のヤツに見せたく無いんだけど。
という想いも虚しく敢えなく俺達は接客組に放り込まれたのであった。
ということで
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「お帰りなさいませ、お嬢様。さ、こちらの席へお座りください(ニコ」
絶賛張り付けた営業スマイルをばらまいております。後ろからの詩乃の視線が怖い。
オーラが出てる・・・。でも、あんなに嫉妬して可愛い・・・。
執事&メイド喫茶は開店早々ほとんどの席が埋まった。最初こそAクラスの設備に興味を惹かれた人が来ていたのだろう。しかし、喫茶で実際に過ごした人が知り合い等に話したりしたのだろう。
時間が経つごとに設備目当てではなく、2-Aというクラスで受けられるサービス、品を求めて来店するようになっていった。正直言うと、嬉しい。中学とは違う。自分達が主体となって準備してきたものが成功し、人に楽しんで貰える。自分達の力でしてきたからこそ、達成感は計り知れない。
シフトは詩乃と揃えているので二人で文化祭を楽しめる。サチ達は1日目も2日目もどちらも来るらしい。つい先程来たようで、俺達の写真をこれでもかと撮っていた。恥ずかしいから止めてくれ・・・。なんて言葉がテンション上がった彼女らに通じるわけもなく、俺達の業務が終わるまで撮られ続けた。
制服に着替え、文化祭を楽しむ予定だったのだが、クラスの広報担当に宣伝の為にそのままの格好で回るようにと言われたときは絞めてやろうかと思ったのはここでは内緒だ。
ちなみにエキシビションマッチ予選は余裕で勝利した。リズの応援が俺達のところまで届いたときは思わず頬が緩んだものだ。
そのあとは、皆と合流して文化祭を楽しんだ。明日もあるとはいえ、俺達のように1日目と2日目で出店内容を変える店がいくつもあるので今日回りきっても明日飽きることはないのは有難い。
そうこうしているうちに1日目が終了した。売り上げは上々。昼過ぎ頃に2-Aに関する不穏な噂が流れたらしいが、それ以上に実際に来てくださったお客様のお陰で、噂が嘘であることが広まったため、客足は衰えることなく1日目にして、莫大な利益を得ることができたのであった。
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しかし、噂の出所をきちんと把握しなかったことを後悔することになるとはこの時の俺は知る由もなかった。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回をお楽しみに!