文月学園での新たな生活   作:Argo(不定期更新)

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 どもどもです!前回、ブクマとかしてくれた方々ありがとうございます。私の励みになります!
 別でカゲプロ×バカテスの嫌われ書いてます。興味が有れば是非見てもらえると有難いです!
 それではどうぞ~!



自習だぜ

 散歩や構造チェックを済ませ、この合宿のメインである他クラスとの合同自習が始まった。Aクラスはまず、Eクラスと一緒に行う。

 Eクラスの特徴といえば部活に所属している生徒が多いことだろう。部活動を精力的に行うあまりに学力が落ちてしまった者達が在籍している。代表は中林宏美、テニス部のエースとして知られている。

 

 さて、自習の概要だがただテキストを解くだけではない。合同にしたことで上位クラスはああなりたくはない、下位クラスはああなりたいと思わせることで学習意欲を高めるのが学園の狙いだとか。

 しかし、その思惑は良い方向で外れた。

 

「桐ヶ谷くん、ここってどうしたら解けるのかな?この式までは出せたんだけど・・・」

「ん?あぁ、ここは変形するんだ」

「吉井~、そいつ終わったら今度は俺に教えてくれ!」

「分かったよ、ちょっと待っててね」

「こっちも~!」「終わったら来て~!」

 

 早めにテキストが終わった成績上位勢がヘルプに応え、問題に詰まってる人へアドバイスをし始めたからだ。答を教えるなんてことはもちろんしない。解き方やポイントを教えたりして、回答へ導くのだ。

 教わる側はテキストも進むし、教わる相手が同級生ということもあり遠慮なく質問ができる。欠けていた知識を埋め直せる。

 教える側も意外と大変だったりする。まず前提として、自分が理解出来てなければならないし、よしんば理解出来ていたとしてもそれを相手に分かりやすく伝えられなければ意味がないのだ。

 Eクラスは言わずもがなこの合同自習の恩恵を受けるし、Aクラスとしても理解が深められる良い機会になる。

 

「学園側の想定とは違いましたが、良い傾向ですね・・・。シンプルですが効果は間違いありません」

「高橋先生」

「あら、どうされましたか?西村先生」

「桐ヶ谷と朝田を呼んでもらえますか?」

「なるほど・・・、少し待っていてください」

 

(西村先生が来たな自習監督は大丈夫なのか?あ、高橋先生がこっちに来た。)

 

「桐ヶ谷君、朝田さん。西村先生がお呼びです」

「分かりました、詩乃・・・」

「聞いてたわ、行きましょう」

 

二人は高橋に会釈をして西村の元へ向かう。

 

「む、来たか」

「何の用でしょうか?」

「彼女達からの連絡だ。《夕方頃に到着予定》だそうだ」

「了解しました。」

「ありがとうございます」

「気にするな。では、俺は監督に戻る」

 

 それだけ言うと西村はスタスタと何処か急ぎ足で戻っていく。ちなみに急いでいる理由は、西村の今の時間の担当場所がBクラスとFクラスであるためだ。Bには少し前に騒ぎ─女装による精神攻撃の時のこと─を起こした江藤颯がいるため、西村は急いでいたのだった。

 

 

 

 

☆★☆

 

 

 

【Side電車組】

 

 

「ふあぁ~、暇だねぇ・・・」

「そうダナ・・・」

「姉ちゃんと虹架と明日菜、琴音は寝ちゃったし、咲智は何か連絡してるしなぁ。んー。珪子~何かない~?」

「そんな急に言われても・・・。そうだ!里香さんは何かありませんか?」

「あ、あたし?そうねぇ・・・、あぁちょうど良いのを思い出したわ」

 

 そう言うと里香は鞄からスマホを取り出し、ポチポチと操作をする。すると里香と咲智以外の今起きているメンバーのスマホがメッセージが来たことを知らせる。

 

「グループ招待?」

「まぁ、まずは参加して」

「オレっちはもう参加したゾ」

「私もしましたよ!」

「ボクもオッケーだよ!ねぇ、里香。メンバー欄のこの人狼GMって誰なの?」

「これからするゲームの進行をしてくれるbotよ。今送ったアカウントを追加して・・・」

「トークルームが出てきたらオーケーだったヨナ?」

「その通りよ、やっぱり朋は知ってたのね」

「まぁ、一時期は流行ったからナ」

 

 全員の準備ができたところで里香がゲームについて軽く説明して開始コマンドを呟く。

GMが出てきて、里香は設定を変更していく。

設定が決まり、参加ボタンを押してようやくゲームがスタートした。

 

 

    ~ハショリーヌ4世~

 

 

「くっ、朋に勝てないわ・・・!」

「言葉の端々から情報を拾うのがオレっちの仕事だったからナ。このくらい当たり前サ」

「さ、さすがです・・・」

「むむっ・・・!」

 

 そう、鼠の情報屋のアルゴこと朋が無双していたのだ。人狼側でも村人側でも上手く情報を引き出したり活用して見事自陣営を勝利へと導いていたのだ。

 

「あれ?どうしたの皆・・・」

「「「助けて!咲智(さん)!!」」」

「え、えぇ?」

「だそうだゾ、サーちゃん」

「せ、せめて経緯を教えて?」

 

 その後、咲智や寝ていたメンバーも起きて楽しくゲームに励んだそうだ。




 誰だよハショリーヌ4世・・・((
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